ドイツ生活 徒然記

ドイツでの生活も4年目がスタート。日々体験したことや感じたことを書いていきます。

ドイツで働く 上司の勤続10周年に花束を贈った話

こんにちは。みなさんいかがお過ごしですか。ドレスデンは窓の外に雪がちらつく日もしばしばあり、寒い冬がつづいています。

さて、今日はドイツの周年お祝いの一コマ、上司の勤続10周年記念について書いておきたいと思います。

<目次>

ドイツの職場 勤続記念お祝いのタイミングは?

ドイツ語で勤続記念はDienstjubiläumと言います。私が以前に日本で勤めていた会社では10周年、25周年、定年退職時に永年勤続表彰を行っており、一般的には10周年から10年ごとにお祝いすることが多いようです。一方、ドイツでは会社によっては5年ごとにお祝いすることもあるようで、インターネットで調べてみたところ、勤務時間内に軽食のケータリングを頼んでシャンパンでお祝いをする企業が多い印象を受けました。個人的な見解ですが、お祝いの年数については、ヨーロッパではキャリアアップのために転職を行う人が多いため、従業員のモチベーションを保つために比較的短い期間でお祝いをするのではないかと思います。

 

日本xアメリカxドイツ 複合文化の会社では?

私が勤めている会社は背景として日本とアメリカの文化の影響が強く、ドイツの会社でありながらも様々な文化が入り混じっています。今回、上司が勤続10周年ということで、エンジニアの同僚(ドイツ人)からなにかお祝いしたほうがいいかな、と事務員の私に相談がきた際、本社の総務に問い合わせてみました。どうやら、25周年を会社としては祝うが、10周年は規定されていないということ。ということで、エンジニアの同僚たちとプライベートでお金を出し合って花束を贈ることになりました。みんなに提案したところ、イタリア人:OK!(即レス)、イギリス人:OK(2日後返信)、ドイツ人:もちろんOK!(もともとの提案者)、というリアクションだったのですが、10年以上勤めている日本人の同僚は、今までそんなことしたことない…とちょっと困惑した様子でした(最終的には協力してくれました!)。かくいう私も10周年のお祝いの場に立ち会ったことがなかったので、今回調べるまでは25周年を祝うのが普通だと思っていました。(以前の日本の職場では若手が東京へ異動したり、辞職することが多く、たまたま10周年の先輩がいなかっただけみたいです…。)

 

ドイツで花束を贈る

以前骨折で休んでいた同僚に会社としてお見舞いの花束を贈ったことがあるのですが、そのときに利用したのがBlume 2000というチェーン。オンラインから注文ができ、予算も15ユーロ(約1950円)〜70ユーロ(約9100円)と幅広く価格帯が設定されています。さらに、花束にオプションでカード(カスタムメッセージを入力)やチョコレート、ワイン、キャンドルなどを一緒につけることができるので、非常に便利。他にもいくつかオンラインのフラワーショップがあるのですが、サイトが見やすく、実店舗が近くにあるという点からこのお店を選びました。

サイトはこちら↓

Blume 2000 - Online Blumenversand für jeden Anlass

 

ということで、今回もこのお花屋さんから花束を贈ることにしました。数ある花束の中にはシャンパン付きのものもあったのですが、ちょっと予算(今回は50ユーロ程度)に合わなかったので、白基調の花束+キャンドルのセット(54.99ユーロ)にカードをつけることに。

選んだ花束はこちら↓

www.blume2000.de

ちなみに、カードが2.5ユーロ、送料が4.99ユーロでした。前回の利用でクーポンがもらえたので、それを利用して合計53.85ユーロ(約7000円)。ちょっと予算からはみ出ましたが、私が多めに出せば大丈夫(笑)、ということで先週発送。ちなみに、確実に記念日など特定の日に届けたい場合は確か配送料9.99ユーロ(約1300円)も選べます。

 

ドイツで花束を贈る 上司のリアクション

花束を注文した翌日に、出荷連絡が届き、その翌日には無事に配送されたというメール通知が。しかし、1日経っても上司からなんの連絡もありません。オンラインミーティングでマンツーマンで話している際も一切話しが出てきません…。生物なので、少し心配になり、荷物は届きましたか?という趣旨のメールを終業間際に送信。しかし、翌朝になってもそのメールに対する返信はなし。私の上司は強面のロシア人女性ですが、きちんとリアクションする人なので、ちょっと待ってみる必要があるなーと思っていたら、その日の午後、別件でオンライン通話した際に「花束ありがとうー!」とリアクションがありました。どうやらその2日間荷物を開封する時間もないほど忙しかったらしく、ようやく時間ができたときに気がついたみたいです。「自分自身笑顔になれたし、家族もみんな喜んでいる」ということで、サプライズは時間差で大成功!彼女は会社からの花束だと思っていたようだったので、そうではないと伝えると、その後ドレスデンのチームみんなにお礼のメールが届きました。ドイツで長く働いている彼女いわく、ヨーロッパでは10周年は割と会社でお祝いすることが多いそうで、本社から25周年からお祝いがあると話したときは驚いていました。

 

今回、同僚から「上司の10周年お祝い、なにかしたほうがいいかなー?」と連絡がきたときはドイツの風習がわからないこともあって無難に花束を提案したのですが、本社に問合せた際にも「これから10周年記念も規定しようか!なにがほしいかな?」と総務のマネージャーから逆に質問され、ちょっと困ってしまいました。10周年記念のよいアイデアがありましたら、ぜひコメントで教えてください。

謹賀新年 今年は美容と健康!

年が明けていつの間にかもう1週間が過ぎておりました。遅ればせながら、本年もどうぞよろしくお願いいたします。

2021年の年末は日本人の友人の家に招いていただき、「格付けチェック」企画で超貴重なワインを含むラインナップを楽しませてもらいました。出題された2問中正答2問と参加したメンバーのうち唯一全問正解を(ビギナーズラックで)出し、お陰様で気持ちの良い年納めになりました!

 

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赤ワインで格付けチェック

ドイツ人の年末の憂さ晴らしである爆竹や花火は、昨年禁止されていたのですが、実際はあちこちで違法花火が打ち上がりました。さすがに例年のように夜通し爆竹の音に悩まされることはありませんでしたが、やっぱり家のすぐ前でバンバンやられるのには慣れません。

 

2021年においては前の職場で常時ゲームオーバー寸前のぷよぷよのようなキャパ状態で仕事を回し続け、さらに転職で初めての分野に挑戦するというなかなかタフさが試された年だったなと。依然として収束の気配を見せないコロナの影響もあり、旅行はおろか日本への一時帰国もできない状態ではありますが、なんとか1年を乗り切ることができてほっとしております。

 

<2022年やりたいことその1>

今年2022年は引きこもりで自分史上最大まで増えた体重を落とし、サボっていたお肌の手入れを見直して、美容と健康に気をつけたいと思います。ということで、気分を上げる手始めにミーハーな買い物をしてみたいと思い、いわゆるデパコスをググって結構悩んだ挙げ句購入したのがこちら!

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クリスチャンディオールのリップバーム

日本で人気のDiorのリップバームです!34.95ユーロ(約4500円ほど)で購入したのですが、なんと日本で買うほうがお値段が安いという…。ちなみにドイツのアマゾンではほとんど売り切れていて、届いた荷物の発送先を見るとフランスからでした。ケースは最新版ではないのですが、眠っていた乙女心をくすぐるドロップのような色とテクスチャーにうっとり。荒れ放題の唇に甘い香りをまとえば、これだけで美容にいいことした!感を出せます。

気になる方は日本のアマゾンでも購入できるので、見てみてください↓

クリスチャン ディオール(Christian Dior) アディクトリップグロウ 3.5g/0.12oz [並行輸入品]

 

<2022年やりたいことその2>

最近はもっぱら家で仕事をしているのでますます運動不足になっている私。ずっとヨガをやりたいなと思い続けて早10年、今年こそはユーチューブを先生にヨガをする習慣を身に着けたい!

 

<2022年やりたいことその3>

昨年目標に掲げていたドイツ語については、昨年6月から11月まで6ヶ月の間、週に2回、仕事を終えた後に語学学校に通いました。これまた月曜日と水曜日といういじめのようなスケジュールなんですが、継続は大事だと言い聞かせて踏ん張りました。今年も再度B2をおさらいして、できればテストを受験したいなと思います!

 

ドイツに来て今年の5月でまるっと4年になるのですが、やっぱり言葉は難しいです。最近になってようやくドイツ語と英語が混ざる現象はなくなりましたが、ドイツ語を話す機会がほぼないので特にスピーキングは一向に伸びる気配がありません…。仕事でドイツ語の文書を見る機会はよくあるのですが、最近は翻訳アプリの性能も上がっているので時間短縮のために便利なものに頼っているのが現状。毎日、日本語と英語でしか話していないので、ドイツ語のアウトプットの場を意識して作ることが課題です。

 

ウィズコロナという生活の基準が徐々に浸透してきていて、コミュニケーションの形やビジネスの形、余暇の過ごし方などががらっと変わった今の時代。ドイツはタイミングとしても16年の間国を牽引してきたメルケル氏が引退し、新たな幕が上がったばかりです。不確実で不安定な世の中ではありますが、その中でも楽しんで暮らせるよう、これからも小さな喜びを日々の中に見つけながら精一杯生きていきたいと思います。

 

最後に、いつも読んでくださるみなさま、ありがとうございます。2022年がみなさまにとって健康で笑顔が多い年になりますよう、お祈りしています。不定期更新ではありますが、このブログに来ていただけると励みになります!今年もドイツ生活を徒然に発信していきますので、ぜひまた遊びにきてください。

 

それではまた!

2021年イケアアドベントカレンダー

こんにちは。もう12月に入って1週間近く経ってしまいましたが、今日はイケアのアドベントカレンダーについてと、現在のコロナウイルスの状況についても少し書いておきたいと思います。

ちなみに今年の第1アドベントは11月28日でした。クリスマスマーケットは2年連続で開催されていないので、今年もあまりクリスマスの雰囲気を感じることができていません。ということで、別記事で紹介をしたグリューワインのアドベントカレンダーを眺めながら、ドレスデンのクリスマスマーケットの雰囲気を懐かしんでいます。

グリューワインアドベントカレンダーについてはこちら↓

www.et-chandon.com

<目次>

2021年イケアアドベントカレンダー

さて、すっかり紹介が遅くなってしまいましたが、イケアのアドベントカレンダーは今年はこんなデザインです。

 

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2021年IKEAアドベントカレンダー

背景の冬の静かな夜に対して、ミニサンタたちの家の灯りが室内の暖かさを想像させるデザインになっています。北欧の夜空にはオーロラも輝き、寒くて厳しい季節の中で協力してクリスマスの準備を進めるミニサンタたちを応援しているかのように感じます。しかし、こんな世相だからか、なんだかバックの家同士が距離を取っているように見えてしまう…。

 

2018年から2020年のデザインは?

ドイツに移住してから毎年イケアのアドベントカレンダーを購入していますが、そのデザインを見比べるのも楽しみの一つです。個人的には2018年のデザインが物語性があって一番好きですね。それ以降はちょっと無機質な、よりニュートラルなデザインになっている気がします。みなさんの好みはいかがでしょうか。

 

www.et-chandon.com

 

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2021年イケアアドベントカレンダーの中身について

今年のアドベントカレンダーに話を戻して裏側を見てみます。

 

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2021年イケアアドベントカレンダー

今までは全てチョコレートで構成されていたアドベントカレンダー、今年は板チョコとクッキーが初お目見えです。燃料費や乳製品などなど材料費の値段が上がっている昨今、イケアもその中身を工夫しているようですね。

 

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イケアアドベントカレンダーの当たりくじ

毎年恒例の当たりくじも2枚はちゃんと変わらずついています。アドベントカレンダーは12.99ユーロなのですが、最低金額が5ユーロのカードが2枚入っているので、とてもお得なんです。(我が家は残念ながら毎年合計10ユーロしか当たっていません。)

よくよく見ると、2018年版にはあった50ユーロと500ユーロのあたりくじは2021年版にはないようです。ここでも経費削減を感じますねー。

 

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アドベントカレンダーの窓

せっかくなので、窓をオープンした様子もお見せしようと思います。

 

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チョコレートが鎮座

12月1日はこんなチョコが入っていました。

 

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カードとクッキー

そして、12月6日の今日は金券の日です(笑)ジンジャークッキーは若干湿気ってそんなに美味しくありませんでした(苦笑)このカードはイケア店頭で確認しないといくら分が当たったのかわかりません。ちなみに、2021年12月6日現在、ドイツはスーパーと薬局以外のお店はコロナウイルスワクチンを2回接種した人か、かかって回復した人のどちらかしか入れないため、未接種者に対してはロックダウン措置が取られている状況です。

 

ドレスデンコロナウイルスの状況について

ドレスデンが位置しているザクセン州はドイツの中でワクチンの接種率が一番低く、かつ感染者が一番多い地域です。国はワクチン接種を推進していますが、ニュースを見ていて感じるのは、既に2回ワクチンを打った人がブースター接種を求めてワクチン接種会場に殺到しており、未接種者があまり減っていないということです。そして、ザクセン州医療機関のベッド数は既にキャパオーバーとなっているため、軍が他の州へ重症患者を移送している段階にまで達しています。

我が家は夫の体が弱いということもあって、私がウイルスを家に持ち込むわけにはいかないので、積極的にワクチン接種を受けてきました。そして、以前の職場の同僚の助けを得て、先月11月にブースター接種を受けることができたのですが、もちろん感染リスクは変わらず存在するため、なるべく家から出ないようにしています。

6月から週に2回、仕事終わりに通っていた語学学校は、2021年11月22日以降はオンライン開催しかできなくなったため、11月29日の最終日までの3回分がZoomでの授業となりました。クラスメイトたちはとてもアクティブで、ギリシャから友達が来る、とかオランダに住む家族に会いに行った、または、クリスマスはブラジルの家族のもとに帰るよ、などなどみんな普通に国境をまたいでおり、授業中1人頑なにマスクを外さなかった私からすると、正直一緒に勉強するのが怖かった気持ちがないわけではありませんでした。自分の身は自分でしか守れないというプレッシャーの中、オンラインになったと聞いたときは心底ほっとしました。

ドレスデンでは毎日400人前後、ザクセン州全体では毎日5000人の新規感染者が出ており、依然としてホットスポット状態が続いています。お隣のオーストリアでは来年2月からワクチンの接種が義務化されるということですが、ドイツではその判断はまだされていません。国を分断しかねない問題なので、慎重な議論が進められているのだと思います。

 

アドベントカレンダーの話からちょっと脱線してしまいましたが、今年は例年よりも恐る恐るカウントダウンをしている様子がおわかりいただけたでしょうか(苦笑)無事に2021年を乗り切って、2022年は以前のように自由に旅行ができる状況になることを願っています。

みなさんも身体に気をつけて、2021年最後の月を楽しんでください。

フェルメール『窓辺で手紙を読む女』の修復後の姿を見に行ってきました

先週の金曜日、ザクセン州クレッチマー首相が緊急会議を経て決定した新たな防疫措置について発表しました。残念ながら、準備が進められていたクリスマスマーケットは中止です。お隣オーストリアはワクチン接種の有無に関わらず11月22日月曜日からロックダウン。ドレスデンは既に11月19日からワクチン未接種者のロックダウンを開始しています。新たな変異種オミクロンもヨーロッパはベルギーで見つかり、終わりの見えない状況に疲弊感が漂っています。

そのような事態に現在美術館は閉鎖されていますが、先月アルテマイスター絵画館に行くことができたので、そのときの様子を書いておきたいと思います。

<目次>

ドレスデンアルテマイスター絵画館

可愛らしいキューピッドで有名な、『システィーナの聖母』を所蔵していることで有名なこの美術館はツヴィンガー宮殿の中にあります。

住所:Theaterplatz 1, 01067 Dresden

☆2021年11月27日現在臨時休館中

ホームページ↓

Gemäldegalerie Alte Meister: Gemäldegalerie Alte Meister

 

フェルメール

ドレスデンアルテマイスターにはフェルメールの作品が2点収蔵されており、2021年9月10日から始まったフェルメール展ではその2点のほかに、8点のフェルメール作品を他のオランダ画家の50作品とともに鑑賞することができます。

フェルメール展期間とチケット

2021年9月10日〜2022年1月2日 大人1人12ユーロ(約1500円)

☆2021年11月27日現在臨時休館中

なお、ドレスデンでのお披露目が終わると『窓辺で手紙を読む女』はすぐさま日本に貸し出されるようです。

「フェルメールと17世紀オランダ絵画展」東京都美術館で、初期傑作《窓辺で手紙を読む女》修復後日本初公開 - ファッションプレス

 

アルテマイスターフェルメール展 展示作品

アムステルダムから来た『デルフトの小路』だけ写真を撮っていないのですが、他9作品について載せておきたいと思います。

 

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『取り持ち女』 1656年

アルテマイスターが所有するフェルメール作品2点のうちの1つ、『取り持ち女』。2004年に修復されています。非常に華やかで、写真ではわかりにくいですが、きらきらしてとても美しかったです。ちなみに一番左側にいる人物はフェルメール自身を描いたものではないかと言われています。

 

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『地理学者』1668年-1669年 シュテーデル美術館(フランクフルト)

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『天秤を持つ女』 1662-1663年 ナショナル・ギャラリーオブアート(ワシントンD.C.

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『ワイングラスを持つ娘』 1659-1660年 ヘルツォーク・アントン・ウルリッヒ美術館(ブラウンシュヴァイク

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『中断された音楽の稽古』 1658-1659年 フリック・コレクション(ニューヨーク)

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真珠の首飾りの女』1664年 絵画館(ベルリン)

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『青衣の女』1663-1664年 アムステルダム国立美術館アムステルダム

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『ヴァージナルの前に立つ女』1670-1672年 ナショナル・ギャラリー(ロンドン)

アムステルダム国立美術館所蔵の『デルフトの小路』は残念ながら写真がありません。一緒に行った夫も記憶にないということで、二人とも見落としている可能性があります。。。

 

それではお待ちかねの『窓辺で手紙を読む女』です!まずは修復前の絵画をご覧ください。写真は2016年に撮影したときのものです。

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窓辺で手紙を読む女 (修復前)

一般的によく知られているフェルメールの作品ですよね。2017年から4年をかけてドレスデンで修復されたこの絵画、いったいどんな感じに仕上がったのでしょうか。

 

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窓辺で手紙を読む女 (修復後)

修復によって全体が明るくなり、鮮やかな印象を受けます。少女の後ろの壁には長い間フェルメール自身が塗りつぶしたと思われていたキューピッドの絵がかけられています。修復の過程で絵の具の層を調べた際、フェルメールの死後に塗りつぶしが行われていたことが判明。画家の意図した絵を忠実に再現、継承していくことを目的として、今回その白塗りが修復時に取り除かれたのです。

 

フェルメール展を鑑賞して

フェルメールは昔から好きで、展示があるところへ出かけて行っては眺めていた私にとって今回の企画展は非常に興奮するものでした。現存する作品数が極めて少ないフェルメールの作品は大抵オランダの他の画家の作品と一緒に展示されるのですが、そのうちの10作品もが集結したということで、横を見ればまたフェルメール!というなんとも贅沢な、個人的には事件のような展覧会でした。奇跡的に修復が始まる前の2016年に『窓辺で手紙を読む女』を鑑賞できていたので、今回比較もできて大満足です。

2021年の9月に展覧会が始まり、見に行きたいと思いつつも予約の枠は早期の段階で瞬く間に埋まり、ようやく予約が取れたのが10月後半、金曜日の夜でした。11月22日から臨時休館が始まってしまったので、その前に見学できてラッキーでした。来場者間の間隔を一定程度保つため、完全予約制で運営された美術館内は人混みもなくスムーズに、心ゆくまで鑑賞できました。

修復の結果に賛否が分かれる『窓辺で手紙を読む女』ですが、みなさんも機会があれば、東京都美術館で来年見られるようなので、ぜひ自分の目で確かめてみてください。個人的には、修復されることによってより色鮮やかな、そして構図の違う新たな絵を鑑賞することができたので、修復されてよかったと思っています。修復前は静謐さが際立ち、少し寂しげな様子に見える少女が、修復された後はキューピッドの後押しを受けてより気高く凛としているような印象を受けました。

アドベントカレンダー 2021 ドレスデングリューワイン!

久々の更新です。ドレスデンが位置するザクセン州は現在最もコロナウイルス感染者の発生率が高い(そしてワクチン接種率が最も低い)地域となっており、ついに今日からワクチン未接種者は実質のロックダウン状態となりました。クリスマスマーケットは一時期開催自体が危うくなったのですが、イベントを無くしたり、スタンド数を減らして距離を保てるようにしたり、様々な工夫をすることで開催の方向で動いています。

☆クリスマスマーケットは2021年11月19日に正式に中止となりました。(2021年11月20日追記)

 

さて、今日はクリスマスマーケットに必須のドリンク、グリューワイン(ホットワイン)のアドベントカレンダーを発見したので紹介したいと思います。(12月に開封したらその様子も追記したいと思っています。)

 

昨日スーパーで買い物をしていたら、非常に大きな箱が置いてあるのに気が付きました。そして、なによりそのパッケージの美しさに目を奪われました。それがこちら。

 

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グリューワインのアドベントカレンダー

ドレスデンのシンボル的な存在である、フラウエン教会がメインに据えられた構図で、クリスマスマーケットの様子が描かれています。雪が舞う冬景色の中で神々しくそびえる教会、そして暖かな照明とクリスマスの楽しげな雰囲気。コロナウイルスで生活が一変してしまった今では、かつては冬の定番であったイベントの様子が夢のような景色に思えます。

ところで、うっとりするような絵の中に、4✕6マスで、アドベントカレンダーの窓が配置されているのが見えるでしょうか。個人的にはとても気に入ったので、オープンして穴を開けるのがもったいないくらいです。

 

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グリューワインアドベントカレンダーの中身

裏面はというとこんな感じ。ザクロや赤ブドウ、ブルーベリー、さくらんぼ、りんごとシナモン、洋梨、エルダーフラワー、白ぶどう、フルーツ、アロニア、そしてアルコールフリーの11種類。アルコール度数は9.5%で、1本あたり200ミリリットルです。

11種類のグリューワイン紹介が書かれていているので、24マスをどうやって埋めるんだろうと思ってインターネットで調べてみたところ、22本のグリューワインと2個のマグカップが入っているんだそう。

 

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グリューワインの瓶のデザイン

側面には瓶のデザインイメージが配されています。

 

そして、気になるお値段は69.95ユーロとなかなかゴージャスです。(ちなみに瓶のデポジットはついていません。)これはマグカップのデザインが気になる!早く開けたい!

 

ちなみに、このパッケージのデザインはドレスデンライプツィヒのデザイン事務所が作成したようです。

 

ZUENDSTOV

https://zuendstov.de/

etage 8(Benjamin Hein)

https://www.etage8.com/

 

アドベントカレンダー、気になる方はホームページをぜひ見てみてください。

https://gluehweinkalender.de/

 

冬の風物詩であるグリューワイン、11種類の味を12月は楽しみたいと思います。

 

☆2022年1月23日追記☆

遅くなってしまいましたが、グラスのデザインについて追記しておきたいと思います。

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グリューワイングラス

思いの外シンプルな透明のグラスでした!2つ重ねて収納しても大丈夫なデザインになっています。今年こそはクリスマスマーケット開催されるといいなぁ…。

 

シリアコーヒーとスイーツ

サマータイムが終わり、昨日から冬時間になったドレスデンです。クリスマスマーケットは今年開催されることが決定したようですが、コロナウイルスの感染者数は現在増加傾向に拍車がかかっている状況。語学学校のクラスメイトたちはコペンハーゲンやベルリン、アメリカへ里帰りなどなど非常に活発に移動していますが、我が家は用心してまだ旅行を解禁していません。そんななか、語学学校で知り合ったシリア人の友人が家に招待してくれて、シリアのスイーツとコーヒーをごちそうになりました。異文化交流でつかの間旅行気分を味わえたので、記録しておきたいと思います。

<目次>

 

ドイツで働くシリア人研究者

週に2回、夜語学学校に通っているのですが、そこでドレスデン工科大学で働く彼と知り合いました。ドレスデンに来たのは2018年で私とほぼ同じ。同じく研究者の奥さんと2人の娘たちも追ってドイツ入りし、現在は家族4人でドレスデンに住んでいます。非常に忙しそうで、週末も仕事をしていたりする勤勉で真面目な研究者です。日本に対して親しく思ってくれている彼はいつもにこにこして非常に親切で、今回家に招待してくれました。

シリアスイーツとコーヒー

12時過ぎに夫と2人でお邪魔すると、スイーツを準備して待っていてくれました。事前になにか持っていくものはあるか尋ねたのですが、なにも必要ないよということだったので、私達はお礼にお花を持っていきました。

シリアスイーツ

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シリアのスイーツ

土曜日のお昼に招待をいただき、彼らは金曜日の夜、子どもたちが寝静まってから夫婦でこんなにもスイーツを準備してくれたようです。どれも初めて食べるものでしたが、すごく美味しくて、穏やかな夫婦とお行儀のよい子どもたちと私達は素敵な時間を過ごしました。

左のお菓子はもちもちツルンとした食感で、シロップをかけて食べます。フィリングはマスカルポーネで上にかけられているのはピスタチオ。中身はオリジナルでは別の食材を使うそうですが、マスカルポーネでも似たような味が再現できるということでした。右のフルーツボールはオレンジ果汁を使ったソースがかけられていて、バナナ、キウイ、柿、レーズンが入っていました。右上のお菓子は、丸い方にはデーツ、楕円形の方にはピスタチオが入っていました。

シリアコーヒー

もちもちスイーツを食べ終えると、子どもたちが2人揃って子ども部屋に退却し、友人夫婦からコーヒーを勧められました。シリアのコーヒーを飲んでみるか聞かれたので、飲んだことがなかった私達はチャレンジすることに。キッチンでどうやって淹れるのか見せてもらったのですが、カルダモンで香り付けされた細かい粒子のコーヒーを湧かしたお湯に入れて混ぜ、再び沸騰させたらフィルターを通さずにそのまま小さなカップに注ぎます。

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シリアのコーヒー

デーツやピスタチオの入ったクッキーと一緒に楽しむのが一般的なのだそう。苦味は強めですが、エスプレッソよりも飲みやすく、なによりカルダモンの芳しい香りに包まれて幸せな気持ちになります。子どもたちは苦くて飲めないので、一緒にお茶するときはミロを飲むらしいです(笑)飲み終わったら、カップを逆さまにして、コーヒーかすの模様で占いをしたりするんだそう。

 

2人は8月にシリアに一時帰国したときの話を写真を交えて話してくれ、ドイツとシリア、そして日本の食文化の違いについてみんなで語り合いました。奥さんもシリアで研究職をしていて、ドイツでも仕事を探しているということだったのですが、やはりドレスデンで同じような仕事を得るのは難しいと話していました。特に言語の壁は大きく、彼ら家族の中で一番ドイツ語が話せるのは2人の子どもたちだと夫婦は笑って話してくれました。

アジアンショップでコーヒーを買ってみた

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ダマスクスセンターでコーヒーと鍋を入手!

コーヒーがとっても美味しかったので、購入できるお店を教えてもらって後日買ってきました。お店にはカルダモンの風味の違う種類がいくつかおいてありましたが、初心者なのでミディアムカルダモンを選択。コーヒーも片手鍋もそれぞれ5ユーロ(620円)ほどでした。

2人分250ミリリットルのお湯に対してティースプーン山盛り3杯のコーヒーを入れましたが、若干薄かったので次に淹れるときはもう1杯追加してみようと思います。

 

今回は優しい友人のおかげで新たな食文化と味に触れることができ、移動がしづらい中でも旅行に行ったような体験をすることができました。まだまだ我慢は必要だと思いますが、カルダモンコーヒーを飲みながら耐えていこうと思います。

ドイツで働く オフィス管理者の一日

久々の更新です。日系アメリカ企業のドイツ支社に転職し、気がつけば試用期間2ヶ月目が過ぎました。ドレスデンはもうすっかり秋で、今週末は今年最後の暖かい週末になる予想です。

さて、今日は私の一日について書いてみたいと思います。イメージしてもらえたら嬉しいです。

<目次>

ドイツでオフィス管理者として働く私の一日

8:50頃 自宅を出る

いろいろな時間を試しましたが、9時前頃が一番トラム(路面電車)が空いているのでコロナ対策を考えて(&朝弱いので)、よくこの時間帯に通勤します。トラムに揺られている間はメールを社用スマホで確認。出社前は毎回コロナウイルスの症状がないかどうかのアンケートをオンラインで提出します。メールについては、重要なものに目を通して優先順位を把握しておきます。前日の夕方から夜にかけてアメリカからのメール、当日朝から昼にかけては日本からのメールが届きます。

9:15頃 出社(たまにホームオフィス)

私の同僚は4人のエンジニアですが、基本オフィスに出勤するのは私のみです。荷物の受け取り、整理は私の管轄なので、宅配が来る日は出勤します。

出勤してまず始めにやることは郵便受けチェック。大抵はFedExなどの請求書ですが、AOK(健康保険)、AXA(年金)など総務系の書類が届くので、適切な部署に連絡します。請求書類は引き落としか振り込みかを確認した上で経理に連絡。その他わからない書類が来ていれば、ベルリンにいる上司に相談です。

郵便物を持ってオフィスに入ったら、次にやることは窓を開けて空気の入れ替え、そしてコーヒーマシンで(もちろん自分の)カフェオレの準備です。デスクでノートパソコンを立ち上げたら、書類確認と並行してメールの振り分けを行います。重要なものにタグを付けておいてフォルダに分け、優先順位の高いものから処理していきます。

エンジニアの方から電話でパーツの在庫確認や発送についての連絡があったりしますが、基本的にはお客さんから電話がかかってくることはありません。

 

11:00頃 週1上司とウェブミーティング

週に1度、ベルリンにいる上司とマンツーマンでウェブ会議をしています。頼まれていたことについての進捗報告や、これからの1週間で取り組む予定を報告します。

 

12:00頃 お昼ごはん

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最近のお昼ごはん


オフィスでは一人なので仕事の合間を見て休憩に入り、1時間くらいを目安に休みます。今年6月に椎間板ヘルニアをやったこともあり、腰のストレッチを1人オフィスでダイナミックにやったり、たまに15分くらいソファで寝たりしています。最近になって楽器を持ち込んで吹くのもいいかもしれないと思い始めました。

写真は最近の定番ランチで、近所の小さなスーパーのサラダバーをよく利用しています。あとはヨーグルトとカニカマ(ドイツではスリミと呼ばれている)!写真の品目で大体5〜6ユーロくらい(600円〜720円くらい)です。

 

13:00頃 FedExやDHLの宅配が届く

大体このくらいの時間帯、もしくは午前中に荷物が届くことが多いです。受け取ったら中身を確認して、パーツが本社から届いた場合は発送元に受領確認のメールを送ります。担当のエンジニアに電話を入れて、顧客へ発送するか手持ちで納品するかの確認を取ります。すぐ発送する場合はパッキングして、納品に必要な書類を作り、発送会社に荷物と書類を取りに来てもらいます。

 

13:30頃 総務、経理業務の遂行

オフィスの備品購入や、ヨーロッパ各国のコロナウイルスに関する制限について調べ、出張するエンジニアに連絡したり、日本から来る出張者の宿泊するホテル手配、イミグレーションに必要な書類の準備も私の仕事です。この2ヶ月は特にオフィスに保管してあるパーツの整理、棚卸しや管理方法について考えたり、輸出入にかかった請求書の本社経理への回し方やモノと書類の流れなどを覚えたり、前任者の方がファイリングしていた過去の書類に目を通して、オフィス、インターネット、リースカー、携帯電話、クリーニングサービスなどの契約内容を把握することに時間を要しました。他には怪我をして休んでいるエンジニアにお見舞いの花を手配したり、病欠の書類を保険会社に郵送したりすることもこの2ヶ月間で経験しました。

 

17:15頃 退勤

7時間働いたら今日の仕事は終了です!マグカップを洗って、コーヒーマシンの掃除をして戸締まりしたら退勤します。荷物が午前中に届いた場合は午後には家に帰ってテレワークに切り替えることもあります。

 

18:00 ゲーテでドイツ語を勉強

月曜日と水曜日は仕事後にドイツ語の授業を2時間半受けています。頭があまりよく働かないので結構しんどいですが、6月から週2回をずっと続けています。ただ、先月仕事で情報保護の講習を受ける機会があった際、専門用語が多かったというのもありますが、講師の方のドイツ語がほんとうにわからなくて、「こんなに勉強続けていても、実践でこんなに使えないものなのか」と、かなり心折れました。。。でも、あきらめずに頑張ります。。。

 

今後の課題はやっぱりドイツ語

試用期間が2ヶ月過ぎ、時間の経つ早さに驚きを覚えるのと同時に、ゆっくりしていられないなという焦りの気持ちも若干あるのが正直な今の気持ちです。私にとってドイツ語の壁は未だに高く、書類もすらすら読めないので今はスキャンをOCR(テキスト)化、deepl翻訳して時間を短縮しています。また、一番厄介なのは電話で、例えばボーダ◯ォンのサービスセンターにかけた際、「英語を話せますか」と聞くと大抵速攻で「ナイン(いいえ)」と返ってくるので、なんとかドイツ語で頑張っていますが、大抵コールセンターの人は不親切なので心折れます。。。苦手意識を克服するにはまず失敗からの成功体験が必要かと思いますが、なかなか思うように行きませんね。気持ちを奮い立たせてなんとか語学学校に通い続けることだけでもキープできたらと。。。

 

その他勉強が必要なこと

パワポを使うことは今のところないですが、ワード・エクセルは毎日使います。そんなにエクセルのパワーを今まで使いこなしていなかったのですが、グーグル先生に聞きながら新しい機能を覚えるのが楽しいことに最近気が付きました。他にはフォワーダー業務、通関業務に関するテキスト(ドイツ語)を上司から「勉強してね」と渡されたので、それをこれからちょっとずつ進めようと思っています。おいおいドイツの労働法なども理解する必要があると感じていますが、ひとまず今はできることから。

 

最近ようやく仕事の進め方を自分で全部決めるスタイルにちょっとずつ慣れてきました。初めての仕事が多く、まだまだわからないことだらけですが、日々積み上げていきたいと思います。

最近ブログ更新頻度がスローペースですが、ゆっくり無理せずやっていきたいと思いますので、また見て頂けたら嬉しいです。それではまた!

 

 

ドイツで働く 転職後1ヶ月働いて感じたこと

ドレスデンは既にダウンジャケットが必要になってきましたが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。確かに8月ももう終わりで来週には9月が始まるのですが、それにしても寒い。昨日ついに暖房を入れてしまいました。さて、今日は転職して約1ヶ月経ったので、今の自分の状況を記録に残しておきたいと思います。

1ヶ月経験してみてまだ慣れないこと

今回就いた職業はオフィスアドミニストレーターという役職で、オフィスの管理者というとわかりやすいかもしれません。日系米国企業のドイツブランチという若干複雑な事情から起こる特性や、初めて経験する人事総務経理系のお仕事から来る戸惑いなどを書いておきたいと思います。

ホームオフィスの推進

オフィス管理者という立場から、郵便物の受け取りなどオフィスに居たほうが都合がよいこものの、なるべく通勤を減らすようにと総務部のほうからは言われており、どうやったら一番効率がよく仕事ができるのかを模索しています。勤務場所、勤務時間が決まっておらず、週35時間であれば自分の都合に合わせて働けるというのは初めとても魅力的に感じたのですが、慣れるまでまだ時間がかかりそうです。

3つの時間帯(日本、アメリカ、ドイツ)で動いている人たちと仕事をする

ドイツは現在Central European Summer Time (CEST) 中央ヨーロッパ夏時間です。日本標準時間はCEST+7時間、本社があるカリフォルニアは現在Pacific Daylight Time(PDT)太平洋夏時間でCEST−9時間です。なので、グループの本社がある日本と会議があるときは、CESTの朝、現地法人の本社と会議をするときはCESTの夜に会議を催すことになります。それらの時差を意識してミーティングを組まなければなりませんし、問い合わせを送ったら大抵翌日にしか返答はもらえません。ただ、現在は現地法人の本社の社員はほとんどが家から仕事をしているため、現地時間の朝7時(ドイツ時間16時)からミーティングをさせてもらったりとこちらの時間に合わせてもらっています。

一番慣れないのは、夜に社用のスマホにメール通知が届いて終業時間を過ぎてからもメールが気になってしまうこと。慣れてきたら無視できるようになるのかもしれませんが、ついついスマホを開いてしまいます。

責任・仕事の境界線

私は日本で営業職をしていたということもあって、「自分のことは自分で」という意識が割と強い気がします。しかし、今回総務人事経理部門の人間になって、仕事や責任の境界線の設け方を変える必要があり、それもまだ慣れていないことの一つです。例えば、隣国に出張するとなった際に、隣国でのCovid19に関わる制限を調べる必要があります。入国、出国に関わる制限はもちろん、滞在中気を配らなければならないことなどを出張する本人に伝えることも私の仕事の一つです。ただ、調べて伝えても、事前に準備する書類などは本人が状況に合わせて整える必要があり、どこまで面倒を見る必要があるのか、まだ境界線がわかっていません。また、下調べをするにしても、本人のプライベートな事情(ワクチン接種の有無や罹患歴など)を尋ねなければ、正確な対応策を提案することができないため、そのあたりも総務ワールドの特色だなぁと感じます。

 

コロナ禍の手当について

以前勤めていた職場で、コロナ手当が1度もらえた話を記事にしたことがありますが、今回転職した職場では比較にならないほど手当が充実していて驚きました。

そのときの記事はこちら↓

www.et-chandon.com

 

毎月手当が支給される

コロナの流行している期間、本社勤務の従業員はドル、ドレスデン勤務の従業員はユーロで毎月6万円弱相当の手当が支給されます。いつそれが打ちきりになるかはわかりませんが、お給料とは別にそれだけの手当がいただけるのにはびっくりしました。

地域レストランの支援

地域の経済を活性化させる目的のこの手当は、毎月200ユーロまで外食費や食費を補助するというもの。こちらはレシートを経理に提出することで、200ユーロまでが翌月に返金されるシステムです。この手当も打ち切りのアナウンスがあるまで毎月適用されます。このプログラムのおかげで、仕事で疲れて食事が作れないときも、我が家は外食に気兼ねなく行けるようになりました。

 

以前の職場は毎日通勤必須で感染リスクが高いにも関わらず、コロナ手当は期間中一度だけでした。会社の規模も全然違うので、比べること自体が間違いだとは思いますが、こういう世界もあるんだなということでその差に驚いたことを残しておきます。

 

あっという間に1ヶ月が過ぎていったわけですが、仕事自体はタスクそれぞれがすぐ解決できることではない(今はインフラ整備のような感じ)ということで、なかなかクローズできない上に、(オフィス管理者なので当たり前ですが)全てのプロセスを自分で管理しなくてはいけないので非常に疲れました(苦笑)。そして、オフィスアドミニストレーターマルチタスクを最大限に求められる職業だということを体感した1ヶ月となりました。試用期間は3ヶ月、ということであと2ヶ月なので、精一杯頑張って仕事に馴染んでいきたいと思います。

 

ドイツで日系アメリカ企業に転職しました

8月に入りましたが、なんだか涼しい日が続いて夏が終わりそうで不安なドレスデンです。ドイツの夏はほんとうに一瞬なので、意識して満喫しないとすぐ終わってしまって悲しくなります。さて、今日は転職して1週間経ったので私の状況について書いておきたいと思います。

<目次>

ドイツで転職 事務職から事務職へ

もともと大学は国際文化学科を卒業し、新卒で入った会社では営業をしていたのですが、ドイツで営業職に就くことは考えていませんでした。とにかくなんでもできることをやる、というスタンスで仕事探しをして、事務職を見つけてドレスデンで1.5年働きました。ドイツでは自分の大学での専攻と職歴は一致していることが望まれるらしく、私のような学歴の場合には仕事探しが非常に難しいと思われます。ですので、専門知識を持たない私を雇ってくれた以前の職場には本当に感謝しています。今回転職を決意した理由は、転職先が日英に加えてドイツ語を必要とする職場であること、チームではなく1人で全て回していく(=責任を伴う)仕事であること、この2点に挑戦できる職場であることが大きな理由でした。

 

コロナ禍の今は基本テレワーク…OJTはリモートで!?

私の上司(スーパーバイザー)は(おそらく)ロシア人女性で、基本的にベルリンで仕事をしており、月に1度ドレスデンに来るとのこと。出社初日には午前中に私のミッションなどの説明をしてくれた後、ドレスデン所属のエンジニアの方たちとランチを一緒にとって職場に戻ると、休暇中の家族のもとに戻るからということで「また9月にね」と退社されてしまいました。その日の午後は私のラップトップと社用携帯が届いたので、そのセットアップを行い、アメリカ本社とオンラインで繋いでオリエンテーションオリエンテーションを聞いてわかったのですが、基本的には現在家でみなさん仕事をされているということで、ランチを一緒にとったエンジニアの方2名も、通常はテレワークで、顔合わせのために来てくれたようでした。ドレスデンオフィスには事務員の方が1名いたのですが、その方が辞められてからは私が2代目の事務員ということで、実質オフィスの責任者として大家さんや掃除業者、カーリース、インターネット、電気、水道などの管理を任されたという認識です。ただ、上司は通常ベルリン在住なので、手紙や請求書などの対応についてわからないことは一つ一つ電話で確認していかなければなりません。また、クライアントへ届ける必要のある部品などの輸出入手配も私の任務となるため、これからは実際に動いていく案件をメールを追いながら学んでいくという形になりそうです。

 

勤務形態は自由!?すべて自分次第

勤務時間は週35時間を超えたら残業時間となり、その35時間の配分は個人に任されています。タイムカードやオンライン上のログもないため、毎週ウィークリーレポートという勤務レポートを上司に提出します。ただ、上司から出社時間などの指示は一切ありません。オリエンテーションでHR(人事担当)からは、通勤で人との接触を避けるためになるべく家で仕事をするようにとの説明を受けました。しかし、オフィスに届く荷物を受け取るのも私の仕事なので、ひとまず午前中は出社して、午後は家で仕事をすることにしました。アメリカとの時差の都合上、オリエンテーションが18時から開催だった日は、週合計が35時間以内になるように1日の勤務時間を調整。全てが自分の裁量に任されているので、なにもわからない初日から頭は回転しっぱなし。現在週二回ドイツ語の授業にも出席しているため、非常に消耗した1週間となりました。

同僚について

ドレスデンにはエンジニアの方が4人と事務員私、そしてベルリンにオペレーションマネージャーの上司の合計6名で、アメリカ本社の人数を合わせると大体30名強ほど。ドレスデンのメンバーについてはイタリア、(おそらく)イギリス、ドイツ、日本、ロシアと国際色豊かです。本社の名簿を見た感じでは日本人と思われる人が多いですが、同タイミングで入社したエンジニアの方とオリエンテーションで顔を合わせたところ、日本人の名前ではあるものの、ネイティブの英語を話していたので名前ではバックグラウンドを量れないなぁと思いました。一度IT研修の回がオリエンテーションであったのですが、「英語と日本語どちらがよいですか」と講師の方から聞かれ、全員が「どちらでも」と返答したのが印象的でした。ということで、基本社内メールは英語で、日本語で来た場合は日本語で返すようにしています。

 

1週間勤務した感想

今まで勤めた会社の中で自由度が一番高いのですが、逆に自分で全て考えて動く必要があるので、それに慣れるまでは大変だなという印象です。例えば、仕事に必要なものは資材部などに買ってもらうのではなく、一定額以下であれば、会社から支給されるクレジットカードで自分で決済を行います。私はオフィスの家具なども手配しなければならないので、金額によっては会社の資産となるものを購入する可能性もあります(その場合は社長承認が必要)。今までは自分が頼る側でしたが、頼られる側、総務/経理/人事的な立場になるということで、少し緊張しています。一緒に働く人たちがスムーズに仕事ができるように、また快適な環境で安全に仕事ができるように主体的に動いていきたいと思います。

 

ドレスデン夏の風物詩 Palais Sommerに行ってきました

先週木曜日に最終出社日を終え、息抜きのために同僚から教えてもらったビアガーデンに行ってきました。久しぶりにゆったりとした時間を過ごせてリラックスできたので、翌日もお昼過ぎに再訪。ドレスデンは湿気がなく過ごしやすいので、木陰の芝生が本当に気持ちが良いです。その時の様子を少し書いておきたいと思います。

<目次>

Palais Sommerとは

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日本宮殿の庭で行われる夏祭りPalais Sommer

ドレスデンには通称日本宮殿(Japanisch Palais)(ドレスデン民族学博物館)と呼ばれる建物があり(日本庭園ではありません)、そこの庭で毎年開催される夏祭りをPalais Sommerと言います。すべての人に文化を、というコンセプトでステージが設置され、様々な音楽が日替わりで演奏されたり、朝はヨガ、昼間にアートワークショップが開催されます。夜には映画の上映も行われ、入場料は無料(投げ銭歓迎)。ヨガマットや椅子の貸し出しは3.5ユーロです。

Palais Sommer – Eintritt frei!

 

Japanisch Palaisの場所 とPalais Sommerの開催期間

 

住所:Palaisplatz 11, 01097 Dresden

Palais Sommer 開催期間:2021年7月16日(金)〜2021年8月22日(日)

Palais Sommerの食べ物と飲み物

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木陰にたたずむ屋台

夏祭りには屋台がつきものですが、そんなに屋台が出ているわけではありません。しかし、ドイツのカリーブルストをはじめ、ベトナム料理のバインミーやモロッコのタジン、ハンガリーのランゴス(ピザトッピングの揚げパン)、中東のファラフェルなど多国籍な料理が楽しめます。お値段は例えばバインミーが7.5ユーロ(約980円)と結構高め。飲み物は地元のワインやビールが楽しめます。瓶の黒ビール、ピルスナーが1本あたり4ユーロ(約520円)、ヴァイツェンビールは4.5ユーロ(約590円)、瓶のデポジットとしてそれぞれプラス2ユーロ(約260円)かかります。瓶1本につきデポジットチケットが渡され、瓶は返してもそのチケットを寄付ボックスに入れて2ユーロ分を寄付することができる仕組みになっています。

屋台についてはこちら↓

Gastronomie | Palais Sommer – Eintritt frei!

 

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ドレスデン近郊のフライベルガービールが飲めます

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ヴァイツェンはプラスチックのグラスに注いでくれます

Palais Sommerおすすめポイント

 毎年やっているイベントなのですが、私たちは今回初めて訪れました。ビアガーデンが今現在お昼の12時からオープンしていて、先週金曜日の昼間に行ったときには人がほとんどおらず、人との距離を気にせずゆったり過ごすことができました。そして、エルベ川沿いのロケーションなので、景色がとてもよいです。屋台のお値段は少々高いですが、この景色や雰囲気を楽しめるのであれば文句はありません。

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エルベ川ビューが素晴らしい

 

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夜になるとキャンドルがテーブルに設置されます

 

夜20時頃のステージ前には芝生の上でくつろぎながら音楽に耳を傾ける人たちが。この人数でマスクをしている人たちはほんのわずか。マスク着用のアジア人私達はとっても浮いていたと思います(笑)

 

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日替わりのプログラムに合わせて多くの人が訪れます


夜の映画上映時にはプロジェクションマッピングが雰囲気を盛り上げます。(ちょっと禍々しいけど)

 

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屋台のある木陰は夜に電飾が点灯するので真っ暗にはなりません。

 

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プログラムはオーケストラからジャズ、ピアノコンサートなど様々です。8月22日まで開催されるので、今度は事前に演目を調べて聴きに行きたいなと思います。

 

夏場にドレスデンにお越しの際はぜひPalais Sommerもチェックしてみてください。芝生に座って木陰でビールを飲む楽しさを実感できます。