ドイツは今週月曜日からロックダウンが再び始まりました。今日はそのロックダウンについてとドレスデンのショッピングモールの様子を少しご紹介できたらと思います。
<目次>
ドイツドレスデンのロックダウン概要
今回のドレスデンのロックダウンはざっくり言うとこんな感じです。
期間:2020年12月14日〜2021年1月10日
- マスク着用の強化(公共交通機関、職場、店舗内に加えて路上でもマスク!)
- 私的な集まりの人数制限強化(最大5人まで)
- クリスマス期間(12月24日〜12月26日)の集まりの人数制限強化(自らの世帯+4人まで)
- スーパー、薬局、ドラッグストア、その他生活に必要な最低限の店舗以外は営業停止
- 学校、保育施設のクローズ
- 過去1週間の人口10万人あたりの新規感染者数が5日以上連続で200を超えた市郡では夜10時から朝6時までの外出制限強化
- 企業はできる限りホームオフィス、もしくは会社を休みとすることが強く要請される
- 大晦日前の花火の販売禁止
我が家ではクリスマスに総勢8名で小さなホームパーティーを計画していたのですが、人数オーバーのため泣く泣く中止にしました。夫の通う語学学校はオンラインへ移行したものの、職場から「学校ないんだったら働けるのでは」と要請が。結果オンライン授業がない冬休みの期間だけ逆に職場に戻ることに。私の職場は前回同様テレワークができないので相変わらず通勤していますが、職場内でもマスクを着ける人※が増えてきました。
※職場では1.5メートルの間隔が保てる場合にマスク着用は必須ではありません。
ドイツ ロックダウン後のショッピングモールの様子
先日お昼頃にトイレットペーパーを買いにショッピングモールへ行ってきたのですが、その時の様子を少し紹介したいと思います。
私達が気に入っていたカレー屋さんやチュロス屋さんも全てクローズされていました。ちなみにロックダウン前の様子はこんな感じです。
ショッピングモール内に入るとすぐこの立て看板が。
食料品店、薬局、ドラッグストア、ペット用品ショップは引き続き営業を行っていると書かれています。
お昼に行ったせいもありますが、広いショッピングモールに人影はまばらです。
クリスマスの商品や飾り付けが残ったままのショーウィンドウ。
2階のフードコートはもちろん閉鎖され、設備の清掃・点検が行われていました。本屋さんも閉まっていました。
対面販売ができないので、オンラインでのセール告知が店舗のガラスに貼ってありました。
ドレスデンのショッピングモールではスーパー、ドラッグストア、薬局、ペット用品ショップの他に、眼鏡屋さん、クッキー&チョコレート屋さん、クリーニング店、パン屋さんが営業を続けていました。2階の店舗の中には完全に閉店したジュエリーショップもあって、普段親子連れで賑わっているモールを知っている私としては、かなり寂しい様子に感じました。
ザクセン州はドイツの中でも罹患率が高く、過去7日間の数字を見ても、人口10万人あたりの新規感染者数は415、ドレスデンだけでも295です。アドベント期間に教会に毎週出かける人もこの地域は多いそうなので、宗教的な習慣が感染拡大を助長しているのかもしれません。。。我が家では最近毎晩鍋を食べて、免疫力の向上に努めています。みなさんも無理をせず、残り少ない2020年を一緒に乗り切りましょう!