ドイツ生活 徒然記

ドイツでの生活も6年目がスタート。日々体験したことや感じたことを書いていきます。

チェスキークルムロフ観光 #7 城の博物館見学

前回チェスキークルムロフ城の塔に登った話を書いたのですが、今回は城の博物館についてです。以前は塔だけ入場できるチケットが販売されていたのですが、2019年の9月現在「塔&博物館」のセットチケットのみ買うことができます。ということで早速博物館について書いていきたいと思います。

 

<目次>

 

チェスキークルムロフ城の博物館

チケットについて

f:id:minamoe0529:20191123231224j:plain

 

チケットは冒頭少し書きましたが、現在塔の入場料とセットになっていて、2019年の価格は大人1人150チェココルナ(約705円)で、子供・学生・シニア(65歳以上)は110チェココルナ(約517円)です。ファミリーチケットというものもあるので、気になる方はWebサイトをチェックしてみてください↓

 Castle Museum

チケットの購入場所についてはこちらをご参照ください↓ 

www.et-chandon.com

 

コインロッカー

f:id:minamoe0529:20191125035742j:plain

 

チケット売り場の向かいにはコインロッカーがあり、10チェココルナ硬貨(リターン式)で利用することができます。館内の通路は広いわけではないのでリュックサックなどは預けたほうが良いと思います。

 

博物館入口

f:id:minamoe0529:20191124055838j:plain

 

 入口、というほどわかりやすくないのですが、チケットカウンターの隣の部屋に博物館へ行く階段があります。一応係らしきおじさんが階段の手前、部屋の入口に座っています。

写真は階段を上がっていったところです。以前城の所有者であった人たちの肖像画が迎えてくれます。

 

博物館の展示内容

f:id:minamoe0529:20191125025748j:plain

 

この博物館では城の歴史やかつての住人にまつわる品々を見ることができます。当時の風俗がわかる調度品や居住空間の設え方など、歴史ある城を生活という観点から眺めることができる施設です。

 

f:id:minamoe0529:20191125030310j:plain

 

オリエントな雰囲気も感じさせるガラスたち。これでもかというほどカラフルですね。展示品にはそれぞれ番号がつけられていて、日本語はありませんが解説シートが部屋ごとにまとめられて設置されています。

 

f:id:minamoe0529:20191125030929j:plain

 

磁器製のストーブです。ウィーンのシェーンブルン宮殿でこのような暖房を初めて見たのですが、そのときは大きさにびっくりしました。この博物館のストーブの中には触ると暖かくて未だに可動しているものもありました。

 

f:id:minamoe0529:20191125031742j:plain

 

当時の食卓を再現した部屋。一つ一つに絵柄が入っているのに全体で調和しているのは色味が落ち着いているからでしょうか。個人的にはお皿の数が気になる。。

 

f:id:minamoe0529:20191125031649j:plain

 

トイレですね。右のような木製のものは以前ヨーロッパのどこかで展示を見たことがあるのですが、左のようなソファの中に組み込まれているものは初めて見ました。うーん…椅子としてはリラックスできなさそう…。

 

f:id:minamoe0529:20191125032908j:plain

 

楽器もいくつか展示されていました。ホルンよりも大分管が短いですが、なんという楽器なんでしょうか。それにしても展示方法が大胆。

 

f:id:minamoe0529:20191125033125j:plain

 

この紋章に入っている人の生首みたいなものは一体…もっと英語がわかれば城の見学ツアーで聞き取れたのだと思いますが、残念ながらわからず。

 

城の見学ツアーについてはこちらをご参照ください↓ 

www.et-chandon.com

 

まとめ

・チケットは塔の入場料セット 大人1人150チェココルナ(約705円)

・チケット売り場の隣の部屋が博物館入口

・コインロッカーあり

・当時の城での暮らしぶりを見ることができる

・所要時間 1時間

 

館内は狭くもありませんがそこまで広くなく、1つ1つの説明書きを読まずに眺めるだけであれば1時間ほどで見学できてしまいます。城の歴代所有者たちの持ち物や家具などが展示のメインですが、途中ミイラ(?)も展示されていて驚きました。気になる方はぜひ塔だけではなく博物館も訪れてみてください。また、城の見学ツアーでは参加すると、城内の部屋を見ることができます(ルートⅠの場合はそうでした)。日本語ツアーはありませんが、雰囲気だけでも楽しめると思います。ぜひチェックしてみてください。