昨日はドイツは選挙の日でした。私たち夫婦は投票権は持っていないので見守ることしかできませんでしたが、ドイツ人の同僚は現状にだいぶ危機感を抱いているみたいでした。人々が人目を気にせず右寄りの政党支持を表明するようになっていく様子を見ていると、ドイツの変容を感じざるを得ません。
さて、気を取り直して。今日は珍しいものをスーパーで目にしたので記録しておこうと思います。
<目次>
ドバイチョコレートとはなんなのか
大きなチョコレートブロックが割られると、緑色のドロッとしたフィリングがあふれ出す、そんな映像を見たことがある人は少なくないのではないでしょうか。元祖ドバイチョコレートはFix Dessert Schocolatierという2021年にアラブ首長国連邦で誕生したチョコレートのお店で売られています。2023年12月にインフルエンサーが食べているところをSNSで投稿し、そこからブームに火が付きました。ドバイで販売されているということでドバイチョコレートと呼ばれるようになったとか。ピスタチオと白ごまペースト、そしてカダイフと呼ばれる極細麺生地を揚げたパリパリ食感の食材をたっぷりと使用したリッチなチョコレートを目的に観光客がドバイへ殺到したそうです。
リンツのドバイ風チョコレート
私自身はドバイチョコレートを食べたことがないので比較はできないのですが、今回いつも行くスーパーでリンツ(Lindt)のドバイ風チョコレートが売られており、興味本位で買ってみました!
リンツのドバイ風チョコレートのお値段
こちらのチョコレート、1枚なんと145gで9.99€(約1560円)!リンツのピスタチオの板チョコ(Creationシリーズ)は148gで4.99€(約780円)なので約2倍のお値段です。
リンツのドバイ風チョコレートの見た目
早速割ってみました!ドバイ風とはうたっていますが、だいぶチョコレートの厚みは薄いので本家に比べると迫力はまったくありません。
リンツのドバイ風チョコレートのお味は?
カダイフのパリパリ感、フィリングのどろっとしたテクスチャー、そして周りを囲うミルクチョコレートのくちどけを感じられる食感はまさしく高級チョコレート。ただ、味のバランスは外側のミルクチョコレートの存在感がやや強すぎる印象を受けました。本家のドバイ風チョコレートだってもちろん外側にもベルギーの上質なチョコレートを使っているといいますが、主役はやっぱり中身だと思うんです。
リンツのドバイ風チョコレートは美味しいのか
結論:確かに美味しいが、自分では買わない
リンツのミルクチョコレートの味が強いため、リンツの「普通のチョコレート」感が出てきてしまい、また厚みが他のフィリング入りチョコレートと変わらないため、145gで9.99€はかなりの割高感が否めません。ただし、話題性はありますし、まぁまぁの味ではあるので、バレンタインのお返しとかちょっとしたお礼とかのプレゼントにはいいかもしれません。
個人的にはリッタースポーツで最近新しく発売されたNussklasseシリーズのピスタチオ(100g 2.19€) のほうが値段も手ごろで美味しくておすすめです!
本日も最後までお付き合いくださりありがとうございました!それではまた~!
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