すっかり春めいてきて、先週は公園の芝生にビキニ姿で寝そべっている人まで見かけました。気温が上がるとドイツ人は少しでも日光を楽しもうと外に出てきます。Instagramを見ると桜の写真がよく投稿されていて、日本はお花見真っ盛りですね。こちらにも桜に似たようなお花が咲き、見るたび顔がほころびます。
さて、今日はドレスデンのコーヒー焙煎所についてご紹介したいと思います。
Dresdener Kaffee und Kakao Rösterei
住所:Meschwitzstraße 5
01099 Dresden
ホームページ↓
結構辺鄙な場所にあったので、怪しみながら到着。併設のビオマルクトに間違って入り、そこの店員さんが焙煎所の入口まで案内してくれました。写真の他にもいろいろと表彰状が飾ってあり、たくさんの小売店にも豆を卸しているしっかりとした焙煎所のようです。
中は焙煎所ということでかなり広いスペースが広がっていました。
入所した時間はちょうどコーヒー教室が催されていました。このカップの量とマシンの大きさからして団体さんも受け入れていそうです。
迫力の焙煎機
この日のコーヒー教室では7,8名の受講者が講師に耳を傾けていました。質問タイムだったらしく、聞こえてきた質問が、
「Koffee oder Coffee?」
「Koffee.」
・・・発音の質問?とよくわからない感じでした(笑)
隣のビオマルクトの店員さんが焙煎所の所長さんらしき男性を呼んでくれ、その人から商品の説明を受けることができました。
おすすめされたコーヒー豆を購入。250gで6€でした。後日近くの家電量販店で同じものが5.9€で売られているのを発見。。焙煎所で購入した方がなぜか高い。。
ちなみに、こちらも購入したのですが、なにかわかりますか?
そう、1杯出しのコーヒーが1つずつ売られているんです。このタイプ、日本では当たり前にスーパーで売られていますが、ドイツではコーヒーマシンが普及しているためかなかなか売っていません。所長さんが丁寧にやり方を説明しようとしてくれたので、日本ではとても一般的なので説明は大丈夫ですよ、とお伝えすると、日本人だったのね、という顔でした。あまりに売っていないので思わず1つ買ってきましたが、1つ1€というびっくりのお値段でした。
ところで、なぜ私たちが焙煎所へ行ったかと言いますと、エスプレッソマシンを導入したからなんです。ドイツの人たちは本当にたくさんコーヒーを飲むので、家電量販店には多種多様なコーヒー関連の機械が売られ、ハンドドリップでコーヒーを淹れる人はほとんどいない印象です。(日本のハリオは世界的に有名ですが、ドレスデンで売っているところを見たことがありません。)そういった文化圏にいるということの他に、導入の理由がもう1つあります。それは娯楽が非常に少ないということ。ドイツ人のボードゲーム好きは広く知られていますが、冬寒くて外出しなかったり、お店が早く閉まる、日曜開いていない、開いていても外食が高い…という状況ではおうちの中で快適に過ごすしかありません。ということで、今回、フルオートではなく探求のしがいがあるエスプレッソマシンを思い切って購入しました。またいつかレビューも書きたいと思っています!