先週末ベルリンに滞在した際、私が調べた某ラーメン店に行こうと思っていたのですが、近くまで来たところで店名を聞いた夫が「かなり昔に食べたけれど、まずかった」ことを思い出し、行く途中に見かけた雰囲気の良いお店に変更。そのお店がとてもユニークだったので紹介したいと思います。
<目次>
Kin-Za Berlinの立地
住所:Krausnickstraße 23 (左の店舗はSCHOKO-KREATIV-FABRIK)
路面電車最寄り:Monbijouplatz
ジョージアとは
このお店、Georgian Foodを提供するお店なのですが、ジョージアという国の料理です。日本ではもともとグルジアと呼ばれていたのですが、2015年4月以降ジョージアと呼ぶようになりました。ジョージアは北にロシア、東にアゼルバイジャン、南にトルコとアルメニアが位置し、アジアとヨーロッパの要衝です。ワインの発祥の地とも言われ、豊かな自然に囲まれています。
Kin-Zaのメニュー
後でジョージア料理について知ったのですが、左上のピザ「ハチャプリ」がジョージア料理の中でも有名で、生地にチーズを練り込んであるとてもボリューミーなピザです。右上の「ヒンカリ」も餃子に似た食べ物として知っている方はいるかもしれません。今回はその2つを頼んでみました。
ラベルが可愛いビール2.5€(約300円)と謎のジュース(値段不明:多分2.5€)。ハウスレモネードを注文したら切れていたらしく、代わりにおすすめされたのが右の緑色のジュース。口に含んだ瞬間はドクターペッパーみたいな味でしたが後味は普通。
5個のお皿(7.9€:約950円)を頼みました。コリアンダー(パクチー)がふんだんにかけられていて意外でした。味付けはかなり濃い目で、塩コショウの「ザ・ドイツ」な味でしたが、タレにつけると甘くて少し酸味がある不思議な味。
結構時間がかかってこちらのハチャプリ(Kin-Zaスペシャル13.9€:約1670円)が出てきました。かなり大きく分厚い!熱々でナイフを入れるもピザ生地にチーズが入っているせいか、底面の生地がカリカリになっていてなかなか切れません。味はこれまた濃ゆく、お酒のおつまみにふさわしい塩加減。全て食べきれず持ち帰りましたが、快く容器に入れてくれました。
Kin-Zaのお店の内装
お店はSCHOKO-KREATIV-FABRIKの隣りでしたが、お手洗いはカフェ兼チョコレート工房のトイレを使っていました。店内の写真を撮らせてもらったので載せて置きたいと思います。
こちらがキッチンとワインがずらっと並べられた店舗。
こちらがカフェ兼チョコレート工房。ウェブサイトを見つけたので貼っておきます。Schoko Fabrik | Schoko-Fabrik in Berlin
スクリーンが出ていたのでこのユニークな席で映画鑑賞が行われていたんでしょうか。
写真が暗くて分かりづらいですが、左に積み重ねられているお皿には一つ一つチョコレートが載っています。昼間はクレープやワッフルなどを提供しているそう。
びっくりしたのがこのトイレ。キーボードには楽譜も置いてあって、実際に使われているようでした。
Kin-Zaで食事をした感想
通りで見かけて「素敵な雰囲気だな」と思って入ったので、ジョージア料理について予備知識が全くありませんでした。普段ジョージア料理を食べる機会はないので、なかなか興味深い体験となりました。さらに、店員さんが陽気で気さくな感じだったので、入って良かったです。食事に関しては塩気及び脂っけが強いので、アルコールありきの料理だと感じましたね。ワインがたくさん置いてあったのですが、当時ジョージアのワインがとても有名だと知らなかったので、今度はぜひワインを試してみたいと思います。
<参考にしたウェブサイト>