コロナウイルスの感染はとどまるところを知らず、ドイツのロックダウンも1月末まで延長が決定しました。さらに制限が強化されて、私的な集まりは自世帯に加え他世帯の最大1名まで、という厳しいものに。外食もできず、ウィンドウショッピングもできないので家で過ごす時間を充実させるしかありません。そんな中、最近よく我が家で行っているのが餃子づくりです!
ロックダウン下のドイツ、おうち時間で作る餃子の皮
餃子の皮はアジアンショップへ行けば売っているのですが、手作りの皮は安いですし、もちもちしてよく伸び、美味しいので我が家ではいつも家で自作しています。伸ばし加減によっては生地の薄さに違いも出て、味に変化が楽しめます♪
写真に写っている小さな綿棒があると使いやすいですが、大きな綿棒でももちろん作ることができます。このスケール付きマットは夫が一時帰国時に日本のアマゾンで買って持って帰ってきたものですが、餃子以外にもスコーンやパンなどの生地ものを作るときに便利で重宝しています。参考までにリンク載せておきます↓
形はいびつでも、包めてしまえばOK!真ん中を分厚めに残して周りを薄くすると包みやすい、と聞いたことがありますが、とにかく包んでしまう気合が肝心です。
ドイツの薄力粉は日本の薄力粉に比べてだいぶ強いです。夫いわく、ほぼ日本の強力粉だそう。なので、日本に帰ったら大量に薄力粉を買って持って帰ってくるのが常。今回は日本の強力粉とドイツの薄力粉で作ってみたところ、特に問題なかったのですが、やはり日本の強力粉と日本の小麦粉で作った方が粉の甘みが感じられて美味しい気がします。
我が家の餃子あん
お肉について
特にこだわりはなく、ひき肉は合い挽き肉と豚ひき肉とを比べてそのとき安い方を購入して使っています。ちなみに今日は豚ひき肉1キロが3.78ユーロ(約454円)と赤札だったのでそちらを購入しました。
野菜について
野菜はニラ(≒Bärlauch)が手に入りにくいため、ねぎ(Lauchzwiebel)を入れ、さらにシャキシャキした食感を出すためにコールラビ(Kohlrabi)もしくは大根(Rettich Weiß)を細かく刻んであんに練り込みます。写真はねぎ、白菜(Chinakohl)、大根です。コールラビは友人宅に招かれたときに頂いた餃子でその組み合わせに感動したのでそれから入れるようになりました。固めに茹でたカリフラワー(Blumenkohl)をみじん切りにして入れても同じように食感が楽しめます。ちなみにフードプロセッサーを使えば一発でみじん切りになるのですが、私は無心になれるみじん切り作業が結構好きみたいです。
(我が家では)餃子50個=2人前
2人分の量としては多いかもしれませんが、50個作っても多いときで10個くらいしか余らないので毎回この数量をせっせと作ります。夫が皮作成担当、私が包み担当で、500グラムのひき肉と適量の野菜たちを味付けしたあん入りの餃子たちができあがります。写真は密状態ですが、お皿もしくは隣人とくっついてしまうことを防止するために薄力粉を敷いています。
水餃子は余ったら焼き餃子もしくは電子レンジであたためて
包み終わったら水を沸騰させた鍋に入れて約4分間茹でます。全ての餃子を茹でて、余ったら翌日焼いていただきます。茹でるときは、吹きこぼれを防止するために、なるべく粉をはたいて投入するようにしています。皮の生地はこねてから30分寝かせる必要があるので、その間に餃子あんを作り、2人がかりで作業して1時間半から2時間くらいで完成です。
熱々のままでも冷めていてもどっちでも美味しいのですが、器に盛るときに少し茹で汁をかけてあげるとくっつきにくいです。浸るくらいかけると、餃子がまとった茹で汁でタレが薄くなりやすいので、少量がおすすめです。
余ったら翌日フライパンで焼き餃子にしますが、皮がくっついてボロボロになりやすいので、電子レンジであたためるほうが型崩れしません。
余談ですが、餃子を入れているポーランド食器は私達のお気に入りです♪ ポーランドに食器を買いに行った記事もあるので、よかったら見てみてください↓
参考にしているレシピ
最後に、私が参考にさせてもらっているレシピを紹介します。
夫は生醤油でいただくのが好きらしいのですが、私は餃子のタレで食べるのが好きなので下記レシピを参考に作っています。
うまうまっ☆餃子のタレ レシピ・作り方 by すたーびんぐ|楽天レシピ
みなさんもおうち時間でぜひ餃子を作ってみてください。自由な発想で餃子を作ったら自分なりの美味しい餃子あんが見つけられるかもしれません♪