ドイツ生活 徒然記

ドイツでの生活も6年目がスタート。日々体験したことや感じたことを書いていきます。

ドイツ コロナウイルス対策 ロックダウンが延長に

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今日も雪がしんしんと降っているドレスデンです。庭の生け垣にも雪が降り積もり、窓の外に美しい風景が広がっています。今シーズンは昨シーズンと比べて雪が多く、至るところでそり滑りをしているファミリーを見かけるように。

さて、今日は今週追加されたロックダウンの延長と防疫措置について書いておきたいと思います。

<目次>

 

ドイツ ロックダウンの延長とマスクについて

1月19日に首相と州首相の協議が行われ、大まかに以下の3つが通達されました。

  • ロックダウン措置、学校閉鎖の期間延長:2月14日(日)まで※
  • 私的な集まりの人数制限:自世帯+他世帯の1人まで
  • 店舗及び公共交通機関では医療用マスク(OPマスク,KN95/N95マスクまたはFFP2マスク)の着用義務…布マスクNG

上記に加えて自営業者や企業への支援額が引き上げられるという措置も含まれていましたが、全ての人に関係があるのは上記3つくらいかなぁと。※ドレスデンのあるザクセン州は少なくとも2月7日までロックダウンが継続するとし、現時点で2月14日までとは明言していません。

 

追加の制限措置に対する会社の対応

私が勤めるオフィスでは、公共交通機関の混雑を減らすために、部署ごとに勤務開始時間を30分ごとずらすことになりました。また、雇用形態が異なり、以前からテレワーク可能だった人たちが4分の1ほどいるのですが、彼らは通達の翌日からホームオフィスに。私はもともとラッシュを避けるために早く出社していたのですが、勤務開始が8時半となったため、いつもより50分ほど家を出る時間が遅くなりました。個人的には早く出勤して早く帰れるほうが好きですが、いつもと同じ時間に起きてしまうから家でやることもなく暇、という人や、家族と一緒に朝食をとることができて嬉しいという人など反応は様々。

 

ロックダウン下のドイツ 友人と会うこともなかなかできない…

現在レストランやカフェはテイクアウトのみの営業で、出かける場所もないため、友人と会うときは家もしくは公園です。しかし、私的な集まりは自世帯に加えて他世帯の1人までとしか会うことができません。よって、友人1人を家に招くことはできても、その友人宅に夫婦揃ってお邪魔することができないということに。かなり厳しい制限だと思いますが、一刻も早く感染者数を減らすためには接触を極力減らすことが重要なので、いたしかたありません。

 

ロックダウン中の気晴らし

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先日作った肉まん(手間のかかる料理へのハードルが低くなりました)

 

夫がもともと人を家に招くことが好きで、料理やケーキをよく作っていたのですが、今はホームパーティーも開催できず。普段から娯楽が少ないドイツで、外で買い物も食事もできないとなると、なかなかにストレスが溜まってくるところですが、我が家は時間のかかる料理やお菓子作りなどをしてなんとか気を紛らわせています。

そして、ときにはスーパーのお惣菜売り場でお寿司を買うことも。

 

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アボカド&サーモン巻 (7ユーロくらい:約840円)

最近のお気に入りはSimmelというスーパーのお寿司。2人分を買うと大体30ユーロ(約3600円)くらいかかるので、日本に比べたら結構高いです。食費があまりかからないドレスデンに暮らしているため、私の中でお寿司(=魚)に対する敷居がとてつもなく高かったのですが、今は「たまの気分転換にはいいかな…」と思って割り切って利用しています。

 

私の職場では、「もしかしたらイースター休暇までロックダウン続くかも…」といった不安げな声が漏れ始め、みんなの顔には大分疲れが見えています。私もYoutubeで日本の報道を見るたびに「ウィンドウショッピングしたい」とか、「日本の美味しいものが食べたい」という気持ちがふつふつとします。ドイツに来てからというもの、日曜日にお店が全て閉まったり、外国の映画がドイツ語の吹き替えしか上映されなかったり、カラオケがなかったり、コンビニがなかったり…などなど挙げればきりがないほどの不便さには慣れてきたつもりでした。しかし、加えてロックダウン下での生活は日本に居た頃には到底想像できないものでした(苦笑)ただ、幸か不幸かロックダウンのさなかでも失業はしないですんでいます。制限は多いですが、仕事があることに感謝し、毎日健康に働けることに感謝して、今は素朴な生活を噛みしめるべきだなと。夫の語学学校がコロナの影響でいつ再開となり、いつまで続くのか全く目処が立たないので、なんとか体調を崩さずにこれからも頑張って働きたいと思います。みなさんも、ぜひ「自分はかからない」と油断をせずに、この時期を乗り切ってください。一人ひとりが気をつけることで大きな力になると思っています!