先週木曜日に最終出社日を終え、息抜きのために同僚から教えてもらったビアガーデンに行ってきました。久しぶりにゆったりとした時間を過ごせてリラックスできたので、翌日もお昼過ぎに再訪。ドレスデンは湿気がなく過ごしやすいので、木陰の芝生が本当に気持ちが良いです。その時の様子を少し書いておきたいと思います。
<目次>
Palais Sommerとは
ドレスデンには通称日本宮殿(Japanisch Palais)(ドレスデン民族学博物館)と呼ばれる建物があり(日本庭園ではありません)、そこの庭で毎年開催される夏祭りをPalais Sommerと言います。すべての人に文化を、というコンセプトでステージが設置され、様々な音楽が日替わりで演奏されたり、朝はヨガ、昼間にアートワークショップが開催されます。夜には映画の上映も行われ、入場料は無料(投げ銭歓迎)。ヨガマットや椅子の貸し出しは3.5ユーロです。
Palais Sommer – Eintritt frei!
Japanisch Palaisの場所 とPalais Sommerの開催期間
住所:Palaisplatz 11, 01097 Dresden
Palais Sommer 開催期間:2021年7月16日(金)〜2021年8月22日(日)
Palais Sommerの食べ物と飲み物
夏祭りには屋台がつきものですが、そんなに屋台が出ているわけではありません。しかし、ドイツのカリーブルストをはじめ、ベトナム料理のバインミーやモロッコのタジン、ハンガリーのランゴス(ピザトッピングの揚げパン)、中東のファラフェルなど多国籍な料理が楽しめます。お値段は例えばバインミーが7.5ユーロ(約980円)と結構高め。飲み物は地元のワインやビールが楽しめます。瓶の黒ビール、ピルスナーが1本あたり4ユーロ(約520円)、ヴァイツェンビールは4.5ユーロ(約590円)、瓶のデポジットとしてそれぞれプラス2ユーロ(約260円)かかります。瓶1本につきデポジットチケットが渡され、瓶は返してもそのチケットを寄付ボックスに入れて2ユーロ分を寄付することができる仕組みになっています。
屋台についてはこちら↓
Gastronomie | Palais Sommer – Eintritt frei!
Palais Sommerおすすめポイント
毎年やっているイベントなのですが、私たちは今回初めて訪れました。ビアガーデンが今現在お昼の12時からオープンしていて、先週金曜日の昼間に行ったときには人がほとんどおらず、人との距離を気にせずゆったり過ごすことができました。そして、エルベ川沿いのロケーションなので、景色がとてもよいです。屋台のお値段は少々高いですが、この景色や雰囲気を楽しめるのであれば文句はありません。
夜20時頃のステージ前には芝生の上でくつろぎながら音楽に耳を傾ける人たちが。この人数でマスクをしている人たちはほんのわずか。マスク着用のアジア人私達はとっても浮いていたと思います(笑)
夜の映画上映時にはプロジェクションマッピングが雰囲気を盛り上げます。(ちょっと禍々しいけど)
屋台のある木陰は夜に電飾が点灯するので真っ暗にはなりません。
プログラムはオーケストラからジャズ、ピアノコンサートなど様々です。8月22日まで開催されるので、今度は事前に演目を調べて聴きに行きたいなと思います。
夏場にドレスデンにお越しの際はぜひPalais Sommerもチェックしてみてください。芝生に座って木陰でビールを飲む楽しさを実感できます。