ドイツ生活 徒然記

ドイツでの生活も6年目がスタート。日々体験したことや感じたことを書いていきます。

パリの製菓用品店めぐり

今回の5月10日~2泊3日のパリ旅行、メインの目的は製菓材料・用品店めぐりです。夫の趣味のケーキ作りに必要な用品を揃えるためにパリまでやってきました。というのも、ドイツの製菓用品店及びアマゾンには欲しいサイズのものが売っていなかったり種類が少なかったりしてなかなか思うように材料が揃わないため、しびれを切らしてパリまで買い出しに来たというわけです。レ・アル駅付近に日本の合羽橋のような製菓用品店通りがあるとネットで知り、探索することにしました。

 

<1店舗目>

 

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Deco Relief

6, Rue Montmartre · 75001 Paris

 

レ・アル駅から一番近いのがこのお店。ボンボンショコラの型、製菓用チョコレート、シリコン型が充実していました。値段も安めです。

 

<2店舗目>

 

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MORA

13 rue Montmartre, 75001 Paris

Mora.fr

 

Deco Reliefと同じ通り(向かい側)にあります。製菓材料・用品ともに多種多様なものが揃っています。ちなみに不織布のショッピングバッグも3種類くらいあってファン心をくすぐられます。

 

<3店舗目>

 

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E.Dehillerin

18-20 Rue Coquilliere, 75001 Paris

 

鍋やカヌレ型、鉄板などなど金物が充実している印象です。商品には値段が書かれておらず、ところどころに設置してある商品リストを確認するか、店員さんに聞いてリストをたどってもらうかする必要があります。値段を確認してもらったらメモを渡されるのでそれをレジで渡して会計を済ませ、メモ書き担当の人のところに戻ってレシートを見せると商品を包んでくれます。

 

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こんな感じでメモをもらい、レジにメモだけ持って行って会計を済ませ、戻ってレシートを見せて商品を受け取る、という流れです。

 

<4店舗目>

 

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La Bovida

36, Rue Montmartre, 75001 Paris

La Bovida - Pour les pro - Ustensiles de cuisine, épices et marinades

 

ケーキの型、シリコン型、梱包材料(箱・ラッピング用品)が2階にありました。包丁もたくさん種類があったように思います。(記憶があいまい。。)

 

<5店舗目>

 

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G.Detou

58 rue Tiquetonne, 75002 Paris

 

製菓材料屋さんです。小さな店内には主にチョコレートが所狭しと陳列してありました。

 

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チョコレートを見ていて思ったのは、ルビーチョコレートが少ないということ。ルビーの製菓用は今のところドレスデンのメトロで見つけた2.5キロが一番大きいのですが、パリでは見当たりませんでした。チョコレートに関してはベルギーに行った方が豊富にあるかもしれません。

 

 以上5店舗を2日間で回ってきました。フランス菓子の舞台裏を覗いたような気がして終始興奮の散策でした。そして、いろいろと歩き回った結果、購入したのがこちら。

 

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なんとか手荷物のスーツケースにおさまる量で一安心。同じ商品が店舗によってはかなり値段差があったりするので、じっくり見比べて購入されることをおすすめします!

 

パリ 一風堂

 

パリ滞在1日目、途中から雨が降りだしてしまい、晩ご飯はホテルの近くで、ということに。ホテルを出がけにたまたま一風堂を見かけたので晩ご飯に寄ろうか、という気軽な気持ちで一風堂に入店しました。夫はラーメンをそこまで好む人ではないのですが、私はラーメン大好き。ドレスデンにはラーメン屋さんは無いに等しい(あるらしいですが、まずいという噂)ので久しぶりのラーメン(年末チェコで食べた以来)でした。

 

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IPPUDO République
6 place Jacques Bonsergent
75010 Paris

Ippudo Paris

 

Jacques Bonsergent駅から出てすぐのところにあります。パリには現状3店舗あるらしく、ルーブル店の前もたまたま通りましたが、表にレパブリック店のようなのれんはなく、もっとシックなデザインの店舗でした。

 

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メニューはこんな感じ。あと1枚期間限定のメニューがぴらっとあって、それに載っていた横浜ラーメンを夫が頼みました。(写真を撮り忘れました。。)

一風堂には今まで意識して入ったことがなく、後で調べてわかったのですがこちらの店舗の一風堂は日本のメニューとは全く異なるものが提供されていました。

 

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横浜ラーメンスペシャル 19€

豚骨スープです。麺の硬さを選べて、これは普通の硬さ。麺の形状はほんの少し平たい感じ。

 

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和み +煮卵 16€

魚と鳥のマークがついていたので、おそらく鰹出汁と鶏出汁のスープ。麺の形状は博多ラーメンのような細麺。えびワンタンが入っており、別ぞえのレモンを好みで絞って食べます。このスープが本当に美味しくて、まさに和みました。こんなに美味しさで感動するラーメンを今まで食べたことがないかもしれません。5月というのに外は寒くて、雨に濡れて冷えた身体に日本のラーメンは癒しと温もりを与えてくれました。

正直えびワンタンは好みではありませんでしたが、鶏チャーシューはスープと合っていて美味でした。

 今まで海外で食べるラーメンにはその金額も相まって懐疑的な私でしたが、今回の一風堂は夫婦2人ともに大満足でした。この味を日本では食べられないと知って少し残念ですが、パリに行く際はぜひまた和みに行きたいと思います。

 

 

 

パリのパン屋さん Du Pain et des Idées

5月10日から2泊3日でパリを散策したのですが、一番行きたかったのがこのパン屋さん。

 

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Du Pain et des Idées

34 rue Yves Toudic 75010 Paris

Du Pain et des Idées - Boulangerie traditionnelle - Fabrication artisanale

 

夫と一緒にいつも楽しみに観ている日本人パティシエYoutuberさんが動画の中でおすすめしていたパン屋さんなんです。ここに来るためにホテルも徒歩圏内で選びました。週末は閉まってしまうため、パリに到着した金曜日のお昼13時過ぎ頃に向かいました。

 

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どれも美味しそうで目移りしてしまいます。あれもこれもとたくさん購入。

 

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淡い青に金文字がおしゃれ。

 

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コーヒー&カプチーノも追加で注文して、さっそくお店の前にあるテーブルでいただきます。左上から時計回りに、クロワッサン、エスカルゴ(プラリネ系)、エスカルゴ(ピスタチオ)、フラン。生地の層がどれも美しく、バターが上品に香ります。ピスタチオエスカルゴはあまりピスタチオの風味は感じませんでしたが美味しかったです。フランにおいては贅沢なカスタード使いと生地の香ばしさにうっとり。サイズは大きいのですが、生地が重たくないのであっという間に食べてしまいます。私たちが食べている間もひっきりなしにお客さんが来てどんどんパンが売れていきます。

そして、街歩きしながら食べようということでお惣菜パンもまたまた追加で購入し、次なる目的地レアルへ。

 

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レアルに到着です。そこの公園で先ほどのおかずパンを。。

 

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(右上から下に)ローストビーフ&ゴートチーズ、ベーコン&チーズ、ほうれんそう&ゴートチーズ。一番美味しかったのはベーコン&チーズ!どれも素材の味がよく引き出されていて美味しかったのですが、ベーコン&チーズはベーコンの塩気がちょうどよく、まさにお惣菜と言える存在感、そして満腹感。それにしてもあんなにボリューミーなおやつパンを食べた後ですぐ惣菜パンも食べてしまえるなんて、脳が美味しさに喜んで胃袋を盛大に広げてしまいます。パリ恐るべし。

パリにまた行く機会があれば、ぜひ再訪したいお店でした!

 

 

フランスで泊まったホテル(パリ市内&オルリー空港)

先週2泊3日でパリに滞在したのですが、そのときのホテル2軒がとても良かったので立地・金額・良かったところを紹介したいと思います。

 

<1泊目>

 

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Est Hotel

49 Boulevard Magenta, 75010 Paris

Est Hotel Paris | Best Price Guaranteed | Official Site

2名1室(素泊まり) 84€+宿泊税でした。 

 

地下鉄5号線のJacques Bonsergent駅から歩いて5分ほどで東駅からも近く、便利な場所に位置しています。オルリー空港からは1時間くらいかかりました。ここに決めた理由は行きたかったパン屋さんから至近だったというのが一番なのですが、近所には薬局やスーパーもあり、1泊だけでしたが快適に過ごせました。また、歩いて1分くらいのところに一風堂(ラーメン店)があって、値段は高いですが感動的な美味しさでした。

今回チェックインが14時以降のホテルだったのですが、早めに着いてしまい、荷物だけでも置かせてもらおうかと思い、聞いてみたところ、たまたまチェックインすることができ(13時過ぎでした)、スタッフの対応もとても感じが良かったです。さらに、ワインオープナーがあるかどうか尋ねると快く貸してくれたり、チェックアウト後も荷物を預かってくれたりと至れり尽せりでした。

 

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部屋は小さいですが清潔で落ち着いた内装でした。ベッドメイキングがすごく頑丈に(?)してあって、寝るときになかなか足が伸ばせず苦労しました。全部引っ張り出してから寝ることをおすすめします。

 

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小さいですが、バスタブもついています。非常にありがたいです。ちょっとトイレの角度が厳しいですが、狭いので目をつぶります。アメニティはシャンプー兼シャワージェルが2人分のみ。歯ブラシは持参です。タオルはバスタオルが2枚のみです。また、ワインを買って部屋で飲みましたが、簡易のプラスチックカップしかありませんでした。

 

 

<2泊目>

 

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ibis Paris Coeur d'Orly Airport

Orly Sud BP 151, 94541 Orly

2名1室(素泊まり) 75€+宿泊税でした。

 

チェーンホテルですが、初めて泊まりました。ロビーの雰囲気がカジュアルであたたかく、居心地のよいホテルでした。なぜか室内の写真を撮り忘れましたが、ベッドもとても寝心地がよく、快適に過ごせました。翌日早朝フライトだったため、わずかな滞在時間ではありましたが満足できました。アメニティは備え付けのシャンプー兼シャワージェルのみ。歯ブラシ&歯磨き粉ももちろんなし。タオルはバスタオル2枚のみでエストホテルと同じです。こちらはバスタブはついていない部屋でした。

 

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このホテルに行くには、オルリー空港へ向かうオルリーバスで、終点の「Orly4」で下車します。空港(Orly4)に着いたら、ターミナル間を結ぶリニアの乗り場の奥にホテルへ繋がる回廊が見えるのでそちらの方へ向かいます。

 

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この橋を渡ります。左の看板にはホテル名が書かれています。

 

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動く歩道が設置してあり、橋を降りたらすぐにホテルがあります。Orly4から徒歩5分強くらいでしょうか。ただ、空中回廊のようになっており、高所恐怖症の人は要注意です。

 

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夕食をホテル内のレストランでとったのですが、ちょうど夕食時で少し並びました。席が空くまで隣のバーカウンターでお酒を頼んで待っている人たちもいました。右がバーカウンター、左がレストランです。

 

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夫が頼んだステーキ(17€)

 

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私はメインディッシュ+デザートのブッフェを注文(19.5€)※ビールはブッフェにつきません

 

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メイン料理コーナー。白身魚、鶏肉のスパイス煮込み、ラム肉のトマト煮込み、などがありました。個人的に一番美味しかったのはさやえんどう(笑)

 

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左手にあるのはメインディッシュの一部のパイ。右手のサラダはスターターのコースに含まれるので私は食べてはいけないメニュー。明確に区切られていないのでわからなくて店員さんに確認しました。

 

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こちらはスターターのコーナー。私が選んだブッフェは「スターター」、「メイン」、「デザート」の3つのコースから2つのコースを選んで食べられるというものだったので、このコーナーのものは食べてはいけないメニューでした。(そんなに美味しそうではなかったので写真も適当ですみません。)

 

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デザートのコーナー。奥には果物も置いてありました。

 

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チーズがとても美味しかったです!

食事は可もなく不可もなくというところでしょうか。ただ、運の悪いことに、隣の席で食事をされていた2人の女性のうち1人が3分に1回激しく咳込み、それが気になってしまってあまりゆっくり食事ができませんでした(泣)

ちなみに、オルリー空港内で食事をとれるかどうかは確認していませんが、そんなにたくさんレストランもない印象でした。

 

今回はeasyjetの早朝便を利用したためパリ市内で連泊できず、1泊ずつホテルを変えることになりましたが1軒目でチェックアウト後も荷物を預かってもらえたため非常に助かりました。旅行前にロッカーを調べてみたところ、オペラ座の近くに日本人観光客向けの「旅ステーション」というインフォメーションがあって、荷物を預かってくれるらしいので(スーツケース1つあたり10€、手荷物6€)、チェックアウト後の荷物預かりが難しいホテルの場合はそういったサービスを検討するのもよいかもしれません。

2軒ともまたパリに行く際に利用したいと思うホテルでした!参考になれば幸いです。

 

 

 

オルリー空港からベルリン経由でドレスデンへ

ドレスデンからパリ市内への行き方は前回まとめたのですが、今度は帰りについてまとめたいと思います。

 

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朝7:00オルリー空港発のeasyjetに乗る予定だったので、前日はOrly4から回廊直結のイビス(行き方については別途記事を書く予定です)に宿泊しました。チケットには出発ターミナルについて「Orly2」と記載されており、Orly4で夫がCAさんに確認したところOrly1・2・3の方の建物に移動しなくてはいけないとのこと。Orly1・2・3と4の間の移動はリニアが走っているのですが、6時から乗車可能らしく、今回は徒歩で移動しました。

※オルリーバスで空港に向かう際は、「Orly1・2・3」と「Orly4」とでバス停が分かれています。そのため私たちは「Orly1・2・3」=Orly1で「Orly4」=Orly2だと勘違いしたのですが、チケットに記載してある「Orly2」とはそのままOrly2ターミナルのことを指しています。

 

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Orly3へ向かう歩道の標識が見えるのでそれに従って歩いていきます。

 

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Orly2までは徒歩で6分ほど。それほど遠くは感じませんでした。

 

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無事に搭乗できました。歩き回ったのでお腹が空いて機内で朝ごはん。コーヒー&マフィンのセットで4.5€でした。機内が寒かったので温かいコーヒーが身にしみます。マフィンは思いのほか大きくお腹が膨れました。

 

ベルリンのテーゲル空港に着いたらバスのチケットを購入(1人2.8€)してFlixバスの乗車地であるアレキサンダープラッツまで移動します。乗車時間は大体40分ほどでした。

Flixバスのバス停の前にはFlixカフェ(小さなラウンジのような施設)があって、スナックや飲み物が購入できます。トイレはありませんので、私はバスに乗車してからバス内のトイレを利用しました。

お昼の便に乗車しましたが、ドイツ人女性グループ(30代前半くらい?)が最後列を5人で陣取り、3時間ずっとお喋りを続け、時には全員で歌を歌ったり笑ったりするなどして非常に愉快そうでした。私としては初めてそういう方々に遭遇したのでちょっとカルチャーショックを受けましたが、夫いわく、よくあることらしいです。。

 

 ↓帰りの旅程はこんな感じです。

 

<パリ→ドレスデン

5月12日  7:00          easyjet Orly Airport 発

     8:45     easyjet Tegel Airport 着

     9:20頃  TXLバス乗車

     10:00頃   TXLバス Alexanderplatz 下車

     12:40          Flixバス Alexanderplatz 乗車

                  15:40          Flixバス Dresden Hauptbahnhof 着・・・ドレスデン到着!

 

以上、2回に渡ってドレスデンーパリ(オルリー空港)の移動についてまとめましたが、参考になれば幸いです! 

 なお、かかった旅費の金額については前回の記事にまとめて記載してありますので、よければそちらもご参考ください。

 

 

ドレスデンからベルリン経由でパリ市内へ

先週末弾丸パリ旅行を決行しました。そのときの移動について今後のためにもメモとして残しておきたいと思います。

 

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アクセスを調べてみると、

ドレスデン空港→パリ(シャルルドゴール空港)」

よりも、

ドレスデン→ベルリンバス移動→easyjetでパリ(オルリー空港)」

という経路の方が格段に安かったため、時間はかかるものの後者で移動しました。

 

ドレスデン→パリ市内への行き方

 

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写真はベルリンセントラルバスステーションに到着したときのものです。早朝のフライトに乗るためにドレスデン中央駅から深夜2:55発のFlixバスに乗車しました。

 

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なかなか古そうなバス駅でした。トイレ利用は50¢です。ここから最寄りSバーンの駅まで徒歩で移動します。

 

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Neue Kantstrasseを東に歩いていくと3~5分でSバーン Messe Nord駅に到着します。

 

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ホームに着いたら乗車券を購入し、すぐ横にある打刻機で時刻を印字します。

今回はS41でBerlin Jungfernheide駅に移動しました。

 

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駅に着いたら「Tegeler Weg」から空港行きのバスが出ているので標識の指示に従ってバス停まで行きます。(徒歩2~3分ほど)

 

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バス停に着きました。X9もしくは109バスに乗ります。

 

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テーゲル空港に到着です。ゲートを調べてみるとC40とあり、Cゲートは下車した建物から少し離れていました。

 

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回廊を通ってCゲートまで歩きます。

 

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手荷物検査はなかなかに混み合っており、通過するのに30分弱並びました。今回2泊3日の弾丸旅行だったので預入荷物はなし、2人とも1つずつの手荷物のみで臨みました。

 

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搭乗締切15分前ほどにゲートが変更になっていました。私はC40ゲートの前で携帯電話を充電していたのですが、新しいゲートで搭乗の列に並んでいる際にそのまま置いてきたことに気づき猛ダッシュして携帯と充電器を回収しました。空港までたどり着いたことにほっとして完全に気が緩んでおりました。。

事前にネットで見ていた情報には手荷物は必ず1つにまとめるようにとありましたが、リュックサック+ヒップバッグですんなり通ることができました。

 

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機内は思ったほど狭くなく、快適に過ごせました。免税カタログにはイギリスの会社らしく、イギリスのものが多かった印象です。

 

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食べ物はポンドとユーロ併記で、思いのほか安い印象です。

 

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ちなみに登場前にゲート前の自販機で購入した水は3.5€で機内で購入できる水は2.5€でした。。(2019年5月12日現在)

 

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オルリー空港に到着すると、空港内にパリ市内へ向かうオルリーバスの券売機があったのでさっそく購入します。(バス停にも券売機はあります)

 

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チケットは1人8.3€でした。

 

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バス停へ移動します。

 

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バス停から見たオルリー空港

 

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オルリーバスは前から乗車して運転手さんの手前にある打刻機にチケットを入れます。

このとき、かなりの乗客が乗り込んでいたのですが、発車してすぐにドイツ人の女性が運転手に、何者かに財布を盗まれたと訴え始めました。彼女は英語で打刻機にチケットを入れている際に財布が無くなったと主張。ただ、運転手さんは英語が理解できなかったらしく、側にいたフランス人女性が通訳。結局収集がついたのかわからないままでしたが、フランス到着早々に緊張が走りました。

 

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終着のDanfert Rochereau駅に到着です。

 

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ここからはメトロでホテルまで移動しました。ホテルに到着したのが13時頃だったので、ドレスデンからは約10時間の道のり!なかなか緊張しましたが、道に迷うこともなく、わかりやすい標識のおかげでスムーズにパリへ移動することができました。

私のパリまでの旅程と旅費(交通費)を下記にまとめておきますので、気になる方は参考になさってください。

 

ドレスデン→パリ>

5月10日 2:55  Flixバス Dresden Hauptbahnhof 乗車

        5:55  Flixバス ベルリン中央バスステーション(Berlin ZOB)下車

         ✩Sバーン Messe Nord駅に徒歩移動(3~5分)

        6:20  Sバーン Messe Nord駅→Berlin Jungfernheide駅

        6:30頃 109バス Berlin Jungfernheide→Tegel Airport

        6:50頃  109バス Tegel Airport 着

     9:15   easyjet Tegel Airport 発

                  11:05       easyjet Orly Airport 着

                  11:30頃 Orlyバス発

     11:50頃 Danfert Rochereau 着 ・・・パリ市内到着!

  

 

<交通費金額まとめ>

ドレスデン⇔ベルリン 往復Flixバス 約25€/人

(往:ドレスデン中央駅→ベルリンZOB、復:アレキサンダープラッツ→ドレスデン中央駅)

・ベルリンZOB→テーゲル空港 Sバーン(2.8€/回)+109バス(2.8€/回)

・テーゲル空港⇔オルリー空港 往復easyjet 約100€/人

・オルリーバス(オルリー空港→パリ市内) 往復16.6€(8.3€/回)

・パリ市内移動 1日券 7.5€ 10回回数券 14.9€

・テーゲル空港→アレキサンダープラッツ TXLバス(40分程 2.8€/回)

※ベルリン市内の移動は一回券2.8€。但し、Sバーンとバスの乗り換え時は別で購入する必要あり。

※Flixバスの金額は購入のタイミングによって変化する。

※金額は2019年5月11日現在

 

語学学校を終えて

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先週の金曜日に語学学校を修了しました。A1-1から始まって、大学準備の手前C1-2まで約10ヶ月。授業時間にして1000時間でした。もともとは日本で独学で基礎をやり(独語検定4級レベル)、渡独前に2週間毎日2時間個人レッスンを受けるという、突貫工事でハリボテを建てたような状態でした。そんな薄い基礎しかなかったので、B1-1から授業について行くのが必死、C1にいたってはテキストの中にわかる語彙の方が少なく、問題文を読むのも人よりワンテンポ遅れているというような落ちこぼれでした。毎日かなりドイツ語にやられていて、たまに午前中休んだりして自分で調節するようにしていました。

ここからは項目ごとに自分の覚えとして所感をまとめてみたいと思います。

 

  • 一番大変だったこと

授業の最後の方は大学入学に必要なTestDAFという試験の対策に集中するのですが、特に私は論述に苦労しました。語彙もさることながら、表現の仕方、文の繋ぎ方がドイツ語では重要視されます。日本語の感覚だと、論述はわかりやすく常態で簡潔に述べることが求められる認識でしたが、ドイツ語では様々な接続詞を駆使して自分がハイレベルな表現ができることを読者に見せつける必要があります。一方で、同じ言い回しを避け、同じ意味で違う単語を使う点は日本語と同じです。

  • 10ヶ月で得たドイツ語力

買い物の際の会話には困らなくなりましたが、まだまだ語彙力が足らないため読み書きに不便を感じます。また、話そうとすると文を作るのに時間がかかり、スムーズな会話をすることができません。なお、口語の文章は論述に比べて文構造がわかりやすいため、ヒアリングの方が文章読解よりも理解できると感じています。授業においては、主観ですがA1で会話重視、B1で読み重視、そしてC1で筆記重視というイメージで進んで行きました。そのため、個人的には会話がスムーズにいかないまま、授業内容が高度かつ専門的になっていくのでついていくことに必死でした。今後はタンデムパートナーを探して会話をしながらドイツ語で考えられるようになることが目標です。

  • 英語とドイツ語の関係

A1-1では全くコミュニケーションが取れなかったため、先生が2週間だけ英語で授業を行ってくれました。それはそれで大変ではありましたが、中学・高校・大学と9年学んだ英語は非常に役に立ちました。また、単語も似ているものが多くあるので、ドイツ語を理解する助けになりました。最近は逆に英語の単語が出てこなくなってしまい、英語もドイツ語も中途半端な状態であることが悩みです。しかもドイツ語と英語が混ざりに混ざって口から出てきます。。そして、ドレスデンではザクセシュが話されているので標準語のホッホドイチュが理解できてもザクセシュがわからないと会話ができないという悲しい現実があります。また、英語話者が想像していたより格段に少ないので、英語を使う機会がほぼなく、どんどん英語を忘れていきます。

  • 今後の進路について

直近の目標は、来月にゲーテインスティトュートが主催する英語でいうTOEICのような全世界共通基準のドイツ語試験でB1に合格することです。その後は大学進学(C1が必要)に向けて準備したいと思っています。授業では様々なテーマを通してドイツ語を学んだのですが、その中で社会と人とのつながりを手助けするソーシャルワーカーのような仕事に興味を持ちました。ドレスデンにはTU(Technische Universität )に「Institut für Sozialpädagogik, Sozialarbeit und Wohlfahrtswissenschaften」という学部があり、そこで学ぶことを考えています。ただ、仕事をするチャンスも同時に探していく予定です。

 

語学学校で集中してドイツ語を学んだことは得がたい経験でした。先生やクラスメイトにも恵まれ、ドイツ語の難しさを共有しながら一緒に勉強できたことが力になりました。また、様々なルーツを持つ多様な年代のクラスメイトからは彼らの文化を学ぶことができ、なんだか得した気分でした。

10ヶ月の間、間を置かず走り抜けられたのは先生とクラスメイト、そして快く通わせてくれた夫のおかげです。まだまだC1レベルには程遠いですが、引き続きドイツ語と向き合って行きたいと思います。

 

多国籍ランチ

またしばらくぶりの更新です。日本は連休明けでそろそろ暖かい気候でしょうか?ドレスデンはまだ寒い日があり、衣替えがままならない今日この頃です。

 

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今日は先日あった語学学校でのランチについて書こうと思います。それぞれの国の料理を持ち寄って一緒に食べましょう!という話になったものの、私は宗教的な制約がまったく頭から抜けていて、ムスリムの子が2人いるのに豚ミンチ入りの麻婆豆腐を持って行ってしまい大失態。。2人共さらっと流してくれましたが申し訳ないことをしました。帰ってから1人反省会。。

 

さて、気を取り直してここからは、クラスメイトが手作りしてきてくれたものを写真と一緒に紹介したいと思います。

 

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アメリカ人の子が焼いてきてくれた惣菜マフィン。ドライトマト、ほうれんそう、パルミジャーノチーズが入っています。なぜマフィンカップが2枚敷いてあるのかはよくわかりませんが、彼独自の判断のようです。ドライトマトは普段苦手なのですが、このマフィンはとっても美味しかったです。

 

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ウズベキスタン人の子が作ってきてくれたのはサモサ。中にじゃがいもと牛肉が入っています。一見揚げてあるように見えましたが、オーブンでアルミ箔を被せて焼いているとのこと。日本でもサモサはインド料理として人気がありますよね。

 

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どこの出身かあまりよくわからないのですが、ムスリムの女の子が作ってきてくれたバスブーザ。上に練乳がかけられていて、とっても甘い。ネットで調べると中東でよく食べられているポピュラーなお菓子みたいです。彼女は自国で旦那様とカフェをやっていたらしく、まさしくプロのお菓子でした。

 

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ドイツ人の先生が作ってきてくれたティラミス。ホームパーティーにはいつもこれを作るんだそう。フィンガービスケットが一番上に載っているタイプは初めて見ました。マスカルポーネは使ってありますが、イタリアのティラミスとは違い、りんごとレモンの味(?)がしました。甘くて美味しいデザートでした。

 

そして、私の麻婆豆腐に対してはテクスチャーが面白いというコメントを先生からいただきました。とろみは片栗粉(カルトッフェルメール)でつけるんだよ、と言ったらふぅん。。という感じでしたね(笑)

写真がないですが、韓国人の子が持ってきていたトッポギは結構人気があって、甘辛い味がほぼみんなにうけていました。中国人の子はお肉風ビーガン串や豆乳粉末、お菓子を持ってきていました。

 

ドイツ人の日本食に対するイメージは多分「Sushi」のみです。そして、ドレスデンには日本人が提供する日本食レストランは数える程しかないため、ほとんどの人が日本食に対して正しい認識を持ち合わせていないと思われます。全般的にドレスデンのドイツ人は保守的なイメージがあるため、語学学校の先生でもない限り、自分から日本食を食べようとする人はいないんだろうなと思っています。以前「お好み焼き」のつくり方を授業で話したときも反応は今ひとつでした。

ホームパーティーに日本料理を持っていく際はやっぱりお寿司がいいんだろうなと思いつつ、今まで作ったこともないし、寿司用の魚が手に入りにくいドレスデンでは手を出せないでいます。今後の課題です!

 

夏に向けて 網戸の取り付け

気が付けば4月も下旬、どんどん夏らしくなってきました。ドイツの住居においては冬の寒さ対策でハイツングと呼ばれる暖房が重要なんですが、夏は涼しいのが普通なのでエアコンは基本ありません。蚊も本来はあまり発生しないはずなので網戸もありません。しかし、昨年の夏は非常に暑くて扇風機が手放せませんでした。

 

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夫が数年前にセルフで取り付けた網戸が劣化していたので取り替えることにしました。ホームセンターで売っているのですが、「モスキートネット」と呼ばれているみたいです。

 

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付け方はとっても簡単で、窓の枠にマジックテープの凸面のシールを貼り付け、ネットをその凸面に埋め込むようにして貼り付けるというもの。写真は貼り付け終わったところです。付属のカッターではみ出た部分をカットして完成。

 

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 これで安心して夏を迎えられます!

語学学校の先生いわく、蚊は危険な虫だという認識がないらしく、網戸がなくてもそこまで気にならないとのこと。蚊に刺されやすい方はヨーロッパを夏旅する際、虫除け対策に気をつけてください。

ドレスデンの焙煎所

すっかり春めいてきて、先週は公園の芝生にビキニ姿で寝そべっている人まで見かけました。気温が上がるとドイツ人は少しでも日光を楽しもうと外に出てきます。Instagramを見ると桜の写真がよく投稿されていて、日本はお花見真っ盛りですね。こちらにも桜に似たようなお花が咲き、見るたび顔がほころびます。

 

さて、今日はドレスデンのコーヒー焙煎所についてご紹介したいと思います。

 

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Dresdener Kaffee und Kakao Rösterei

住所:Meschwitzstraße 5 

   01099 Dresden

ホームページ↓

Kaffeerösterei Dresden

 

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結構辺鄙な場所にあったので、怪しみながら到着。併設のビオマルクトに間違って入り、そこの店員さんが焙煎所の入口まで案内してくれました。写真の他にもいろいろと表彰状が飾ってあり、たくさんの小売店にも豆を卸しているしっかりとした焙煎所のようです。

 

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中は焙煎所ということでかなり広いスペースが広がっていました。

 

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入所した時間はちょうどコーヒー教室が催されていました。このカップの量とマシンの大きさからして団体さんも受け入れていそうです。

 

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迫力の焙煎機

 

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この日のコーヒー教室では7,8名の受講者が講師に耳を傾けていました。質問タイムだったらしく、聞こえてきた質問が、

「Koffee oder Coffee?」

「Koffee.」

・・・発音の質問?とよくわからない感じでした(笑)

 

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隣のビオマルクトの店員さんが焙煎所の所長さんらしき男性を呼んでくれ、その人から商品の説明を受けることができました。

 

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おすすめされたコーヒー豆を購入。250gで6€でした。後日近くの家電量販店で同じものが5.9€で売られているのを発見。。焙煎所で購入した方がなぜか高い。。

 

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ちなみに、こちらも購入したのですが、なにかわかりますか?

 

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そう、1杯出しのコーヒーが1つずつ売られているんです。このタイプ、日本では当たり前にスーパーで売られていますが、ドイツではコーヒーマシンが普及しているためかなかなか売っていません。所長さんが丁寧にやり方を説明しようとしてくれたので、日本ではとても一般的なので説明は大丈夫ですよ、とお伝えすると、日本人だったのね、という顔でした。あまりに売っていないので思わず1つ買ってきましたが、1つ1€というびっくりのお値段でした。

 

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ところで、なぜ私たちが焙煎所へ行ったかと言いますと、エスプレッソマシンを導入したからなんです。ドイツの人たちは本当にたくさんコーヒーを飲むので、家電量販店には多種多様なコーヒー関連の機械が売られ、ハンドドリップでコーヒーを淹れる人はほとんどいない印象です。(日本のハリオは世界的に有名ですが、ドレスデンで売っているところを見たことがありません。)そういった文化圏にいるということの他に、導入の理由がもう1つあります。それは娯楽が非常に少ないということ。ドイツ人のボードゲーム好きは広く知られていますが、冬寒くて外出しなかったり、お店が早く閉まる、日曜開いていない、開いていても外食が高い…という状況ではおうちの中で快適に過ごすしかありません。ということで、今回、フルオートではなく探求のしがいがあるエスプレッソマシンを思い切って購入しました。またいつかレビューも書きたいと思っています!