久しぶりの更新となりました!1週間という短い期間ではありますが、日本に一時帰国していました。書きたいことがたくさんあるのでこれからどんどんブログ更新していこうと思っています!
さて、チェスキークルムロフ観光の記事もなんと第6回を迎えました。今回は塔に登ったお話を書いておきたいと思います。
<目次>
チェスキークルムロフ城の塔
チケット売り場へ
塔のチケット売り場は建物の中にあるギフトショップの隣に位置しています。まずは城壁内の広場から写真の階段入り口に入ります。
この階段を登って建物の中へ入ると
このような吹き抜けに出ます。左手前に塔の入場ゲート、右手にカフェ、奥にギフトショップ、そしてチケット売り場と博物館の入り口があります。このフロアにお手洗い(10チェココルナ)もあります。
チケットを購入
城の見学ツアーのチケット売り場と同様、落ち着いた木製のカウンターに窓口が2つありました。
こちらがチケットです。博物館と塔の入場がセットになったチケットしか販売されていなかったので、そちらを購入。1人150チェココルナ(約705円)でした。夫いわく昔は塔だけのチケットもあったそうですが、現在はセット販売のみのようです。
学生料金やシニア料金及び開館時間などはこちらをご確認ください↓
セット券を購入したので博物館も見学をしましたが、長くなってしまうのでまた次回ご紹介したいと思います。
塔の入場ゲート
下から階段を登ってくると、吹き抜けの広場に入る手前のところで道が分かれ、こちらの塔入口があります。(はじめチケット売り場がわからずいきなりこちらに入ってしまいました)
塔の入口はチケットのバーコードをかざして入場します。確か出るときにもかざした覚えがあるのでチケットは無くさないように持っていてください。
塔を登る
塔の一番古い部分は13世紀に造られたといいますから階段もなかなか古めかしいものです。階段数は162段あります。
途中の窓から見える景色に癒やされます。
途中パネルや模型が展示してあるフロアがありました。まだ頂上ではありません。
この塔はコアの部分がゴシック様式ですが、ルネッサンス様式で塔の形が1581年に整えられました。装飾部分はその後1590年に完成。壁画は広い範囲で修復が行われ、1994年〜1996年にかけてその一部分については再建されています。
最後の方は手すりがロープに。どこのタワーもそうですが、てっぺん付近は本当に通路が狭いんですよね。
塔からの眺望
見てください、この景色!1992年に世界遺産と指定されたチェスキークルムロフの街並みが眼下に広がります。
城で飼われているくまさんも上から見ることができます。ちょっと小さすぎてよくわかりませんね(苦笑)
眺望を楽しむことができるこのフロアは高さが24.6メートル。日本で同じくらいのものを探したところ、万博記念公園の太陽の塔が約30メートル(階段は145段だそう)でした。私はそちらは登ったことがないのですが、太陽の塔って思いの外高いんですね。。。
この日は秋晴れで本当に素敵な空でした。景色を楽しんでいると、電話の話し声が。中国人らしき男性が仕事の話をしていてシンガポールやらロンドンやら国際都市の名前を挙げて真剣な様子。日本人はあまり見かけませんでしたが、中国からの観光客はたくさん来ていて、彼も団体客の1人だったかもしれません。世界遺産の塔の上でビジネス通話とは、なかなかかっこいいですね。
塔を降りる
十分景色を堪能したのでここから降りたいと思います。
狭いので気をつけて。
手すりはロープです。当然ながら誰かが引っ張ると全体に影響してきますのであまりむやみに引っ張らないように。。。
石から木の階段に変わります。
塔のある建物からも出て完全に降りてきました。展望台は塔の上から3層目の部分です。なかなかの運動になりました。
まとめ
・塔の入場券は城博物館の入場券とセットでしか販売がない
・セット券は大人1人150チェココルナ(約705円)
・塔の高さは太陽の塔より少し低いくらい
・階段の数は162段(エレベーターはありません)
・展望台からの世界遺産の街並みは必見
城の見学ツアーと同じところでチケットが買えるかと思いきや、塔(&博物館)のチケットは塔に行って買ってくれとのことでちょっと不便を感じました。運営の仕方が分かれているんでしょうかね。
チェスキークルムロフのシンボルであるこの塔はイタリア人の建築家がデザインを施したということで外見もとても可愛らしく、建物に描かれた壁画もだまし絵のようになっており見事です。塔からの眺めはもちろんですが、外観もぜひじっくりと見てみてください。