日本の友人からは「ドレスデンにも空港あるんだね!」と度々言われるドレスデン空港。あまり日本人に知られていないドレスデン空港ですが、2018年には176万人が利用しました(福岡の北九州空港と同じくらいの利用客数です)。デュッセルドルフやフランクフルトへはLCCで1万円弱で飛ぶことができるため、ビジネス利用も多い空港です。
<目次>
- ロケーション
- 就航エアライン
- フロア構成
- チェックインシミュレーション
- 到着ロビー(1階)
- Sバーン(電車)乗り場
- その他施設(4階)
- その他施設(3階)
- その他施設(2階)
- その他施設(1階)
- Wi-Fiについて
- ラウンジについて
- まとめ
ロケーション
ドレスデン空港は中心部から約9キロほどのクロチェに位置しており、空港の地下にSバーン(電車)が乗り入れていて所要時間も約20分強とアクセスしやすい空港です。バスは77番と80番が運行。乗り場は空港の入口目の前でとてもわかりやすいです。
チケットはバス・電車共通で2.4€です。
就航エアライン
・Aeroflot(ロシア)
・AirEuropa(スペイン)
・Atlasglobal(トルコ)
・easyJet(イギリス)
・Eurowings(ドイツ)
・Bulgarian(ブルガリア)
・Condor(ドイツ)
・Corendon(トルコ)
・Flyegypt(エジプト)
・Freebird(トルコ)
・KLM(オランダ)
・Laudamotion(オーストリア)
・Lufthansa(ドイツ)
・Onurair(トルコ)
・Pegasus(トルコ)
・Ryanair(イギリス)
・SunExpress(トルコ)
・Sundair(ドイツ)
・Swiss(スイス)
・Tailwind(トルコ)
・Tuifly(ドイツ)
・Turkishairlines(トルコ)
改めてじっくり見てみるとたくさんの種類のエアラインがありました。括弧書きは拠点国です。LCCも飛んでいて、最新だと2019年12月からライアンエアーでロンドンまでの便が就航する予定です。それにしてもこんなにトルコの航空会社が多いとは思いませんでした。ターミナルは1つしかないので迷うことはありません。
フロア構成
建物は4階層+地下1階で構成されていますが、吹き抜けのスペースが大きく取られているため、3・4階のフロアは非常に限られています。
4階 見学テラス
3階 コワーキングスペース・カンファレンスセンター
2階 チェックインカウンター・保安検査場・出発ゲート・カフェ・売店・免税店・駐車場通路
1階 到着ロビー・インフォメーション・売店・レンタカー
地下 Sバーン乗り場・駐車場通路
チェックインシミュレーション
それでは正面玄関からチェックインの流れに沿って見てみましょう。
正面玄関にはこのような回転扉があります。Boshの新しい工場が空港近くにできるということで宣伝が貼ってありますね。
建物に入るとすぐエレベーターがあります。これでチェックインカウンターがある2階へ移動します。
エスカレーターを降りると目の前にチェックインカウンターが広がっています。カウンターの手前にセルフチェックインの機械があるのでまずこちらでチェックインをして荷物を預けます。
チェックインを済ませてそのまま奥へ進むと保安検査場があるのですが、その手前にカフェがあります。私は早朝のフライト時には大抵ここでコーヒーをいただきます。
保安検査場入口です。ドイツはペットボトルにデポジット(パント)がかかっているため、ここのゴミ箱には「パントを寄付してください」と書かれています。ちなみに私はケチなので空でも捨てずに持って帰る派です。
手荷物検査を終えると目の前にカフェがあります。ここでは軽食を食べることができますし、もちろんビールも飲めます。
前回朝食をここでとったときはこんな感じでした。
ヨーグルト2.5€ ソーセージ&パン3.5€
ソーセージにはパンかポテトサラダがついてきます。マスタードはくれるんですが、ケチャップはないんですよね。ケチャップつけたい。。
制限エリア内の売店です。チョコレートやお酒などお土産も売っています。隣には雑誌をメインとする売店もあります。
免税店には少しではありますが、コスメ系も置いてあります。ドイツの有名なチョコレートのリッタースポーツもありますが、スーパーで買う場合の2倍くらいするので免税とはいえ空港価格にびっくりさせられます。
制限エリア内に売店は以上3つです。
到着ロビー(1階)
荷物をピックアップして制限エリアから出ると目の前に写真のカフェがあります。ちなみに預け入れ荷物が流れてくるレーンは2本ほどしかないのでまず迷うことはありません。
Sバーン(電車)乗り場
エスカレーターで地下に降りるとこのような回転扉があります。
その扉を抜けるともう電車のホームです。雨や雪が降っていても外に出なくていいので便利ですね!
その他施設(4階)
飛行機が飛び立つところを見送ることができるスペースです。
4階から見た2階です。ご覧の通り、3階及び4階のスペースは非常に狭く、ほとんどが吹き抜けになっています。そのおかげでチェックインカウンターのフロアが非常に開放的で広く明るい空間となっています。
その他施設(3階)
エスカレーターで3階へ上がってきました。
なにやらよくわからないセンターがありますが、名前からすると会議施設のようですね。
そしてコワーキングスペースということなんですが、1時間20€(約2400円)て結構高い。コーヒーが飲み放題とのこと。それにしても利用客いるんだろうか。
全然流行ってる感じには見えませんね。。。(下は制限エリア内のカフェです。)
その他施設(2階)
チェックインカウンターの横に小さい子が遊べる設備と写真撮影ボックスがあります。値段を見てみたらパスポート用の写真は5枚で10€と割高でした。
その他施設(1階)
インフォメーションがフロア真ん中あたりにあります。
サンドイッチ屋さんです。
売店です。ポストカードや雑誌、新聞が販売されています。
あとは写真がないですが、1階にレンタカー屋さんが入っています。
Wi-Fiについて
2時間までWi-Fiは無料で使えます。
ラウンジについて
ドレスデン空港にはビジネスクラス利用者が使えるラウンジとルフトハンザのラウンジがあります。私は残念ながら入ったことはありませんが、気になる方はこちらを見てみてください。
Lounges - Dresden International Airport
まとめ
・ドレスデン空港は中心部から約9キロ
・Sバーン・バスでアクセス可能
・トルコの就航エアラインが多い
・免税店の商品の種類はあまり期待できない
・フリーWi-Fiは2時間制限あり
・コワーキングスペースもあるが、利用料が高い
以上、ドレスデン空港について簡単ではありますがご紹介でした。参考になれば幸いです!