こんにちは。久しぶりの投稿となりました。実は、オンラインで面接を受けていた会社からオファーレターをいただき、転職をすることが決まりました。今日は現在働いている会社に退職届を提出したときのことを書いておきたいと思います。
オンライン面接についてはこちらをご参照ください↓
<目次>
オファーレターへの返信と退職届けのタイミングについて
オファーレター(実質は労働契約書と仕事内容の説明がドイツ語と英語で記載された書類)をメールでいただいた時に、内容に問題がなければ2、3日でサインして返送してくださいという指示をもらっていました。確認したいことなどをメール返信し、問題がなさそうだということで火曜日の夜に署名済みのものをスキャンして返送しました。
私が今回よくわからなかったのが、オファーレターの返信に絡んだ退職届けのタイミング。いろいろと考えて、新しい会社との契約書と今の会社への退職届を同日付けで提出することに。火曜日の仕事中に上司に話をして提出しましたが、転職の仲介エージェントの方いわく、実際は新しい会社から私の署名入り契約書について受領確認が来るまで待ってから退職届けを出してもよかったようです。
なお、雇用契約によっては個々の会社で異なるかもしれませんが、私の場合は2年勤めていないため、会社への届け出は退職日の4週間前でよいようです。
勤続年数ごとの決まりはこちらをご参照ください↓
Fristgerechte Kündigung: So beenden Sie einen Vertrag richtig
ドイツの退職届けの内容について
会社のパソコンで退職届けを検索するのはちょっと気が引けたのですが、あまり時間がなかったので結局会社のデスクで作業をすることに。ということでインターネットで見つけたテンプレートを2、3種類組み合わせて作成(Kündigung templateとかで検索するとたくさん出てきます)。最後にプリントアウトして直筆のサインを入れたら提出するのみです。
参考までに私の使った文章を載せておきます。内容は退職日の通知と、会社に書面で受領書と勤務態度評価を出してもらえるようお願いし、共に働けたことに対する感謝の意を伝えるものになっています。
”Sehr geehrte 〇〇(会社の代表者名),
hiermit kündige ich das mit Ihnen bzw. der △△△(会社名) bestehende Arbeitsverhältnis ordentlich und fristgerecht zum TT.MM.JJJJ(退職日:日、月、年).
Bitte bestätigen Sie mir den Erhalt dieser Kündigung und das Aufhebungsdatum des Arbeitsvertrages schriftlich.
Ich bitte Sie freundlichst, mir ein qualifiziertes berufsförderndes Arbeitszeugnis auszustellen.
Für die Zusammenarbeit bedanke ich mich recht herzlich und wünsche Ihnen und dem Unternehmen für den weiteren Werdegang alles Gute.
Freundliche Grüße
(直筆署名)
☆☆☆☆(氏名)”
上司に話しかけるタイミング
これは正直すごく迷いました。朝一番に言うのも気が引けるし、仕事の流れに乗ってきた午後も微妙かも、となかなか逡巡しましたが、覚悟を決めて午後3時頃に「5分お時間いただけますか。私の個人的な状況をお伝えしたく。」と切り出して伝えることに成功。非常に忙しいタイミングではあったのですが、アメリカ人(上司はドイツ国籍を持ったアメリカ人です)らしさなのか彼のパーソナリティなのか、ちゃんと聞いてくれました。ただ、翌日に会社のトップに直接伝えた際には「内容は上司から聞いているけれど、書面で提出が必要よ。」と言われ、上司に提出した退職届けが彼女に渡っていなかったようでした。上司に昨日渡しました、と伝えると、「あ、そうなの。」とあっさりしていましたが、結局きちんと渡っているのかは今の所よくわからず。退職届けの受領書をもらえるまでちょっと不安。。。
ドイツで退職届けを提出するとき気をつけること
- 書面(ドイツ語)で提出する
- 通知期限を確認して適切なタイミングで提出する
- 残りの有給休暇日数を確認する
同僚が教えてくれたのですが、以前に退職した子が、引き継ぎの時間を長く取るために有給休暇の買い取りしてくれるよう会社に打診したところ、却下されてしまったということがあったそう。確かに有給休暇は従業員を休ませるために使うものなので、会社が断るのも理解できます。ということで、通知期限を守り、有給休暇の残り日数を予想して、引き継ぎのための日数を確保した上で、退職届けを出すことが望ましいのではないかと思います。私も有給休暇日数をだいたい14日くらいかなぁと予測して計画したつもりでしたが、なかなかうまいことはいきませんね。また別の記事でそれについては触れたいと思います。
以上、ドイツの退職届けについてでした!