ドイツ生活 徒然記

ドイツでの生活も6年目がスタート。日々体験したことや感じたことを書いていきます。

ドイツで働く 試用期間前半3ヶ月を振り返って

ゴールデンウィークが明けましたがいかがお過ごしでしょうか。仕事の得意先が私は主に日本の会社なので、先週はメールも来ず、穏やかな日々でした。そして、ドイツでは日本でも報道がされている通り、外出制限が緩和され、多くの人がマスク着用のもと買い物ができるように。就職した2月当初はコロナウイルスによる影響で世界がこんな事態になるなんて思ってもみませんでした。ということで、今日は試用期間の折返しである3ヶ月を過ぎたので自分のメモとして、少しこの怒涛の日々を振り返ってみたいと思います。

 

<目次>

 

ドイツで働く 言語について

  • 英語に対するビビリが減少
  • ドイツ語はまだまだ…
  • 使う割合は… 日:英:独=4:4:2 くらい(メールはほぼ英語)

 

<英語>

メールでの言い回しや使用する単語などに慣れてきて、ビジネス英語に対する心的ハードルが少し下がったような気がします。先月から部署のミーティングは集団での接触を避けるために電話で行われるようになりました。私はもともと英語を使って働いていたわけではないので、特に電話での会話に対して苦手意識がありました。まだまだ慣れませんが、それでも入社当初に比べると大分緊張しなくなったかなと(苦笑)部署の同僚はみな英語が堪能なので、話せて当たり前という環境にプレッシャーを感じますが、とりあえず、上手に話そうということではなく伝えたいことを相手に伝える、ということを意識して仕事をしています。

<ドイツ語>

たまにドイツ語で社内メールがくることがありますが、話す機会はほぼ休憩時間中のみです。ただ、30分のランチタイムで同僚の話をもっぱら聞くことしかできていません。聞いている内容も3割わかるかな、くらいで話の詳細についてはまだまだ拾えません。同僚はみな親切なので、もっと理解したいと思い、ドイツ語の語学学校に4月中旬から仕事終わりに通う予定…(ちなみに会社から語学学習の補助は特にありません)だったのですが、残念なことにコロナショックでいつから始まるか目処が立っていません。

 

ドイツで働く 勤務時間・体制について

  • 残業はほぼない
  • コロナショック期間中もテレワークなし
  • 離職率は高め?
  • 有給休暇の予定変更は不可
  • 有給休暇 今年は26日取得可(2月入社)

 

<勤務時間とコロナショック下の勤務>

私の勤務時間は朝8時から16時半まで(ランチ休憩30分)で残業はほぼありません。残業があったとしても今まで最大20分くらい。外出制限が発布されてからも、テレワークができる体制が整えられないということで毎日変わらず通勤しています。仕事があることはありがたいことではありますが、個人的には家に籠もっていたいのが本音です。出勤停止を待ち望んでいましたが、そんな日は訪れず。。同僚はこの期間唯一ポジティブなことはお金が貯まることだとうんざりした顔。ドイツでは緩和された今もレストランやカフェは店内飲食不可のため、テイクアウトを行っているお店のみが営業を許されている状況です。小規模店舗の営業が再開されたのも5月に入ってからですし、それまでは本当にお金を使う機会がありませんでした。

<退職と入社>

働きやすい環境だと日本人の私は思うのですが、この3ヶ月の間にドレスデンオフィスから4人が退職し、3月に1人、5月に2人が入社しました。長い期間勤める人が少ないことの原因の1つとして、お給料が安いからという噂を聞いたことがあります。私にとってはドイツでの居場所ができたという観点から、ドイツ語ができない私を雇ってくれた会社に恩義を感じているため、多少お給料が安くとも長く勤めたいなと今は思っています。

<働くお母さんと有給休暇>

以前ブログで少し触れたのですが、職場はほとんどが女性で、働くママさんたちも多くいます。私の部署は11人いてそのうち9人が女性、うち3人が時短勤務です。ちなみに日本人は私を含めて3人です。コロナショックで幼稚園や学校が閉鎖となってからは子供の面倒を見るためにやむなく休暇を取る人がいましたが、ドレスデンオフィスのトップから一斉メールで、先に予定されていた有給休暇を変更してこの非常事態にあてるということは残念ながら認められない、という通達がありました。フライトの予定が立たない今、休暇の予定も組むことが難しいのですが、年内に26日間の有給休暇を取ることが認められているため、どこかで休みを取らないとなぁと思っています。

 

ドイツで働く 試用期間後半3ヶ月に向けて

私の同期のイタリア人女性は入社後1ヶ月で会社を去っていったため、内心恐ろしいなと思っていましたが、あっという間に3ヶ月が経過しました。2ヶ月目は戸惑うことも多くあり、ストレス値が高かったのですが、だんだん新しい環境にも慣れてきて、同僚の特性も少しずつわかり始め、以前より過ごしやすくなりました。私は自分でも驚くほど抜けているときがあるので、後半3ヶ月は凡ミスを極力なくし、より丁寧な仕事を心がけ、試用期間を乗り切りたいと思います!

 

以上、長くなってしまいましたが振り返りでした。最後まで読んでいただきありがとうございます。