ドイツ生活 徒然記

ドイツでの生活も6年目がスタート。日々体験したことや感じたことを書いていきます。

ドイツ ドレスデンのウクライナ支援

昨日久しぶりにドレスデンの中心部へ出かけたのですが、ショッピングモールの中にウクライナへの救援物資を寄付できる場所があったので記録しておきたいと思います。

<目次>

ウクライナのための寄付品収集所

セントラムギャラリー地下1階

 

ドレスデンのショッピングモールの1つ、セントラムギャラリーのお手洗いの横にその簡易的な収集所は設置されていました。

 

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ウクライナのための寄付品収集所を示す看板

どんなものが必要かが絵で描かれており、とてもわかりやすいです。

 

ウクライナへの支援品受付時間

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収集所の入り口には手描きの案内も

営業時間は月ー金 15:00-19:00、土 10:00-15:00です。

 

ボランティアの人々と支援物資

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ブース内のスタッフ

ブース内には4人ほどスタッフがいました。こちらは写真撮影してもよいということで撮らせてもらった写真です。この日はこのブースのことを現地で知ったので、急遽隣のドラッグストア(dm)でエナジーバーを20本購入して彼らに渡しました。

 

ウクライナのための支援物資はどこへ届けられる?

家に帰ってからこのブースのことを調べたところ、下記の記事がみつかりました↓

Dresden Sammelstelle für Ukraine öffnet in der Centrum-Galerie

記事によると、CDU(ドイツキリスト教民主同盟)に所属する、ルッツホフマン氏がショッピングモールのマネージャーの協力を得てこの収集所が開設されたそうです。ここで集められた物資はキエフとハリコフに向けてウクライナ内務省に届けられるとのこと。

ドレスデンでのウクライナ難民支援

2022年3月3日にドイツは同国へ避難してきた全てのウクライナ難民を受け入れることを発表。ドレスデンのあるザクセン州には2022年3月12日現在、およそ2700人のウクライナ難民が逃れてきているそうです。

ドレスデン市のホームページには難民の人々に向けた情報に加えて、支援をしたいと申し出る人たちがどのように救援に参加できるかが掲載されています。

Sie möchten helfen? | Ukraine | Landeshauptstadt Dresden

 

メルケル政権で多くの難民が受け入れられ、国民の評価が分かれたことは記憶に新しいですが、今回のウクライナ支援ではそのときの難民受け入れの経験が役に立っていることは間違いありません。パンデミックという状況にも関わらず、多くの人々がパニックを起こさずにウクライナから逃げてきた人々のために宿を提供し、支援物資を集め、ボランティアとして動いている姿には目を見張ります。

 

日本で働いていたときは、外国人と接する機会はほとんどありませんでしたし、外国の文化を身近に感じるような経験もありませんでした。今回のロシアとウクライナで起きている事態は、このような支援活動に遭遇したり、ガソリン価格が高騰していたりと、自分がヨーロッパで生活している=陸続きの国の影響がある、ということを強く感じさせます。その一方で、日本という国の特殊性についても改めて思い知らされます。

 

一刻も早いロシアとウクライナの平安を望みます。

 

<参考URL>

Hilfe für die Ukraine

Dresden Sammelstelle für Ukraine öffnet in der Centrum-Galerie

Knapp 2.700 geflüchtete Ukrainer in Sachsens Notunterkünften | MDR.DE

CNN.co.jp : ドイツ、退避のウクライナ国民の全員受け入れを発表