先週末天気が良かったのでエルベ川沿いを少し散歩しました。そのときにお花が咲いていて、そのパステルカラーにとても癒やされました。日本はコロナウイルスで不穏な雰囲気だと思いますが、ドレスデンはいたって変わったところはありません。今週は職場の同僚がインフルエンザでお休みだったので、免疫力を高めようといつもより朝食をたくさん食べて、睡眠時間を増やし、寝るときには湿度を上げるようにしていました。
個人的には、私と同じ日に入社した同期が昨日限りで来なくなり、すごくショックを受けています。。推測でしかありませんが、彼女は保険料がお給料からものすごく引かれていると言っていたので、その金額から察するに私の倍以上のお給料が設定されており、その金額にパフォーマンスが満たないということで解雇されたんじゃないかと。。
…何はともあれ、ドイツにも段々と春が近づいているみたいです。
さて、今日は先日税金クラスの変更を税務署で申請してきたのでそのことについて書いておきたいと思います。
まず、税金クラスとはなんぞや?というところですが、ドイツでは6つある税金クラスをもとに所得税が計算されます。
・クラス1:主に独身者 年間非課税額 9,408€(月にすると784€)
・クラス2:シングルで子育てしている人など 年間非課税額 11,316€(月にすると943€)
・クラス3:夫婦で両者の収入に著しく差がある場合に収入の低い方 年間非課税額18,816€(月にすると1,568€)※
・クラス4:結婚すると夫婦両者とも自動的に4になる 年間非課税額 9,408€
・クラス5:夫婦で両者の収入に著しく差がある場合に収入の高い方 年間非課税額 0€※
・クラス6:複数の収入源がある人 年間非課税額 0€
※クラス3及びクラス5は夫婦で3&5の組み合わせ以外にはできない
結婚してから変更をしていないので今までは4&4の組み合わせでした。年に1回この税金クラスを変更できるよー、と以前友人が教えてくれたので、早速変更に行ってきました。我が家は4&4よりも3&5にした方が引かれる税金が少し減るんですよね。
ここがドレスデンの税務署です。
中に入ると受付のおばちゃんがいたので、税金クラスを変更したいと伝えると記入用紙を渡してくれました。
もらった書類はこちら。両面でたくさん書かねばならないところがあり、辞書で調べたりなんだりしていたら受付のおばちゃんがやってきました。2人の氏名、誕生日、2人のうち1人の税金管理番号、そしてどのクラスに変えたいかを書いて2人の署名をするだけでよいとのこと。
とっても簡単に手続きが終わりましたが、いつから変更されるのかはよくわかりません。その後手紙も来る気配がない。。何かしら手紙があれば会社に報告もできるのですが、とりあえずもう少し様子を見ようかと思います。
反映がいつからかはわかりませんが、教えてくれる人がいなかったら税金をたくさん取られていたところ。もっとドイツ語の力をつけてドイツ社会の仕組みを理解したいなぁと思った一件でした。
参考URL: