前々回に引き続きイースター休暇で滞在したシュヴァンガウ観光について書きたいと思います。ホーエンシュヴァンガウ城はルートヴィヒ二世の父であるマキシミリアン二世が廃墟になっていた城を気に入って所有し、1832年から4年かけてリノベーションしたものです。夏の時期、避暑のための別荘として、また狩猟の際の宿泊地として王家が使っていたお城はもともととても古いものでした。12世紀から既に存在していたとされ、その後16世紀にはシュヴァンガウの騎士たちの所有物だったそうです。その後多くの戦争の被害に遭い、遺跡になりかけていたところをマクシミリアン二世が気に入って改修工事を行ったというわけです。
12世紀から手を入れられながら21世紀までこうして残っているなんてわくわくしますね。残念ながら城内は撮影禁止のため、調度品や壁画を撮影することはできませんでしたが、外観などを写真交えて紹介したいと思います。
チケットの買い方や入場料などについてはこちらをご参考ください。
チケットセンターからの行き方
チケットセンターからは歩いて20~30分くらいで到着します。ホテルミュラーから南西に少し行くとすぐ右手に城へと登る道があり、そこからは15分~20分くらいです。
現地の地図はこちらのページを訪問すると地図画像があるので、画像をクリックすると開きます。
ホーエンシュヴァンガウ城入城
ホーエンシュヴァンガウ城に到着しました。 茶色の壁で素朴な印象。
チケットに記載された時間の10分前くらいに着きました。予約時に選んだ言語が券面に記載されています。オーディオガイドは入場後に渡されます。
中庭には小さな可愛らしい噴水。このあたりを待ち時間にぶらぶらしました。
中庭から覗くことができたこちらはお風呂でしょうか?そうだったら外から覗けるのはあまりよろしくないですね。。
城の入口には入場者管理のゲートがありました。非常に多くの観光客が訪れるので、こういったものがないとさばけないんでしょうね。それにしても現代ぽい。。
時間になったのでいざ城内へ。
オーディオガイドは引率のスタッフの方が次の部屋へ移る度にそれぞれの端末に電波を飛ばしてくれる見たことのないタイプ。ツアーは年配のいかにも執事みたいな落ち着いた方が案内してくれて、とても良い雰囲気で周ることができました。内部はまるで美術館かと思うほど、装飾品もしくは壁画が壁中に施され、小さいながらも大変立派なお城でした。
城内は撮影禁止なのですが、ここだけは撮影してよいですよ、と案内の方に促され、みんな順番に写真を撮りました。
城から出口へ向かう際に見える景色。空が本当に青い。
覚え書き
・見学は歩きやすい格好&靴で(ハイキングのイメージ)
・写真撮影不可(スタッフの指示があればOKのところも)
・チケットの入場時間厳守
・オーディオガイドは部屋を移動する度にスタッフから電波を飛ばしてもらう
ノイシュヴァンシュタイン城へ行く際はぜひホーエンシュヴァンガウ城にも行ってみてください。2つの城を比較するのも面白いです。