ドイツ生活 徒然記

ドイツでの生活も6年目がスタート。日々体験したことや感じたことを書いていきます。

ミナペルホネン スウェーデンでの展覧会 ミュージアムショップ

こんにちは!今日は前回に引き続き、スウェーデン国立美術館で鑑賞したミナペルホネンの展覧会、Design=Memory展に関する記事です。ミュージアムショップで販売されていたグッズと私が実際に購入したものについて紹介したいと思います。

展示に関しては前回の記事で詳しく紹介していますので、よかったら見てみてください。こちらからどうぞ!

 

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<目次>

スウェーデン国立美術館 ミュージアムショップ

スウェーデン国立美術館 Design=Memory展 図録とグッズ売り場

このミュージアムショップは美術館の入場券なしで見て回ることができます。美術館の閉館時間15分前に閉店するそうなので、気を付けてください。なお、通年有効の年パスカードをレジで提示すると10%の割引を適用してくれます!

 

(手前)タンバリン柄の図録395スウェーデンクローナ(約5680円)

まずショップで目に入るところに置いてあるのが展覧会の図録(スウェーデン語、英語併記)です。ミナペルホネンの日本の公式オンラインショップでも購入することができ、そちらには和訳冊子がついて6600円(税込)で販売されています。日本語で読みたい方はオンラインショップで買われたほうがいいかもしれません。

 

クリッパンのブランケットと書籍Textile & Diary

スウェーデンのテキスタイルメーカー、クリッパンにミナペルホネンデザイナーの皆川さんがデザインを提供したブランケットがいくつも置いてありました。お値段は確認していないのですが、オンラインでクリッパンのサイトを確認すると140.30€(2024年3月現在のレートで約22760円)でした。ちなみにサイズはオンラインショップの記載で130×180(㎝)なのでご参考まで。隣にある書籍『Textile&Diary#1』(日本語、英語併記)は日本のオンラインショップで3850円(税込)ですが、現在品切れとなっており、次回入荷は2024年4月頃予定だそうです。

書籍『つづく』、『ripless』、ポストカード、食器

ここからは確認した値段について箇条書きでまとめてみました。

タンバリン柄ブランケットをはじめとするミナペルホネングッズ

こちらのコーナーにはタンバリン柄のブランケット(Sサイズ・Lサイズ)が掛けられており、目を引きました。なお、立てかけてあるポスターには値段がついていなかったので、販売されているかどうかわかりません。個人的には端切れセットを見つけてとてもテンションが上がりました!自分の好きな柄が入ったセットを宝探し感覚で見つけるのは楽しいですよね!

端切れブローチ

ブローチはこちらのショーケースにも置いてありました。私が行ったのは会期初日の16時頃ですが、もう既にいくつか売れた形跡がありましたよ~。

今回購入したもの

展覧会での大きな楽しみの一つがグッズ購入ですよね!普段ドレスデンではオンラインショップを眺めるだけですが、今回は心残りないように買い物してきました~!

ミナペルホネンDesign=Memory展 購入品
  • ブランケット Sサイズ
  • 端切れセット×2
  • Design=Memory展 図録
  • ポストカード×2

図録にはおまけでちょうちょの形のしおりが付いてきます。レジの店員さんが4種類から選ばせてくれ、私はsoda waterの柄にしました。

図録のおまけ

しおりの裏側

ブランケットの上に載せたらいい感じにタンバリン柄の中に収まりました(笑)

ブランケットの裏は白色

ブランケットの色味はマスタードのような黄色で、縁取りは水色の刺繍糸が使われています。ミュージアムショップの店員さんに、紺色のSサイズはあるかどうか尋ねたところ、Sサイズは黄色しかなくて、SサイズもLサイズも値段が高いのであまり在庫を置いていないと教えてくれました。悩んだ末、黄色の購入を決めて持っていくと店員さんたちが「上質なブランケットだよねー!僕も欲しいよ!」と、とても喜んでくれました(笑)

気になるお値段ですが、年パス提示で10%オフにしてもらい、全部で3361,5スウェーデンクローナ(約48665円/約300€)でした。ブランケットは買おうか迷っていたんですが、夫が「後悔しないように買った方がいい!」と言ってプレゼントしてくれました~!そしてその日ホテルの暖房が壊れていて早速夜に使いました(苦笑)

 

Design=Memory展 グッズまとめ

  • 販売されている図録は日本の公式オンラインショップで購入可能で、和訳冊子がついてくる(現地購入分は和訳冊子は付属していません)
  • クリッパンのブランケットは日本で買うより安いが、それ以外は割高感が否めない
  • タンバリン柄のブランケットは2024年2月時点で在庫小

普段ドイツで生活している私たちはユーロとスウェーデンクローナを比較して、そんなに高いと感じなかったのですが、今回記事を書いていて日本円とスウェーデンクローナを比較したときにめちゃくちゃ高くてびっくりしました!しかしながら、公式オンラインショップを覗いてももう売り切れているものなどがミュージアムショップにはあったりするので、スウェーデン国立美術館へ旅行された際には欲しいものは必ずその場で買った方がいいと思います!免税については確認しませんでしたが、おそらく対応していないのでは…。もしわかる方いらっしゃいましたら教えてください。

 

ミナペルホネン Design=Memory展のミュージアムショップで買えるグッズ紹介は以上です!会期は2024年8月18日までとなっていますので、スウェーデンまで旅行を計画の際はスウェーデン国立美術館へぜひ足を運んでみてください♪ ミュージアムショップは入場無料なので、グッズや図録だけチェックすることもできますよ^^

それではまた~!!

 

ミナペルホネン Design=Memory展 スウェーデン国立美術館に行ってきました!

気が付けば3月も半ば、ドレスデンもだんだんと暖かくなってきました。2月末日にゲーテのドイツ語オンラインコース(オンライン教材を自分で進めるタイプ)を申し込んだのですが、2週間以上経ったのに進捗率4%…。ぼーっとしてたら3か月の期限が終わっちゃいそうなので頑張りたいと思います…。

さて、今日は先月にスウェーデンへ行ったときのことを記しておきたいと思います。

<目次>

旅行するきっかけとなったミナペルホネンの展示会

スウェーデン国立美術館でファッションブランド、ミナペルホネンの展示会が催されると知ったのはSNS経由でした。さらに、デザイナーの皆川さんが会期初日に会場で対談されるという情報もあり、それを見た瞬間からこんな機会二度と訪れないという直感によって有給休暇申請手続きと仕事の段取りが頭を駆け巡りました(真剣)

 

ミナペルホネンとは

そもそもミナペルホネンとはなんぞや、という方のためにほんの少しだけ語ります!デザイナー皆川明さんが1995年に立ち上げた「minä」というブランドがもともとの始まりで、2003年に「minä perhonen」に名前が変更されました。テキスタイルを1からデザインし、日本の工場の匠の技を活かして布を作り、その布から仕立て上げられる洋服たちは1点1点が芸術作品のよう。当初から「100年は続くブランド」という指針を持って立ち上げられ、タイムレスなデザインと在庫を持たない経営で、セールをすることが当たり前の服飾業界やファストファッションに疑問を投げかける、あまり類を見ないブランドです。発起人の皆川さんはいくつもの自著の中で、持続可能なサイクルに立ち返るべきであると徹頭徹尾言い続けているんです。ちなみにミナというのはフィンランド語で「私」、ペルホネンは「蝶」という意味です。本ブログでは以前東京での展覧会について触れていますので、そちらもよかったらご覧ください。

 

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Design=Memory展の会場 スウェーデン国立美術館

スウェーデン国立美術館

今回展示会場となったのはストックホルムにあるスウェーデン国立美術館。ミナペルホネン発起人の皆川さんが若かりし頃にデザイナーを志すきっかけとなったのが北欧旅行で出会った一着のコートでした。ミナペルホネンの活動を通じて多くの北欧のデザイナーたちとコラボする中で、このスウェーデン国立美術館で展示をする縁が生まれ、今回の開催に至ったようです。

Design=Memory展概要

SNSで皆川さんがまた会期中にストックホルムを訪れたい、と書かれていたので、もしかするとまたなにかイベントが企画されるのではないかと密かに期待しています。

スウェーデン国立美術館年間パスポートについて

スウェーデン国立美術館 年間パスポート

こちらの年パスは購入日から365日有効です。通常の入場券を購入すると丸いステッカーをもらえて、それを身体のどこかに貼るのですが、こちらの年パスも受付で提示して同じステッカーをもらう必要があります。美術館併設カフェやミュージアムショップでの購入が10%引きになる特典つき!2回以上訪問する予定がある方はこちらの年パスがおすすめです。

スウェーデン国立美術館 施設について

1階部分の中庭は無料で見学可能

2018年にリニューアルオープンしたスウェーデン国立美術館の館内はとても明るくきれいでした!カフェやミュージアムショップ、イベントスペースと中庭は無料で誰でも見学ができます。

ロッカー&トイレ

40x38x36 cm以上の大きさのバッグは持ち込みができませんのでご注意ください。なお、ロッカーのサイズも上記のものとわずかに40x38x47 cmのものがあるのみとなっています。

地下にロッカーとお手洗いがあります

自分で暗証番号を設定するコインレスのロッカー

お手洗いは個室が写真のように立ち並び、全て男女共用
イベントスペース(Sousth Courtyard)

2024年2月22日に行われた皆川さん、インゲヤードさんの対談

皆川さんらの対談後に行われたAoi Yamadaさんのパフォーマンス

美術館の入口を入って吹き抜けを抜け、右手にこちらのイベントスペースがあります。このスペースは入館料なしで見学することができます。今回会期初日に行われた皆川さんとインゲヤードさんの対談、そしてAoi Yamadaさんのパフォーマンスはこちらが会場として使われ、立ち見が出るほどの盛況ぶりでした。

Design=Memory展 展示内容

ここからはいよいよ展示を写真で紹介したいと思います。

Design=Memory展

歴代の作品たち

2024年2月22日~2月24日に行われたライブペインティング

完成作品『Minnesskog』

テキスタイルのデザイン画、スケッチなど

タンバリンという名前のテキスタイル

布地を無駄なく使う工夫

くるみボタンが可愛らしい

セラミック・ガラスデザイナー インゲヤード・ローマンさんとのコラボ

2024年3月11日に逝去されたリサ・ラーソンさんとのコラボ作品

様々なコラボ作品

今回の展示の注目ポイントの1つはインゲヤードさんとの初めてのコラボレーション作品が公開されたこと。普段はガラスやセラミックのデザインをしている、スウェーデンを代表するデザイナーであるインゲヤードさん(御年なんと80歳)。彼女がちぎり絵で表現したデザイン画を皆川さんが解釈し、工場と技法を話し合って作り上げた作品が展示されています。

もう1つの目玉は2月22日から24日まで皆川さんによるライブペインティングが行われたこと。作業の合間には直接皆川さんとお話したり、写真撮影をお願いすることができて、ミナペルホネンファンとしては感無量でした。絵については、ある程度余白を残して描きすぎない状態で完成させたそうです。描かれた模様について、幾何学模様と自然な要素とを一緒に描いたとおっしゃっていました。それにしてもたった数日で、しかもなにも事前に決めずに、ライブペインティングという見られている中で絵を完成させてしまうってすごいことだなぁと思いました。一緒に行った夫はミナペルホネンについてなにも知らずについてきてくれたのですが、現役デザイナーのライブペインティングを見て非常に感銘を受けていました。

皆川さんとインゲヤードさんの対談とAoi Yamadaさんのパフォーマンス

ここでは2024年2月22日に行われたイベントに参加して私が感じたことをまとめておきたいと思います。

対談について

私たちは2月22日会期初日の夜18時からのイベントに間に合うよう16時頃に美術館に入り、展示を見学してから対話イベントに臨みました。印象に残ったお話としては、司会を務めたスザンナ・ペッターソンさん(国立美術館の前責任者)が問いかけた、デザイナーになったきっかけについて。皆川さんは予算の少ない貧乏旅行で北欧を旅していたとき、まだ始まったばかりの旅路で運命的なコートに出会います。これからの旅程のためにお金を残しておかなければならないはずなのに、どうしてもそのコートを手に入れる必要がある、となけなしのお金をほとんどその一着を購入するために使ってしまったそうです。一方で、インゲヤードさんは自分はそんなにドラマチックなものではなかったと前置きした上で、文章を書くことが苦手だったため、言葉を使わず、かつ一人で作業し、進めていけるデザイナーという仕事が自分に合っていたからだ、とお話されていました。機能的でありながら静謐な美しさがある彼女の作品に、彼女の論理的で無駄を省く思考が反映されているのだろうなーと納得しました。皆川さんは終始ゆっくり語り掛けるように日本語でお話され、文化プロデューサーとして今回の展示に携わった迫村裕子さんが同時通訳をされていました。迫村さんはどうやら急遽同時通訳として壇上に上がったようで、もともとは企画側の方だったみたいです。迫村さんは司会のスザンナさんとは10年以上共同でプロジェクトに携わり、一緒に本も出版しているんだとか。

Aoi Yamadaさんのパフォーマンス

Aoi Yamadaさんのことは映画パーフェクトデイズに出演されている、ということと宇多田ヒカルさんの新曲の振り付けを担当された、ということくらいしか知りませんでした。今回初めてパフォーマンスを間近で見て、ミナペルホネンとAoiさんがすごく興味深い組み合わせだったんだと一人興奮。冒頭、音楽とともにAoiさんは会場の外、廊下でダンスを始め、窓越しに私たちの方に何かを訴えているかのような非常に興味を掻き立てるシーンから始まりました。音楽はなんだか不安を煽るような、そして照明も暗く妖しい色使いでドキドキ。そして上着を脱ぎ去って私たちのいる会場の中へ入ってきたかと思うと客席の空いている席に座ったり、椅子の下をくぐったり紆余曲折を経て舞台へ。最後は音楽も穏やかなものになっていき、彼女は舞台からまた会場外へ走り去っていく…。個人的解釈でしかありませんが、自分らしさとはなにか苦悩する場面から始まり、さなぎが羽化するように成長し、最後には本当の自分を見つけて飛び去って行く、そんな印象を受けました。ミナペルホネンの作品は可愛らしくてメルヘンチックな部分もありますが、それだけではなく、グリム童話のように人間のどろどろした部分も含めて自分なのだ、と自己を見つめて認めていく過程をAoiさんが表現しているのだと感じました。彼女がミナペルホネンのモデルとして起用された理由が今回パフォーマンスを観てわかった気がします。

 

終わりに

この度のストックホルム訪問では中学生時代からファンだったミナペルホネンのデザイナー皆川さんと展示会場でお会いできて、しかもお話ができて本当に嬉しかったです。また、会場では日本からこのためにストックホルムに来た熱いファンの方々とも交流ができ、一緒に心躍る体験を共有できたことが深く心に刻まれました。みなさんミナペルホネンのコートに身を包み、いきいきとした表情で大変格好よかったです。自分でお金を稼げるようになったらミナペルホネンの服を買うんだ!と憧れを強く抱いていた中学生の私は、将来ストックホルムの展覧会で皆川さんとお話することになるとは全く想像していませんでした。さらに、ストックホルムはおしゃれでご飯も美味しく、とっても素敵な都市だということが今回わかったので、また是非再訪したいと思います。

長くなってしまいましたが、今回も読んでいただきありがとうございます!次回は今回触れられなかったミナペルホネンDesign=Memory展 のグッズ、ミュージアムショップについて書きたいと思います!また遊びにきてください♪それではまた!

 

ベルリン おすすめフードコート Manifesto ポツダマープラッツ

こんにちは!最近運動不足と食生活の乱れで太り気味なので、豆腐と納豆とキムチをアジアンショップで買い、さらに味噌汁を作って食べています。ちょっと前まで忙しくて冷凍ピザとかファストフードに頼った生活になってしまっていたのですが、和食はやっぱり気持ちが落ち着きます。

今日は先月ベルリンへ行ったときに行った新しいフードコートについて記録しておこうと思います。

<目次>

ポツダマープラッツにオープンしたフードコートManifesto

Potsdamer Platzの再開発区域の一部

2023年1月にオープンしたManifesto、もともとプラハで実業家と建築家が利用されていない空間を有効活用しようと始めたのが第1号でした。ポツダマープラッツのManifestoには2フロアに22の飲食店と3つのバーがあり、多国籍な料理が楽しめます。そのうち1フロアはアジア系のお店で占められており、寿司バー、ラーメン、インドカレー、中華鍋などなどバラエティに富んだ店構え。イベントスペースとしても活用されているのだとか。

Manifestoの場所

日本のフードコートに似てる?!

ポツダマープラッツ駅からは歩いて5分ほど。絵画館や新ナショナルギャラリーからも近いので、美術館に行ったついでに行くのもよいかも。

  • 営業時間 月~木、日曜:11:00~22:00、金・土曜:11:00~24:00
  • 住所:Alte Potsdamer Strasse 7, 10785 Berlin
  • ウェブサイト↓

Manifesto Market - Manifesto Market. Hospitality concept for food, drink and cultural experiences.

実際に入ったお店

ベルリンではドレスデンであまりお目にかかれない日本食レストランへ行くことが多いのですが、今回も日本食のお店と、韓国系フライドチキンのお店に入ってみました!

鉄板焼き KABUKI

鉄板焼き KABUKI ワンカップとスパークリング日本酒

全席カウンターのこちらのお店は目の前の鉄板で料理されていく様を眺めることができます。鉄板焼きってすごく高級で敷居が高いイメージがありましたが、フードコートに入っているってなんだか新鮮。遅めのお昼で14時半頃に入った際はお客さんは1組もいなかったため、お店の方とカウンター越しに少しお話したりして楽しいひと時を過ごすことができました。

和牛(極薄)の焼肉!!

牛丼やカレー、お好み焼きなどどれも普段恋しい食べものがメニューに並んでいました。とっても悩んだ挙句、私が選んだのはやきにく!極上の薄切り和牛を見事な手さばきで目の前で焼いて提供してくれます。白飯をサイドメニューで併せて注文しました。

おしぼり

お手拭きがある!と思ったらなんと中身は可愛らしいサイズのおしぼりでした!すごく日本を感じます~!

たたき丼

夫はたたき丼を選択。上品な盛り付けで量もお上品でした(笑)味はとっても美味しかったです。周りのお花も一応食べられるみたいですが、あまり美味しいわけではないのでおすすめしませんと店員さん(笑)

KABUKIのお値段

気になる予算ですが、お好み焼きやカレーなどは20€前後で、鉄板焼きの小さなコースのお値打ちなものだと60€前後だったと思います。今回私たちは飲み物1杯ずつ(ワンカップ、スパークリング日本酒グラス1杯)、焼肉とライスとたたき丼で90€強でした。ほろ酔いで正確に覚えておらずすみません(笑)フードコートと思うとお値段が張りますが、今回フランベしてくれたり、目の前で見せていただく調理がとても興味深くて楽しめたのと、お肉がとても美味しかったので、たまにはありかなと思いました。

コリアンフライドチキン Chi Kin

Chi Kinのカップルセット25.9EUR(ビールは別売り)

KABUKIのすぐ近くにあるChi Kinでは、本格的な韓国フライドチキンが食べられます。昼間にテイクアウトで数ピース味見をしたところ、めちゃくちゃ美味しかったので、夜ご飯に食べに来ました。ビールはチェコピルスナーウルケルをフードコートにあるバーで調達し、1杯5.5€(2024年2月レートで約880円)、そして写真のプレート2皿とキムチ、(たぶん)カブの甘酢漬けが2人前のセットになっていて25.9€(約4150円)でした。チキンだけでなく、キムチもお漬物もすごく美味しいので、ポツダマープラッツに来たらぜひ試してみてください。

 

個人的メモ

  • ポツダマープラッツから徒歩5分のフードコートManifestoにはアジア系のお店がたくさん
  • チェコピルスナーウルケルの生ビールが飲める
  • 2023年1月にできたまだ新しくてきれいなスポット(トイレはもう既に壊れている部分も…)
  • お手洗いが無料で利用可能
  • 内装は日本のショッピングモールのフードコートをちょっとおしゃれな雰囲気にした感じ

このショッピングモールはランチの場所をネットで探していてたまたま遭遇したのですが、日本食に飢えている私たち夫婦にとっては一種のオアシスとなってくれました。椅子やテーブル、清掃スタッフの服装など一つ一つにこだわりを感じ、フードコートの雰囲気もおしゃれでした!チェコのウルケルが飲めるのもポイント高いです。ドイツ在住者にとっては結構嬉しいスポットなのではないでしょうか。2階は全てアジア系のお店ですが、1階にはアジア以外の多国籍なお店がたくさんあるので、食の好みが違う友達と来てもお互い好きなものを買って持ち寄って食べられます。

ポツダマープラッツ近辺へ行く際はぜひお試しあれ。それではまた!

ベルリンJWマリオットホテル滞在 ラウンジの様子も紹介

こんにちは!みなさんいかがお過ごしでしょうか。最近公共交通機関ストライキが頻発していて、昨日もトラムが運航中止に。友人の食事会に招ばれていた私たち夫婦は久しぶりに自転車を引っ張り出して、帰りは深夜のエルベ川沿いを40分くらい爆走しました。非日常感があってよい経験になったものの、またいつストが起こるかわからない状況はちょっと不安な今日この頃。

さて、今日は先月再びベルリンの日本大使館へ行く用事があったので、そのときに滞在したJWマリオットホテルについて記録しておきたいと思います。

<目次>

日本大使館近くのホテル JWマリオット

今回も大使館へ用事があったので、1月に宿泊したポツダマープラッツ近くのホテルを探し、JWマリオットホテルを予約しました。

JWマリオットホテルの立地

JWマリオットホテルはポツダマープラッツから歩いて20分ほどと、前回泊まったマリオットホテルに比べると電車や地下鉄の駅からは少し離れています。ただ、大使館へは歩いて10分ほどで行けますし、(ドレスデンにはない)高級ブランドが入るデパートのKaDeWeに冷やかしに行きましたが、ホテル近くのバス停からM29番に乗って15分ほどで行くことができて非常に便利でした。さらに、ポツダマープラッツに昨年開業したモダンなフードコートManifestoには徒歩15分ほどで到着します。

JWマリオットホテル住所:Stauffenbergstraße 26, 10785 Berlin

JWマリオットで滞在した部屋

宿泊費用とお部屋の広さ

お値段は75平米のプレミアムスイートという部屋に2泊し、652€(精算時のレートで10万4千円、1泊あたり5万2千円)でした。マリオットホテルと比べると、そんなに変わらない金額で広いお部屋に泊まることができました。

ベルリンマリオットホテルについてはこちらをご参照ください。

 

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それでは部屋の様子をご紹介します。

JWマリオットホテル プレミアムスイート
専用エレベーター

JWマリオットホテルには505室ものお部屋があり、かなり大きなホテルです。その中でも、プレミアムスイートはタワー棟9階に位置していて、部屋に行くためには専用の金色のエレベーターに乗る必要があります。このエレベーターで1階に降りると左手が朝食会場、右手に行くとラウンジ入口があり、他のエレベーターに比べると便利な場所に作られていました。

部屋紹介

部屋の入口の扉を開けると写真の廊下が現れ、左手に見えている寝室の手前に1つ目のトイレがあります。

 

JWマリオットベルリン プレミアムスイート

玄関入ってすぐのトイレ

大理石風のタイルがゴージャスな雰囲気です。

リビングルーム

リビングルーム

リビングルームテーブル

ガラス天板のテーブルとベルベットのソファ、チェアが重厚感たっぷりの部屋を演出しています。また、天井のふちのいたるところに照明がつけられ、とても明るいお部屋でした。

デスク周り

このテレビリモコンは電池が劣化していて使えませんでしたが、ベッドルームのテレビ用にあったもう1つのリモコンがこちらで使えました。フロントに伝えたところ、新しいリモコンをすぐ届けてくれました。そして、写真左手にあるデスクランプは接触不良でたまに灯りが点かないことがありました。設備はちょっと古めですね。

廊下扉

廊下を隔てる扉は壁と同様に黒い木枠の装飾が施され、まるでお偉いさんの執務室のような雰囲気です。

リビング茶器棚

コーヒーマシン

紅茶

テーブルの横には茶器とコーヒーマシンが設えられていました。イギリスの高級紅茶、ジンティーティーバッグが4種類×2セットあり、このグリーンティーがすごく美味しかったです。なお、コンプリメンタリーのお水は炭酸なしの小さめ(300ミリリットルくらい?)ボトルがベッドルームの枕元に1つずつ置かれていました。こちらは毎日補充されますが、必要であればフロントに言ってさらに追加でいただくことができます。

ベッドルーム

ベッドルーム

ベッドルームの壁もリビングと同様に黒い木枠の装飾が施され、色調も統一されています。キングサイズベッドの向かい側窓際にはテレビと収納棚があります。

ベッドルーム ドレッサー

寝室入って左手にはドレッサーが備わっていて、鏡の前で座って身支度を整えることができます。

寝室 収納棚その2

ドレッサーの対面にはまた収納棚があり、アイロン台、貴重品金庫、スリッパ、バスローブ、ドライヤー、ラウンドリーサービス案内が格納されていました。

バスルーム

バスルーム

寝室からドレッサーの前を通ってバスルームへ移動しました。フロアは大理石風タイルが敷き詰められていて華やかな雰囲気です。洗面台の引き出し1段目にはもう1つドライヤーが入っていましたよ。

シャワーとトイレ

バスタブの対面には左手にシャワー、右にトイレが設置されています。

アメニティ

アメニティ

洗面台にはコンディショナーとボディローション、マウスウォッシュ、洗顔用固形石鹸が置いてありました。写真を撮り損ねましたが、シャンプー、ボディソープも英国ブランドのアロマセラピーアソシエイツのものでした。

石鹸とバスソルト

浴槽には石鹸とバスソルトが添えられていました。

他の棟との距離感

JWマリオットホテル 全505部屋

タワー棟の最上階は10階ですが、その1つ下の9階ということで、写真のように他の棟が窓から見えました。私たちの部屋から一番奥にある部屋まで行こうとしたらおそらく10分弱かかるのではないでしょうか。タワー棟からは朝食会場もすぐ近くて便利だったので、ホテル内でたくさん歩くのが辛いという方にはタワー棟に宿泊するのをおすすめします。

ラウンジ

JWマリオットベルリンにはエグゼクティブラウンジがあり、今回のプレミアムスイートのお部屋にもアクセス権が付与されていました。

ラウンジ

ラウンジ飲み物・スナックコーナー

写真は朝の様子です。コーヒー・紅茶、ジュースや水などセルフサービスでいただくことができます。

スナック

フルーツ

飲み物の隣にはドライフルーツや果物、ナッツ類などが置いてありました。朝のビュッフェは提供されていないようです。お昼のブッフェがあると思って昼頃行っても特に変わりなかったので、もしかしたらランチは特にないのかも?

ジュースをいただきました
夜ブッフェ

サラダバー

温かいお料理とスープ

1日目 ローストチキンとジャガイモ

2日目 シチュー

夜は確か17時半から20時半までブッフェが提供されており、遅がけに行ったところ、もうたくさんの人で席はほとんどいっぱい、食事も残り少ない状態でした。なお、夜ビュッフェの時間帯はラウンジの入口で部屋番号を伝えて、お酒を頼むことができます。スパークリングワイン、赤・白ワイン、生ビール、瓶ビール(ヴァイスビア)がありました。外で食事をしたので、味見程度(!?)しか食べていませんが、ドイツあるあるのしょっぱすぎる感じはなく、まぁまぁのお味でした。

ラウンジを利用した感想と客層について

広大な施設であるJWマリオットベルリンですが、ラウンジははっきり言って狭いです。ラウンジの外にラウンジ利用者向けのテーブルがたくさん置いてありますが、あまり使われておらず、みなさんラウンジの中に席を取って食事したり休憩したりしていました。そんななか、夕刻前にスピーカーオンにしてビデオ通話したり動画を視聴したりしている宿泊客がおり、見かねた別の宿泊客が声のトーンを落としてほしいと頼んだほど。しかし、注意されてもあまり気に留めていない様子でした。ブッフェ提供の時間以外はスタッフが手薄になるようで、こうしたちょっと迷惑な人がいるとラウンジ利用を存分に楽しむことができません。翌日も、同じ人がラウンジにバスローブ姿で現れ、さすがに中に入るのは止められたらしく、外からラウンジ内にいる仲間に呼びかけてラウンジの入口に留まって話始め、顰蹙を買っていました。シーズンにもよると思いますが、1泊200€くらいの部屋からラウンジを利用できるので、この小さな部屋にキャパを超える利用客が訪れることは容易に想像できます。JWマリオットベルリンには会議室がいくつもあるので、稼働していない部屋をラウンジとして開放してもいいんじゃないかなと個人的には思いました。

朝食会場 The Market

朝食会場はとても広く、ブッフェの品数もたくさんありました!混雑していたのでブッフェブース自体は写真に収めることができませんでしたが、ハチミツが巣蜜の状態で取り放題になっていてちょっと驚きました。席数が多いので、完全セルフサービスです。ブースの真ん中のキッチンにいるシェフにお願いすると、そこでオムレツもしくは目玉焼きを作ってもらうことができます。

ブッフェ一例

ブッフェ例その2

オムレツは好きな具材を伝えてその場で作ってもらえます。

オムレツはできたて熱々を食べられる

JWマリオットベルリンのバー BAR26

地上階にはムーディーなバーがあって、月曜から土曜まで夜6時~深夜1時、お酒を楽しむことができます。カクテルメニューはそんなに種類がありませんが、店員さんはとても感じが良くて、頼んだお酒も美味しかったです。カクテルは1杯12€(1€162円換算で約2000円)くらいからありました。

JWマリオットホテル Bar26

カクテル

プール&サウナ

滞在中、ホテル内のインドアプールとサウナにも行ってみました。プールは全長10メートルくらい、幅は5メートルくらいでしょうか。そんなに広くはありませんが、10歳くらいの男の子が2人、40代くらいの男性が1人で泳いでいて、そこに私たち2人が加わってまあまあ快適に過ごせるようなサイズ感でした。サウナは6人くらい入ったら満員と感じるくらい(実際はもっと座れます)の規模。ホテルの大きさが505室なので、その室数に対してかなり小さいのではないかと思いました。朝は前述した通り人が少なく、サウナは貸し切り状態だったので、十分温まることができました。

JWマリオットホテルベルリンの良かった点、残念だった点

前回滞在したときはマリオットホテルベルリンでかなり快適に過ごせたので、JWマリオットに対する期待値は結構高めでした。それを踏まえてまずは良かった点を紹介したいと思います。

良かった点
  • スタッフがみんなフレンドリーで感じが良く素晴らしい
  • コンシェルジュが話しやすい
  • 立地が良く、バス停からは数分、地下鉄・電車駅からは適度に散歩ができる距離
  • プレミアムスイートの部屋からホテル内を歩き回らずに朝食会場やラウンジへアクセスできた
  • ロビーが明るくきれい
  • サウナが機能している
  • タクシーがホテル前に常に待機している

JWマリオットホテルで驚かされたのはスタッフのホスピタリティの高さでした。対応してくれたほぼ全てのスタッフが気さくに話しかけてくれ、部屋でのトラブルも全く気にならないくらい、気配りを感じるサービスでした。フロントに行ってテレビのリモコンの電池が悪くなっていることをフロントスタッフに伝えると、彼女はその場ですぐ担当者に電話をかけてくれました。そのスタッフ間の電話のやり取りも、聞いていて相手への思いやりを感じる気持ちの良いもので、そこには前回のマリオットホテルで感じた高圧的な雰囲気は微塵もありませんでした。

残念だった点

続いて、残念だった点を記しておきたいと思います。

  • ラウンジが狭い
  • ラウンジの利用客がうるさくて寛げなかった
  • 設備の古さを感じる部分あり
  • 朝食が普通
  • 施設が広すぎて朝食会場から一番近いトイレが結構離れている

マリオットホテルとJWマリオットホテルのラウンジを比較した際、ビジネス利用で静かに仕事をする必要があったり、子どもとの宿泊でゆっくりしたい場合はJWではなくマリオットホテルのラウンジがおすすめです。ただ、JWマリオットホテルは本当にホテル館内が広くていたるところにソファがあり、人もまばらなので、ラウンジ以外のそういったスペースでは集中して仕事ができたりするかもしれません。朝食に関しては圧倒的にマリオットホテルの方が美味しいです。

JWマリオットホテルはイベントホールや結婚式会場としての強みがありますが、その広さゆえに部屋の場所によっては館内をかなり歩き回らなくてはならなくなります。予約する際にはエレベーター近くの部屋を希望、など一言リクエストを添えたほうがよいかと思います。

 

いかがだったでしょうか。ベルリンのマリオットホテル、そしてJWマリオットホテルはどちらもポツダマープラッツから近いので、どちらがよいか迷ったときの参考になれば幸いです。みなさんはどちらがタイプですか?個人的には部屋の雰囲気はマリオットホテルのモダンな感じが好きですが、夫はJWマリオットホテルのプレミアムスイートのクラシカルな内装が気に入ったみたいでした。ホスピタリティは断然JWマリオットが高いので、JWマリオットに宿泊されることがあればぜひ、スタッフの方との会話を楽しんでください。

それではまたよかったら遊びにきてください♪みなさま、よい1週間の始まりを!

ドイツのベルリンでマリオットホテルに宿泊!ラウンジ滞在記

だんだんと寒さが薄れてドイツは春めいてきました。2月ももう後半に差し掛かってきましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。私はほんのり目がかゆくて、今年から新たな花粉(おそらくハシバミ)に反応しているようです。。。

さて、本日は先月大使館訪問のためベルリンへ行った際に宿泊したマリオットホテルについて記録しておこうと思います。

<目次>

日本大使館に近いポツダマープラッツで宿探し

今回大使館に用事があったので、大使館から近く、そしてモールオブベルリンやユニクロソニーセンターが位置しているポツダマープラッツで宿を探して金曜日から2泊滞在することにしました。

ベルリン マリオットホテル 吹き抜け

滞在したマリオットホテルの中はとてもきれいで清潔感があり、好感が持てました。この吹き抜け、迫力がありますよね!高所恐怖症の方、すみません。1階にはカフェバー、喫煙ラウンジ、レストラン(朝食会場)、パソコンスペースなどがあります。


マリオットホテル ベルリンのロケーション

住所:Inge-Beisheim-Platz 1, 10785 Berlin

ちなみにマリオットホテルから日本大使館へはバス(200番か、M85とM29)もしくは徒歩(約20分強)で行くことができます。

マリオットホテル ベルリンで宿泊した部屋について

宿泊費用(1月の週末、2名1室2泊)

今回宿泊した部屋は広さ64平米のエグゼクティブスイートルームで、ラウンジアクセス権がついています。宿泊費は宿泊日の2週間前にネット予約をした際にオンラインで全額前払いし、2泊で622€(予約当時のレートで1泊あたり49150円)でした。現地ではチェックアウト時にホテル代(税抜き金額)の5%をベルリンのシティタックスとして支払う必要があり、27.5€(当時のレートで4350円)かかりました。

ルームキーとラウンジ利用案内

当日は朝10時頃にホテルに到着し、15時のチェックインまでなにしよう~と思っていたらすぐにチェックインさせてもらえました。ちょうどタイミングよくラウンジで朝食も確認することができてラッキーでした。ラウンジについては後程詳しく書きたいと思います。まずはお部屋の紹介からどうぞ。

リビング

エグゼクティブスイート リビング

エグゼクティブスイート リビングTV

エグゼクティブスイート リビング ランプ

特徴的なランプの光が生み出す模様がまるで水面に映る光のようでリラックスを誘います。

リビング

バウハウスアンペルマンの本

ケトルとアイスボックス

持ち込んだ飲み物を入れられる冷蔵庫

さりげなくバウハウスの書籍が置いてあり、その隣にケトル、冷蔵庫などが設置されていました。冷蔵庫にはなにも入っていませんが、ラウンジで飲み物をいただくことができます。

ネスプレッソ

テーブルの上にはネスプレッソのカプセルと紅茶のティーバッグなどが完備されています。10時過ぎにチェックインした際はこの状態で、他にはなにも置いてありませんでした。ところが、夕方部屋に戻るとサプライズが。

チョコレートとスパークリングワイン

マリオットラベル ゼクト

わー♡ターンダウンサービスの際に持ってきてくれたのでしょうか。スパークリングワインとチョコレートがテーブルに置いてあり、テンションが上がりました!ゼクトは辛口と書いてあるものの、結構甘めで飲みやすく、チョコレートも3種類くらいあって全て美味しかったです。

夜のライト

ターンダウンでカーテンが引かれた部屋の中で輝くライトはまた違った表情で、とても素敵で気に入りました。

つづいてベッドルームを見てみましょう。

寝室

エグゼクティブスイート 寝室

炭酸なしのお水

床の絨毯やソファなど統一感があり、落ち着いたシックな雰囲気。ベッドサイドには無料のお水(どこかで見たことがある…)が置いてあります。

キングサイズベッド

ベッドの上にハリボー

ターンダウンの際に置いてくれたと思われるハリボー。ルームサービスの札と一緒にベッドに添えてありました。ちなみに翌日はたまたま部屋に帰ってきたタイミングでターンダウンのサービスの方が来てくれて、小さなメントスを2つくれました。日本でいうところの駄菓子ですが、なにかをくれるのって、なんだか気にかけてくれてるように感じて嬉しい気持ちになりませんか。

寝室のチェスト

スリッパとバスローブは1組ずつしかなかったので、プール&サウナに行く前にフロントにもう1組ずつお願いして持ってきてもらいました。

寝室からバスルームへ

棚は完全に閉めるとこんな風にすっきりとした印象に。

つづいてバスルームへ移動します。

バスルームとアメニティ

バスタブとシャワー

写真では少し狭く見えるかもしれませんが、実際に使用してみると十分ゆったりとしてリラックスできるスペースになっていましたよ。

シャンプー・コンディショナー・シャワージェル

洗面台とトイレ

石鹸

アメニティ

アメニティはイギリスのブランドThis Worksのもの。体内時計と連動することを意識して作られたコスメで、自然由来の成分にこだわった製品として全世界展開されています。

バスルームから玄関へ

ここ、実は玄関に通ずる扉が備え付けられているので、部屋の中をぐるっと回遊することができるんです。

玄関には写真左手に写っている手袋やマフラーなどを置くのに便利な小物を置ける台、その対面には上着などを掛けておけるチェストが配置してあります。

鏡付きチェスト

開けるとライトが点灯

お部屋はとても清潔感があって落ち着いた雰囲気があり、個人的にはとても好みのタイプでした!

さて、つづいてはいよいよラウンジに潜入してみたいと思います。

エグゼクティブラウンジ

エグゼクティブラウンジ

ラウンジ営業時間案内


ラウンジは最上階の10階にあり、ルームキーをかざして入室します。結構扉が重たくてはじめての利用時にはなかなか開けられずに中からスタッフの人に開けてもらいました(苦笑)

ソファ席エリア

テーブル席の方は人がいたので写真を撮っていませんが、2泊3日全体の滞在を通して満席になることはなく、いつ行っても気兼ねなくくつろぐことができて満足度の高いラウンジでした。

ラウンジからの景色(拡大しています)

10階とそこまで高層ではありませんが、写真のようにベルリンテレビ塔が見えたり、景色も楽しむことができます。

朝食

電車でサンドイッチ食べましたが…ラウンジで2回目の朝食

平日は6:30から10:30、土日祝は7:00から11:00が朝食タイムです。私たちはこのラウンジの他に1階のレストランでの朝食代が宿泊代に含まれていたので、どちらで食事をしてもOK、ということでチェックインの日にラウンジの朝食をチェックできたのはかなりお得だと思いました。

ここからは写真でラウンジでの朝食について紹介したいと思います。

まるで装飾品のようなフルーツ

パンとクロワッサン、デニッシュ

冷製オードブル チーズ・ハム・生ハム・サーモン

冷製ブッフェ カット野菜・クリームチーズ

冷製ブッフェ カットフルーツ

シリアル

温かいお料理 ベーコン・ソーセージ

温かいお料理 ベイクドポテトスクランブルエッグ

食事はセルフサービスのブッフェ形式で、そんなに広さがないスペースの割にはかなり充実した内容だと感じました。

飲み物

コーヒーマシン完備

種類豊富な紅茶類

炭酸水やリンゴ・オレンジジュースはタッチパネルで

タッチパネル

アルコールの提供は17:30-23:00となっています

冷蔵庫

夜のアルコールについて写真を取り損ねてしまいましたが、17:30から23:00の間はお酒が提供されます。種類は白・赤ワイン、マリオットラベルのスパークリングワイン、セルフサーバーのビール、瓶ビールがありました。

夜ブッフェ

朝よりも人がいたのでブッフェのお皿は写真に収めていませんが、今回私がよそったものを紹介します。

前菜ブッフェ、メインに鶏むね肉とクスクスのカレー風味

1日目:チョコブラウニー、ベリーのクランブル

2日目:ババロア、リンゴのコンポートとムース


今回のベルリン滞在は行きたいレストランがあってホテルの外で食事を楽しみましたが、ラウンジで食事を済ませることができそうなほど味もしっかり美味しくて、さらに前菜の種類が豊富で驚きました。デザートもとても本格的で満足でした。

12:00-17:00の間はスイーツとペイストリーが提供されるようです。私たちは残念ながら外出していたので体験する機会はありませんでした。それでも朝夕とブッフェを楽しんだり、気軽にコーヒーやジュースなどがいただけるオアシスのような場所がホテルにあることは、寒い冬の街歩きに元気を与えてくれました。ホテルに戻ってからもリフレッシュできる空間が待っている、と思うとなんだか安心できます。

 

さて、初日にラウンジで朝食ブッフェを体験した私たちは2日目の朝は1階のレストランへ行きました。結果としてとても美味しかったので、2日連続で1階の朝食会場でいただきました。次はそのレストランでの朝食をご紹介します。

朝食レストラン Midtown Grill

レストランの受付で部屋番号を伝えて席に案内してもらったら、飲み物と卵料理をオーダーします。パンケーキ、ワッフルもオーダーできるので、ぜひ頼んでみてください。コーヒーは小さなサーバーを持ってきてくれます。

卵料理メニュー&スパークリングワイン

具だくさんオムレツ

エッグベネディクト

白身のオムレツ・ワッフル

大きなパンケーキ

ワッフルはサクッとしていて、パンケーキはふんわりと軽い食べ心地が印象的でした。ドイツの粉ものは大抵ずっしりと重たいので、夫と2人で米粉でも使われているんじゃないかと話したくらい。

ブッフェ

少し混んでいたので全ては撮影できませんでしたが、一部ブッフェコーナーを紹介します。

飲み物コーナー

パンとパンプディング

ベジタリアンコーナーとチーズたち

前菜コーナー:生ハム、各種ハム、スモークサーモン、魚の酢漬け

温かいお料理:ベーコン、ソーセージ、スクランブルエッグ

写真にはありませんが、カットフルーツ&ヨーグルト・シリアルコーナーが受付のすぐ後ろにあり、そこのフルーツの美味しさに感動しました。キウイは丁寧に皮をむかれてあるし、メロンは取ったもの全て甘くて、ついついたくさん食べてしまいました…。

Midtown Grill 営業時間

平日はランチもあるみたいなので、今度機会があったらぜひ行ってみたいと思う美味しさでした!ウェブサイトから予約(ランチ、ディナー)もできるので、ネット予約の気軽さもいいですね~。

  • 平日 6:30-10:30, 12:00-15:00, 17:00-23:00
  • 土曜日 7:00-11:00, 17:00-23:00
  • 日曜日 7:00-11:00

Midtown Grill | Steak House Restaurant | Berlin | Potsdamer Platz

マリオットホテル ベルリン 良い点と悪い点(2024年1月滞在時)

今回の滞在で私が感じた良い点と悪い点をまとめてみたいと思います。まずは良い点から。

  • 朝食レストランの食事が美味しい
  • 施設・部屋が清潔かつモダンでおしゃれ
  • 朝食レストラン、ラウンジの係員の感じが良い
  • ラウンジの客層が落ち着いている
  • ラウンジがそこまで混雑しない
  • ラウンジの食事が美味しい
  • ポツダマープラッツの駅から至近

初めてホテルのラウンジを利用したのですが、かなり居心地がよく、日本人の方のブログでレビューを拝見すると「子供連れでも利用しやすい」という声があって、実際に行ってなるほどなと思いました。朝は朝食会場のレストランより人が少ないので、落ち着いて自分のペースでゆっくり食事をとることができます。そして、ラウンジで皿の片づけをするスタッフの方々はなにか尋ねられたら丁寧に対応、それ以外はくつろいだりパソコンを広げて仕事をする宿泊客の邪魔にならないよう、黙々と仕事をこなしており、安心感がありました。さらに、食事も期待していなかったのですが、十分な質と量があって驚きました。

つづいては良くなかった点を挙げてみます。

  • レセプションのスタッフが感じ悪い
  • サウナがぬるくて出た後寒かった

なぜか、チェックインの際に「…スイートを予約しましたか?」と確認されました。若干戸惑っているような表情だったので、事前に支払いも済ませているのに不安になりました。また、受付時にデポジットとして100€をカードからブロックされるシステムで、宿泊費決済のカードではなく別のカードに変えてもらったところ、翌日に230€ほどがまた引かれており、フロントに確認しに行きました。そのときのレセプションスタッフは間違いだからすぐ戻ってくるという話でした。しかし、翌日になっても決済が解消されなかったため、チェックアウトを担当してくれた方にも聞いてみたところ、「それで問題ない。毎回起こることでよくされる質問だし、私たちにはどうしようもない。2週間経って払い戻しされない場合はここに連絡を」とメールアドレスと電話番号が書かれたカードを渡されました。レセプションスタッフの対応が人によって変わる上にやや威圧的で私の不安に寄り添ってもらえていないと感じました。そのスタッフに部屋は問題なかったか、と尋ねられて大丈夫だと答えると、当然だとでも言わんばかりの顔を返してきて終始高飛車な印象を受けました。

サウナは朝8時前にプールを利用した後入りました。全く暑くなく、単に湿気のある部屋と化していたので早々に出た私たち。部屋に戻ってから熱いシャワーを浴びたくなるほど冷えたサウナで残念。

総合的には、(サウナ好きにはおすすめできないものの、)部屋と食事にかなり満足したのでフロントスタッフの感じの悪ささえ我慢すれば素晴らしいホテルだと思います。

まとめ

ポツダマープラッツはベルリン中央駅からもアクセスしやすく、徒歩圏内にエンタメ施設や飲食店が多い上に、ショッピングモールもあるのでとてもおすすめです。さすがはドイツの首都だけあって、ベルリンは利便性が高い!2月に同じポツダマープラッツが最寄りのJWマリオットホテルに宿泊したので、比較記事を書こうかと思います。良かったらまた遊びに来てください^^

リッツカールトン ヴォルフスブルク滞在記

2024年に入り早くも1週間が過ぎました。元旦に起きた地震の被害に遭われた方々の一刻も早い心と身体の回復を祈ります。

 

さて、今思い返せば2023年は瞬く間に過ぎて、その間全然ブログを更新していませんでした。個人的なメモとしての意味合いが濃いこのブログですが、家族や友人から「読んでるよー」と声を掛けてもらえたり、初めましての方からメッセージをもらえたりと、つながりやご縁を感じることができる大切な場でもあります。2024年はもう少し更新できたらなと思うので、今後もお付き合いいただけたら嬉しいです!ということで、2024年の書初めは昨年9月に行ったヴォルフスブルクのホテルについてを記録したいと思います。

<目次>

ヴォルフスブルクとは

フォルクスワーゲンアリーナ

ドレスデンから約300キロほど離れたニーダーザクセン州に位置するヴォルフスブルクフォルクスワーゲンの本社があり、観光名所としては同社の博物館、アウトレットモールがあります。私たちはフォルクスワーゲンアリーナというスタジアムでサッカーの試合を観戦するため、車で出かけました。サッカーチケットについて以前記事を書いたので、参考までに↓

 

www.et-chandon.com

リッツカールトン フォルクスワーゲンアリーナ最寄りのホテル

リッツカールトン ヴォルフスブルク

 

夜のサッカー観戦のため、1泊できるホテルを探したところ、一番近いホテルがリッツカールトンでした。フォルクスワーゲンアリーナには徒歩でアクセスできます。行ってみてわかりましたが、フォルクスワーゲンの敷地内にホテルがあるようなイメージで、宿泊者は無料で博物館に入れます。私たちもチェックアウト後に博物館へ見学に行き、博物館のレセプションでその旨を告げると問題なく入館できました。どうやらフォルクスワーゲンに車を取りに来た購入者がよく宿泊するホテルのようです。

 

リッツカールトン 宿泊した部屋

リッツカールトン ヴォルフスブルク エグゼクティブスイート

今回宿泊したお部屋はエグゼクティブスイートというタイプで、マリオット系列のポータル、ボンヴォイから1泊予約をしました。お部屋の広さは71平米、価格は480.20€(当時のレートで76000円弱)。ホームページの写真が今一つ広さを感じない絵だったのですが、現実のお部屋は足を踏み入れてすぐその広さに大興奮して写真を撮りまくるほど素敵でした。ということで、さっそく部屋を紹介したいと思います!

玄関

まずは玄関スペースから。

 

リッツカールトン ヴォルフスブルク エグゼクティブスイート 玄関

出し入れが可能なラゲッジスペースがあって、ベンチとしても使えます。アウトレットモールで買い物をした後だったので、荷物スペースが広くて助かりました。

玄関横チェスト

こちらの収納棚にはアイロン台、スリッパ、クリーニングの案内がありました。

トイレその1

化粧室その1

こちらは玄関入って左手にあるお手洗い。サブトイレとは思えないほど洗面台が広くて明るい!

ゆったりしたトイレ

サブトイレに腰掛

明るくて広くて清潔感のある化粧室でした。トイレに電話が引いてあるのって安心感があっていいですね。

リビング

リビングスペース

シックな色合いの家具とカーペットが落ち着いた雰囲気のリビング。窓が大きく、部屋をより大きく見せています。

お部屋から見える景色

大きな窓からは青空と芝の瑞々しい緑が目に入ってきます。静かな水面もリラックスを誘いますよね。

リビング

続いてはリビングの備品をチェック。まずは電話とペンの下の収納スペースを開けてみましょう。

収納スペース

うーん、何を入れるのかあまり思いつきませんね。。。右手のコーヒーマシン類を見てみましょう。

 

グラス類とコーヒーマシン お水は無料

2名で宿泊なのにボトルが4本もありました!(正直なところ、このお水はそんなに美味しくありませんでしたが。。。)全て炭酸なしのお水でした。フロントにもジムにもペットボトルのお水が大量に置いてあって、お水に困ることは滞在中ありませんでした。ただ、我が家は炭酸水派なので持参しました。

カプセル&ティーバッグ類

ティーバッグが変わった形

ロンネフェルトの緑茶とフルーツティーのバッグ。あまり見たことない形をしています。

冷蔵庫の中は空

「冷蔵庫は個人のものを入れてください。飲み物はルームサービスで注文できます。」

冷蔵庫にはなにも入っていませんでしたが、電話で注文できるみたいでした。

寝室

寝室

リビングの横には寝室があります。コーナールームで窓が広く大きいので開放的な雰囲気。

キングサイズベッド

ベッドルーム

テレビモニターが寝室だけで2つもありました!書棚には車やデザイン関連の書籍が置いてあって、知的で上品な印象。ベッドの掛布団が2枚あるのも何気に高ポイント。

コンセント

ベッドサイドには電源が十分に配置されていました。

バスルーム

縦長のバスルーム

洗面台2つの間にバスタブが配置されたバスルーム。モザイクタイルがさり気ないおしゃれを演出しています。

バスタブ

お風呂のお湯を張るときに最初茶色の水が出てきてびっくりしましたが、それに気を付けさえすれば快適です。

バスローブその1

1枚はバスルームに、もう1枚のバスローブは脱衣スペースにあるクローゼットにかかっていました。

シャワー

バスルーム奥側の扉はシャワー室。シャンプー類は全てフランスのディプティックのもの。

トイレ(2つ目)

バスルーム入って左手の扉はトイレです。

 

アメニティ

他の備え付けアメニティを見てみましょう。

洗面台その1

ハンド&ボディクリーム

洗面台にはディプティックのボディクリームが1ボトル配置されていて、自由に試すことができます。ただし、持って帰るのはNG!お部屋から家に持って帰ると後から59€チャージされてしまうので気をつけてください。

アメニティ

ディプティックの石鹸

アメニティ2

箱から出してみた図

バスルームにあったアメニティはヨーロッパのホテルの割に結構充実していました!

  • ハンド&ボディクリーム
  • マウスウォッシュ
  • コットン
  • 綿棒
  • シャワーキャップ&ヘアゴ
  • 歯磨き粉&歯ブラシ
  • 剃刀&フェイスクリーム
  • 爪やすり
脱衣スペース

写真がないですが、バスルームに入る手前には脱衣スペースがあって、姿見と腰掛が置いてありました。その横のクローゼットの写真も載せておきます。

クローゼット

もう1枚のバスローブはこちらに収納されています。

金庫

もう一つの棚には小さな金庫が設置されていました。

スパ&フィットネス

スパ&フィットネス

このホテルには屋外プール、フィットネスジム、サウナがあり、宿泊客は無料で利用できます。写真のウッドデッキの建物はジムとサウナで、奥に見えている川の手前にまるで川の一部であるかのように配置されたプールがあります。このウッドデッキに出る前にホテルの本館にスパの受付があり、そこでロッカーのカギを借りることができます。なお、プールとサウナはロッカーキーが違うので、受付ではプール利用なのかサウナ利用なのか伝えてあげてください。

ホテルからウッドデッキに出てプールへ

写真では1階に見えますが、スパの受付はホテル地下のフロアにあります。

 

サウナは写真撮影禁止のため残念ながら写真を投稿できませんが、ドライとスモークの2種類あり、シックかつゴージャスなタイル貼りが大人な雰囲気でした。私たちが利用したときは夏だったこともあり、誰もほかの利用者がおらず貸し切り状態で使うことができました。夏場のサウナはねらい目かもしれません。

ちなみにプール利用者を観察していたところ、部屋から水着にバスローブで着てロッカーも借りずに、すぐ日光浴を楽しんだりプールで泳いだりしている人が多かったです。日本人にはなかなかハードル高いですが、郷に入っては郷に従えということで、ぜひ機会があったらチャレンジしてみてください。

プール!

リッツカールトンの朝ごはん

素敵なテーブルセッティング

サッカーの試合の翌日、日本代表の勝利の余韻に浸りながら最高に気持ちの良い朝、リッツカールトンの朝食をいただきました(笑)

 

朝食会場

ロビーのフロアが朝食会場で、スタッフの人に席まで案内してもらいます。サッカー観戦で滞在している日本人の方と互いにお祝いの言葉を掛け合いながら着席。

飲み物と卵料理についてスタッフの方が聞いてくださるので、それをオーダーしてからいざブッフェへ!

 

ここからは写真でブッフェを紹介します!

朝食ビュッフェ1

数種類のスモークサーモン

チーズ

シリアルとドライフルーツ

パン1

パン2

スクランブルエッグ、クレープ、お豆のトマトソース

お惣菜

朝食

あまり記憶がはっきりしませんが、私はエッグベネディクトを頼んだような気がします。とにかくラタトゥイユのようなお料理とフムスが美味しくて、ベジタリアンの人でもきっと満足な朝食でした。

こちらは夫が頼んだオムレツ。

オムレツ

卵料理のオーダーを取りに来てくれた人がすごく感じがよくて、ドイツではあまりないサービスの質の高さを感じました。

 

アフタヌーンティー

試合の翌日は15時からホテルのアフタヌーンティーを予約していたので、チェックアウトした後はフロントで荷物を預けて博物館をゆっくり楽しみ、予約時間に合わせてまたホテルへ戻ってきました。

ロビー

アフタヌーンティーの会場は朝食をいただいたところと同じ、ロビーフロアです。

アフタヌーンティー お茶のメニュー

アフタヌーンティーは1人45€ お茶を2時間頼み放題です

追加料金かかりますが、スパークリングワインなども頼めます

眺めの良い窓際の席が用意されていて、優雅な気分でお茶の飲み放題が始まります。

お茶飲み放題

大きなティーポットにたっぷり用意されたお茶はどれも香り豊かで美味しい!ドイツ在住のあるあるでしょうか、たくさんの種類があっても希少な日本茶中国茶ばかり頼んでしまいます(苦笑)ちなみにポットは余裕で3杯くらい飲めるので、頑張って3種類くらいしか頼めませんでした。

朝食ブッフェでお腹いっぱいだったのでお昼ご飯はスキップした私たち。アフタヌーンティーで出てきた軽食とスイーツがこちら。

リッツカールトンのアフタヌーンティー

ふぉぉー!!ドイツらしからぬ繊細な見た目をしています!!

セイボリー:サーモンタルタルオレンジクリームのブリオッシュ載せ、キュウリとディルのオープンサンド、シーザーサンド

スコーン:トンカ豆とオレンジのスコーン、ホワイトチョコレートとオート麦のスコーン

スイーツ:レッドベルベットフランボワーズ、ブルーベリーとレモンのムース、ココナツとライムのムース

小さいながらも味は全部美味しくて、ぺろっと平らげてしまいました。スコーンはジャムとクロテッドクリームが添えてありましたが、そのまま食べて十分に味が付いています。結構甘めのスイーツ系スコーンでした。

ムースの断面図

何度も言うようですが、ドレスデンにはこんなに美しく繊細なお菓子は売っていないため、東ドイツでこのような見目麗しいスイーツが食べられたことにとても感動しました!

お茶飲み放題でさんざんお腹をたぽたぽにした割には食べ物が足りなかった食いしん坊の私たち。紅茶を追加せずに普通のメニューを見せてもらうことに。

飲み物メニュー

アルコールメニュー

食べ物メニュー

通常メニューでお茶はポットで頼むと9.5€(約1500円)するみたいです。アフタヌーンティーはそれが飲み放題なのでお得ではありますね。

そしてお腹が物足りなかった私たちが頼んだのがこちら。

サンドウィッチ24€

もちろん2人で半分こしましたが、かなりのボリュームでした!手作り感のある美味しいサンドウィッチでした。

 

リッツカールトン滞在記 まとめ

  • ヴォルフスブルクフォルクスワーゲンもしくはスタジアムに用事がある人は至近のリッツカールトン宿泊がおすすめ
  • マリオット系列のポータル、ボンヴォイにて会員価格&事前支払いだと公式価格より安く宿泊できる
  • 夏場はサウナが空いているのでねらい目
  • アフタヌーンティーは要予約
  • ホテル内にミシュラン3つ星レストラン Aquaがあり、ウェブサイトから予約可能
  • 宿泊者はフォルクスワーゲン博物館入場無料
  • ホテルのスパスタッフは英語苦手な人も

リッツカールトンは初めての宿泊でしたが、スタッフの感じが良いのと調度品の落ち着いたスタイリングが好印象でした。また、お部屋は1泊だけなのがもったいないほど過ごしやすい素敵な空間で大満足でした。窓が広くて借景が楽しめるのも気に入りました。自分へのご褒美や記念日など特別な日に宿泊するのもいいのではないでしょうか。

 

リッツカールトンでの滞在は私にとって思い出深い素敵な1日だったので、新年初回に書かせてもらいました。ヴォルフスブルクへ行く機会があればぜひ泊まってみてください。

IKEA 2023アドベントカレンダー

またまた大分ご無沙汰しておりました。ついに先日、アメリカのドラマ「ボーンズ」12シリーズ246話の視聴を完遂しました!心なしか前より英語が聞き取れるようになったような、なっていないような…。ということで暇さえあればドラマを観ていたので、すっかり毎年恒例のIKEAアドベントカレンダーについて書くことをおざなりにしていました。

<目次>

IKEA アドベントカレンダー 2023年版 デザイン

IKEAアドベントカレンダー 2023

画質と映り込みがひどくてすみません。今年のデザインは真ん中のツリーに動きがあって、まるで風が巻き起こってプレゼントが舞い上がっているかのようです。しかしリボンが厳重にかかっているプレゼントボックスがまるで貨物みたいに見えますね。年々デザインが適当になっていく気がするのは私だけでしょうか。

 

IKEA アドベントカレンダー 2023年版 裏面

IKEAアドベントカレンダー 2023 裏面

例年通り今年もHachezのチョコレートが使用されています。Hachezは1890年創業というなんとも歴史のあるブレーメンの会社です。

そして恒例のクジはというと、今年も1箱につき2枚、1枚はIKEAカフェ用5€分、1枚はお買い物用となっていて、5€以上の金券が入っています。毎年13€程度に値段が設定されているので、損なしのアドベントカレンダーになっています。

 

IKEAカフェ5€金券

アドベントカレンダー 共通IKEAカフェ5€金券

昨日の窓を開けたらカフェや食品に使える金券が出てきました。プレゼントが鳥に運ばれて貨物感がさらに増しています。デザインはともかく、我が家はIKEAカフェに割とよく行くので5€分は地味に嬉しい。来年の6月まで使えるみたいです。

 

おまけ:クリスマスマーケットのマグカップ

12月ももう1週間が経ちましたね。ドレスデンのクリスマスマーケットは11月29日から始まったのですが、連日にぎわいを見せています。毎年気になるのがマグカップのデザイン!ドイツのクリスマスマーケットはホットワインを買うときなど最初にデポジットをワイン代と一緒に払い、カップを返却するとデポジットが戻ってくるシステムが取られています。気に入ったカップは返却せず持ち帰ってもOKなので、いつもどんなデザインなのか気になるんですよね。去年は微妙な色だったので残念でしたが、今年は可愛らしくて気に入ったので2つ持って帰ってきました。

2023年Striezelmarktのマグカップ

この温かみのあるピンク色のマグカップを片手にドイツのいかついおじさんたちが談笑している姿は結構見ていてほほえましいです。クリスマスマーケットごとにデザインが異なるので、それをチェックしにマーケットを回るのも楽しいですよ。

 

もうすぐクリスマスと年末でみなさんお忙しいところと思いますが、体調壊さないようにお互い気を付けて2023年を楽しく締めくくりたいものですね。それではまた~!

 

マヨルカ島おすすめ5つ星ホテル Palacio Ca Sa Galesa

久しぶりにブログを開きました。最近アマゾンプライムビデオでアメリカのドラマ、ボーンズを観るのにはまり、暇さえあれば視聴していてシーズン5に突入したところ。そして気が付いたらもう10月も半ば。今年ももう残り僅かという事実に驚きを隠せません。

ドラマばかり見ていてはいられないということで、今日は8月に訪れたマヨルカ島のことを記録しておこうと思います。

<目次>

マヨルカ島とは

マヨルカ島は地中海に浮かぶバレアレス諸島のうち最も大きなスペインの島です。ドイツはもちろんイギリスやヨーロッパ諸国から多くの人々が訪れるバカンス地として知られています。1年を通して晴れる日が多く、年間300日とも言われ、療養地としても使われていました。どんよりとした天候が多く寒い国ドイツから見ればまさに楽園。ドレスデン空港からもEurowingsで直行便が発着しており、約2時間半ほどで行くことができるんです。そんなわけで、スペイン語ができなくても、マヨルカ島の大抵の場所で英語もしくはドイツ語が通じます。

マヨルカ島のほとんどの人口は島の首都であるパルマに集中しています。私たちはそのパルマに建築家のアントニ・ガウディが修繕に関わった大聖堂があると知って訪ねてみることにしました。

マヨルカ島で滞在した5つ星ホテル

パルママヨルカ空港に到着したら、片道5€のバスに乗ってダウンタウンを目指します。今回滞在したホテルはバスA1ラインに10分ほど乗って「450 Porta des Camp」というバス停で降り、歩いて15分ほどでした。空港が街に近いため、タクシーを拾ったら20€くらいでしょうか。不安だったのでiPhoneのマップでルートを見ながら目的のバス停で降りました。

ちなみにバスについてはこちらのウェブサイトから調べることができます。

Home - EMT Palma

Palacio Ca Sa Galesa

Palacio Ca Sa Galesa

 

住所:Miramar, 8, 07001 Palma de Mallorca, Spain

Hotel Palacio Ca Sa Galesa, Palma de Mallorca | Official website

このホテルにした理由はお目当ての大聖堂が目と鼻の先にあるという素晴らしいロケーション。バカンスシーズンだったので、1泊532€(2023年8月当時のレートだと日本円で8万3千円強)と結構なお値段でしたが、ほかにお金の使い道もないし(悲)、たまには5つ星ホテルに泊まってみようと思い、奮発しました!

ウェルカムドリンク

ウェルカムドリンク

8月のマヨルカ島はとてもあたたかくて湿度もあり、バス停から15分ほど歩いた私たちはホテルに着いたときに汗だくでした。ということで、チェックインの手続きで通されたテーブルでコーラをいただきながら休憩。へとへとだったので冷たいコーラは身体に染みわたりました。ウェルカムドリンクは無料で提供されます。

お部屋 Vivaldi

Vivaldi

到着が夜だったので、暗い写真で見えづらいかもしれませんが、こちらが宿泊したお部屋です。

Vivaldi2

床が美しいヘリンボーンの組木になっているのが特徴的なVivaldi。天井が高く、シックで落ち着いた雰囲気です。

Vivaldi3

部屋の入口には大きなランプ。きのこのような形で可愛らしい。奥に備えてあるバスケットバッグにはタオルが入っていて、スパへ行くときに持っていけます。

クローゼット

部屋の入口入って右手には大きなクローゼットがあります。今回3泊しましたが、1週間くらいの荷物を入れても十分余裕があるような大きさ。余談ですが、女性用のバスローブは丈がマイクロミニでスパに行くときちょっと焦りました(笑)

ミニバー

棚の中にはセーフティボックス、ミニバーと冷蔵庫が備わっています。

冷蔵庫

空港に到着したのが夜9時半頃だったため、なにも飲み物を持ってきていなかった私たちは炭酸水をここから1本利用しました。宿泊代はチェックイン時に支払い、飲み物代は観光税と一緒にチェックアウトの際に支払います。

スナック類

おつまみ類はテレビの下にある収納のグラスの横に備えられています。こちらも有料です。

茶器

お茶のセットもテレビの下に収納されています。おそろいの柄がとっても素敵でした。

コーヒーカプセル

写真がありませんが、コーヒーマシンはテレビの横に置いてありました。

ドレッサー

コンパクトなドレッサー兼文机。家具類はシンプルで機能性が高いのにおしゃれ!

半テラス

このお部屋にベランダはありませんが、この部分はテラスのようになっています。空調のきいた部屋の中でテラスにいる気分が味わえます。撮影したのが夜なのでカーテンを引いていますが、窓の外には小路の往来が見えます。

バスルーム 手洗い場

続いてはバスルームです。手洗い場が2つあるのですが、タオルかけが手前にしかないので、バスケットバッグが置いてあった台をこちらまで持ってきてタオルや脱衣置きとして使いました。

浴室のランプ

ランプのかさの模様がとってもきれいでした!調度品一つ一つにこだわりを感じます。

バスタブ

我が家がホテルに泊まるとき絶対外せないバスタブ。バスタブがある部屋ってヨーロッパだと結構限られてしまうので、予約するときは必ずあるかどうか十分にチェックします(笑)

シャワー

白いタイルと照明が美しいシャワールーム。こちらもシンプルでシックな雰囲気です。

 

アメニティ

コンディショナー、ボディソープ、シャンプー

Prijaは1995年にできたイタリアのGFLコスメティクスという会社が販売しているラインです。環境に配慮した製品がコンセプトで、ラグジュアリーな見た目と香りが魅力です。

Prijaコスメティクス

バスタブにはボディクリーム、マッサージクリーム、コンディショナー、シャンプー、ボディソープの小瓶が置いてありました。

手洗い場のアメニティ

アメニティ

エコでシンプルな包装に包まれたアメニティたち。

歯ブラシ、歯磨き粉

ヨーロッパのホテルでこんなにアメニティが置いてあることは珍しいのですが、さすがは5つ星ホテル。歯ブラシもちゃんと置いてありました。小さい箱はデンタルフロスです。歯磨き粉はイタリアのマルヴィス。可愛らしいサイズですね。日本でも人気のマルヴィスですが、気になる方はアマゾンで購入できるのでぜひチェックしてみてください。

マルヴィス 歯磨き粉

マルヴィス 歯磨き粉7種類セット

 

スパ体験

このホテルにはドライサウナ、スチームサウナ、そして水風呂(小さいプール)が備わっており、フロントで予約をしてその時間貸切って使うことができます。貸し切りということで写真を撮影してきました。

ここにもバスタオルとバスローブ

脱衣スペース?の棚

ヨーロッパのスパ(サウナ)を体験するのは初めてだったので、フロントスタッフにどういう格好でいけばよいか聞くと、貸し切りなので部屋からは裸にバスローブを羽織って移動しても問題ないとの返答。部屋にあったバスケットにタオルを持ってバスローブを羽織ってきましたが、ここにもたくさん替えのタオルなどが置いてありました。スタッフの方がお水が必要か聞いてくれたので2本頼みました(1本750ミリリットルで3€:約470円)

休憩スペース

プール

スチームサウナ

 

ドライサウナ

シャワー

シャワーは3種類あって、石鹸水のようなものが噴射されるものがあり、とにかくすべて水圧が強く、かつ浴びはじめが冷たく、落ち着いて浴びるようなタイプではありませんでした(笑)使い方が合っているのかよくわかりませんでしたが、初めてのスパ体験はとても楽しかったです。

ルーフトップ

朝の屋上テラス

ホテルには屋上テラスがあり、宿泊者は自由に出入りすることができます。写真は2日目の朝に撮影したものです。朝食が8時半からだったので、朝ごはんの前に屋上へ上り、朝日が昇るのを見上げました。

10分後の屋上テラス

周りを見渡しても私たち以外に外に出ている人の姿は見えず、とても静かな場所でした。

大聖堂も拝めます

そしてご近所の大聖堂も屋上から見ることができるんです!到着した翌日の朝しか屋上へ行く時間が取れませんでしたが、機会があったらもっと滞在したいと思わせる素敵な空間でした。

朝食会場

広間

私たちが宿泊した部屋は廊下ではなくこの広間に面しています。ほんの数歩で朝食会場へ行くことができたので非常に便利でした。写真の右手、灯りが漏れている部屋へ進みます。

朝食会場

きらびやかな美しい部屋です。もちろんここで朝食をとることもできますが、この部屋から奥に見えている中庭へ出てみます。

中庭

初日は中庭で朝食をいただくことにしました。右の入口はキッチンにつながっています。私たちが座った席はこちら。

テラス席

柄のタイルがエキゾチックな雰囲気。

2日目は別のお部屋で朝食をいただきました。

朝食会場その2

 

どこのお部屋も調度品が凝っていて、ただゴージャスというわけではないおしゃれな雰囲気がありました。

 

朝食メニュー

こちらのホテルは朝8時半から朝食をいただくことができます。ブッフェスタイルではなく、メニューから好きなものを注文します。

着席して注文します

共通のパンと果物

パンとクロワッサン

写真に写っているものは全て注文せずとも運ばれてくる共通のセットで、朝食に含まれています。

ここからは私たちが2日間で頼んだものを紹介します。

卵料理

スパニッシュオムレツ

オムレツ

エッグフロレンティー

生ハム目玉焼き
トースト

スモークサーモン

イベリコ豚

白身魚

注文して選んでから熱々のお皿をサーブしていただけるのはとても贅沢に感じました。全部美味しかったですが、特に白身魚のオープンサンドとトマトのジュレが絶品でした。

早朝フライト 朝食代わりの果物

最終日の朝は早朝出発だったので、前日の夜に観光税やお水代の清算を済ませたのですが、その際に朝食代わりにコーヒーと果物を朝持たせてくれるとオファーいただき、ありがたくお願いしました。

ホテルが持たせてくれた朝食

ケーキと果物でした

本当は最後までホテルの朝食を堪能したかったのが本音ですが、タクシーを前日にお願いして果物とコーヒーを受け取って5時過ぎにホテルを出発しました。

Palacio Ca Sa Galesaに滞在して

おすすめポイント
  • 観光がしやすく、なおかつ夜は静かなロケーション
  • 美味しい朝食
  • 貸し切りサウナ
  • フレンドリーなスタッフ
  • 美しいインテリア
  • 一番近いビーチまで自転車で10分ほど
  • 大聖堂は徒歩2分ほど

今まで私が宿泊したホテルの中では最高峰にお値段が張るお宿でしたが、夫は非常に喜んでくれ、私も大満足でした。16世紀の建物を利用して運営されているこのホテルは佇まいから内装までとても落ち着いていて非常にリラックスできる雰囲気を醸し出しています。ビーチに行きたいとフロントスタッフに伝えると、レンタサイクルの場所を教えてくれて、自転車ですぐにビーチまで行けたのも便利でした。実はチェックアウトの際に部屋の鍵を返しそびれてドレスデンに帰ってから郵送で返却するというハプニングがありました。Booking.com経由でホテルとメッセージのやり取りをした際、焦った私に対して心配いらないから家に着いてから送ってもらえればいいとメッセージをもらい、落ち着くことができました。

インターネット

1点だけ困ったのは宿泊した部屋Vivaldiではインターネットが2日目から使えなかったこと。広間や屋上、フロントなどでは問題なく使えたのですが、部屋では使えませんでした。建物の構造上の問題なのかもしれません。私たちは3泊のみだったので、それほど深刻な悩みではありませんでしたが、1週間くらい宿泊するとなるとちょっと不便かと。一度フロントに相談した際は、またつながらなくなったときは別の方法を考えると言ってくれたので、もしかしたら対処方法がまだ残されていたかもしれませんが、マヨルカ島にはバカンスに来たので、ドレスデンにいるときと同じことをしていてももったいない!ということで、私たちはネットを早々にあきらめてなるべく外で散歩したりビーチに行ったりして過ごしました。

まとめ

こちらのホテルは12部屋のみなので、Vivaldiに当たった場合はインターネットの不通がもしかしたらあるかもしれません。ただ、広間や朝食会場は問題なくWi-Fiが使えたので、部屋でお仕事をする必要がある人にはおすすめできませんが、バカンス滞在にはぴったりのホテルだと思います。

マヨルカ島は全体的にみんなのんびりしていて、ドイツ人の楽園と呼ばれているのもわかる気がしました。ぜひスペインに行く機会があれば、マヨルカ島にも足を伸ばしてみてください。

サッカー日本代表VSドイツ チケット販売サイトについて

こんにちは。最近のドレスデンはとっても涼しくてちょっとびっくりしています。日本は異常なほど温度が上がっているとニュースを耳にしましたが、どこもかしこも変な気候ですね。

さて、今日は私のブログでは珍しくサッカーのお話です。サッカーのチケットをどこで買えばよいのか全然知らなかったので、備忘録として残しておきたいと思います。

<目次>

日本代表が2023年9月に来独

5月頃に夫が職場の同僚から日本代表選手団がドイツ選手団に呼ばれて今年の9月に試合をするという情報を聞き、試合場所がドレスデンからそう遠くない場所だったので、ぜひ観戦しに行こうという話になりました。

日本代表来独についてのネット記事はこちら↓

ドイツ代表との対戦が決定 SAMURAI BLUE(日本代表) 国際親善試合(2023/9/9)|JFA|公益財団法人日本サッカー協会

 

フォルクスワーゲンアレーナの場所

 

試合場所はヴォルフスブルクフォルクスワーゲンアレーナというスタジアムで、ヴォルフスブルクドレスデンから車で3時間ほどです。スタジアムの名称からも伺い知ることができると思いますが、フォルクスワーゲンの本社所在地がある都市です。

なお、このスタジアムの収容人数はリーグ戦30000人、国際試合の場合26000人とそれほど大きいわけではなさそうです。ちなみにドレスデンにあるRudolf-Harbig-Stadionは最大収容人数が32249人ですが、座席数は21055席ということで若干ドレスデンのスタジアムの方が小さい感じがします。

フォルクスワーゲンアレーナのチケット販売サイト

6月にチケット情報を探したところ、正規のサイトではまだ販売が始まっていませんでした。そこで、フォルクスワーゲンアレーナの公式サイトにメールマガジン登録をして、チケットの販売が開始された際にメールでお知らせが来るのを待つことにしました。

待つこと数週間、7月19日にメールが届き、7月25日から販売ページがオープンすることが判明。7月25日当日にチケットを購入しました。

販売サイトのリンクはこちら↓

Ticketshop

フォルクスワーゲンアレーナチケットポータルサイト

2023年7月30日現在のチケット残り状況

対日本戦は2023年9月9日(土)ドイツ時間20:45開始です。

チケット販売金額

 

チケットの金額

日本戦は45€(1€150円換算で6750円)からチケットが買えます。

ちなみに、日本戦の3日後にドイツ対フランスの試合がドルトムントのシグナルイグナパークであるのですが、そちらの方は同サイトで25€(1€150円換算で3750円)からチケットが販売されています。このスタジアムはドイツで一番大きく、ヨーロッパで7番目に大きいことで知られています。

 

終わりに

ドイツに来てからサッカーの試合はドレスデンで1度、ライプツィヒで1度観に行きましたが、いずれも寒い時期だったので、9月に行われる試合がとても楽しみです。また、いずれも人に予約してもらったので、今回初めて自分でチケットを買ってみて「こんな風にサッカーのチケットは売ってるのね」と知るよい機会となりました。

サッカーは全く詳しくない私ですが、代表戦を見るチャンスはまたとないと思うので、予習して臨みたいと思います!

 

 

<参考にしたウェブサイト>

Stadioninformationen | VfL Wolfsburg | VfL Wolfsburg

Fakten & Geschichte - Rudolf-Harbig-Stadion

Signal Iduna Park in Innenstadt West, Dortmund, Deutschland | Sygic Travel

プラハのおすすめ絶景レストラン

こんにちは。こちらの更新がまた久しぶりになってしまいました。6月が期末だったので仕事が忙しく最近は残業続きでしたがようやく落ち着いてきたところです。

さて、今回はプラハに日帰り旅行へ行ったときに行ったテラスレストランを紹介したいと思います。

<目次>

Terasa U Zlate studne

Terasa U Zlate studne

住所:U Zlate studne 166/4, Prag 118 00 Tschechien

 

土曜日に急に思い立って日曜日の朝プラハへ出かけた私たちは駅舎内のカフェでレストランを急いで検索。日本語でおすすめのレストランを調べて見つけたのがこちらのホテル併設レストランでした。お店のウェブサイトで電話番号を調べて今日のお昼予約できますか、と聞くと幸運にも席が空いており、予約することができました。

お店のホームページはこちら↓

Terasa U Zlaté studně

閑静な中庭とレストラン入口

トラムを降りて坂を上った先にはまるで隠れ家のようなひっそりとしたホテルが建っていました。敷地内へ足を踏み入れるとホテルのフロント入口と写真のレストラン入口が中庭に面しています。

レストランへはエレベーターで

レストランと書かれた入口から中に入るとすぐ目の前にエレベーターが。なんだかわくわくしてきます。

お酒のディスプレイ

到着したフロアには人気がありません。こちらの写真の向いにはテーブル席があるのですが、ついたてが置いてあって中に入ることはできません。

さらに階段を上がります

どうやらもう少し上に上る必要があるみたいです。目的のテラスレストランはこの狭い階段を上がった先です。テラスへ通じるドアを開けると…

 

プラハの街が見渡せます

こちらは私たちが案内してもらった席からの眺め。この日は日曜日だったのでもっと混み合うかと思いきや、テラスの外側の席に座ることができました。

まずはお水をいただいてゆっくりメニューを眺めましょう!

 

Terasa U Zlate studneのメニュー

Terasa U Zlate studneメニュー デギュスタシオン

コースメニューを見てびっくり!大抵のお店はカジュアルでお手頃なランチで人を呼びこみ、リピーターに夜も来てもらうと思うのですが、コースメニュー+コーヒーとお水で3600チェココルナ、ユーロにして約150€(1€150円換算で約22500円)です。こちらの金額にサービス料10%が自動的にお会計時に加わります。ネットの日本語で見たページは確かに数年前に書かれたものでしたが、ランチ5000円くらいと書いてあったのに…と思って後でよくよくお店のホームページを見たところ、平日には40€(1€150円換算で約6000円)に10%サービス料+のビジネスランチというものもあるみたいです。

アラカルトメニュー

そしてこちらはアラカルトメニューです。思っていたよりだいぶ高級なお店だったのでだいぶ衝撃を受けましたが、せっかくなので素晴らしい眺めを見ながら美味しい食事を楽しもう!ということでアラカルトから好きなものを注文することにしました。

訪れたのは2023年6月でしたが、2023年7月現在は新しいメニューに変わっていますので、行く前にホームページを確認されることをおすすめします。

また、ワインリストやドリンクに関してもお店のホームページから見ることができます。

Terasa U Zlate studneのお食事

パンとオリーブオイル、バターとお塩

悩みに悩んで注文し、しばらくするとパンが運ばれてきました。オリーブオイルの瓶は面白い構造になっていて、左右にそれぞれ口がついているのですが、一方からはオリーブオイル、もう片方からはバルサミコ酢を注ぐことができます。

自家製リモナーデ(150チェココルナ:約950円)

こちらは夫が注文したレモネードです。爽やかな味わい。

 

チェコワイン(グラス1杯 280チェココルナ:約1770円)

私はメインのお魚に合うおすすめを聞いて1杯だけチェコの白ワインを頼みました。とても美味しかったのでラベルを撮影させてもらいました。

前菜その1

この可愛らしいカナッペのような前菜はメニューに載っていなかったので、もしかすると食事を注文した人に提供されるものかもしれません。お皿もぷっくりして素敵だし、なにより味が繊細かつ複雑でとっても美味しかったです。

ホタテのカルパッチョ(590チェココルナ:約3700円)

ドレスデンでは生のホタテを食せるところを知らないので、この前菜はメニューを見たとき即決でした。涼やかなお皿に上品な色合いの一品は見ていてうっとりするほど。ホタテの甘味を強すぎないブドウソースとパクチーの独特な香りが引き立てます。

子牛頬肉のアニョロッティ(590チェココルナ:約3700円)

アニョロッティはウィキペディアによるとイタリアのピエモンテ州のパスタで、ローストしたお肉や野菜を生地で包んで茹でたものです。バターとキノコのソースもいい仕事をして、非常に美味でした。

オヒョウのズッキーニフラワー巻 鰹節のブールブランソース チャイブ添え(1200チェココルナ:約7600円)

オヒョウというお魚を知らなかったのですが、大きなヒラメみたいなものらしいです。味は淡泊でブールブランソースとよく合います。鰹節はあまりよくわかりませんでした。それにしても色合いが非常に美しいです。

ホロホロ鳥のトリュフ風味ポテトソース ホワイトアスパラガスとほうれん草(1050チェココルナ:約6600円)

ホロホロ鳥ということは後から調べて分かったのですが、当時は普通にチキンだと思って食べていました。こちらもとっても趣向を凝らしてあって、大満足の一品でした。

 

非常にお腹がいっぱいになった私たちですが、お料理がこんなに美味しいのならデザートがどんな感じか気になる…ということで、2人分がセットになった、プラリネとプティフール、コーヒーを頼みました。

しばらくして、にこにこしたサービススタッフの方が持ってきてくれたのがこちら。

口直しのソルベ

始めはこれが注文したデザートかと思いましたが、コーヒーが出てこないのでどうやら口直し用みたいです。ほどよいサイズのカシスソルベが爽やかな気分にしてくれます。

そして今度こそ出てきたのがこちら。

プラリネとプティフール(2人分で390チェココルナ:約2450円)

この入れ物、相当こだわりを感じませんか?左の紫色のゼリーは、とても柔らかくてベリー系のお味。隣のトリュフも甘すぎず、まさに1粒の幸せと呼ぶべき美味しさ。右から2つ目の白いお菓子はおそらくギモーブだと思いますが、こちらも上品に整えられています。右端は小さなクッキーシューで、甘いクリームがたっぷり。

テラスレストラン Terasa U Zlate studne まとめ

  • テラスからの眺めが最高
  • 平日はビジネスランチで6000円くらいのメニューあり(飲み物、サービスチャージ含まず)
  • 週末はコースもしくはアラカルトから選択
  • 場所はプラハ城の近く
  • サービス料は総額の10%が追加される(チップを計算する必要なし)
  • 予約がおすすめ

今回4880チェココルナ(208.68€、日本円で3万円強!)を支払いましたが、こんなに高級なランチを経験したのは初めてです。ただ、それだけ高価な分、サービスは申し分ありませんし、料理のクオリティ(見た目、味、タイミング)は今までヨーロッパで入ったお店の中で一番秀でていると感じました。おすすめされたチェコの白ワインも非常に美味しかったので、ワインとのペアリング付きコースも期待できそうです。週末は非常にお値段が張りますが、もしかすると平日よりも眺めの良い席に座れるチャンスは大きいかもしれません。特別なお祝いごとやご褒美にまたぜひ利用したいと思える素晴らしいレストランでした。ホテルもいつか泊まってみたい…。

テラスレストランからの眺め2

始めはテラスからの眺めに驚き、そしてメニューを見て想定以上のお値段に驚き、さらにお料理とデザート、コーヒーの全てが美味しくてずっと興奮していました(笑)足繁く通うことはかないませんが、またこちらで食事をすることを目標に日々お仕事を頑張ろうと思います~!

プラハ観光の際にはぜひチェックしてみてください!