クラクフの中央駅には駅直結でショッピングモールがあります。この出口から出て旧市街までは徒歩5分強くらい。今回は旧市街にある織物会館を見に行きたいと思います。
数店舗だけですが、こんな半地下にお店が。なにか理由があってこんな造りになったんでしょうね。
バルバカンとフロリアンスカ門
これはかつてこのあたりを守る砦として1300年頃に建てられたもの。ヨーロッパに数箇所しか残されておらず、クラクフのバルバカンはその中で最大規模。城壁は取り壊されたものの、このバルバカンと15世紀に建造されたフロリアンスカ門は当時の姿をとどめています。
このフロリアンスカ門をくぐると、
旧市街に入ります。写真は入って左手を見た様子。壁際で絵を売っている人がいます。
門をくぐって正面をまっすぐフロリアンスカ通りを進むと、織物会館がある中央市場広場に出ます。
織物会館
中央広場市場はヨーロッパで最も広い広場の1つとして知られています。その中央に建っているのがこの織物会館。1階は手工芸品などを扱う土産物屋さんが長さ100メートルの建物にずらりと並んでいます。2階は博物館となっていますが、今回はこの1階を覗いてみました。
建物は天井が高く、シンプルな造りです。
宗教的な絵画イコンやレース、刺繍製品など色鮮やかな手工芸品が並んでいます。
ポーランドのグダンスクは琥珀の名産地として知られています。ここクラクフでもたくさんの琥珀アクセサリーが売られていました。
ボレスワヴィエツの食器もありました。細かい絵柄で特に可愛いものばかり。売っているスタッフの方も綺麗♡
ポーランドは革製品のイメージがあまりなかったのですが、バッグにお財布、ベルトを売っているお店をいくつか見かけました。なかなか使い勝手が良さそうな小ぶりのハンドバッグやショルダーバッグなどが置いてあって思わず目を留めてしまいました。
他にも毛糸の靴下や細工が施された小さな木箱、マトリョーシカなど様々なお土産品が売られていました。いくつかの店舗は閉まっていて、ちょっと寂しい気持ちになりました。
夜は小雨が降っていましたがとても美しい夜景でした。右手に見えるのは聖マリア教会で、内装が非常に美しいのですが、あいにく修理中だったのか一部しか見ることができませんでした。写真撮影ができなかったので、機会があれば実際に足を運んでみてください。