ドイツ生活 徒然記

ドイツでの生活も6年目がスタート。日々体験したことや感じたことを書いていきます。

プラハのおすすめ絶景レストラン

こんにちは。こちらの更新がまた久しぶりになってしまいました。6月が期末だったので仕事が忙しく最近は残業続きでしたがようやく落ち着いてきたところです。

さて、今回はプラハに日帰り旅行へ行ったときに行ったテラスレストランを紹介したいと思います。

<目次>

Terasa U Zlate studne

Terasa U Zlate studne

住所:U Zlate studne 166/4, Prag 118 00 Tschechien

 

土曜日に急に思い立って日曜日の朝プラハへ出かけた私たちは駅舎内のカフェでレストランを急いで検索。日本語でおすすめのレストランを調べて見つけたのがこちらのホテル併設レストランでした。お店のウェブサイトで電話番号を調べて今日のお昼予約できますか、と聞くと幸運にも席が空いており、予約することができました。

お店のホームページはこちら↓

Terasa U Zlaté studně

閑静な中庭とレストラン入口

トラムを降りて坂を上った先にはまるで隠れ家のようなひっそりとしたホテルが建っていました。敷地内へ足を踏み入れるとホテルのフロント入口と写真のレストラン入口が中庭に面しています。

レストランへはエレベーターで

レストランと書かれた入口から中に入るとすぐ目の前にエレベーターが。なんだかわくわくしてきます。

お酒のディスプレイ

到着したフロアには人気がありません。こちらの写真の向いにはテーブル席があるのですが、ついたてが置いてあって中に入ることはできません。

さらに階段を上がります

どうやらもう少し上に上る必要があるみたいです。目的のテラスレストランはこの狭い階段を上がった先です。テラスへ通じるドアを開けると…

 

プラハの街が見渡せます

こちらは私たちが案内してもらった席からの眺め。この日は日曜日だったのでもっと混み合うかと思いきや、テラスの外側の席に座ることができました。

まずはお水をいただいてゆっくりメニューを眺めましょう!

 

Terasa U Zlate studneのメニュー

Terasa U Zlate studneメニュー デギュスタシオン

コースメニューを見てびっくり!大抵のお店はカジュアルでお手頃なランチで人を呼びこみ、リピーターに夜も来てもらうと思うのですが、コースメニュー+コーヒーとお水で3600チェココルナ、ユーロにして約150€(1€150円換算で約22500円)です。こちらの金額にサービス料10%が自動的にお会計時に加わります。ネットの日本語で見たページは確かに数年前に書かれたものでしたが、ランチ5000円くらいと書いてあったのに…と思って後でよくよくお店のホームページを見たところ、平日には40€(1€150円換算で約6000円)に10%サービス料+のビジネスランチというものもあるみたいです。

アラカルトメニュー

そしてこちらはアラカルトメニューです。思っていたよりだいぶ高級なお店だったのでだいぶ衝撃を受けましたが、せっかくなので素晴らしい眺めを見ながら美味しい食事を楽しもう!ということでアラカルトから好きなものを注文することにしました。

訪れたのは2023年6月でしたが、2023年7月現在は新しいメニューに変わっていますので、行く前にホームページを確認されることをおすすめします。

また、ワインリストやドリンクに関してもお店のホームページから見ることができます。

Terasa U Zlate studneのお食事

パンとオリーブオイル、バターとお塩

悩みに悩んで注文し、しばらくするとパンが運ばれてきました。オリーブオイルの瓶は面白い構造になっていて、左右にそれぞれ口がついているのですが、一方からはオリーブオイル、もう片方からはバルサミコ酢を注ぐことができます。

自家製リモナーデ(150チェココルナ:約950円)

こちらは夫が注文したレモネードです。爽やかな味わい。

 

チェコワイン(グラス1杯 280チェココルナ:約1770円)

私はメインのお魚に合うおすすめを聞いて1杯だけチェコの白ワインを頼みました。とても美味しかったのでラベルを撮影させてもらいました。

前菜その1

この可愛らしいカナッペのような前菜はメニューに載っていなかったので、もしかすると食事を注文した人に提供されるものかもしれません。お皿もぷっくりして素敵だし、なにより味が繊細かつ複雑でとっても美味しかったです。

ホタテのカルパッチョ(590チェココルナ:約3700円)

ドレスデンでは生のホタテを食せるところを知らないので、この前菜はメニューを見たとき即決でした。涼やかなお皿に上品な色合いの一品は見ていてうっとりするほど。ホタテの甘味を強すぎないブドウソースとパクチーの独特な香りが引き立てます。

子牛頬肉のアニョロッティ(590チェココルナ:約3700円)

アニョロッティはウィキペディアによるとイタリアのピエモンテ州のパスタで、ローストしたお肉や野菜を生地で包んで茹でたものです。バターとキノコのソースもいい仕事をして、非常に美味でした。

オヒョウのズッキーニフラワー巻 鰹節のブールブランソース チャイブ添え(1200チェココルナ:約7600円)

オヒョウというお魚を知らなかったのですが、大きなヒラメみたいなものらしいです。味は淡泊でブールブランソースとよく合います。鰹節はあまりよくわかりませんでした。それにしても色合いが非常に美しいです。

ホロホロ鳥のトリュフ風味ポテトソース ホワイトアスパラガスとほうれん草(1050チェココルナ:約6600円)

ホロホロ鳥ということは後から調べて分かったのですが、当時は普通にチキンだと思って食べていました。こちらもとっても趣向を凝らしてあって、大満足の一品でした。

 

非常にお腹がいっぱいになった私たちですが、お料理がこんなに美味しいのならデザートがどんな感じか気になる…ということで、2人分がセットになった、プラリネとプティフール、コーヒーを頼みました。

しばらくして、にこにこしたサービススタッフの方が持ってきてくれたのがこちら。

口直しのソルベ

始めはこれが注文したデザートかと思いましたが、コーヒーが出てこないのでどうやら口直し用みたいです。ほどよいサイズのカシスソルベが爽やかな気分にしてくれます。

そして今度こそ出てきたのがこちら。

プラリネとプティフール(2人分で390チェココルナ:約2450円)

この入れ物、相当こだわりを感じませんか?左の紫色のゼリーは、とても柔らかくてベリー系のお味。隣のトリュフも甘すぎず、まさに1粒の幸せと呼ぶべき美味しさ。右から2つ目の白いお菓子はおそらくギモーブだと思いますが、こちらも上品に整えられています。右端は小さなクッキーシューで、甘いクリームがたっぷり。

テラスレストラン Terasa U Zlate studne まとめ

  • テラスからの眺めが最高
  • 平日はビジネスランチで6000円くらいのメニューあり(飲み物、サービスチャージ含まず)
  • 週末はコースもしくはアラカルトから選択
  • 場所はプラハ城の近く
  • サービス料は総額の10%が追加される(チップを計算する必要なし)
  • 予約がおすすめ

今回4880チェココルナ(208.68€、日本円で3万円強!)を支払いましたが、こんなに高級なランチを経験したのは初めてです。ただ、それだけ高価な分、サービスは申し分ありませんし、料理のクオリティ(見た目、味、タイミング)は今までヨーロッパで入ったお店の中で一番秀でていると感じました。おすすめされたチェコの白ワインも非常に美味しかったので、ワインとのペアリング付きコースも期待できそうです。週末は非常にお値段が張りますが、もしかすると平日よりも眺めの良い席に座れるチャンスは大きいかもしれません。特別なお祝いごとやご褒美にまたぜひ利用したいと思える素晴らしいレストランでした。ホテルもいつか泊まってみたい…。

テラスレストランからの眺め2

始めはテラスからの眺めに驚き、そしてメニューを見て想定以上のお値段に驚き、さらにお料理とデザート、コーヒーの全てが美味しくてずっと興奮していました(笑)足繁く通うことはかないませんが、またこちらで食事をすることを目標に日々お仕事を頑張ろうと思います~!

プラハ観光の際にはぜひチェックしてみてください!