ドイツ生活 徒然記

ドイツでの生活も6年目がスタート。日々体験したことや感じたことを書いていきます。

ドイツで面接を受ける オンライン英語・ドイツ語転職面接で聞かれたこと・感じたこと

こんにちは。先週は同僚が休暇でお休みだったのもあったのですが、いつも連絡が少ないクライアントからの依頼が多かったり、私しか対応できない日本語の案件があったりとあっという間に時間が経ってしまいました。そんななか、実は以前選考を受けて不採用になった会社より、空きができたからと先々週の土曜日に面接のお誘いがありました。今の職場とは違い、ドイツ語の比率が高くなることと、取り扱う内容が全く異業種なので採用されれば大きく成長できる機会になると思い、一昨日オンライン面接を受けました。そのときに受けた質問などをまとめておきたいと思います。

 

<目次>

募集があったポストと前回の経緯について

私がその会社の面接を受けたのは2019年の夏で、そのときはエージェントとの電話(日本語)、採用担当者との電話(日本語)、アメリカから来独した人事部門の採用担当者と中国人技術者との面接(英語)を経て不採用となりました。職種はオフィスアドミニストレーターで、総務・経理をブランチオフィスに1人で担当するというもの。当時の面接の内容については以前の記事をご参照ください↓

 

www.et-chandon.com

 

オンライン面接のやり方と面接担当者について

今回はオンラインでアメリカから総務部門マネージャー、人事部門ゼネラリスト、ベルリンからオペレーションディレクターの方が時間を割いて面接をしてくださいました。事前にメールで、マイクロソフト社のチームというグループウェア(組織内での情報共有を円滑に進めるために導入されるアプリケーション)を使ったオンライン上の会議室への招待リンクを受け取り、当日は5分前にそのリンクへアクセスして待機しました。チームは現在の職場でも頻繁に使っているのですが、カメラをオンにしてのミーティングは初めてで、かつ外部から他組織のチームへアクセスしたことが今までなかったのでうまくつながるか不安でした。実際はZOOMを使ったことがある方はわかるかもしれませんが、似たような印象で、ただ全員の顔を同時に画面に表示させるやり方がわからず(話をしている人が全画面で表示されていました)、変なところを触ると接続が切れると思い結局そのままにしておきました。

 

オンライン面接でされた質問

1時間ほどの面接では、総務部門のマネージャーの方からまず日本語で主な業務内容のお話があり、その後英語での面接に入ると、2名の方も加わって、それぞれが代わる代わる思いついたら質問する、というような形で進められました。以下が私が今回された質問です。

  • 現在の仕事についてどんな仕事をしているか
  • フルタイムかパートタイムどちらで仕事をしているか
  • 現在通勤しているかホームオフィスか
  • なぜ現在のあなたの職場は人がやめていくのか
  • あなたについて教えてください
  • 仕事の期限を守るために何を重視しているか
  • 自分しか決断できる人がいないときに期限を守ることができるか
  • 提供されるトレーニング以外でどのように仕事に関する知識をつけるか
  • (日本での)営業時代に一番困難だったと感じたこと
  • 営業職の好きだったところ
  • 大変だった同僚と乗り越え方
  • ドイツで就職した職場で学ばなければならなかった新しいスキル
  • 日本の本社から来独する人たちを迎える際に観光情報や翻訳するなど、イレギュラーな業務が発生するが対応可能かどうか
  • ドイツ語か英語どちらが得意か
  • 5年後どうなっていたいか

ここからはドイツ語で聞かれた質問です↓

  • どのようにドイツ語を勉強しているか
  • ドレスデンのどこが好きか
  • 旅行の思い出
  • 趣味について

 

今回事前に面接は英語とドイツ語と日本語で行われると聞いてはいたのですが、日程の連絡があった翌々日がインタビュー当日だったため、話す内容を考えるのが正直精一杯で、大いに練習不足を感じました。ドイツ語は結局事前に練習する時間がなく、幼稚園児レベルの受け答えしかできませんでした(沈)。。。

 

オンライン面接で気をつけるべきこと

今回初めてのオンライン面接で次回に活かしたいと私なりに気づいたことを記録しておこうと思います。

  • 余裕を持って準備する
  • 緊張感を保つ
  • とにかく間を埋める勢いで話しまくる

今週1週間休暇なのですが、金曜日は休み前に準備することがあって残業してしまい、結局家に着いたのが面接15分前というなんともギリギリな状況でした。間に合ったものの、最適なコンディションではなかったのは事実。十分な時間がないときに、それでも余裕を持てるような強い心を持ちたいものです。

今回オンラインでの面接を初めて受けてみて、家でパソコンに向かうということが結構リラックスにつながることがわかりました。一方、慣れている環境かつ相手との距離が離れた状態ということは、参加者それぞれが自分の安全なところにいるということなので、なかなか踏み込んで相手に自分の気持ちを届けるということが難しいです。自分の快適なところに留まろうとすると緊張感がいつの間にか抜けてきてしまうので、反省としてはもっと自分自身で緊張感を保つことを意識すべきだったということがあります。

もともと、私は話すことが得意ではなく、面接の経験も少ないのでボロを出さないために口数が少なくなる傾向にあります(苦笑)今回は特に十分な練習ができなかったことから、いつも以上に話ができませんでした。。。質問をたくさんされたのは、それだけ自分から話ができていないということの顕れです。私の場合、話しすぎるくらいが丁度いい!と思ってとにかくキャッチボールを返すことを意識する必要があると感じました。

初めてのオンライン面接で得られたことと反省点

エージェントからのフィードバックはまだありませんが、確実に落ちたと思います。ただ、今回は自分の課題をあぶり出すためにとてもいい機会でした。例えば、英語は言い回しのバリエーションをもっと増やすことが必要、ドイツ語は普段聞く機会はあるのですが、ほとんど話す機会がないので真剣にアウトプットの場面を増やす必要があるということなど。また、今回客観的に見て受け身の答え方しかできていなかったので、もっと自分の良さをこちらからアピールする必要があるな、と。評価できるところは、15ヶ月のドイツでの仕事経験があったおかげで、相手の言っていることを英語もドイツ語も理解することができたこと。ヒアリングは2年前に比べて伸びていることを感じました。不採用通知がくるのかサイレント(一切連絡なし)なのかはわかりませんが、もし連絡がきたら、いつかまた面接のチャンスをいただけるようにお願いしようと思います(笑)しかし、自分のドイツ語の喋れなさはトラウマもので、面接終了直後はドイツ語を見るのが嫌になるほど。。。英語とドイツ語の頭の切り替えは以前よりましになってきましたが、苦手です(涙)場数を踏んでひたすら練習ですね。

 

以上、初めてのオンライン面接についてでした。参考になるかはわかりませんが、これから面接を受ける方はぜひ準備をしっかりして悔いのないように臨まれますよう。健闘をお祈りします!