ドイツ生活 徒然記

ドイツでの生活も4年目がスタート。日々体験したことや感じたことを書いていきます。

ドイツの職場でコロナウイルス感染者が出たときの対応は?

こんにちは。ドレスデンは寒さが戻ってきてしまい、もう4月というのに今週は吹雪く日も多かったです。実は、タイトルの通り、職場でコロナウイルス陽性者が出ました。今日はドイツの会社の対応について書いておきたいと思います。

 

<目次>

 

ドレスデンの現在の防疫措置

4月6日からは新たに小売店でのクリック&ミート(事前予約)に条件が加わり、24時間以内に簡易テストを行い、陰性だった場合のみ店舗への訪問が許されることになりました。さらに、マッサージ店など身体的接触を伴う仕事に従事する人たちに対して雇用主は、週に2回簡易テストをさせることが義務付けられました。ちなみに、同僚に「どうやって店頭でテストを受けた結果陰性だということを証明するの?」と聞いたところ、彼女いわく、フォーマットをダウンロードして署名をすればいいだけ、とのこと。

企業はホームオフィスを推進するよう強く求められていますが、依然として出社が続いている従業員は会社から週に1度簡易テストを支給されており、誰でも週1回無料で薬局やコロナテストセンターで受けられる簡易テストと合わせると週に2回無料で簡易テストを受けることができます。

 

ドイツの陽性者が出た職場の対応

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コロナウイルス簡易テスト(陰性反応)

以前にも何度かここで書いたのですが、私の部署は私が入社してから既に8人去っています。出入りが激しいとでも言いたいところですが、出ていくばかりで私の入社以降誰も入ってきていません。私は1人日本人の方が辞めるタイミングで入ったので、現状マイナス7人…マイナス7人!?(改めて数えてみて自分でびっくりです。)そして今いる人数が6人なのですが、今週は1人が休暇でおらず、1人がコロナウイルス陽性となり、現在4人。。。

感染した同僚は、今週火曜日の朝(月曜日は祝日でした)に自宅で簡易テストを行った際、陽性だったため、薬局で再度簡易テストを行い陰性でした。ただ、念の為その日にPCR検査を受け、水曜日の朝に陽性が判明したとのこと。その連絡があって数時間後、コロナ関連を対応している別の部署の人が私の部署にやってきて、その場で4名全員が簡易テストを再度実施することに。私達の部署の扉はいつも開放されているのですが、今週は閉ざされ、他部署との行き来もできなくなりました。ランチルーム(正確には多目的スペース)にもいけないので、電子レンジが使えないと訴えた同僚のおかげで、私達の給湯室に即座に一台レンジが設置されました。部署間の通路にはテーブルが設けられ、物の移動はそのテーブルを介して行われることに。

簡易テストの結果は4名全員陰性でした。陽性になった同僚とは、毎日彼女のデスクで隣りに座って仕事を教えてもらっていたのですが、イースターの4連休を挟んでいたことと、火曜日にも私自身簡易テストが陰性だったことから、個人的にはそんなに気にしていませんでした。ただ、周りからは、一緒に居た時間が長いから薬局で再度検査をしたほうがいいんじゃないか、と言われ、なんとなくしなくてはいけないような雰囲気に。ただ、4連休明け+人手不足ということで、仕事が多すぎて薬局にアポを入れたりする余裕もなく、あっという間に時間が経ってしまいました。コロナウイルスは潜伏期間が1日〜14日で発症まで平均で4、5日ほどだということから考えると、現状陰性2回という結果なので問題ないのではないかと。とはいっても念の為、他の3名がテストのアポを取ったりしているというのもあり、私も簡易検査を再度受けることにしました。ただ週に1度無料でできる検査は簡易テストであって、PCR検査ではない(PCRは有料)のでそんなに意味はない気がしますが。。。

 

日本の会社の対応について私は知らないのですが、私の会社の対応についてみなさんはどのような印象を受けますか。会社から簡易テストの支給が迅速に行われ、部署間の行き来が止められたことはよかったと思います。ただ、簡易テストはPCRに比べると当然正確性に劣るため、PCR検査が提供されてもよかったんじゃないかなと思います。ホームオフィスができないということで、感染のリスクにさらされているため、遅かれ早かれ、いつかはこのような状況に陥るのではないかと危惧していました。やっぱり人手不足の部署においては結構しんどい状況です。今回幸いにもクラスターは起きず、1人だけが陽性でしたが、ワクチン接種もまだまだなドイツでは、今後も細心の注意が必要なことには変わりありません。少し長くなってしまったので、テストセンターで簡易検査を受けた話はまた別記事にて書きたいと思います。

 

ロックダウン下のドイツで過ごすお家時間(ソーイング)

昨日4月2日(金)からイースター休暇でドイツは4連休です。とは言ってもどこへも出かけられないので、今日は先日買ったイケアの布で縫い物にチャレンジしました。

 

<目次>

大きな絵柄を活かせるハンドメイド小物は?

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先日イケアで買ってきた布の柄が思いの外大きく、その絵柄が活かせるものをなにか作れたらとレシピをネットで探していたところ、こんな動画を発見。

 

 

 

猫さんが逆さまになってる…!

 

と目を引きつけられたこのクラッチバッグ。作り方がわかりやすく解説されていたので作ってみることにしました。

 

クラッチバッグに挑戦

用意したもの
  • 表地 31cm×54cm
  • 裏地 31cm×54cm
  • ファスナー 28cm
  • ミシン&ミシン糸&針(私は一部手縫いで仕上げました)
  • 裁ちばさみ

動画のものより1周りくらい大きくしたくて、寸法を若干変えています。前回イケアに出かけたとき、布地は写真のものしか買わなかったので、裏地は家にあった新品のイケアの台拭きを使用。ファスナーは以前にイケアの枕カバーをマフラーにリメイクした際に解いたものを再利用しました。

 

完成品

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完成したクラッチバッグ

もっと縦幅が出る予定だったのですが、思ったより細長い形に…。小鳥がひょっこり顔を出しているように見えるよう絵柄の配置を工夫しました。マチは動画のものより少しだけ大きめにして、2.5センチ取ってあります。表布自体はしっかりしたものではありますが、接着芯を入れるとくたっとせずに、よりきれいに見えるかもしれません。動画では縫い代の詳しい説明は省かれていたため、終始目分量で進めましたが、適当でもなんとかなりました!

 

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ポーチとしても使えます

小鳥が逆さまになってしまいますが、旅行時に着替えなどを入れたりできる大きめの薄型ポーチとしても使えます。

 

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枕カバーから再利用したファスナー

ファスナーはもともと40センチくらいあったのですが、不要な部分をカットして使いました。

 

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裏地はイケアの台拭きで代用

裏地用の布を買い忘れていたので、ずっと前に買って保存してあったイケアの台拭き(新品でした)を利用。同じ柄の台拭きをずっと使っているのでなんだかファスナーを開ける度に「布巾だ…」と思う羽目になりました(苦笑)

 

ゆっくり慎重に動画を何度も確認しながら作業をして、完成までトータルで約2時間半くらいかかりました。当然ですが、やっぱりミシンは速い!今までリメイクマフラーにしろ、マスクにしろ、手縫いでちくちく作業していたので非常に時間がかかりましたが、これからはミシンでスイスイできそうです!

 

今後夏に向けていろいろと手作りできたらいいなぁと妄想を膨らませています。そして、これからも家時間を充実させる方法を追究していきたいと思います。

 

ドイツ ドレスデン再びコロナウイルス対策制限強化へ

3月も下旬に入り、ようやくドレスデンも暖かくなってきました。今日は、先日予約したイケアに無事に行けたので、そのご報告とその後のドレスデンの防疫措置について書いておきたいと思います。

<目次>

クリック&ミートでイケアへ

前回の記事でイケアに訪問予約したことを書いたのですが、3月26日(金)は無事に入店することができました!ちなみに前回の記事を読まれていない方はぜひこちらをどうぞ↓

www.et-chandon.com

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入店の際に必要なQRコード

イケアのホームページで訪問日時を予約すると、 写真のようなQRコード付きのメールが送られてきます。(代表者だけではなく、訪問予定者全員分のQRコードが必要です。)今回は3月26日の18時が予約時間ですね。

 

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イケアの入り口

クリック&ミートが導入された週は長蛇の列ができていたイケアのエントランスでしたが、この日はすんなり入ることができてとてもスムーズでした。ちなみに、入り口には18時5分前に到着し、係員にメール見せると、まだ時間にはなっていませんでしたが入店できました。ちなみに退店する際にもQRコードを提示する必要があります。滞在時間も管理して誰が何時まで居たのかを把握しているようですね。

 

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イケアで購入した布

この日は買いたかった布を調達することができました!ただ、ポーチを作る予定でしたが、柄が思いの外大きいので、何を作るか再考中です。それにしても小鳥さんが可愛い!

実は、イケアに来た真の目的は布ではなく、台所のパントリーに設置する棚を購入することでした。事前に調べて目星を付けていた商品について店員さんに尋ねると、なんとラスト1個!それを聞いて急いで陳列棚へ向かいました。しかし、時既に遅し…。私達が棚の前に到着するとそこには空っぽの空間しかありませんでした(涙)再度別の店員さんに確認してもらったところ、月曜日に入荷すると言うではありませんか。これは再訪するしかありません。ちなみに、有料(10ユーロ)ですが、クリック&コレクトというサービスがあって、事前に購入した商品をピックアップするということもイケアでは可能です。

 

ドレスデンの現在のコロナアンペル値

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写真は2021年3月28日(日)12時時点のコロナアンペル

イケアに再訪するため、月曜日以降で入荷されると考えた私達は火曜日にクリック&ミートで予約をいれました。しかし、昨日27日(土)にコロナアンペルを確認すると、なんと121.6となっており、3日間連続で100を越えてしまっていました…。店舗訪問はもうできなくなってしまうのか…!?

コロナアンペルについて知りたい方はこちらをどうぞ↓

 

www.et-chandon.com

 

ドレスデンは再び制限強化へ

2021年3月30日より、再び制限が強化されることになってしまったドレスデン。ただし、2021年4月1日よりザクセン州におけるコロナ関連条例が改定される予定であることから、その閣議決定を待つ形で、3月8日及び15日以降に再度オープンを許された店舗や文化施設が閉じることは今の所ないようです。とりあえず、これでイケアで棚を買うことはまだできる、ということになりました!よかった!

制限強化の内容

具体的には、屋外での飲酒禁止、自世帯以外の人との接触を1名までに制限(3月8日以降は5名まででした)、外出制限(出勤、通学、日用品、薬、食料の買い物、通院はOK)という内容です。

 

簡易コロナテストが職場でスタート

先週月曜日、出勤するとオフィスのドアの前に同僚たちが溜まっていました。扉の横には「コロナウイルス簡易テスト」と張り紙が貼られ、その下にテストキットが。前週なにも聞かされていなかったため、ちょっとびっくりしましたが、とにかく簡易テストを自分で行い、結果を写真に収めて指定されたアドレスへ送信しました。当日はそのようにして扉の前に大勢が集まってしまったため、来週以降は出勤する前に自宅で検査を済ませるように、と金曜日にテストキットが配布されました。それがこちらです。

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会社から配られたテストキット

小学校でも子どもたちは自分でこういった簡易テストを行うそうです。なお、職場からは週に1回の配布がありますが、それ以上行いたい人は、個人的に薬局などへ行ってやってくださいとのことでした。

 

なお、ザクセン州の情報を見ると、ドイツに住んでいる人は誰でも無料の簡易テストを週に一度受けられるということでした。

詳細はこちら↓

Coronatest - sachsen.de

 

ただ、NDR(北ドイツ放送)の記事では、提供される検査キットはPCR検査ではなく、抗体検査というもので、PCRに比べると正確性に劣り、できれば週に2,3回の検査をしたほうがよいと報じています。

Corona: Wie sicher sind Schnelltests für zu Hause? | NDR.de - Ratgeber - Gesundheit

 

まだまだ先の見えないコロナウイルスとの闘いですが、再び自由を得られるまで耐える時期は続きそうです。この調子だと、ドイツ国内を旅行することも、ましてや日本に一時帰国することも年内自粛することになりそう…。ただ、この気落ちした状況を割り切って2021年を乗り越えれば、2022年には一回り成長した自分に会えるはず、となんとか気持ちを切り替えようと努めています。みなさんも、どうかポジティブに毎日を過ごしてください。

 

ドイツのロックダウンに暮らす

先週は冷え込み、毎日のようにみぞれや雪が降りました。ドイツ人が毎年心待ちにしているイースター休暇はもう目前ですが、天気は冬に逆戻り、そしてコロナウイルス感染者数は増加傾向と、なかなかうまいこと運びませんね。今日はロックダウンの現状と近況について少し書いておきたいと思います。

<目次>

 

ロックダウンの間に趣味を増やす

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ブラザーミシン

旅行はもちろん、外食もウィンドウショッピングもできない今は、仕事と食材を買いに出かける以外は基本家におります。年末に少しここでも書いたのですが、せっかく時間がある今のうちにハンドメイドを楽しもうと思って、年明けにアマゾンで家庭用ミシンを購入しました!

 

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ブラザーミシン

中学生のときは夏休みの自由研究で浴衣を縫ったり、デニムのショートパンツに挑戦したりとソーイングを楽しんでいましたが、社会人になってからはまったく触る機会がありませんでした。ただ、せっかくミシンを買ったのに、1月はロックダウンで縫うための布が調達できず、宝の持ち腐れに…。それでも、待ちに待った3月、ついに予約をした上で来店&買い物ができるようになったため、先週記事を書いたクリック&ミートで今週の金曜日にイケアを予約しました。可愛い布があったらポーチを作ろうかなと思い、今からワクワクしています!

クリック&ミートについてはこちらをご参照ください↓

www.et-chandon.com

 

コロナアンペル(コロナ信号)の状況

先週ご紹介したドイツのロックダウン規制緩和の条件には、過去7日間の10万人あたりの感染者数が3日間連続で100を越えた場合に、3月8日以前の制限を再び適用するというものが含まれており、現在の状況は本日時点で92.7という数字。しかも、2月15日から再開されていた学校や幼稚園がザクセンの一部地域では明日3月22日よりまた閉じられることが先週金曜日に報道されており、ドレスデンにもその波が来ることは十分考えられます。アポイントメントを取って店舗を訪問することが可能になったはいいものの、制限が緩和されてすぐに感染者数が増加しているこの状況。その上、イースター休暇で普段一緒に暮らしていない家族が集まってしまったら…結果は目に見えています。

 

ドイツのロックダウンとワクチン

制限緩和について、ドイツ全体の方針が決められた後、各州で詳細が決められていますが、今回の状況を見ると、どのように制限を設定するかは手探り状態なんだなと感じます。政府の政策、コロナ対策に対して不満を持つドイツ人は少なからずいて、ドレスデンでも3月13日にロックダウンに反対するデモが強行されました。そうやって、人々のフラストレーションが高まっていることは徐々に形として顕れてきており、今後またすぐに制限緩和が撤回されたりすれば、さらなる暴動が起きてしまうことも考えられます。ドイツのワクチン接種に関しては、接種を2回終えた人が人口の3.9%(2021年3月19日時点)、ドレスデンの属するザクセン州のみだと4.2%になっており、まだまだ始まったばかり。集団免疫を獲得し、再び自由に外食に出かけたり、旅行したりできる日がいつ来るのかは見通しが立てられないのが現状だと思います。

 

さて、今週金曜日のイケア訪問は果たして叶うのか、それとも週内に再び制限が復活してしまうのか…。次回、皆さんによいご報告ができることを願いつつ、明日月曜日からお仕事に励みます。

 

<参考記事>

Im Landkreisen Meißen müssen Schulen und Kitas ab Montag schließen

Demonstrationen - Dresden - Trotz Demo-Verbots: Proteste gegen Corona-Politik in Dresden - Politik - SZ.de

Corona-Impfungen: Diese Länder liegen aktuell vorne - ZDFheute

ドイツロックダウンの段階的解除とクリック&ミートについて

日本では気候が暖かくなって桜の開花が始まったという報道をYouTubeで目にしましたが、ドイツでは以前として寒い日が続いています。さて、先週からロックダウンの緩和が行われたドイツの状況を少し書いておきたいと思います。

<目次>

 

ドレスデンの緩和措置 2021年3月8日〜

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コロナアンペル

ドイツには過去7日間の住民10万人あたりのCovid19感染者の人数で計測する「コロナアンペル」という基準が存在します。今回は、過去7日間の10万人あたりの感染者数が3日連続で100人を超えた場合、再び以前の制限措置が適用されると取り決められました。それでは、私の住むドレスデンを例に、2021年3月8日から適用される緩和措置を見てみましょう。

 

商店での緩和措置 

今まで生活必需品を取り扱う商店しか営業が許可されていませんでしたが、先週からそれ以外の商店は衛生管理条件に加えて、40平方メートルに1名まで、事前予約(後述あり)での来店という項目を満たすことで営業再開が可能。

 

身体接触を伴うサービス業への緩和措置

衛生管理条件に加えて、従業員に週に1回の簡易検査を行うことや、顧客に陰性証明書を義務付けた予約営業によって、タトゥーやコスメティック関連等のサービス業は営業再開が可能。

 

子どもたちの集団でのスポーツ

15歳未満の子どもは20名以下のグループで屋外スポーツを行うことが可能。

 

上記に加えて、公共の場での飲酒禁止及び夜間外出禁止が解除されました。さらに、今週からは美術館や植物園、動物園などが予約制で再開される予定となっています。なお、飲食店は引き続きテイクアウトのみの営業しか認められていません。

 

図書館の開館状況は?

以前ロックダウン措置について、ドレスデンの図書館は未だオープンしていないと書きましたが、2021年3月1日より日数を制限して開館しているようです。詳しくはこちらを御覧ください↓

Neue Öffnungszeiten in der Bibliothek Strehlen ab 1. März 2021

 

ロックダウン規制緩和後初の週末 ショッピングモールへ

実は昨日までお店が限定的に再開されたことを知らなかった私達夫婦(苦笑)昨日はたまたまドレスデンのショッピングモールの中のスーパーに買い物に出かけたのですが、「なんだか人が多いぞ?」と感じ、さらに、今まで閉まっていたお店がちらほら開いていているのを見てようやく店舗が営業を再開したことを認識。そんな中でも行列ができていたのがこちらのお店。

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2021年3月13日撮影

日本でもお馴染みイケアです。

 

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入場制限による長蛇の列

行ったのはちょうどお昼前くらいでした。日本だったら特大セールとか福袋でも販売しているのかと思うくらいに人が並んでいます。皆さんマスクをしてはいますが、1.5メートルの距離感は保てているとは言えないですね。

 

店舗入店の事前予約とは?

先程制限緩和の条件となっていた事前予約について、店頭でこんな案内を見つけました。

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店舗に掲示されたクリック&ミートの案内

QRコードからアクセスしたクリック&ミートというサイトで、来店日時を事前予約し、その日時に来店する、という仕組みのようです。昨日ショッピングモールへ出かけて初めてそのことを知ったので、私はまだ使ったことがありませんが、店舗によっては家電量販店など、当日その場で名前と連絡先を記入することを条件に入店させてくれるところもありました。

 

イケアのクリック&ミート

参考までに、イケアのホームページから来店日時を予約しようとすると、このような画面が表示されます。

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イケアのクリック&ミート

各回何名かは明記されていませんでしたが、15分ごとに入場制限されており、90分間までの滞在が認められるとのことでした。予約が完了すると、QRコードがメールで通知されるようになっています。なお、来店者1名につき1枚のチケットが必要となっているので、代表者だけではなく、入店予定の人数分予約をしておく必要があります。

 

イケアドレスデンのクリック&ミート↓

IKEA Dresden: dein Einrichtungshaus vor Ort - IKEA Deutschland

 

 

事前に来店予約をするとなると、欲しい物があってもかなり吟味してから予約をすることになりそうですね。始まったばかりのシステムなので、運営はまだ模索状態だと思いますが、とにかく実際に商品を見て買い物ができるようになったことは個人的には純粋に嬉しく感じます。ただ、この規制緩和で感染者が増えてしまった場合は、またすぐに以前の規制が適用されるため、感染防止のために、私達は今後も必要最低限の買い物にとどめておこうと思います。暖かくなると気持ちも高揚して外に出たくなりますが、安全になるまで油断は禁物です。皆さんもどうぞご自愛ください。

 

 <参考にしたサイト>

Dresden: Diese Corona-Regeln gelten ab dem 8. März | MDR.DE

Dresden lässt weitere Öffnungsschritte zu

https://experience.arcgis.com/experience/d2386f3214c1451c81b242be69bb3d50

 

 

ドイツワインセミナー ドレスデンのワインショップDWG Handel

3月も気がつけば1週間が経っていました。みなさんいかがお過ごしでしょうか。ここ最近は時間が経つのが本当にあっという間で毎日が慌ただしく過ぎております。そんななか、先月20日に日本人のソムリエさんが営むドレスデンのワインショップDWG Handel によるオンラインワインセミナーに参加しました。今日はそのワインショップとセミナーについてです。

<目次>

ドレスデンのワインショップ DWG Handel 

ドレスデンの観光名所であるフラウエン教会のすぐ側に立地するお土産屋さんの地下にソムリエの沼尻慎一さんが経営するDWG Handelはお店を構えています。

 

住所:An der Frauenkirche 13, 01067 DRESDEN GERMANY

ホームページ↓

ドレスデンのワインショップ【デーヴェーゲーハンデル店】|DWG Handel - Wine shop in Dresden

 

2008年にオープンしたお店は今年でなんと13年目。20年以上に渡ってドイツ各地のワイン醸造所を巡ってきた店主の沼尻さんは、ドイツワインの生き字引と言っていいほどの知識と豊富な経験を持ち、ワインにかける情熱はもちろん、そのユニークかつエネルギッシュな人柄で多くの(私達夫婦を含めた)常連客の心を掴んでいます。

*2021年3月現在はコロナウイルスの影響でお店は一時休業中です。

 

最近はYouTubeチャンネルも開設されたということで、リンクを貼っておきます!

 Youtubeチャンネル「沼尻ワイン街道」

 

DWG Handel店内には、ドイツワインやヨーロッパ各地のワインはもちろん、バウムクーヘンやワインジャム、ワイングラスに加え、フェイラーのタオルやワイン小物などが取り揃えられています。

DWG Handelワインセミナー

ドイツでソムリエコンクールに積極的に参加されたり、ワインの審査員も務めている沼尻さんは、毎年日本でワインセミナーを開催されています。今年はコロナウイルスの影響で行われませんでしたが、DWG Handelではオンラインでのセミナーをこれから開催していくということで、記念すべき第1回目のワインセミナーに先日参加しました。

 

ワインセミナーの内容

開催日時:2021年2月20日(土)20時〜(ドイツ時間は正午)

参加者:18名

 

ドイツ時間正午からZoomを使って開催されたワインセミナーでは、事前購入者に発送されたライツ醸造所のアインスツヴァイドライ(2018年)という白ワインのテイスティングをメインに、ドイツワインの13の生産地方の紹介や、ドイツワインの現在についてのお話を聞くことができました。さらに、今回は事前のアンケート記入者が参加できる抽選会に加えて、ワイン好きな参加者の疑問にDWG Handelに勤めるソムリエ2人が回答する質問コーナーなど盛りだくさんの内容で2時間があっという間でした。

 

今回個人的に印象に残ったのは、「ペトロール香」というワインの香りについてのお話です。トロール香とは、その名の通り石油の香りで、日照によってカルチノイドが生成され、ぶどうが実を守ろうとして皮を厚くすることが発生する原因ということでした。ペトロール香は保存方法が悪くても出てくるため、品質が悪化してしまったワインから感じられることもあるそうですが、熟成香と相まって良く評価されたり、品種の個性として見られることもあるとのこと。ワインについての知識がまったくない私にとっては初めて知ることばかりでしたが、そんな初心者でも楽しめる内容でした。

 

次回は2021年3月27日(土)日本時間20時〜(セミナー単体は参加費1200円)を予定されているということなので、興味のある方はfacebookで詳細を見てみてください。

https://www.facebook.com/dwghandel

 

コロナウイルスの影響で外出できない中、ワインセミナーへの参加はよい息抜きになりました。これからも積極的に参加したいと思います。

ドイツ ロックダウンさらなる延長について

2月ももう後半に入りましたが、いかがお過ごしでしょうか。ドレスデンは先週積雪が続き、氷点下20度近くまで下がる寒い日もあったのですが、来週は18度まで上がる予想で、急激に暖かくなりつつあります。ちなみに雪が降った時の様子はこんな感じです。

 

 
 
 
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こんなに雪が積もったドレスデンはこちらに来て初めてで、ドイツが寒い国なんだということをようやく体感しました。

 

さて、今日はロックダウンの延長について、今現在わかっていることをまとめてみようと思います。

<目次>

 

ドイツのロックダウンさらなる延長へ

2021年2月10日に行われたメルケル首相と各州首相たちの協議において、2021年3月7日まで防疫措置が延長されることが決定しました。しかし、今回の協議では幼稚園や学校が順次再開されることが決まり、ドレスデンが属するザクセン州でも、今週2月15日から保育園が動き出しました。

 

3月7日までのザクセン州におけるロックダウン概要

ざっくりまとめるとザクセン州では以下のような措置が行われるようです。

  • 友人や家族の集まりは引き続き、自らの世帯+1名まで
  • 22時から6時の間は外出制限強化
  • 雇用主は在宅勤務を推進させる義務あり
  • 屋内外を問わず、マスク着用義務あり(公共交通機関や店舗内など、医療用マスクの着用義務あり、さらに職場や高齢者ケア施設ではFFP2マスクまたはKN95/N95マスクの指定あり)
  • 保育施設は2月15日より再開
  • 小学校は登校義務なしで条件付き再開
  • 入国管理、検疫体制の強化
  • レストランは引き続きテイクアウトのみ営業可
  • 売店は引き続き3月7日まで閉鎖(スーパー、薬局などは営業)
  • 理髪店、美容院は3月1日より条件付き再開可
  • 文化施設は引き続き閉鎖、ただし図書館は再開可※
  • イベント、メッセ、国際会議は行われないが、特定のスポーツの試合は開催可

※現在有効な貸出カードを持つ人を対象に、予約したメディアをピックアップできるサービスが行われていますが、図書館が一般に開放されるのは早くとも2月28日以降になる見込みです。

 

さらに詳しくはこちらの「ザクセン州」のパートをご参照ください↓

新型コロナウイルスに関する最新情報(ドイツ) | 在ドイツ日本国大使館

 

ドイツのロックダウン下における語学学校事情

ドレスデンの語学学校ではコロナウイルスが流行りだしてからオンラインコースが普及し、メジャーになった印象を受けます。昨年の9月に夜間の語学コースに通っていた際には、教室内5名+オンライン1名で授業が行われていました。現在の語学学校はどのような形で運営されているのか、少し書いておきたいと思います。

永住権取得に必要なインテグレーションコースはお休み中

我が家では、夫が永住権取得に必要な語学コース修了を遂行するため、仕事を休業して10月からインテグレーションコース(移民が通う「ドイツ統合コース」)へ通い始めました。しかし、クラスメイトが陽性になったり、冬季休暇があったりして、1ヶ月ほどしか通えないまま休暇が続き、そのままロックダウンに入って今に至ります。順調に行けば3月末で修了するはずだったコースは、いまや、3月7日から再開できたらいいね、という状況。夫は6ヶ月間仕事を休む手はずでしたが、いつ仕事を再開できるのか見通しが立たなくなりました。学校に通えない今、週に2回オンラインで任意参加の授業は続けられているものの、参加者は半分ほどで、夫いわく、ドイツ語が得意な生徒しか参加していないとのこと。

 

フォルクスホッホシューレ(Volkshochschule)の様子

Volkshochschuleは「国民学校」という名を持ち、公が運営するカルチャーセンターのような機能をしています。ヨガや瞑想、料理にコンピューター知識など、様々なコースが開講され、ロックダウン中もオンラインで受講できるものがいくつかあります。ただ、語学のコースに関しては英語、チェコ語ヘブライ語のオンライン3コースのみがオープン。移民に必要なドイツ語のコースは今2月現在では行われていないようでした。公的な学校は無料で授業を受けている難民や移民の生徒たちがいる関係で、出席の確認を厳密に行っています。1クラスが20人近くになることもあるドイツ語コースは、おそらくオンラインでの管理が難しいということでお休みになっているのではないかと思います。ただ、3月1日からオンラインではなく、スクーリングで組まれているドイツ語コースが掲載されていたので、もしかしたらドレスデンが3月7日以前にスクーリングでの開講を許可する可能性があるのかもしれません。

 

ゲーテなど他の語学学校の今後

公的機関ではない語学学校は現在オンラインでドイツ語コースを運営しているところがほとんどですが、例えばゲーテインスティテュートでは3月7日でロックダウンが終了することを見越し、生徒を集めて行う通常の授業の日程が4月以降で組まれていました。ただ、フォルクスホッホシューレのようにロックダウンが終了する以前の3月1日から授業を組んでいる学校はありませんでした。

 

ドイツのロックダウンを生き抜くために

食料品や日用品以外の買い物は、ほぼオンラインでまかなうようになってもう1ヶ月以上が経ちました。靴や衣服などは試着できないまま購入を決断しなければならず不便ですが、オンラインで購入できるだけでもありがたいと感じます。

最近は職場からまた1人戦力を失うことがわかり、急ピッチで教えたり教わったりして1週間が瞬く間に過ぎ去ることから、コロナウイルスによるストレスに目を向ける暇もないのが現状。でも、とにかく仕事があるだけでもありがたい。

日々の小さなことに喜びや感謝を見出すことが難しい人もいることを知り、それができる資本(マインドや体力)が自分にあることにまず感謝。

自分の考え方や捉え方を変えるには心に余裕を持つ必要がありますが、そんなことを考えられるのは人間関係のストレスが少ないからなのかなと思います。職場の同僚とは助け合ってなんとか人不足を乗り越えていますし、夫は職場から離れて体調が回復し、以前より朗らかになって、それが私にも良い影響を与えています。コロナウイルスがもたらしたロックダウンは、周りの人とのより強い絆を作り出し、本来の人としてのシンプルな喜びとはなんなのかを教えてくれている気がします。

 

なんだかわけのわからない文章になってしまいましたが、とにかくロックダウンが終わるまで、大切な人のために日々を生き抜いていきたいと思います! 

ドイツでバニラエッセンスを探す

早いもので、2月で仕事を始めて1年が経ちました。ドレスデンに来た当初は、ドイツで就職することが高い壁のように立ちはだかっていましたが、タイミングと運と支えてくれる人たちのおかげで2020年に正社員として就職をすることができました。未だにドイツ語のハードルは高いものの、なんとか1年やってこられてほっとしています。今日は就職1年の記念にずっと食べたかったシュークリームを(私はアシスタントですが)作ったお話です。

<目次>

 

ドイツにはカスタードクリームがない!?

私はカスタードクリームが昔から大好きなんですが、ドイツにはカスタードクリームを堪能できるお菓子がありません。パン屋さんにエクレアとかシュークリームみたいなものが売ってはいるのですが、どうも日本で慣れ親しんできたクリームとは違うんですよね。クリームと言えばクレープ屋さんですが、ドイツではシナモンシュガーかヌテラが主流のトッピングで、カスタードクリームは見たことがありません。

 

ドイツでバニラエッセンスを探す

懐かしのシュークリーム、そしてカスタードクリームを頬張るべく、家で手作りすることになったのですが、クリームの香り付けにバニラエッセンスが必要でした。そこで、スーパーに買いに出かけて買ってきたのがこちら。

 

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左のパッケージはバターバニラ(ハサミを入れた後の写真ですみません)と呼ばれるもの。8グラムで0.49ユーロ(約60円)でした。その名の通り、バニラとバターの風味をつけるために使われるものらしいのですが、オーブンに入れる焼き菓子でも香りが飛びづらいとのこと。右はバニラシュガー(80グラム)0.35ユーロ(約40円)で、これはレシピの砂糖と置き換えて使うそうです。スーパーの店頭では、バニラエッセンスという名のものは置いておらず、バニラビーンズのペーストがチューブ状態で売られているものは発見できました。しかし、50グラムという量に怖気づいて(賞味期限内に使いきれるか自信がなかったので)今回は写真の2つをとりあえず購入。ちなみにバニラビーンズは1本4ユーロ〜7ユーロ(約480円〜840円)で販売されています。ただ、今までお菓子作りをしてきた夫いわく、香りが弱くそんなにバニラらしくならないのだとか。。。

それにしても、バターバニラもバニラシュガーもバニラビーンズやバニラエッセンスに比べると、かなりのお値打ちな代用品ですね。今回は、砂糖と置き換えると言っても、バニラシュガーの割合をどれくらいにすべきか迷ったので、バターバニラをバニラエッセンスの容量で数滴カスタードクリームに入れてみることに。

 

バニラエッセンスの代わりにバターバニラ

夫がツヤツヤに炊き上げてくれたカスタードクリームにバターバニラを数滴垂らしたところ、「!?」思わず2人で顔を見合わせてしまいました。思っていたバニラエッセンスの香りじゃなーい!!これはまさしく「ヨーロッパのお菓子」の香り。卵そのものの香りは全くなくなり、画一的なイメージの匂いに。輸入菓子のバタークッキーっぽいものを食べたことがある方ならなんとなく伝わるかもしれません。恐るべし、バターバニラ!使うときはごく少量を垂らすことをおすすめします。

 

カスタードクリームに生クリームを合わせる

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左は冷蔵、右は常温保存。どちらも生クリーム

右の常温保存の生クリーム(60セント≒72円くらい)を我が家ではよく使っていますが、今回は右のもののお値段2倍くらいする左の冷蔵生クリームを使ってみました。ちなみに「rahm」と「sahne」はどちらも生クリームという意味のようです。カスタードクリームと合わせて使ったので、単体での味比べは今回残念ながらできていませんが、合わせたクリームは美味しかったです(笑)

ドイツで手作りシュークリーム

シュー生地はなかなか膨らまないと聞きますが、今回いい感じに焼き上がりました。クリームを絞り袋で注入し、さらに(気持ちですが)膨らませます。

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手作りシュークリーム

できあがりました!クリームたっぷりにできるのが手作りのいいところです。もったり濃厚なカスタードクリームを味わうことができて大満足。これからもお仕事頑張ります!

ドイツのコロナ禍に出勤する労働者に対する会社の対応

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EisQueenのシュトレン&レープクーヘンアイス

昨日久しぶりにメトロ(スーパー)に行ったのですが、普段買わない高い(1つ3ユーロくらい)アイスを奮発して購入。入っている缶がおしゃれで、お味もお店で作っているアイスのような脂肪分たっぷりの贅沢な味でした!

 

…どうして財布の紐が緩まったのかと言うと、実はほんっっの少し臨時収入があったからなんです。

 

上司からの一通のメール

先日、ドレスデンオフィスのボスから直々に一人ずつ「補償」についてお話があるというメールが上司から届きました。みんな何の話かさっぱりわからず、ただ、一人ずつ呼ばれることに不安を覚えるばかり。帰り道、トラムの中でも同僚と「補償っていうからにはお金がもらえるんじゃないの?」という話でもちきりでした。

 

1人ずつの面談

メールのあった翌日、午後少し遅くなってから面談が始まり、上司の部屋から漏れ聞こえる声からは笑い声や和やかな雰囲気が伝わってきます。とはいえ、私は個人的にはドレスデンオフィスのボス(ドイツ人)&上司(アメリカ人)との英語面談に緊張を覚えるのみ。上司はアメリカ出身ですが、現在はドイツ国籍を取得しており、ドイツ語もペラペラ。ということで、ドイツ人もしくはドイツ語ペラペラな同僚たちはコミュニケーションについて問題がないので、この緊張感はおそらく誰にもわかってもらえないかと。。。

 

補償とボーナス

呼ばれて部屋に入ると、二人共クリップボードにメモを膝に載せてお互い距離をとった場所に座っていました。ドレスデンのボス(私は勝手に”ドレスデンの母”と呼んでいる)は険しい顔に見えましたが、ドイツ人は普段からあまりにこにこしているわけではないので、多分怒っているわけではないでしょう。アメリカ人の上司が話しはじめ、このコロナの時期に休まずに出勤してくれて本当にありがとう、という感謝の意を受けました。そして、その感謝の印としてボーナスを支給したいと思う、と言って、”ドレスデンの母”から金額と趣旨が書かれた文書を渡されました。なにかあなたの方から話したいことはありますか、と上司から聞かれましたが、とりあえず、ボーナスに対するお礼とこれからも健康を維持して、集中して働きたいと思うと伝え、面談は終了。

 

ドイツのコロナ補償について

面談の前にはコロナ補償について特に話題が挙がっていなかったため、個人的にはいきなり降って湧いた話に思えました。そして、正直に言うとボーナスがもらえると思っていなかったので驚きました。金額はともあれ、病欠もせずに毎日粛々と自分の仕事をこなしていたことを認めてもらった気がしてそのときは嬉しく感じましたが、後で非課税で雇用主が雇用者に支給できる最大額が1500ユーロだと知り、その最大額と支給された額の差が大きくて若干ショックでした。。。

下記記事はコロナ禍における補償金について、支給できる期間が延長されたというものです(ドイツ語)。気になる方はぜひ読んでみてください。

Corona: Sonderzahlungen bis 1.500 Euro steuerfrei | Personal | Haufe

 

面談結果は同僚とシェアできない!?

ドイツではお給料に関する話(額など)を同僚同士でしてはいけないという決まりがあって、面談後は皆口を閉ざしています。というのも、日本と違って、ドイツでは雇用契約を雇用主と雇用者がそれぞれ結んでおり、基本給や待遇が一人ひとり違うからなんです。面談のときにドレスデンの母と私の上司がそれぞれメモを持っていたのは、おそらく、私たちに支給するボーナスや対応に個人差があり、間違えないようにするためなんでしょう。日本の場合は労働者に対して平等に対応することが求められると思いますが、ドイツはそれぞれ異なる契約を結んでいるので、労働者一人ひとりに違う対応をしてもいいわけです。というわけで、いくらボーナスをもらったのかは残念ながらここで公開することはできないのですが、同時に他の人がどのような待遇を受けたのかを知る由もないため、今回の待遇については主観でしか判断できません。

 

コロナ補償について感じること

コロナウイルスが流行りだしたのとほぼ時を同じくして就職した私はようやく1年勤めたことになるのですが、働いてみて一番日本と違うと感じたことは、同僚たちの病欠の多さ。一回休むとお医者さんに書類を書いてもらって、大体皆2、3日は欠勤します。年末の忙しい時期は風邪の流行る時期でもありますし、コロナウイルスの影響で学校や幼稚園が休みになり、子どもの面倒を見るために休む同僚ももちろんいます。さらに年末が近づくにつれて、みなが有給休暇を調整し始めるため、昨年末は本当に人手不足で大変でした(げっそり)。同僚の1人が、人手不足を直接上司に訴えたのですが、少なくともここ数ヶ月は忙しくない時期なので、新しい人を投入する気はない、とはっきり言われてしまった模様。ホームオフィスが提供されない私の会社において、コロナ禍に通勤するリスク及び、一切病欠をせずに出勤していた私の勤務態度を考慮すると、今回支給されたボーナスの額は果たして妥当だったのか、と若干疑問に思います。また、私が入社してから会社を辞めていった同じ部署で働いていた6人に対して、産休明けの1人が戻ってきたのみで補填がなかったことを考えると、さらに疑問が湧いてきてしまいます。

 

ホームオフィスについて

私の周りでは、子どもの有無でホームオフィスに対する考え方が顕著に異なっていて、シングルの同僚はずっと家で一人で仕事をするのは抵抗があるようです。逆に、子持ちだと、学校が閉鎖されている今、勉強を親が教えなければならないので、ホームオフィスで働きながら(収入を維持しながら)子供の面倒を見たいと考えるようです。個人的にはコロナウイルスに感染するリスクを取るよりも、家で籠もっていたいのが本音ですが、シングルの若い人は体力にも自信があるからか、出勤できる(社会的な交流ができる)ことを喜んでいるような印象を受けました。

 

今回コロナ補償のことを初めて知りましたが、ホームオフィスができないということは改めて罹患するリスクが高いということを認識させられたできごとでもありました。一日も早く通常の生活に戻るために、一人ひとりができることを徹底し、協力することが必要だと強く思います。みなさんもどうぞお大事にしてください。

ドイツ コロナウイルス対策 ロックダウンが延長に

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今日も雪がしんしんと降っているドレスデンです。庭の生け垣にも雪が降り積もり、窓の外に美しい風景が広がっています。今シーズンは昨シーズンと比べて雪が多く、至るところでそり滑りをしているファミリーを見かけるように。

さて、今日は今週追加されたロックダウンの延長と防疫措置について書いておきたいと思います。

<目次>

 

ドイツ ロックダウンの延長とマスクについて

1月19日に首相と州首相の協議が行われ、大まかに以下の3つが通達されました。

  • ロックダウン措置、学校閉鎖の期間延長:2月14日(日)まで※
  • 私的な集まりの人数制限:自世帯+他世帯の1人まで
  • 店舗及び公共交通機関では医療用マスク(OPマスク,KN95/N95マスクまたはFFP2マスク)の着用義務…布マスクNG

上記に加えて自営業者や企業への支援額が引き上げられるという措置も含まれていましたが、全ての人に関係があるのは上記3つくらいかなぁと。※ドレスデンのあるザクセン州は少なくとも2月7日までロックダウンが継続するとし、現時点で2月14日までとは明言していません。

 

追加の制限措置に対する会社の対応

私が勤めるオフィスでは、公共交通機関の混雑を減らすために、部署ごとに勤務開始時間を30分ごとずらすことになりました。また、雇用形態が異なり、以前からテレワーク可能だった人たちが4分の1ほどいるのですが、彼らは通達の翌日からホームオフィスに。私はもともとラッシュを避けるために早く出社していたのですが、勤務開始が8時半となったため、いつもより50分ほど家を出る時間が遅くなりました。個人的には早く出勤して早く帰れるほうが好きですが、いつもと同じ時間に起きてしまうから家でやることもなく暇、という人や、家族と一緒に朝食をとることができて嬉しいという人など反応は様々。

 

ロックダウン下のドイツ 友人と会うこともなかなかできない…

現在レストランやカフェはテイクアウトのみの営業で、出かける場所もないため、友人と会うときは家もしくは公園です。しかし、私的な集まりは自世帯に加えて他世帯の1人までとしか会うことができません。よって、友人1人を家に招くことはできても、その友人宅に夫婦揃ってお邪魔することができないということに。かなり厳しい制限だと思いますが、一刻も早く感染者数を減らすためには接触を極力減らすことが重要なので、いたしかたありません。

 

ロックダウン中の気晴らし

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先日作った肉まん(手間のかかる料理へのハードルが低くなりました)

 

夫がもともと人を家に招くことが好きで、料理やケーキをよく作っていたのですが、今はホームパーティーも開催できず。普段から娯楽が少ないドイツで、外で買い物も食事もできないとなると、なかなかにストレスが溜まってくるところですが、我が家は時間のかかる料理やお菓子作りなどをしてなんとか気を紛らわせています。

そして、ときにはスーパーのお惣菜売り場でお寿司を買うことも。

 

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アボカド&サーモン巻 (7ユーロくらい:約840円)

最近のお気に入りはSimmelというスーパーのお寿司。2人分を買うと大体30ユーロ(約3600円)くらいかかるので、日本に比べたら結構高いです。食費があまりかからないドレスデンに暮らしているため、私の中でお寿司(=魚)に対する敷居がとてつもなく高かったのですが、今は「たまの気分転換にはいいかな…」と思って割り切って利用しています。

 

私の職場では、「もしかしたらイースター休暇までロックダウン続くかも…」といった不安げな声が漏れ始め、みんなの顔には大分疲れが見えています。私もYoutubeで日本の報道を見るたびに「ウィンドウショッピングしたい」とか、「日本の美味しいものが食べたい」という気持ちがふつふつとします。ドイツに来てからというもの、日曜日にお店が全て閉まったり、外国の映画がドイツ語の吹き替えしか上映されなかったり、カラオケがなかったり、コンビニがなかったり…などなど挙げればきりがないほどの不便さには慣れてきたつもりでした。しかし、加えてロックダウン下での生活は日本に居た頃には到底想像できないものでした(苦笑)ただ、幸か不幸かロックダウンのさなかでも失業はしないですんでいます。制限は多いですが、仕事があることに感謝し、毎日健康に働けることに感謝して、今は素朴な生活を噛みしめるべきだなと。夫の語学学校がコロナの影響でいつ再開となり、いつまで続くのか全く目処が立たないので、なんとか体調を崩さずにこれからも頑張って働きたいと思います。みなさんも、ぜひ「自分はかからない」と油断をせずに、この時期を乗り切ってください。一人ひとりが気をつけることで大きな力になると思っています!