ドイツ生活 徒然記

ドイツでの生活も6年目がスタート。日々体験したことや感じたことを書いていきます。

ドイツの職場で出張コロナウイルステストを受けました

 

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朝7時ころのトラム停留所

今週は珍しく雪が降る日が続きました。木曜日の朝、いつもより余裕を持って家を出たのですが、接続が悪くて、雪の中15分ほど待たなければならず、歩いたほうが暖かいかなと思って2駅ほど歩きました。去年はほとんど雪が降らなかったので、靴の下に感じる雪の感触が懐かしく感じたほど。日本は今年記録的な大雪だとニュースをしばしば目にしますが、みなさんはいかがお過ごしですか。

 

ドイツの職場で陽性者が出たときの会社の対応

さて、私の務めている職場でも、ついに2名の陽性者が出てしまいました。2人は48時間の間に職場にいなかったということで、気になる人は各自テストを受け、領収書を会社に提出すれば料金を精算する、という話に。しかし、任意でテストを受ける人が予想以上に多かったのか、翌日には会社で出張テストをオーダーするから希望者を募る、という追加連絡が。

48時間以内に陽性者が職場にいなかったからといって感染リスクがゼロであるわけではないと思います。全員強制的に検査する、ということが会社命令ではできないのかもしれませんが、正直に言って最初の対応は微妙〜。。。

 

ドイツの出張コロナウイルステスト

既に自分でテストを予約した人や受けた人を除いて、募集連絡のあった翌日に出張コロナウイルステストが設けられました。今回は簡易検査で、会議室に会場が設置され、喉の粘膜を調べてもらいます。防護服を着た派遣スタッフの方1人が丁寧に対応してくれました。マスク越しだとただでさえ聞き取れないドイツ語が余計に聞こえないので、英語で説明をお願いしたのですが、「あんまり英語得意じゃないんだけどね」と、言いながらも50代くらいに見えるその細身の男性スタッフさんはとても感じが良かったです。(英語が話せて感じがいい年配の人はたいていドレスデンの人じゃないなと思ってしまうのが常。)

検査が終わったら15分後に再度会議室に戻り、検査結果を受け取ります。これが検査結果の紙です。

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出張コロナウイルステスト結果

今回の出張テストを受けた私を含め20名ほどの希望者は全てが陰性でした。会社で5分足らずで検査ができるのは非常に良かったです。自分で予約して、会場まで足を運んでいたら半休を申請しなければいけませんが、業務内で終わることが大変ありがたいと感じました。

ちなみに、このテストで陽性と出た場合は保健所に連絡がいき、その後は保健所の指示に従って動くことになります。

 

おまけ*コロナウイルス検査セットがドラッグストアに

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先日検査キットがドラッグストアのdmに売られているのを見かけました。これはどうやら血液を採取してそれを検査センターに送り、検査結果を待つタイプのようです。49.95ユーロ(約6000円)ということでなかなかのお値段じゃないでしょうか。ネットで見てみたところ、日本のオンラインショップでは様々な検査キットが4000円弱くらいで販売されていました。写真の検査キットに話は戻りますが、精度も不安だし、このお値段だったらドレスデンでは買う人がいなさそうだなぁと個人的には思います。

 

今回の職場での陽性者が出たという事実は、いつかはそういう日が来ると予想していたものの、やっぱりショックが大きかったです。簡易検査の前日はもし自分が陽性だったら、とその結果の与える影響を考えてしまい、気が気じゃなく、これからも一層気をつけて生活しよう、と思った出来事でした。

 

以上、ドイツでコロナウイルス出張テストを受けたお話でした。