ドイツ生活 徒然記

ドイツでの生活も6年目がスタート。日々体験したことや感じたことを書いていきます。

ドイツで洗濯機設置する道のり 続編

1週間の休みから戻って1週間経ちました。ちょっと仕事に慣れてきて一人で色々と進められるようになった、と言うべきか、唯一質問したら答えてくれる(彼女しか知らない内容)同僚が頻繁に休むので聞けない状況に慣れてきたのか、という仕事環境ですが、なんとかやっております。さて、今日は、いろいろと皆さんにご心配をお掛けした洗濯機設置の件、続編を書きたいと思います。

以前の記事を読まれていない方はぜひこちらを見てみてください。

www.et-chandon.com

 

<目次>

ドイツ語のメールを書くのがしんどい件

せっかく洗濯乾燥機を買ったのに、結局あれから今まで地下室にある共用の洗濯機を50セント硬貨を地道に集めて使っていました。「なんですぐに業者に来てもらわないの?」という声が聞こえてきそうですよね。はい、私もそう思います。今回、給水の方の水栓に問題があったわけなんですが、それが発覚する前、最初に設置した担当の方から給水ではなく排水の水栓部分から少し水漏れしているから直した方がよい、と言われていました。問題の給水水栓については二回目に来た担当の方にハウスマイスターへの伝言として状況を紙に書いてもらったんです。それがこちら。

 

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ドイツ人にしてはきれいな筆跡なので慣れない私も推測しながら読むことができます。給水水栓に関してはこれを業者に伝えれば状況がわかりますよね。しかし、排水の件はメモ書きとしてもらっていなかったのでどのように業者に伝えればよいのかわからず、語学学校と仕事の毎日の中で「(ドイツ語の文章を)考えてメール送らなきゃ」と思いながら、こんなに寝かせてしまったというわけです。「電話のほうが楽なんじゃないか」と思われる方もいるかもしれません。しかし、私は以前もここで白状したことがありますが電話が苦手なんです。そんなこんなで先延ばしになっていたのですが、休みをもらえたのでそこでやるしかない!と思い、でも排水の件はとりあえずちょっと漏れるだけだから我慢しよう、と妥協しメールを作成。つまり、先のメモ書きを写真に撮って添付して排水の水栓については一切触れずに送ったというわけです。なんというものぐさか、とため息が聞こえてきそうです。学校へ通っているうちに先生にメールを添削してもらおうかとも一瞬思ったのですが、そのためにはまず自分でメール案を書かなければいけませんよね。結局写真を添付して少し書いただけなので、すぐやれたことを先延ばしにしていただけになってしまいましたが、とにかく休暇中にメールをなんとか送ることができました。

 

ドイツでは、メールより電話が多い

ハウスマイスターから掲示板に貼ってある修理業者の連絡先を教えてもらったものの、メールアドレスが書いていなかったのでネットで調べて問い合わせ用のメールを発見。私の個人的な感覚かもしれませんが、ドイツ人は電話での問い合わせを好む傾向がある気がします。というのも、銀行や保険のダイレクトメールに電話で問い合わせするように書いてあったり、銀行口座を申し込む際も、電話での勧誘を含む広告に関する同意事項があったりと、なにかと電話が幅を利かせているんです。日本では、いかに人件費を減らせるかが企業の課題かと思いますが、ドイツではそれをあまり感じません。

メールを金曜日の夕方に送信し、きっと結局電話するはめになるんだろうなと思っていたら月曜日の午後にアポの電話がかかってきました!ちょうど夫が休暇で家にいるので、いつでも大丈夫!と思って先方の提案する日時を聞いていたら、木曜日の7時〜12時でよいか、と。きっと聞き間違いだろうと思って聞き直すとやっぱり7時〜12時でした。せめて8時でしょ、と思いつつ、了解の旨を伝えて夫にアポの日時を報告。念の為メールで連絡がきていないか確認しましたが、メールはなし。メールに電話番号を書いておいてよかったです。

作業は5分!水栓の取替え

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こちらは作業前の写真です。立ち会ってくれた夫いわく、当日は2人の作業員が9時半過ぎに来て、ものの5分ほどで作業が終わったそう。以前キッチンシンクが詰まったときは作業後にサインを求められたのですが、今回はサインもなかったとのこと。

 

それでは作業後の写真をどうぞ!

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ちょっとごつくなりました!前回は取り付けホースを締めるスクリュー部分が短かったために、そこから水が漏れていたようです。今回は長めのスクリューを伴った水栓で解決。早速洗濯機を動かしてみましたが、洪水になることなく無事に洗濯ができました!排水で少し水が漏れてしまうのはちょっと気になりますが、ひとまず1つ致命的な問題が解消されたので、これから洗濯乾燥機を活用していきたいと思います。

 

これにて、洗濯機設置への道のり、完結です!