ドイツ生活 徒然記

ドイツでの生活も6年目がスタート。日々体験したことや感じたことを書いていきます。

リスボン観光 ジェロニモス修道院とベレンの塔、発見のモニュメント!エッグタルトのパステイス・デ・ベレンで休憩

先月ポルトガルリスボンへ小旅行へ出かけました。リスボン観光で外せないジェロニモ修道院ベレンの塔、発見のモニュメントは同じエリアにあるので、回りやすかったです。私のお気に入りとなったパステイス・デ・ベレンについても今日は写真を交えて記録しておきたいと思います。

<目次>

まずはPASTÉIS DE BELÉMで朝ごはんから

ベレン

観光を始める前にまずは腹ごしらえ!ジェロニモ修道院の最寄りベレン駅から歩いて5分ほどで老舗のエッグタルトのお店にたどり着きます。1837年から修道院で作られていたレシピを守り伝えてきたお店、パステイス・デ・ベレンPASTÉIS DE BELÉMです。

PASTÉIS DE BELÉM

住所:R. de Belém 84 92, 1300-085 Lisboa, Portugal

Home | Pastéis de Belém

 

開店30分後の朝8時半頃到着しました。イートインの入口を入るとまるでアトラクションのような行列の待機スペースが設けられていました。さすがに8時半だと誰も並んでおらず、店員さんが立っているところまで難なくたどり着いた私たち。そこで人数を伝えたところ、一番奥まで進むように案内されました。2間ほど朝一の人たちが食事を楽しんでいる様子を横目で見ながら歩いていくと目の前に開けた光景が。

団体客でも余裕で座れる広いスペース

お店の奥がこんなに広いとは!店員さんもかなりの人数が働いていて、注文もお会計も待たされることがありませんでした。卓上のQRコードを読み取ってメニューを確認します。

クロワッサンサンドハムチーズ(2.4€ 約377円)エッグタルト(1.4€ 約220円/1個)イベリアンハムとモッツアレラ、トマトのサンドイッチ(4.3€ 約675円)ラテ(1.5€ 約235円/1杯)

メニューはかなり種類が豊富でさんざん悩んでサンドイッチを頼みました。キッシュもお願いしたら、まだ店頭に出ていなかったらしく断られたのですが、午後に再訪したらちゃんと食べられました。それにしてもサンドイッチは大きいし、全てが安いのに美味しいとはどういうことなのでしょう。ちなみにここのエッグタルトは皮がパリッパリの食感でカスタード甘さ強め♡

午後に休憩しにきたときに注文したものも載せておきます。明らかに食べすぎですが、ひかないでください、美味しくて安くて注文が止まりませんでした(笑)

(左上から時計回りに)Delicia(1.7€ 約270円)、Bola de Berlimカスタードクリーム(1.6€ 約250円)ほうれんそうのキッシュ(2.5€ 約390円)

Bola de Berlimの断面図。カスタードクリームたっぷり!

Lemonade(3€ 約470円)ビール(2€ 約315円)Croquetes(1.6€ 約250円/1個)

さらに調子に乗ってビールもいただいちゃいました。夫はレモネードを頼んだのですが、これが不思議な飲み物で、自分で砂糖を入れて甘さを調節します。想像していたレモネードではなかったのでちょっとびっくり。気に入らなかったのか、彼はこの後生絞りオレンジジュース(3.5€ 約550円)を追加していました(笑)コロッケなどお酒のお供になるようなものもあって、一日中いられます。休憩でお昼頃来た時には先ほどの大広間もいっぱいになるくらい人が押し寄せていました。ジェロニモ修道院に行くときはぜひ立ち寄ってみてください。もちろんテイクアウトのみも大丈夫ですよ~。

ジェロニモ修道院

かなり大きいジェロニモ修道院

朝食を終えて歩き出すともうすぐそこにジェロニモ修道院がそびえています。朝9時半オープンちょうどに着いたにも関わらず、遠目からでもわかるこの行列!オーバーツーリズムの話は聞いてはいたものの、観光客の多さにびっくりしました。私たちはリスボアカードという1日乗車券とたくさんの観光名所の入場パスがセットになっているツーリストカードを空港で購入したので、それを握りしめて修道院向かって左側の入場列に並びます。右側はサンタ・マリア・デ・ベレン教会への入場列なのでご注意ください。

壮大なファサードの南口(入れません)

外観で一際目を引くのはサンタ・マリア・デ・ベレン教会の南口です。もともとは15世紀に建てられた教会をベースとして、16世紀に修道院の回廊が隣接して作られたそう。西翼には海洋博物館と考古学博物館があり、ジェロニモ修道院として見学できるのは55メートル四方の回廊の1階と2階、修道院の食堂、参事会館(chapter house)となっています。ちなみにchapter houseを調べたら参事会会議場、と出てきて聞き覚えのない言葉!と思い参事会を調べました。簡単にまとめると修道士たちの集会のことみたいです。アラフォーになっても知らないことの多さに驚かされます(笑)

さぁ、いよいよ中に入ります~。

ベンチはお座り禁止

装飾がびっしりの柱が立ち並ぶ回廊。柱ごとに異なる装飾が施されているので見ていて飽きません。

ジェロニモ修道院といえば回廊

行けども行けども座って休めるベンチがないこの回廊。入るまで立ちっぱなしで並んでいた私たちの足は既にガクガクです(笑)細かい装飾はさることながら、この巨大さも当時のポルトガルの威信と財力を表しています。

アレシャンドレ・エルクラーノの棺

参事会館には棺が置いてあり、19世紀に活躍した歴史家エルクラーノが眠っています。この墓はウィキペディアによると一般からの寄付で賄われたとか。

修道士の食堂

太いロープを模した装飾とタイルに彩られたこの部屋は食堂として使われていたみたいです。


当時9月中旬ということで非常にお天気がよく、炎天下の中1時間待ちは堪えましたが、人数制限があるために、中に入ったら混雑なく快適に見学ができました。

サンタ・マリア・デ・ベレン教会

隣接する教会は入場無料です。ジェロニモ修道院に向かって右側の列にならんで入場します。

サンタ・マリア・デ・ベレン教会

サンタ・マリア・デ・ベレン教会天井を見上げる人々

サンタ・マリア・デ・ベレン教会内部

この教会には詩人のカモンイスと彼の有名なヴァスコ・ダ・ガマの棺があるのですが、私たちが訪れたときは絶賛改修中で、工事の音が鳴る中でうるさそうに寝ていらっしゃいました。

ジェロニモ修道院とサンタ・マリア・デ・ベレン教会、そしてベレンの塔ポルトガルでのみ見られるマヌエル様式というゴシック様式を発展させたスタイルが特徴。16世紀にこの修道院の建造を指示したマヌエル一世の名前が由来です。大航海によってもたらされた富は多くの芸術家を様々な地域からポルトガルに集結させ、彼らの多種多様なセンスがマヌエル一世の意向を反映してマヌエル様式を結実させました。

ベレンの塔

パステイス・デ・ベレンを再訪し休憩をかました私たちは、続いてリスボアカードでトラムに乗ってベレンの塔へ。こちらもリスボアカードで入場無料です。午後2時半くらいに並び始めて1時間強待ってようやく入れました。

ベレンの塔

 

ベレンの塔ジェロニモ修道院はセットで世界遺産に登録されています。

1階には大砲

要塞として作られたベレンの塔。6層の1番下の階には小窓に1つずつ大砲が配置されていました。

見張り台

2階へ上がると可愛らしい装飾があしらわれた展望台のようなフロア。

上の階へ

人数の制限を行っているので、さらに上の階へ登るためには列に並ぶ必要があります。

確かに狭い

テラスに出ることができました。

大航海時代はどう見えていたんでしょうか

晴れてるって素晴らしい

各フロアは税関のような役目を果たしていた部屋だったり、礼拝用の部屋だったりと、結構狭いのにいろいろなことに使われていたみたいでした。

中は割と地味なつくり

午前中ジェロニモ修道院と教会見学でヘロヘロになっていた私たち、上に登るのを断念し、見張り台の個室で休憩していた夫と合流してベレンの塔を退出。

ベレンの塔が見えるカフェ

ちょっとさすがに疲れたのでモヒート飲みます。夏季のリスボン観光は人も多いし、灼熱の太陽でかなり消耗。あともう一息!

発見のモニュメント

ベレンの塔から頑張って歩いて20分くらいで到着するのがこちら。

発見のモニュメント

 

この巨大なモニュメントは大航海時代を牽引したエンリケ航海王子の没後500年を記念して1960年に建てられたそうです。

横から見たらスリムな発見のモニュメント

どうやら中に記念館のような展示があるみたいです。疲労困憊の我々は入りませんでしたが、リスボアカードで入場できるようなので、興味がある方はぜひ。

ポルトガルー日本のフライトは乗り継ぎ入れて18時間~35時間だとか

航海の歴史が床石に地図で表現されていました。遠いところまで来たもんだなぁとしみじみ。

この発見のモニュメントとベレンの塔は飛行機からも見えるランドマークなので、リスボン到着時に窓からぜひ見てみてください。

どこにあるかな!?

まとめ

長い1日、お付き合いいただきありがとうございました。夏のリスボン観光(9月中旬でした)の過酷さがおわかりいただけたと思います。ただ、天気が本当にいいので写真はめちゃくちゃ綺麗に撮れます!個人的にはパステイス・デ・ベレンがとっても気に入ったのでぜひみなさんに行ってほしい。近所にあったら確実に太るお店です(笑)

次回はシントラ観光について書きたいと思いますので、またぜひ遊びにきてください♪

それではまた~!

 

ポルトガル観光!リスボンとシントラに行く前に知っておきたいこと(2024年9月)

前回の更新からまた時間が経ってしまいました。すっかり秋めいてきたドレスデンでは朝晩冷えるようになってきています。今年ももうあと3か月なんですね~!うかうかしているとあっという間に年が変わりそう…(汗)今日は先日ポルトガルリスボンに旅行にいったことを記録しておきたいと思います。計画を立てているときに最新情報がなかなかネットで思うように見つからず、私自身結構てこずったので、私の旅程をこれから行かれる方が旅行計画をする際の参考にしていただければ幸いです。

<目次>

今回のリスボン・シントラ旅程

今回4泊5日の小旅行です。結果的に帰る前日の半日を体調不良で寝て過ごし、全て計画通りとはいきませんでしたが、それでも楽しめました!リスボンから電車で40分のシントラに行きたかったので、電車が発着するロシオ駅近くのBessaHotel Liberdadeというホテルに滞在。結果的にロシオ駅周辺にはレストランやカフェ、薬局があり非常に便利で不自由なく過ごすことができたのでおすすめです。

空港のリスボアカード販売所
  • 1日目:夕方リスボン着。空港で3日目に使うリスボアカードを購入。バスでホテルの最寄り駅まで移動。徒歩でカフェ、ワインバー、予約したテラスレストランへ。
  • 2日目:朝8時台の電車でロシオ駅からシントラへ。朝食をシントラで食べ、バス1日チケット購入(1人13.5€)※。ペーナ宮殿へバスで移動。シントラへバスで戻り、シントラ駅周辺のレストランでランチ。レガレイラ宮殿へバスで移動、見学。シントラ駅から電車でロシオ駅まで戻り、駅周辺レストランで食事。
  • 3日目:リスボアカードを利用。ベレン駅近くのエッグタルトの老舗カフェPASTÉIS DE BELÉMで朝ごはん→修道院と教会見学→PASTÉIS DE BELÉM再訪、軽食→ベレンの塔→塔が見えるカフェで休憩→歩いて発見のモニュメントへ→ロシオ駅周辺の予約したレストランで食事
  • 4日目:(計画では)トラムでリスボン周遊&サンタ・ジュスタのリフト乗車→体調不良で断念
  • 5日目:午前中の飛行機搭乗にてドレスデンへの帰途へ

※この日はもともとペーナ宮殿だけの予定でしたが、誤ってバスの1日チケットをシントラで購入してしまった(往復チケットを買いたい、と言うと自動的に1日券を買わされる)ため、急遽レガレイラ宮殿にも足を伸ばしました。最初から1日でどちらも行く予定の方は、リスボンを出る際に電車とバス両方が乗り放題になる「Train&Bus」チケットを購入したほうが安いです(14€+おそらくカード代0.5€)。詳細は下記ウェブサイト参照ください。ちなみにロカ岬へのバスは現在別会社が運航しており、このチケットでは乗れないみたいなのでご注意を。

Discover Sintra Programme | CP - Comboios de Portugal

リスボンとシントラ観光でかかった費用と所要時間など

この旅行ではあまり無理して観光名所を回らない計画を立てました。シントラではムーアの城壁やロカ岬に行かずにペーナ宮殿とレガレイラ宮殿のみを回りましたが、それぞれの場所で結構歩くのと、バスを待つ時間が予測できない(時刻表はありませんでした)ので2つにしてちょうど良かったと思います。

リスボン・シントラ交通費 50€/人

空港の路線バス
  • 路線バス代:空港(Aeroporto)ー市内(ホテルの最寄:Restauradores)片道1人2.1€ (片道25分~45分くらいで道路の状況とバスの路線による)
  • リスボアカード1日分:1人27€
  • シントラ電車+カード代:1人5.3€
  • シントラバス1日券:1人13.5€

もし元気だったら4日目にトラム乗り放題券(6.8€/人)を買ってトラムとエレベーターに乗る予定でした(涙)ちなみにリスボアカードでもエレベーターに乗ることができます。空港からのバスは乗車時に運転手さんからチケットを購入しました。現金のみのようでした。私が宿泊したホテルBessaHotel Liberdadeは地下鉄利用だと乗換が必要でしたが、路線バスの744番もしくは722番の1本で行くことができたので便利でしたよ。

シントラ観光名所入場料 (オンライン決済) 32.74€/人
  • ペーナ宮殿+ミニバス:1人19.85€ オンライン決済で15%割引が適用されています。(見学1時間半くらい)
  • レガレイラ宮殿:1人12.89EUR(見学1時間半くらい)

どちらもオンラインでチケットを購入し、スムーズに入場できました。ペーナ宮殿は公園の入口から宮殿の麓までミニバスが運行されており、オンラインでこちらもチケットを買いました。乗車の際は行きにQRコードをスキャンされ、復路は見せるだけでした。

10時過ぎ頃シントラ駅を出てペーナ宮殿へ向かうバスに乗車したところ、大渋滞によって、宮殿にたどり着いたときには11時15分を回っていました。当初タクシーに乗ろうと思っていたのですが、運転手さんに「メーター制だから高くなるかもしれないよ」と忠告され、計画を変更してバスに。11時の予約だったのでめちゃくちゃ焦りましたが、チケットチェックで問題なく入場列に通してもらえました。オンラインで予約する場合は十分に時間に余裕をもって到着できるようにすると安心です。

レガレイラ宮殿はレストランでランチをしながらスマホで17時のチケットを予約。その後15時からバス停でバスを待ち、40分くらい待った末に乗車。乗車時間30分くらいでレガレイラ宮殿に到着しました。予約時間まで時間をつぶすところが近くになかったので、16時半の予約にすればよかったなというのが本音ですが、如何せんバスが何時にくるかわからないので、余裕をもっての到着でよかったと思うようにしました。私たちは着いてすぐにイニシエーションの井戸に向かって入場列に15分くらい並び、井戸と続く洞窟を見学した後、宮殿を見学してシントラに戻りました。かなり庭園が広いので、隅々まで見ようとすると1日必要かも。レガレイラ宮殿からシントラ駅までのバスは18時半頃に乗車し、帰路に就く観光客で非常に混雑していたためずっと立ちっぱなし。レガレイラ宮殿からシントラ駅まで30分くらい乗っていたと思いますが、座れなかったので1時間くらいに感じました。。。

 

ペーナ宮殿公式サイト↓

Park and National Palace of Pena - Sintra

レガレイラ宮殿公式サイト↓チケット購入はblueticketというサイトから可能です。

https://www.regaleira.pt/pt/

レガレイラ宮殿チケット購入用サイト

https://regaleira.byblueticket.pt/

リスボン観光名所入場料 0€
  • ジェロニモ修道院リスボアカードで入場無料、通常12€(待ち1時間、見学20分くらい)
  • サンタ・マリア教会:入場無料(待ち15分、見学10分くらい)
  • ベレンの塔リスボアカードで入場無料、通常たぶん9€(待ち1時間、見学30分くらい)

ジェロニモ修道院が朝9時半からオープンするということで、朝9時半過ぎに到着しましたが、既に長蛇の列で、1時間くらい並びました。9月中旬に差し掛かるというタイミングでまだまだ日差しが強く、1時間待ちは結構堪えました。また、午後に行ったベレンの塔は列の人数に対して待ち時間が非常に長く感じられました。水分補給と日除け対策必須です。発見のモニュメント※はへとへとだったので、中の見学はせずに外から眺めただけにとどめました。リスボン観光は個別にチケットを購入するよりもリスボアカードを買った方が手間が省けておすすめです。

※2024年4月のリスボアカードパンフレットによると 「Monumento a los Descubrimientos」リスボアカード提示で入場無料のようです。ご参考まで。

https://lisboa-card.com/wp-content/uploads/2024/04/Lisboa_Card_IncludedAttractions.pdf

まとめ

  • リスボン・シントラのチケットや交通情報は常に最新情報を得るべし
  • 夏季の待ち時間は炎天下になるので、日焼け対策・熱中症対策(日焼け止め・サングラス・帽子・日傘・こまめに水分補給)を万全に
  • ロシオ駅周辺はレストラン・カフェ・薬局があり、交通の便もよく観光の拠点としておすすめ
  • リスボアカードは最初に使った時間から使用期限のカウントダウンがスタート。初日に使わなくても空港到着時に購入しておくと安心
  • シントラの観光名所のオンライン予約をしたら、時間に十分余裕を持って出発するべし。特にペーナ宮殿への道は渋滞が激しい。バスの時刻表もなく、いつくるかわからない。
  • シントラでバスに乗る予定がある場合、リスボンのロシオ駅でTrain&Busチケットを購入するのが吉

リスボンとシントラに行ってから「これ知っておきたかった~」と思ったことを今回まとめてみました。それぞれの観光スポットについてはまた別の記事で書くかもしれません。今回書いていてまたすぐリスボンに行きたい気持ちが沸々と湧いてきました。エッグタルトが恋しい…。みなさんもよい旅を!

ドレスデンのミシュランガイド掲載店 Caroussel Nouvelle

ドレスデンにもようやく夏がやってきて昼間の暑さが本格的になってきました。かなり久しぶりの更新になってしまいましたが、今日は久々にドレスデンのレストランについて記録しておきたいと思います。

<目次>

ミシュランガイドとは

ミシュランはフランスのタイヤ製造企業ですが、1900年フランスのパリ万博の際に自動車運転者向けのお役立ちガイドとして発行した冊子を始まりとする、世界各国のレストランやホテルを覆面で調査し、星の数で評価を行うミシュランガイドを発行しています。魅力的な旅行先を提案することで、顧客のモビリティを促し、タイヤを使ってもらおうというのがねらいということですね。

ドレスデンミシュランガイド掲載店

ミシュランガイドドレスデンで検索すると、9店レストランが掲載されていました。そのうち星1つが2店舗、残りの7店舗は星はついていません。今回は星はついていませんが、掲載店の1つに潜入してきました!

Caroussel Nouvelle

Caroussel Nouvelle

Hotel Bülow Palais Dresden | Restaurant Caroussel Nouvelle

Relais & Châteaux Hotel Bülow Palais のホテルレストランで、ホテルのホームページから予約をすることが可能です。このホテルの以前のレストランCarousselは1990年代にザクセン州で初めてミシュランガイドの星を獲得した名店で、現在はもう1つのレストランBülows Bistroと一体化し、名前をCaroussel Nouvelleとして営業を行っています。

Caroussel Nouvelleの店内の様子

併設のバー。奥にピアノもあります

サプライズ演出のくまさん

私たちが来店した日はお客さんがほとんどいなかったのですが、大きなクマが鎮座していてとっても目を引きました。1時間くらい経って予約のご夫婦が現れてクマの横に着席していました。旦那様はスーツでビシッとキメていて、奥様の誕生日か結婚記念日かわかりませんがとても素敵なお二人でした。

Caroussel Nouvelle のお料理

それでは早速実食したお料理を紹介していきたいと思います。こちらは全員共通で提供されるバゲット。黒パンが思いのほかもちふわで驚きました。どちらも美味^^

おかわり自由のバゲット

飲み物は非常に分厚いワインリストが別冊で渡されますが、メインメニューからもグラスで頼めるワインやビールが選べました。私はザクセン州醸造家のロゼとリースリングをいただきました。給仕の方が料理に合うものをおすすめしてくれるので、安心して選べます。

なお、提供される食事は全てマイセン食器に盛り付けられて出てくるので器も楽しめます。

アラカルトから選択

決まったコースを選ぶ、もしくはアラカルトから組み合わせて自分でコースを作ることができるため、悩んだ末今回自分で気になるものを選びました。

前菜 タコのカルパッチョ サツマイモクリームとワカモレ

まずは前菜。このタコがびっくりするほど薄くスライスされていて、口にほおばり、噛めば噛むほどしっかりとした味わいを感じられ、まるで日本食を口に入れたような不思議な印象。ヨーロッパのサツマイモは日本のそれとは違い、非常にあっさりした甘さなのですが、それがタコの濃厚な味を引き立てます。アボカドも爽やかさを後押しするようで、とてもバランスの取れたスターターでした!

前菜 ブッラータ

ブッラータの下にはトマト、と思いきやスイカが敷いてあり、爽やかな甘みがチーズと非常に合う!上に乗ったラスクの香ばしさがいいアクセントになっていました。

口直しのマンゴーソルベ

このソルベはメニューに載っていませんが、おそらく全員に提供されるもののようです。口直しは柑橘系のソルベのイメージがあったので、マンゴーは珍しいなと感じました。給仕の方からはキッチンからのサービスです、と言われたのでおまけのような存在かと思いきや、とっても美味しくて楽しませてもらいました。

主菜 トラウトサーモン

いくらが散りばめられた美しい一皿ですよね。サーモンの下にはおそらくルバーブが敷いてあり、独特の酸味が感じられます。個人的にはルバーブの主張が強すぎて、もっとサーモンを味わいたかったなと思いました。

デザート レモンのクリームブリュレとミントアイス


レモンのクリームブリュレというものを初めて食べました!濃厚な甘さに酸っぱさが合わさって少量なのに食べ応えのある一品。ミントアイスがとても美味しくて、クランブルも上質な味わい。アーモンドは少し湿気を感じましたが全体的に非常に満足感の高いデザートでした。

デカフェ

食後に私たちはデカフェを頼みました。添えられたクッキーも美味しくてびっくり。


コース料理(5品)

ここからは夫が注文した5品のコースを紹介します。こちらからお料理を選ぶこともできるみたいですよ。メインの前には2人でマンゴーソルベを口直しでいただきました。

前菜 ハマチ

周りにきゅうりのソース、真ん中にきゅうりのシャーベットと見た目涼やかなスターター。シャーベットのひんやり感が夏にぴったりで、様々な食感が楽しめるにぎやかな一皿でした。

オイスターのスープ

給仕の方がスープを注いで目の前で完成させてくれました。オイスタークリーミーさとスープの濃厚な味が食欲を増進させてくれます。

魚料理 ロブスターとキムチ

可愛らしく葉で包まれているのはキムチです。味が濃いので、ロブスターから先にいただくことをおすすめします。このロブスター、口の中でとろけました!

主菜 アメリカンビーフ レバーソース?クスクス添え

こちらのお肉が本当に美味しくて、一口を夫からもらった際に思わず笑ってしまいました(笑)なかなかナイフで切りづらそうにしていたので、口の中では嚙み切れないのかと思いきや、柔らかくとろけるような食感。添えてあるクスクスの味付けも素晴らしくて、これはぜひともたくさんの人に味わっていただきたい!と思うほど感動しました。

ホワイトチョコレートといちごのデザート

最後にデザートです。可愛らしい見た目とは裏腹に食べ応えのあるスイーツでした。真ん中にイチゴソースが隠されているのですが、このソースと本体部分を合わせて食べるとなんとも贅沢な味に。総じて大満足のコースでした。

 

おまけ カクテル

ピアノの生演奏を聴きながら長居したくなった私たちはバーのメニューを見せてもらってカクテルを頼みました。

コスモポリタン14€(1€170円換算で2380円)とヒューゴ11€(1870円)

グラスがとっても可愛らしくてテンションが上がります。でもヒューゴは結構重たいので足なしのほうが正直飲みやすい(笑)どちらも甘さ控えめでした。ヒューゴはがっつり甘めが好きなのでちょっと物足りなかったかも。コスモポリタンは柑橘の爽やかさが全面に出て、アルコール強い割りには飲みやすい感じでした。ピアノ演奏が素敵でゆったりとお酒を楽しむことができ、心地よいひとときでした。


予算について

ミシュランガイドに掲載されているフレンチレストランということで、お値段が気になりますよね。今回実際にかかった費用についてアラカルトとコース、飲み物別でまとめてみました。

  • アラカルトから4品:合計97€(1€170円換算で16490円)
  • デギュスタシオンコース5品:132€(1€170円換算で22440円)
  • 飲み物…グラスワインを1人2杯ずつ、ボトルのお水、コーヒー1人1杯ずつ+カクテル1人1杯ずつ:合計72.5€(1€170円換算で12325円)

上記に加えてチップを10%くらい支払って、合計330€(1€170円換算で56100円)となりました。いかがでしょうか。個人的にはディナーでお酒も3杯ずついただいてこのお値段は思いのほかリーズナブルなのではという印象です。昨年プラハで食事をしたテラスレストランと比較するとこちらのほうが優しい値段設定だと感じました。

プラハのレストランはこちら↓

www.et-chandon.com

まとめ

今回はボーナス受給と昇給祝いで訪れたのですが、お祝いの場にふさわしい美味しい食事とお酒をいただくことができて大満足でした!ドレスデンにいると美味しいレストランがないことにフラストレーションが溜まります。店員さんも大抵感じが悪いので外食するより家で作った方がはるかに美味しく満足度が高いのが我々夫婦の共通認識。しかしながら、たまにこういったサービスの行き届いたおしゃれで美味しいレストランで息抜きするのも大切だなとしみじみ感じました。これからも仕事に精を出してさらなるレストラン探求をできればと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました!また遊びにきてください~^^

ストックホルムおすすめレストラン&パン屋さん

4月も半ばとなり、時の経つ早さに驚かされるばかりですが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。私は今までなかった花粉症に覚醒したらしく、ティッシュが手放せない鼻になってしまいました。。。

さて、今日は2月にストックホルムへ行った際に見つけた美味しいレストランとパン屋さんについて書いておこうと思います。

<目次>

ストックホルムおすすめレストラン

Stockholms Gästabud

Gaestabud

1軒目はStockholms Gästabudというお店です。ネットでたくさんの口コミが寄せられているのを見て行ってみました。本当はこのお店の近所にあるFem Sma Husというレストランが本命だった私たち。閉まっているようだったのでこちらに来ましたが、アットホームなGästabudさんに入ってよかったです!

 

Gästabudのメニュー

メニュー1

メニュー2

ドリンクメニュー1

ドリンクメニュー2

ドリンクメニュー3
Gästabudのお料理

ここからは私たちが実際に注文したものを写真で紹介したいと思います。まずは飲み物です。

briska 79スウェーデンクローナ(約1150円)、kiviks aepple 84スウェーデンクローナ(約1220円)

甘い桃のフレイバーのシードルと辛口すっきりめのシードルを選びました。

前菜 ムースのハーブマリネとサラダ177スウェーデンクローナ(約2580円)

前菜 ポテトグラタン155スウェーデンクローナ(約2260円)

ムースは予想に反してジャーキーのような感じでしたが、臭みがまったくなく前菜としてとても食べやすかったです。ポテトグラタンはしっかり濃い目の味付けで、アペタイザーとして申し分なし!

メインディッシュ:スモークサーモン273スウェーデンクローナ(約3980円)、ステーキ334スウェーデンクローナ(約4860円)

どちらもとてもボリューミーでした!スモークサーモンはしょっぱすぎずちょうどよい味付けで、ポテトとクリームソースがベストマッチ!ステーキはいわずもがな、お肉好きにはたまらないワイルドな味わい。お店の方のおすすめでミディアムでいただきました。

全体的な印象として、定番のメニューにソースに工夫を加えることでお店の独自の美味しさを追求している感じでした。素材の味を活かしながらさらにソースでより美味しさを引き出す、というイメージです。

2月のストックホルムだけど並ぶ!

予約ができないので、早めの17時くらいに行きましたが、10分くらい店内で待って案内してもらえました。食後19時頃には外に行列ができていましたよ。ちなみに、基本的には毎日営業でお昼は12時から、夜22時までが営業時間のようです。

Restaurang Nationalmuseum

Restaurang Nationalmuseum

2軒目は美術館の中にあるカフェ・レストランです。カウンターで注文と清算を済ませ、席に着いて注文した料理を待つスタイルです。

 

Restaurang Nationalmuseumの営業時間

美術館のオープン時間に準ずるため、木曜日は夜も20時まで営業しています!ホームページで日替わりメニューをチェックすることができるので、行く前に確認してみてください。

  • 月曜日:クローズ
  • 火・水・金:11時~17時(キッチンクローズ15時)
  • 木曜日:11時~20時(キッチンクローズ19時)
  • 土・日:11時~17時(キッチンクローズ16時)
Restaurang Nationalmuseumで注文したお料理

今回はランチで訪れました。ちなみに、このカフェレストランは美術館鑑賞に訪れた人以外も利用できるため、お昼の時間はかなり混み合います。席を探すのが大変なので、開館同時くらいに行くとゆったり過ごせるのではないかと思います。

養殖ニジマス235スウェーデンクローナ(約3430円)

クラシックプレート185スウェーデンクローナ(約2700円)

写真では見えにくいですが、1枚目のニジマスのお皿、付け合わせのお野菜の下に大量のイクラが隠れているんです!味付けも上品で、バランスがよく、非常に美味しかったです。2枚目のクラシックプレートは一見シンプルそうですが、それぞれのお料理がちゃんと一つ一つ美味しくて、特にエビマヨサラダなんかまさしく日本人好みのお味!美術館に興味がない人でもぜひこのカフェレストランは行ってみてほしいです。

Ardbeg Embassy

3軒目はお肉好きにはたまらないジビエが食べられるお店です。

Ardbeg Embassy

Restaurang i Gamla Stan i Stockholm - Ardbeg Embassy

鹿のはく製がインパクト大な店構えのこちらのお店はシングルモルト500種類、スウェーデン地ビール16種類を取りそろえており、Ardbegにおいては樽で置いてあります。

Ardbeg Embassyのランチメニュー

Ardbeg Embassyのランチメニュー

左がスウェーデン語、右が英語になっています。今回私たちはミートボールと鹿肉のプレートをそれぞれ注文しました。

Ardbeg Embassyのランチ

洋ナシのシードル

飲み物はスウェーデンのシードルを注文。この洋ナシのシードルが甘くてめちゃくちゃ私好みですっかり気に入ってしまい、他のお店でもシードルばかり飲んでいました。

 

ミートボール175スウェーデンクローナ(約2530円)

鹿肉サイコロステーキ255スウェーデンクローナ(約3700円)

ミートボールはスウェーデンのお料理として定番なので頼んだのですが、ソースとお肉の下味にこだわりを感じる一品でした。そしてこの鹿肉がめちゃくちゃ美味しかったんです!Ardbeg Tenを振りかけた鹿肉に、付け合わせのベビーオニオンとポテトはビールで調味され、さらにマスタードクリームにもArdbeg Tenが使われていて実はお酒たっぷり(笑)お肉自体はとっても柔らかくてまた食べたいと思わせる至高の一皿でした。ということでこのお店が気に入った私たちは翌日ディナーでも訪れました。

Ardbeg Embassyのディナー

翌日予約なしでダメ元でお店に行きましたが、早めの入店だったからか、テーブルにつくことができました!ちょっとお手洗いが近すぎて臭いが気になったので、できれば早めに予約されることをおすすめします。(ネットから予約もできます!)

まずは飲み物から紹介します。私は洋ナシのシードルを一つ覚えのように注文(苦笑)そして夫はお酒あまり飲めないのですが、日本の珍しいお酒、イチローモルトを見つけて最低量の20ミリリットルをオーダーしました。

イチローモルト

実は私はウィスキーが苦手だったのですが、イチローモルトはとっても美味しく感じました!お水をスポイトで垂らすと芳醇な香りがさらに鼻に広がって楽しい発見でした。この翌日にArdbeg Tenも別のお店でいただいたのですが、Ardbeg Tenはものすごくスモーキーでそれはそれで面白かったです。ただ、個人的にはイチローモルトの方が飲みやすくて好きでした。

突き出しのパンとパンのようなケーキのようななにか

ミートプレート2人前1095スウェーデンクローナ(約16000円)

 

スウェーデン産牛フィレ、鹿サーロイン、ヘラジカのフィレ肉を一度にいただけるお肉好きにはたまらないプレート。2人前から注文できます。付け合わせはポテトグラタン、芽キャベツの燻製、根菜の揚げ物(?)で全て美味しかったです~!お肉はヘラジカが一番クセが強いかと思い、牛→鹿→ヘラジカの順で食べたのですが、意外にもヘラジカが一番あっさりとした淡泊な味わいでとても興味深い体験でした。少々お値段張りますが、一食の価値ありなプレートです。

Lillebrors bageri

最後に紹介するのはストックホルムに来たらぜひとも行ってほしいパン屋さんです。

Lillebrors bageri

 

Lillebrors bageri

Lillebrors bageri店内の様子と買ったパンの紹介

土曜日の朝9時過ぎにお店に着きましたが、地元の人が並んでいて店内から3人くらいはみ出ていました。

Lillebrors bageri店内

ハードパンがたくさん並んでいて、ラスクも売っていましたよ。

可愛らしい店内

ムーミン谷のおうちのような可愛らしいひさしが造作されていて世界観に引き込まれます。

ショーケース

しっかり焼き色が付いたクロワッサンが美しいです。

お目当てのセムラも発見

レジで会計をしていると隣の常連さんらしき若者が、「君たちはストックホルムで一番美味しいパン屋を選んで来ているよ!」と教えてくれました。店員さんたちもみんなフレンドリーで、とっても気持ちよく買い物ができました。買ったパンはホテルの部屋でゆっくりいただきました。

クロワッサン37スウェーデンクローナ(約540円)、セムラ56スウェーデンクローナ(約815円)、カルダモンパン37スウェーデンクローナ(約540円)

セムラは春限定のお菓子なのでとっても楽しみにしていました。実はVete-Kattenというチェーンのカフェで既にセムラをいただいていたのですが、そのカフェのセムラとは全くといっていいほど別物!前者はパン生地の主張が結構あったのですが、こちらのセムラは全ての構成物がバランスよく、パン生地もまるで日本のアンパンのようなふんわりした生地。ナッツクリーム、ナッツ、生クリームのその全てが合わさって、こんなに美味しい菓子パンをスウェーデンで食べられるのかといい意味で裏切られた感じでした。クロワッサンも外パリパリ中ふわもちの絶品。カルダモンパンはもうイケアの冷凍シナモンロールが食べられなくなる美味しさ(笑)地元民も絶賛のこちらのパン屋さん、ストックホルムに来たら絶対行ってみてください!

まとめ&ノート

今回は3泊4日だったのでそんなにたくさん回れませんでしたが、紹介したお店の他にMatbaren Mathias Dahlgrenというグランドホテルの中にあるレストランにもディナーでお邪魔しました。値段は結構高め(1人15000円くらい)でしたが、カジュアルな雰囲気でお食事内容もおしゃれで美味しかったです。正直なところ、スウェーデンの食事にあまり期待していなかったのですが、美味しいものとたくさん出会えて嬉しい発見でした。ストックホルムを訪れる機会があったら是非参考にしてみてください♪

それではまた~!

 

ミナペルホネン スウェーデンでの展覧会 ミュージアムショップ

こんにちは!今日は前回に引き続き、スウェーデン国立美術館で鑑賞したミナペルホネンの展覧会、Design=Memory展に関する記事です。ミュージアムショップで販売されていたグッズと私が実際に購入したものについて紹介したいと思います。

展示に関しては前回の記事で詳しく紹介していますので、よかったら見てみてください。こちらからどうぞ!

 

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<目次>

スウェーデン国立美術館 ミュージアムショップ

スウェーデン国立美術館 Design=Memory展 図録とグッズ売り場

このミュージアムショップは美術館の入場券なしで見て回ることができます。美術館の閉館時間15分前に閉店するそうなので、気を付けてください。なお、通年有効の年パスカードをレジで提示すると10%の割引を適用してくれます!

 

(手前)タンバリン柄の図録395スウェーデンクローナ(約5680円)

まずショップで目に入るところに置いてあるのが展覧会の図録(スウェーデン語、英語併記)です。ミナペルホネンの日本の公式オンラインショップでも購入することができ、そちらには和訳冊子がついて6600円(税込)で販売されています。日本語で読みたい方はオンラインショップで買われたほうがいいかもしれません。

 

クリッパンのブランケットと書籍Textile & Diary

スウェーデンのテキスタイルメーカー、クリッパンにミナペルホネンデザイナーの皆川さんがデザインを提供したブランケットがいくつも置いてありました。お値段は確認していないのですが、オンラインでクリッパンのサイトを確認すると140.30€(2024年3月現在のレートで約22760円)でした。ちなみにサイズはオンラインショップの記載で130×180(㎝)なのでご参考まで。隣にある書籍『Textile&Diary#1』(日本語、英語併記)は日本のオンラインショップで3850円(税込)ですが、現在品切れとなっており、次回入荷は2024年3月26日正午頃予定だそうです。

書籍『つづく』、『ripless』、ポストカード、食器

ここからは確認した値段について箇条書きでまとめてみました。

タンバリン柄ブランケットをはじめとするミナペルホネングッズ

こちらのコーナーにはタンバリン柄のブランケット(Sサイズ・Lサイズ)が掛けられており、目を引きました。なお、立てかけてあるポスターには値段がついていなかったので、販売されているかどうかわかりません。個人的には端切れセットを見つけてとてもテンションが上がりました!自分の好きな柄が入ったセットを宝探し感覚で見つけるのは楽しいですよね!

端切れブローチ

ブローチはこちらのショーケースにも置いてありました。私が行ったのは会期初日の16時頃ですが、もう既にいくつか売れた形跡がありましたよ~。

今回購入したもの

展覧会での大きな楽しみの一つがグッズ購入ですよね!普段ドレスデンではオンラインショップを眺めるだけですが、今回は心残りないように買い物してきました~!

ミナペルホネンDesign=Memory展 購入品
  • ブランケット Sサイズ
  • 端切れセット×2
  • Design=Memory展 図録
  • ポストカード×2

図録にはおまけでちょうちょの形のしおりが付いてきます。レジの店員さんが4種類から選ばせてくれ、私はsoda waterの柄にしました。

図録のおまけ

しおりの裏側

ブランケットの上に載せたらいい感じにタンバリン柄の中に収まりました(笑)

ブランケットの裏は白色

ブランケットの色味はマスタードのような黄色で、縁取りは水色の刺繍糸が使われています。ミュージアムショップの店員さんに、紺色のSサイズはあるかどうか尋ねたところ、Sサイズは黄色しかなくて、SサイズもLサイズも値段が高いのであまり在庫を置いていないと教えてくれました。悩んだ末、黄色の購入を決めて持っていくと店員さんたちが「上質なブランケットだよねー!僕も欲しいよ!」と、とても喜んでくれました(笑)

気になるお値段ですが、年パス提示で10%オフにしてもらい、全部で3361,5スウェーデンクローナ(約48665円/約300€)でした。ブランケットは買おうか迷っていたんですが、夫が「後悔しないように買った方がいい!」と言ってプレゼントしてくれました~!そしてその日ホテルの暖房が壊れていて早速夜に使いました(苦笑)

 

Design=Memory展 グッズまとめ

  • 販売されている図録は日本の公式オンラインショップで購入可能で、和訳冊子がついてくる(現地購入分は和訳冊子は付属していません)
  • クリッパンのブランケットは日本で買うより安いが、それ以外は割高感が否めない
  • タンバリン柄のブランケットは2024年2月時点で在庫小

普段ドイツで生活している私たちはユーロとスウェーデンクローナを比較して、そんなに高いと感じなかったのですが、今回記事を書いていて日本円とスウェーデンクローナを比較したときにめちゃくちゃ高くてびっくりしました!しかしながら、公式オンラインショップを覗いてももう売り切れているものなどがミュージアムショップにはあったりするので、スウェーデン国立美術館へ旅行された際には欲しいものは必ずその場で買った方がいいと思います!免税については確認しませんでしたが、おそらく対応していないのでは…。もしわかる方いらっしゃいましたら教えてください。

 

ミナペルホネン Design=Memory展のミュージアムショップで買えるグッズ紹介は以上です!会期は2024年8月18日までとなっていますので、スウェーデンまで旅行を計画の際はスウェーデン国立美術館へぜひ足を運んでみてください♪ ミュージアムショップは入場無料なので、グッズや図録だけチェックすることもできますよ^^

それではまた~!!

 

ミナペルホネン Design=Memory展 スウェーデン国立美術館に行ってきました!

気が付けば3月も半ば、ドレスデンもだんだんと暖かくなってきました。2月末日にゲーテのドイツ語オンラインコース(オンライン教材を自分で進めるタイプ)を申し込んだのですが、2週間以上経ったのに進捗率4%…。ぼーっとしてたら3か月の期限が終わっちゃいそうなので頑張りたいと思います…。

さて、今日は先月にスウェーデンへ行ったときのことを記しておきたいと思います。

<目次>

旅行するきっかけとなったミナペルホネンの展示会

スウェーデン国立美術館でファッションブランド、ミナペルホネンの展示会が催されると知ったのはSNS経由でした。さらに、デザイナーの皆川さんが会期初日に会場で対談されるという情報もあり、それを見た瞬間からこんな機会二度と訪れないという直感によって有給休暇申請手続きと仕事の段取りが頭を駆け巡りました(真剣)

 

ミナペルホネンとは

そもそもミナペルホネンとはなんぞや、という方のためにほんの少しだけ語ります!デザイナー皆川明さんが1995年に立ち上げた「minä」というブランドがもともとの始まりで、2003年に「minä perhonen」に名前が変更されました。テキスタイルを1からデザインし、日本の工場の匠の技を活かして布を作り、その布から仕立て上げられる洋服たちは1点1点が芸術作品のよう。当初から「100年は続くブランド」という指針を持って立ち上げられ、タイムレスなデザインと在庫を持たない経営で、セールをすることが当たり前の服飾業界やファストファッションに疑問を投げかける、あまり類を見ないブランドです。発起人の皆川さんはいくつもの自著の中で、持続可能なサイクルに立ち返るべきであると徹頭徹尾言い続けているんです。ちなみにミナというのはフィンランド語で「私」、ペルホネンは「蝶」という意味です。本ブログでは以前東京での展覧会について触れていますので、そちらもよかったらご覧ください。

 

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Design=Memory展の会場 スウェーデン国立美術館

スウェーデン国立美術館

今回展示会場となったのはストックホルムにあるスウェーデン国立美術館。ミナペルホネン発起人の皆川さんが若かりし頃にデザイナーを志すきっかけとなったのが北欧旅行で出会った一着のコートでした。ミナペルホネンの活動を通じて多くの北欧のデザイナーたちとコラボする中で、このスウェーデン国立美術館で展示をする縁が生まれ、今回の開催に至ったようです。

Design=Memory展概要

SNSで皆川さんがまた会期中にストックホルムを訪れたい、と書かれていたので、もしかするとまたなにかイベントが企画されるのではないかと密かに期待しています。

スウェーデン国立美術館年間パスポートについて

スウェーデン国立美術館 年間パスポート

こちらの年パスは購入日から365日有効です。通常の入場券を購入すると丸いステッカーをもらえて、それを身体のどこかに貼るのですが、こちらの年パスも受付で提示して同じステッカーをもらう必要があります。美術館併設カフェやミュージアムショップでの購入が10%引きになる特典つき!2回以上訪問する予定がある方はこちらの年パスがおすすめです。

スウェーデン国立美術館 施設について

1階部分の中庭は無料で見学可能

2018年にリニューアルオープンしたスウェーデン国立美術館の館内はとても明るくきれいでした!カフェやミュージアムショップ、イベントスペースと中庭は無料で誰でも見学ができます。

ロッカー&トイレ

40x38x36 cm以上の大きさのバッグは持ち込みができませんのでご注意ください。なお、ロッカーのサイズも上記のものとわずかに40x38x47 cmのものがあるのみとなっています。

地下にロッカーとお手洗いがあります

自分で暗証番号を設定するコインレスのロッカー

お手洗いは個室が写真のように立ち並び、全て男女共用
イベントスペース(Sousth Courtyard)

2024年2月22日に行われた皆川さん、インゲヤードさんの対談

皆川さんらの対談後に行われたAoi Yamadaさんのパフォーマンス

美術館の入口を入って吹き抜けを抜け、右手にこちらのイベントスペースがあります。このスペースは入館料なしで見学することができます。今回会期初日に行われた皆川さんとインゲヤードさんの対談、そしてAoi Yamadaさんのパフォーマンスはこちらが会場として使われ、立ち見が出るほどの盛況ぶりでした。

Design=Memory展 展示内容

ここからはいよいよ展示を写真で紹介したいと思います。

Design=Memory展

歴代の作品たち

2024年2月22日~2月24日に行われたライブペインティング

完成作品『Minnesskog』

テキスタイルのデザイン画、スケッチなど

タンバリンという名前のテキスタイル

布地を無駄なく使う工夫

くるみボタンが可愛らしい

セラミック・ガラスデザイナー インゲヤード・ローマンさんとのコラボ

2024年3月11日に逝去されたリサ・ラーソンさんとのコラボ作品

様々なコラボ作品

今回の展示の注目ポイントの1つはインゲヤードさんとの初めてのコラボレーション作品が公開されたこと。普段はガラスやセラミックのデザインをしている、スウェーデンを代表するデザイナーであるインゲヤードさん(御年なんと80歳)。彼女がちぎり絵で表現したデザイン画を皆川さんが解釈し、工場と技法を話し合って作り上げた作品が展示されています。

もう1つの目玉は2月22日から24日まで皆川さんによるライブペインティングが行われたこと。作業の合間には直接皆川さんとお話したり、写真撮影をお願いすることができて、ミナペルホネンファンとしては感無量でした。絵については、ある程度余白を残して描きすぎない状態で完成させたそうです。描かれた模様について、幾何学模様と自然な要素とを一緒に描いたとおっしゃっていました。それにしてもたった数日で、しかもなにも事前に決めずに、ライブペインティングという見られている中で絵を完成させてしまうってすごいことだなぁと思いました。一緒に行った夫はミナペルホネンについてなにも知らずについてきてくれたのですが、現役デザイナーのライブペインティングを見て非常に感銘を受けていました。

皆川さんとインゲヤードさんの対談とAoi Yamadaさんのパフォーマンス

ここでは2024年2月22日に行われたイベントに参加して私が感じたことをまとめておきたいと思います。

対談について

私たちは2月22日会期初日の夜18時からのイベントに間に合うよう16時頃に美術館に入り、展示を見学してから対話イベントに臨みました。印象に残ったお話としては、司会を務めたスザンナ・ペッターソンさん(国立美術館の前責任者)が問いかけた、デザイナーになったきっかけについて。皆川さんは予算の少ない貧乏旅行で北欧を旅していたとき、まだ始まったばかりの旅路で運命的なコートに出会います。これからの旅程のためにお金を残しておかなければならないはずなのに、どうしてもそのコートを手に入れる必要がある、となけなしのお金をほとんどその一着を購入するために使ってしまったそうです。一方で、インゲヤードさんは自分はそんなにドラマチックなものではなかったと前置きした上で、文章を書くことが苦手だったため、言葉を使わず、かつ一人で作業し、進めていけるデザイナーという仕事が自分に合っていたからだ、とお話されていました。機能的でありながら静謐な美しさがある彼女の作品に、彼女の論理的で無駄を省く思考が反映されているのだろうなーと納得しました。皆川さんは終始ゆっくり語り掛けるように日本語でお話され、文化プロデューサーとして今回の展示に携わった迫村裕子さんが同時通訳をされていました。迫村さんはどうやら急遽同時通訳として壇上に上がったようで、もともとは企画側の方だったみたいです。迫村さんは司会のスザンナさんとは10年以上共同でプロジェクトに携わり、一緒に本も出版しているんだとか。

Aoi Yamadaさんのパフォーマンス

Aoi Yamadaさんのことは映画パーフェクトデイズに出演されている、ということと宇多田ヒカルさんの新曲の振り付けを担当された、ということくらいしか知りませんでした。今回初めてパフォーマンスを間近で見て、ミナペルホネンとAoiさんがすごく興味深い組み合わせだったんだと一人興奮。冒頭、音楽とともにAoiさんは会場の外、廊下でダンスを始め、窓越しに私たちの方に何かを訴えているかのような非常に興味を掻き立てるシーンから始まりました。音楽はなんだか不安を煽るような、そして照明も暗く妖しい色使いでドキドキ。そして上着を脱ぎ去って私たちのいる会場の中へ入ってきたかと思うと客席の空いている席に座ったり、椅子の下をくぐったり紆余曲折を経て舞台へ。最後は音楽も穏やかなものになっていき、彼女は舞台からまた会場外へ走り去っていく…。個人的解釈でしかありませんが、自分らしさとはなにか苦悩する場面から始まり、さなぎが羽化するように成長し、最後には本当の自分を見つけて飛び去って行く、そんな印象を受けました。ミナペルホネンの作品は可愛らしくてメルヘンチックな部分もありますが、それだけではなく、グリム童話のように人間のどろどろした部分も含めて自分なのだ、と自己を見つめて認めていく過程をAoiさんが表現しているのだと感じました。彼女がミナペルホネンのモデルとして起用された理由が今回パフォーマンスを観てわかった気がします。

 

終わりに

この度のストックホルム訪問では中学生時代からファンだったミナペルホネンのデザイナー皆川さんと展示会場でお会いできて、しかもお話ができて本当に嬉しかったです。また、会場では日本からこのためにストックホルムに来た熱いファンの方々とも交流ができ、一緒に心躍る体験を共有できたことが深く心に刻まれました。みなさんミナペルホネンのコートに身を包み、いきいきとした表情で大変格好よかったです。自分でお金を稼げるようになったらミナペルホネンの服を買うんだ!と憧れを強く抱いていた中学生の私は、将来ストックホルムの展覧会で皆川さんとお話することになるとは全く想像していませんでした。さらに、ストックホルムはおしゃれでご飯も美味しく、とっても素敵な都市だということが今回わかったので、また是非再訪したいと思います。

長くなってしまいましたが、今回も読んでいただきありがとうございます!次回は今回触れられなかったミナペルホネンDesign=Memory展 のグッズ、ミュージアムショップについて書きたいと思います!また遊びにきてください♪それではまた!

 

ベルリン おすすめフードコート Manifesto ポツダマープラッツ

こんにちは!最近運動不足と食生活の乱れで太り気味なので、豆腐と納豆とキムチをアジアンショップで買い、さらに味噌汁を作って食べています。ちょっと前まで忙しくて冷凍ピザとかファストフードに頼った生活になってしまっていたのですが、和食はやっぱり気持ちが落ち着きます。

今日は先月ベルリンへ行ったときに行った新しいフードコートについて記録しておこうと思います。

<目次>

ポツダマープラッツにオープンしたフードコートManifesto

Potsdamer Platzの再開発区域の一部

2023年1月にオープンしたManifesto、もともとプラハで実業家と建築家が利用されていない空間を有効活用しようと始めたのが第1号でした。ポツダマープラッツのManifestoには2フロアに22の飲食店と3つのバーがあり、多国籍な料理が楽しめます。そのうち1フロアはアジア系のお店で占められており、寿司バー、ラーメン、インドカレー、中華鍋などなどバラエティに富んだ店構え。イベントスペースとしても活用されているのだとか。

Manifestoの場所

日本のフードコートに似てる?!

ポツダマープラッツ駅からは歩いて5分ほど。絵画館や新ナショナルギャラリーからも近いので、美術館に行ったついでに行くのもよいかも。

  • 営業時間 月~木、日曜:11:00~22:00、金・土曜:11:00~24:00
  • 住所:Alte Potsdamer Strasse 7, 10785 Berlin
  • ウェブサイト↓

Manifesto Market - Manifesto Market. Hospitality concept for food, drink and cultural experiences.

実際に入ったお店

ベルリンではドレスデンであまりお目にかかれない日本食レストランへ行くことが多いのですが、今回も日本食のお店と、韓国系フライドチキンのお店に入ってみました!

鉄板焼き KABUKI

鉄板焼き KABUKI ワンカップとスパークリング日本酒

全席カウンターのこちらのお店は目の前の鉄板で料理されていく様を眺めることができます。鉄板焼きってすごく高級で敷居が高いイメージがありましたが、フードコートに入っているってなんだか新鮮。遅めのお昼で14時半頃に入った際はお客さんは1組もいなかったため、お店の方とカウンター越しに少しお話したりして楽しいひと時を過ごすことができました。

和牛(極薄)の焼肉!!

牛丼やカレー、お好み焼きなどどれも普段恋しい食べものがメニューに並んでいました。とっても悩んだ挙句、私が選んだのはやきにく!極上の薄切り和牛を見事な手さばきで目の前で焼いて提供してくれます。白飯をサイドメニューで併せて注文しました。

おしぼり

お手拭きがある!と思ったらなんと中身は可愛らしいサイズのおしぼりでした!すごく日本を感じます~!

たたき丼

夫はたたき丼を選択。上品な盛り付けで量もお上品でした(笑)味はとっても美味しかったです。周りのお花も一応食べられるみたいですが、あまり美味しいわけではないのでおすすめしませんと店員さん(笑)

KABUKIのお値段

気になる予算ですが、お好み焼きやカレーなどは20€前後で、鉄板焼きの小さなコースのお値打ちなものだと60€前後だったと思います。今回私たちは飲み物1杯ずつ(ワンカップ、スパークリング日本酒グラス1杯)、焼肉とライスとたたき丼で90€強でした。ほろ酔いで正確に覚えておらずすみません(笑)フードコートと思うとお値段が張りますが、今回フランベしてくれたり、目の前で見せていただく調理がとても興味深くて楽しめたのと、お肉がとても美味しかったので、たまにはありかなと思いました。

コリアンフライドチキン Chi Kin

Chi Kinのカップルセット25.9EUR(ビールは別売り)

KABUKIのすぐ近くにあるChi Kinでは、本格的な韓国フライドチキンが食べられます。昼間にテイクアウトで数ピース味見をしたところ、めちゃくちゃ美味しかったので、夜ご飯に食べに来ました。ビールはチェコピルスナーウルケルをフードコートにあるバーで調達し、1杯5.5€(2024年2月レートで約880円)、そして写真のプレート2皿とキムチ、(たぶん)カブの甘酢漬けが2人前のセットになっていて25.9€(約4150円)でした。チキンだけでなく、キムチもお漬物もすごく美味しいので、ポツダマープラッツに来たらぜひ試してみてください。

 

個人的メモ

  • ポツダマープラッツから徒歩5分のフードコートManifestoにはアジア系のお店がたくさん
  • チェコピルスナーウルケルの生ビールが飲める
  • 2023年1月にできたまだ新しくてきれいなスポット(トイレはもう既に壊れている部分も…)
  • お手洗いが無料で利用可能
  • 内装は日本のショッピングモールのフードコートをちょっとおしゃれな雰囲気にした感じ

このショッピングモールはランチの場所をネットで探していてたまたま遭遇したのですが、日本食に飢えている私たち夫婦にとっては一種のオアシスとなってくれました。椅子やテーブル、清掃スタッフの服装など一つ一つにこだわりを感じ、フードコートの雰囲気もおしゃれでした!チェコのウルケルが飲めるのもポイント高いです。ドイツ在住者にとっては結構嬉しいスポットなのではないでしょうか。2階は全てアジア系のお店ですが、1階にはアジア以外の多国籍なお店がたくさんあるので、食の好みが違う友達と来てもお互い好きなものを買って持ち寄って食べられます。

ポツダマープラッツ近辺へ行く際はぜひお試しあれ。それではまた!

ベルリンJWマリオットホテル滞在 ラウンジの様子も紹介

こんにちは!みなさんいかがお過ごしでしょうか。最近公共交通機関ストライキが頻発していて、昨日もトラムが運航中止に。友人の食事会に招ばれていた私たち夫婦は久しぶりに自転車を引っ張り出して、帰りは深夜のエルベ川沿いを40分くらい爆走しました。非日常感があってよい経験になったものの、またいつストが起こるかわからない状況はちょっと不安な今日この頃。

さて、今日は先月再びベルリンの日本大使館へ行く用事があったので、そのときに滞在したJWマリオットホテルについて記録しておきたいと思います。

<目次>

日本大使館近くのホテル JWマリオット

今回も大使館へ用事があったので、1月に宿泊したポツダマープラッツ近くのホテルを探し、JWマリオットホテルを予約しました。

JWマリオットホテルの立地

JWマリオットホテルはポツダマープラッツから歩いて20分ほどと、前回泊まったマリオットホテルに比べると電車や地下鉄の駅からは少し離れています。ただ、大使館へは歩いて10分ほどで行けますし、(ドレスデンにはない)高級ブランドが入るデパートのKaDeWeに冷やかしに行きましたが、ホテル近くのバス停からM29番に乗って15分ほどで行くことができて非常に便利でした。さらに、ポツダマープラッツに昨年開業したモダンなフードコートManifestoには徒歩15分ほどで到着します。

JWマリオットホテル住所:Stauffenbergstraße 26, 10785 Berlin

JWマリオットで滞在した部屋

宿泊費用とお部屋の広さ

お値段は75平米のプレミアムスイートという部屋に2泊し、652€(精算時のレートで10万4千円、1泊あたり5万2千円)でした。マリオットホテルと比べると、そんなに変わらない金額で広いお部屋に泊まることができました。

ベルリンマリオットホテルについてはこちらをご参照ください。

 

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それでは部屋の様子をご紹介します。

JWマリオットホテル プレミアムスイート
専用エレベーター

JWマリオットホテルには505室ものお部屋があり、かなり大きなホテルです。その中でも、プレミアムスイートはタワー棟9階に位置していて、部屋に行くためには専用の金色のエレベーターに乗る必要があります。このエレベーターで1階に降りると左手が朝食会場、右手に行くとラウンジ入口があり、他のエレベーターに比べると便利な場所に作られていました。

部屋紹介

部屋の入口の扉を開けると写真の廊下が現れ、左手に見えている寝室の手前に1つ目のトイレがあります。

 

JWマリオットベルリン プレミアムスイート

玄関入ってすぐのトイレ

大理石風のタイルがゴージャスな雰囲気です。

リビングルーム

リビングルーム

リビングルームテーブル

ガラス天板のテーブルとベルベットのソファ、チェアが重厚感たっぷりの部屋を演出しています。また、天井のふちのいたるところに照明がつけられ、とても明るいお部屋でした。

デスク周り

このテレビリモコンは電池が劣化していて使えませんでしたが、ベッドルームのテレビ用にあったもう1つのリモコンがこちらで使えました。フロントに伝えたところ、新しいリモコンをすぐ届けてくれました。そして、写真左手にあるデスクランプは接触不良でたまに灯りが点かないことがありました。設備はちょっと古めですね。

廊下扉

廊下を隔てる扉は壁と同様に黒い木枠の装飾が施され、まるでお偉いさんの執務室のような雰囲気です。

リビング茶器棚

コーヒーマシン

紅茶

テーブルの横には茶器とコーヒーマシンが設えられていました。イギリスの高級紅茶、ジンティーティーバッグが4種類×2セットあり、このグリーンティーがすごく美味しかったです。なお、コンプリメンタリーのお水は炭酸なしの小さめ(300ミリリットルくらい?)ボトルがベッドルームの枕元に1つずつ置かれていました。こちらは毎日補充されますが、必要であればフロントに言ってさらに追加でいただくことができます。

ベッドルーム

ベッドルーム

ベッドルームの壁もリビングと同様に黒い木枠の装飾が施され、色調も統一されています。キングサイズベッドの向かい側窓際にはテレビと収納棚があります。

ベッドルーム ドレッサー

寝室入って左手にはドレッサーが備わっていて、鏡の前で座って身支度を整えることができます。

寝室 収納棚その2

ドレッサーの対面にはまた収納棚があり、アイロン台、貴重品金庫、スリッパ、バスローブ、ドライヤー、ラウンドリーサービス案内が格納されていました。

バスルーム

バスルーム

寝室からドレッサーの前を通ってバスルームへ移動しました。フロアは大理石風タイルが敷き詰められていて華やかな雰囲気です。洗面台の引き出し1段目にはもう1つドライヤーが入っていましたよ。

シャワーとトイレ

バスタブの対面には左手にシャワー、右にトイレが設置されています。

アメニティ

アメニティ

洗面台にはコンディショナーとボディローション、マウスウォッシュ、洗顔用固形石鹸が置いてありました。写真を撮り損ねましたが、シャンプー、ボディソープも英国ブランドのアロマセラピーアソシエイツのものでした。

石鹸とバスソルト

浴槽には石鹸とバスソルトが添えられていました。

他の棟との距離感

JWマリオットホテル 全505部屋

タワー棟の最上階は10階ですが、その1つ下の9階ということで、写真のように他の棟が窓から見えました。私たちの部屋から一番奥にある部屋まで行こうとしたらおそらく10分弱かかるのではないでしょうか。タワー棟からは朝食会場もすぐ近くて便利だったので、ホテル内でたくさん歩くのが辛いという方にはタワー棟に宿泊するのをおすすめします。

ラウンジ

JWマリオットベルリンにはエグゼクティブラウンジがあり、今回のプレミアムスイートのお部屋にもアクセス権が付与されていました。

ラウンジ

ラウンジ飲み物・スナックコーナー

写真は朝の様子です。コーヒー・紅茶、ジュースや水などセルフサービスでいただくことができます。

スナック

フルーツ

飲み物の隣にはドライフルーツや果物、ナッツ類などが置いてありました。朝のビュッフェは提供されていないようです。お昼のブッフェがあると思って昼頃行っても特に変わりなかったので、もしかしたらランチは特にないのかも?

ジュースをいただきました
夜ブッフェ

サラダバー

温かいお料理とスープ

1日目 ローストチキンとジャガイモ

2日目 シチュー

夜は確か17時半から20時半までブッフェが提供されており、遅がけに行ったところ、もうたくさんの人で席はほとんどいっぱい、食事も残り少ない状態でした。なお、夜ビュッフェの時間帯はラウンジの入口で部屋番号を伝えて、お酒を頼むことができます。スパークリングワイン、赤・白ワイン、生ビール、瓶ビール(ヴァイスビア)がありました。外で食事をしたので、味見程度(!?)しか食べていませんが、ドイツあるあるのしょっぱすぎる感じはなく、まぁまぁのお味でした。

ラウンジを利用した感想と客層について

広大な施設であるJWマリオットベルリンですが、ラウンジははっきり言って狭いです。ラウンジの外にラウンジ利用者向けのテーブルがたくさん置いてありますが、あまり使われておらず、みなさんラウンジの中に席を取って食事したり休憩したりしていました。そんななか、夕刻前にスピーカーオンにしてビデオ通話したり動画を視聴したりしている宿泊客がおり、見かねた別の宿泊客が声のトーンを落としてほしいと頼んだほど。しかし、注意されてもあまり気に留めていない様子でした。ブッフェ提供の時間以外はスタッフが手薄になるようで、こうしたちょっと迷惑な人がいるとラウンジ利用を存分に楽しむことができません。翌日も、同じ人がラウンジにバスローブ姿で現れ、さすがに中に入るのは止められたらしく、外からラウンジ内にいる仲間に呼びかけてラウンジの入口に留まって話始め、顰蹙を買っていました。シーズンにもよると思いますが、1泊200€くらいの部屋からラウンジを利用できるので、この小さな部屋にキャパを超える利用客が訪れることは容易に想像できます。JWマリオットベルリンには会議室がいくつもあるので、稼働していない部屋をラウンジとして開放してもいいんじゃないかなと個人的には思いました。

朝食会場 The Market

朝食会場はとても広く、ブッフェの品数もたくさんありました!混雑していたのでブッフェブース自体は写真に収めることができませんでしたが、ハチミツが巣蜜の状態で取り放題になっていてちょっと驚きました。席数が多いので、完全セルフサービスです。ブースの真ん中のキッチンにいるシェフにお願いすると、そこでオムレツもしくは目玉焼きを作ってもらうことができます。

ブッフェ一例

ブッフェ例その2

オムレツは好きな具材を伝えてその場で作ってもらえます。

オムレツはできたて熱々を食べられる

JWマリオットベルリンのバー BAR26

地上階にはムーディーなバーがあって、月曜から土曜まで夜6時~深夜1時、お酒を楽しむことができます。カクテルメニューはそんなに種類がありませんが、店員さんはとても感じが良くて、頼んだお酒も美味しかったです。カクテルは1杯12€(1€162円換算で約2000円)くらいからありました。

JWマリオットホテル Bar26

カクテル

プール&サウナ

滞在中、ホテル内のインドアプールとサウナにも行ってみました。プールは全長10メートルくらい、幅は5メートルくらいでしょうか。そんなに広くはありませんが、10歳くらいの男の子が2人、40代くらいの男性が1人で泳いでいて、そこに私たち2人が加わってまあまあ快適に過ごせるようなサイズ感でした。サウナは6人くらい入ったら満員と感じるくらい(実際はもっと座れます)の規模。ホテルの大きさが505室なので、その室数に対してかなり小さいのではないかと思いました。朝は前述した通り人が少なく、サウナは貸し切り状態だったので、十分温まることができました。

JWマリオットホテルベルリンの良かった点、残念だった点

前回滞在したときはマリオットホテルベルリンでかなり快適に過ごせたので、JWマリオットに対する期待値は結構高めでした。それを踏まえてまずは良かった点を紹介したいと思います。

良かった点
  • スタッフがみんなフレンドリーで感じが良く素晴らしい
  • コンシェルジュが話しやすい
  • 立地が良く、バス停からは数分、地下鉄・電車駅からは適度に散歩ができる距離
  • プレミアムスイートの部屋からホテル内を歩き回らずに朝食会場やラウンジへアクセスできた
  • ロビーが明るくきれい
  • サウナが機能している
  • タクシーがホテル前に常に待機している

JWマリオットホテルで驚かされたのはスタッフのホスピタリティの高さでした。対応してくれたほぼ全てのスタッフが気さくに話しかけてくれ、部屋でのトラブルも全く気にならないくらい、気配りを感じるサービスでした。フロントに行ってテレビのリモコンの電池が悪くなっていることをフロントスタッフに伝えると、彼女はその場ですぐ担当者に電話をかけてくれました。そのスタッフ間の電話のやり取りも、聞いていて相手への思いやりを感じる気持ちの良いもので、そこには前回のマリオットホテルで感じた高圧的な雰囲気は微塵もありませんでした。

残念だった点

続いて、残念だった点を記しておきたいと思います。

  • ラウンジが狭い
  • ラウンジの利用客がうるさくて寛げなかった
  • 設備の古さを感じる部分あり
  • 朝食が普通
  • 施設が広すぎて朝食会場から一番近いトイレが結構離れている

マリオットホテルとJWマリオットホテルのラウンジを比較した際、ビジネス利用で静かに仕事をする必要があったり、子どもとの宿泊でゆっくりしたい場合はJWではなくマリオットホテルのラウンジがおすすめです。ただ、JWマリオットホテルは本当にホテル館内が広くていたるところにソファがあり、人もまばらなので、ラウンジ以外のそういったスペースでは集中して仕事ができたりするかもしれません。朝食に関しては圧倒的にマリオットホテルの方が美味しいです。

JWマリオットホテルはイベントホールや結婚式会場としての強みがありますが、その広さゆえに部屋の場所によっては館内をかなり歩き回らなくてはならなくなります。予約する際にはエレベーター近くの部屋を希望、など一言リクエストを添えたほうがよいかと思います。

 

いかがだったでしょうか。ベルリンのマリオットホテル、そしてJWマリオットホテルはどちらもポツダマープラッツから近いので、どちらがよいか迷ったときの参考になれば幸いです。みなさんはどちらがタイプですか?個人的には部屋の雰囲気はマリオットホテルのモダンな感じが好きですが、夫はJWマリオットホテルのプレミアムスイートのクラシカルな内装が気に入ったみたいでした。ホスピタリティは断然JWマリオットが高いので、JWマリオットに宿泊されることがあればぜひ、スタッフの方との会話を楽しんでください。

それではまたよかったら遊びにきてください♪みなさま、よい1週間の始まりを!

ドイツのベルリンでマリオットホテルに宿泊!ラウンジ滞在記

だんだんと寒さが薄れてドイツは春めいてきました。2月ももう後半に差し掛かってきましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。私はほんのり目がかゆくて、今年から新たな花粉(おそらくハシバミ)に反応しているようです。。。

さて、本日は先月大使館訪問のためベルリンへ行った際に宿泊したマリオットホテルについて記録しておこうと思います。

<目次>

日本大使館に近いポツダマープラッツで宿探し

今回大使館に用事があったので、大使館から近く、そしてモールオブベルリンやユニクロソニーセンターが位置しているポツダマープラッツで宿を探して金曜日から2泊滞在することにしました。

ベルリン マリオットホテル 吹き抜け

滞在したマリオットホテルの中はとてもきれいで清潔感があり、好感が持てました。この吹き抜け、迫力がありますよね!高所恐怖症の方、すみません。1階にはカフェバー、喫煙ラウンジ、レストラン(朝食会場)、パソコンスペースなどがあります。


マリオットホテル ベルリンのロケーション

住所:Inge-Beisheim-Platz 1, 10785 Berlin

ちなみにマリオットホテルから日本大使館へはバス(200番か、M85とM29)もしくは徒歩(約20分強)で行くことができます。

マリオットホテル ベルリンで宿泊した部屋について

宿泊費用(1月の週末、2名1室2泊)

今回宿泊した部屋は広さ64平米のエグゼクティブスイートルームで、ラウンジアクセス権がついています。宿泊費は宿泊日の2週間前にネット予約をした際にオンラインで全額前払いし、2泊で622€(予約当時のレートで1泊あたり49150円)でした。現地ではチェックアウト時にホテル代(税抜き金額)の5%をベルリンのシティタックスとして支払う必要があり、27.5€(当時のレートで4350円)かかりました。

ルームキーとラウンジ利用案内

当日は朝10時頃にホテルに到着し、15時のチェックインまでなにしよう~と思っていたらすぐにチェックインさせてもらえました。ちょうどタイミングよくラウンジで朝食も確認することができてラッキーでした。ラウンジについては後程詳しく書きたいと思います。まずはお部屋の紹介からどうぞ。

リビング

エグゼクティブスイート リビング

エグゼクティブスイート リビングTV

エグゼクティブスイート リビング ランプ

特徴的なランプの光が生み出す模様がまるで水面に映る光のようでリラックスを誘います。

リビング

バウハウスアンペルマンの本

ケトルとアイスボックス

持ち込んだ飲み物を入れられる冷蔵庫

さりげなくバウハウスの書籍が置いてあり、その隣にケトル、冷蔵庫などが設置されていました。冷蔵庫にはなにも入っていませんが、ラウンジで飲み物をいただくことができます。

ネスプレッソ

テーブルの上にはネスプレッソのカプセルと紅茶のティーバッグなどが完備されています。10時過ぎにチェックインした際はこの状態で、他にはなにも置いてありませんでした。ところが、夕方部屋に戻るとサプライズが。

チョコレートとスパークリングワイン

マリオットラベル ゼクト

わー♡ターンダウンサービスの際に持ってきてくれたのでしょうか。スパークリングワインとチョコレートがテーブルに置いてあり、テンションが上がりました!ゼクトは辛口と書いてあるものの、結構甘めで飲みやすく、チョコレートも3種類くらいあって全て美味しかったです。

夜のライト

ターンダウンでカーテンが引かれた部屋の中で輝くライトはまた違った表情で、とても素敵で気に入りました。

つづいてベッドルームを見てみましょう。

寝室

エグゼクティブスイート 寝室

炭酸なしのお水

床の絨毯やソファなど統一感があり、落ち着いたシックな雰囲気。ベッドサイドには無料のお水(どこかで見たことがある…)が置いてあります。

キングサイズベッド

ベッドの上にハリボー

ターンダウンの際に置いてくれたと思われるハリボー。ルームサービスの札と一緒にベッドに添えてありました。ちなみに翌日はたまたま部屋に帰ってきたタイミングでターンダウンのサービスの方が来てくれて、小さなメントスを2つくれました。日本でいうところの駄菓子ですが、なにかをくれるのって、なんだか気にかけてくれてるように感じて嬉しい気持ちになりませんか。

寝室のチェスト

スリッパとバスローブは1組ずつしかなかったので、プール&サウナに行く前にフロントにもう1組ずつお願いして持ってきてもらいました。

寝室からバスルームへ

棚は完全に閉めるとこんな風にすっきりとした印象に。

つづいてバスルームへ移動します。

バスルームとアメニティ

バスタブとシャワー

写真では少し狭く見えるかもしれませんが、実際に使用してみると十分ゆったりとしてリラックスできるスペースになっていましたよ。

シャンプー・コンディショナー・シャワージェル

洗面台とトイレ

石鹸

アメニティ

アメニティはイギリスのブランドThis Worksのもの。体内時計と連動することを意識して作られたコスメで、自然由来の成分にこだわった製品として全世界展開されています。

バスルームから玄関へ

ここ、実は玄関に通ずる扉が備え付けられているので、部屋の中をぐるっと回遊することができるんです。

玄関には写真左手に写っている手袋やマフラーなどを置くのに便利な小物を置ける台、その対面には上着などを掛けておけるチェストが配置してあります。

鏡付きチェスト

開けるとライトが点灯

お部屋はとても清潔感があって落ち着いた雰囲気があり、個人的にはとても好みのタイプでした!

さて、つづいてはいよいよラウンジに潜入してみたいと思います。

エグゼクティブラウンジ

エグゼクティブラウンジ

ラウンジ営業時間案内


ラウンジは最上階の10階にあり、ルームキーをかざして入室します。結構扉が重たくてはじめての利用時にはなかなか開けられずに中からスタッフの人に開けてもらいました(苦笑)

ソファ席エリア

テーブル席の方は人がいたので写真を撮っていませんが、2泊3日全体の滞在を通して満席になることはなく、いつ行っても気兼ねなくくつろぐことができて満足度の高いラウンジでした。

ラウンジからの景色(拡大しています)

10階とそこまで高層ではありませんが、写真のようにベルリンテレビ塔が見えたり、景色も楽しむことができます。

朝食

電車でサンドイッチ食べましたが…ラウンジで2回目の朝食

平日は6:30から10:30、土日祝は7:00から11:00が朝食タイムです。私たちはこのラウンジの他に1階のレストランでの朝食代が宿泊代に含まれていたので、どちらで食事をしてもOK、ということでチェックインの日にラウンジの朝食をチェックできたのはかなりお得だと思いました。

ここからは写真でラウンジでの朝食について紹介したいと思います。

まるで装飾品のようなフルーツ

パンとクロワッサン、デニッシュ

冷製オードブル チーズ・ハム・生ハム・サーモン

冷製ブッフェ カット野菜・クリームチーズ

冷製ブッフェ カットフルーツ

シリアル

温かいお料理 ベーコン・ソーセージ

温かいお料理 ベイクドポテトスクランブルエッグ

食事はセルフサービスのブッフェ形式で、そんなに広さがないスペースの割にはかなり充実した内容だと感じました。

飲み物

コーヒーマシン完備

種類豊富な紅茶類

炭酸水やリンゴ・オレンジジュースはタッチパネルで

タッチパネル

アルコールの提供は17:30-23:00となっています

冷蔵庫

夜のアルコールについて写真を取り損ねてしまいましたが、17:30から23:00の間はお酒が提供されます。種類は白・赤ワイン、マリオットラベルのスパークリングワイン、セルフサーバーのビール、瓶ビールがありました。

夜ブッフェ

朝よりも人がいたのでブッフェのお皿は写真に収めていませんが、今回私がよそったものを紹介します。

前菜ブッフェ、メインに鶏むね肉とクスクスのカレー風味

1日目:チョコブラウニー、ベリーのクランブル

2日目:ババロア、リンゴのコンポートとムース


今回のベルリン滞在は行きたいレストランがあってホテルの外で食事を楽しみましたが、ラウンジで食事を済ませることができそうなほど味もしっかり美味しくて、さらに前菜の種類が豊富で驚きました。デザートもとても本格的で満足でした。

12:00-17:00の間はスイーツとペイストリーが提供されるようです。私たちは残念ながら外出していたので体験する機会はありませんでした。それでも朝夕とブッフェを楽しんだり、気軽にコーヒーやジュースなどがいただけるオアシスのような場所がホテルにあることは、寒い冬の街歩きに元気を与えてくれました。ホテルに戻ってからもリフレッシュできる空間が待っている、と思うとなんだか安心できます。

 

さて、初日にラウンジで朝食ブッフェを体験した私たちは2日目の朝は1階のレストランへ行きました。結果としてとても美味しかったので、2日連続で1階の朝食会場でいただきました。次はそのレストランでの朝食をご紹介します。

朝食レストラン Midtown Grill

レストランの受付で部屋番号を伝えて席に案内してもらったら、飲み物と卵料理をオーダーします。パンケーキ、ワッフルもオーダーできるので、ぜひ頼んでみてください。コーヒーは小さなサーバーを持ってきてくれます。

卵料理メニュー&スパークリングワイン

具だくさんオムレツ

エッグベネディクト

白身のオムレツ・ワッフル

大きなパンケーキ

ワッフルはサクッとしていて、パンケーキはふんわりと軽い食べ心地が印象的でした。ドイツの粉ものは大抵ずっしりと重たいので、夫と2人で米粉でも使われているんじゃないかと話したくらい。

ブッフェ

少し混んでいたので全ては撮影できませんでしたが、一部ブッフェコーナーを紹介します。

飲み物コーナー

パンとパンプディング

ベジタリアンコーナーとチーズたち

前菜コーナー:生ハム、各種ハム、スモークサーモン、魚の酢漬け

温かいお料理:ベーコン、ソーセージ、スクランブルエッグ

写真にはありませんが、カットフルーツ&ヨーグルト・シリアルコーナーが受付のすぐ後ろにあり、そこのフルーツの美味しさに感動しました。キウイは丁寧に皮をむかれてあるし、メロンは取ったもの全て甘くて、ついついたくさん食べてしまいました…。

Midtown Grill 営業時間

平日はランチもあるみたいなので、今度機会があったらぜひ行ってみたいと思う美味しさでした!ウェブサイトから予約(ランチ、ディナー)もできるので、ネット予約の気軽さもいいですね~。

  • 平日 6:30-10:30, 12:00-15:00, 17:00-23:00
  • 土曜日 7:00-11:00, 17:00-23:00
  • 日曜日 7:00-11:00

Midtown Grill | Steak House Restaurant | Berlin | Potsdamer Platz

マリオットホテル ベルリン 良い点と悪い点(2024年1月滞在時)

今回の滞在で私が感じた良い点と悪い点をまとめてみたいと思います。まずは良い点から。

  • 朝食レストランの食事が美味しい
  • 施設・部屋が清潔かつモダンでおしゃれ
  • 朝食レストラン、ラウンジの係員の感じが良い
  • ラウンジの客層が落ち着いている
  • ラウンジがそこまで混雑しない
  • ラウンジの食事が美味しい
  • ポツダマープラッツの駅から至近

初めてホテルのラウンジを利用したのですが、かなり居心地がよく、日本人の方のブログでレビューを拝見すると「子供連れでも利用しやすい」という声があって、実際に行ってなるほどなと思いました。朝は朝食会場のレストランより人が少ないので、落ち着いて自分のペースでゆっくり食事をとることができます。そして、ラウンジで皿の片づけをするスタッフの方々はなにか尋ねられたら丁寧に対応、それ以外はくつろいだりパソコンを広げて仕事をする宿泊客の邪魔にならないよう、黙々と仕事をこなしており、安心感がありました。さらに、食事も期待していなかったのですが、十分な質と量があって驚きました。

つづいては良くなかった点を挙げてみます。

  • レセプションのスタッフが感じ悪い
  • サウナがぬるくて出た後寒かった

なぜか、チェックインの際に「…スイートを予約しましたか?」と確認されました。若干戸惑っているような表情だったので、事前に支払いも済ませているのに不安になりました。また、受付時にデポジットとして100€をカードからブロックされるシステムで、宿泊費決済のカードではなく別のカードに変えてもらったところ、翌日に230€ほどがまた引かれており、フロントに確認しに行きました。そのときのレセプションスタッフは間違いだからすぐ戻ってくるという話でした。しかし、翌日になっても決済が解消されなかったため、チェックアウトを担当してくれた方にも聞いてみたところ、「それで問題ない。毎回起こることでよくされる質問だし、私たちにはどうしようもない。2週間経って払い戻しされない場合はここに連絡を」とメールアドレスと電話番号が書かれたカードを渡されました。レセプションスタッフの対応が人によって変わる上にやや威圧的で私の不安に寄り添ってもらえていないと感じました。そのスタッフに部屋は問題なかったか、と尋ねられて大丈夫だと答えると、当然だとでも言わんばかりの顔を返してきて終始高飛車な印象を受けました。

サウナは朝8時前にプールを利用した後入りました。全く暑くなく、単に湿気のある部屋と化していたので早々に出た私たち。部屋に戻ってから熱いシャワーを浴びたくなるほど冷えたサウナで残念。

総合的には、(サウナ好きにはおすすめできないものの、)部屋と食事にかなり満足したのでフロントスタッフの感じの悪ささえ我慢すれば素晴らしいホテルだと思います。

まとめ

ポツダマープラッツはベルリン中央駅からもアクセスしやすく、徒歩圏内にエンタメ施設や飲食店が多い上に、ショッピングモールもあるのでとてもおすすめです。さすがはドイツの首都だけあって、ベルリンは利便性が高い!2月に同じポツダマープラッツが最寄りのJWマリオットホテルに宿泊したので、比較記事を書こうかと思います。良かったらまた遊びに来てください^^

リッツカールトン ヴォルフスブルク滞在記

2024年に入り早くも1週間が過ぎました。元旦に起きた地震の被害に遭われた方々の一刻も早い心と身体の回復を祈ります。

 

さて、今思い返せば2023年は瞬く間に過ぎて、その間全然ブログを更新していませんでした。個人的なメモとしての意味合いが濃いこのブログですが、家族や友人から「読んでるよー」と声を掛けてもらえたり、初めましての方からメッセージをもらえたりと、つながりやご縁を感じることができる大切な場でもあります。2024年はもう少し更新できたらなと思うので、今後もお付き合いいただけたら嬉しいです!ということで、2024年の書初めは昨年9月に行ったヴォルフスブルクのホテルについてを記録したいと思います。

<目次>

ヴォルフスブルクとは

フォルクスワーゲンアリーナ

ドレスデンから約300キロほど離れたニーダーザクセン州に位置するヴォルフスブルクフォルクスワーゲンの本社があり、観光名所としては同社の博物館、アウトレットモールがあります。私たちはフォルクスワーゲンアリーナというスタジアムでサッカーの試合を観戦するため、車で出かけました。サッカーチケットについて以前記事を書いたので、参考までに↓

 

www.et-chandon.com

リッツカールトン フォルクスワーゲンアリーナ最寄りのホテル

リッツカールトン ヴォルフスブルク

 

夜のサッカー観戦のため、1泊できるホテルを探したところ、一番近いホテルがリッツカールトンでした。フォルクスワーゲンアリーナには徒歩でアクセスできます。行ってみてわかりましたが、フォルクスワーゲンの敷地内にホテルがあるようなイメージで、宿泊者は無料で博物館に入れます。私たちもチェックアウト後に博物館へ見学に行き、博物館のレセプションでその旨を告げると問題なく入館できました。どうやらフォルクスワーゲンに車を取りに来た購入者がよく宿泊するホテルのようです。

 

リッツカールトン 宿泊した部屋

リッツカールトン ヴォルフスブルク エグゼクティブスイート

今回宿泊したお部屋はエグゼクティブスイートというタイプで、マリオット系列のポータル、ボンヴォイから1泊予約をしました。お部屋の広さは71平米、価格は480.20€(当時のレートで76000円弱)。ホームページの写真が今一つ広さを感じない絵だったのですが、現実のお部屋は足を踏み入れてすぐその広さに大興奮して写真を撮りまくるほど素敵でした。ということで、さっそく部屋を紹介したいと思います!

玄関

まずは玄関スペースから。

 

リッツカールトン ヴォルフスブルク エグゼクティブスイート 玄関

出し入れが可能なラゲッジスペースがあって、ベンチとしても使えます。アウトレットモールで買い物をした後だったので、荷物スペースが広くて助かりました。

玄関横チェスト

こちらの収納棚にはアイロン台、スリッパ、クリーニングの案内がありました。

トイレその1

化粧室その1

こちらは玄関入って左手にあるお手洗い。サブトイレとは思えないほど洗面台が広くて明るい!

ゆったりしたトイレ

サブトイレに腰掛

明るくて広くて清潔感のある化粧室でした。トイレに電話が引いてあるのって安心感があっていいですね。

リビング

リビングスペース

シックな色合いの家具とカーペットが落ち着いた雰囲気のリビング。窓が大きく、部屋をより大きく見せています。

お部屋から見える景色

大きな窓からは青空と芝の瑞々しい緑が目に入ってきます。静かな水面もリラックスを誘いますよね。

リビング

続いてはリビングの備品をチェック。まずは電話とペンの下の収納スペースを開けてみましょう。

収納スペース

うーん、何を入れるのかあまり思いつきませんね。。。右手のコーヒーマシン類を見てみましょう。

 

グラス類とコーヒーマシン お水は無料

2名で宿泊なのにボトルが4本もありました!(正直なところ、このお水はそんなに美味しくありませんでしたが。。。)全て炭酸なしのお水でした。フロントにもジムにもペットボトルのお水が大量に置いてあって、お水に困ることは滞在中ありませんでした。ただ、我が家は炭酸水派なので持参しました。

カプセル&ティーバッグ類

ティーバッグが変わった形

ロンネフェルトの緑茶とフルーツティーのバッグ。あまり見たことない形をしています。

冷蔵庫の中は空

「冷蔵庫は個人のものを入れてください。飲み物はルームサービスで注文できます。」

冷蔵庫にはなにも入っていませんでしたが、電話で注文できるみたいでした。

寝室

寝室

リビングの横には寝室があります。コーナールームで窓が広く大きいので開放的な雰囲気。

キングサイズベッド

ベッドルーム

テレビモニターが寝室だけで2つもありました!書棚には車やデザイン関連の書籍が置いてあって、知的で上品な印象。ベッドの掛布団が2枚あるのも何気に高ポイント。

コンセント

ベッドサイドには電源が十分に配置されていました。

バスルーム

縦長のバスルーム

洗面台2つの間にバスタブが配置されたバスルーム。モザイクタイルがさり気ないおしゃれを演出しています。

バスタブ

お風呂のお湯を張るときに最初茶色の水が出てきてびっくりしましたが、それに気を付けさえすれば快適です。

バスローブその1

1枚はバスルームに、もう1枚のバスローブは脱衣スペースにあるクローゼットにかかっていました。

シャワー

バスルーム奥側の扉はシャワー室。シャンプー類は全てフランスのディプティックのもの。

トイレ(2つ目)

バスルーム入って左手の扉はトイレです。

 

アメニティ

他の備え付けアメニティを見てみましょう。

洗面台その1

ハンド&ボディクリーム

洗面台にはディプティックのボディクリームが1ボトル配置されていて、自由に試すことができます。ただし、持って帰るのはNG!お部屋から家に持って帰ると後から59€チャージされてしまうので気をつけてください。

アメニティ

ディプティックの石鹸

アメニティ2

箱から出してみた図

バスルームにあったアメニティはヨーロッパのホテルの割に結構充実していました!

  • ハンド&ボディクリーム
  • マウスウォッシュ
  • コットン
  • 綿棒
  • シャワーキャップ&ヘアゴ
  • 歯磨き粉&歯ブラシ
  • 剃刀&フェイスクリーム
  • 爪やすり
脱衣スペース

写真がないですが、バスルームに入る手前には脱衣スペースがあって、姿見と腰掛が置いてありました。その横のクローゼットの写真も載せておきます。

クローゼット

もう1枚のバスローブはこちらに収納されています。

金庫

もう一つの棚には小さな金庫が設置されていました。

スパ&フィットネス

スパ&フィットネス

このホテルには屋外プール、フィットネスジム、サウナがあり、宿泊客は無料で利用できます。写真のウッドデッキの建物はジムとサウナで、奥に見えている川の手前にまるで川の一部であるかのように配置されたプールがあります。このウッドデッキに出る前にホテルの本館にスパの受付があり、そこでロッカーのカギを借りることができます。なお、プールとサウナはロッカーキーが違うので、受付ではプール利用なのかサウナ利用なのか伝えてあげてください。

ホテルからウッドデッキに出てプールへ

写真では1階に見えますが、スパの受付はホテル地下のフロアにあります。

 

サウナは写真撮影禁止のため残念ながら写真を投稿できませんが、ドライとスモークの2種類あり、シックかつゴージャスなタイル貼りが大人な雰囲気でした。私たちが利用したときは夏だったこともあり、誰もほかの利用者がおらず貸し切り状態で使うことができました。夏場のサウナはねらい目かもしれません。

ちなみにプール利用者を観察していたところ、部屋から水着にバスローブで着てロッカーも借りずに、すぐ日光浴を楽しんだりプールで泳いだりしている人が多かったです。日本人にはなかなかハードル高いですが、郷に入っては郷に従えということで、ぜひ機会があったらチャレンジしてみてください。

プール!

リッツカールトンの朝ごはん

素敵なテーブルセッティング

サッカーの試合の翌日、日本代表の勝利の余韻に浸りながら最高に気持ちの良い朝、リッツカールトンの朝食をいただきました(笑)

 

朝食会場

ロビーのフロアが朝食会場で、スタッフの人に席まで案内してもらいます。サッカー観戦で滞在している日本人の方と互いにお祝いの言葉を掛け合いながら着席。

飲み物と卵料理についてスタッフの方が聞いてくださるので、それをオーダーしてからいざブッフェへ!

 

ここからは写真でブッフェを紹介します!

朝食ビュッフェ1

数種類のスモークサーモン

チーズ

シリアルとドライフルーツ

パン1

パン2

スクランブルエッグ、クレープ、お豆のトマトソース

お惣菜

朝食

あまり記憶がはっきりしませんが、私はエッグベネディクトを頼んだような気がします。とにかくラタトゥイユのようなお料理とフムスが美味しくて、ベジタリアンの人でもきっと満足な朝食でした。

こちらは夫が頼んだオムレツ。

オムレツ

卵料理のオーダーを取りに来てくれた人がすごく感じがよくて、ドイツではあまりないサービスの質の高さを感じました。

 

アフタヌーンティー

試合の翌日は15時からホテルのアフタヌーンティーを予約していたので、チェックアウトした後はフロントで荷物を預けて博物館をゆっくり楽しみ、予約時間に合わせてまたホテルへ戻ってきました。

ロビー

アフタヌーンティーの会場は朝食をいただいたところと同じ、ロビーフロアです。

アフタヌーンティー お茶のメニュー

アフタヌーンティーは1人45€ お茶を2時間頼み放題です

追加料金かかりますが、スパークリングワインなども頼めます

眺めの良い窓際の席が用意されていて、優雅な気分でお茶の飲み放題が始まります。

お茶飲み放題

大きなティーポットにたっぷり用意されたお茶はどれも香り豊かで美味しい!ドイツ在住のあるあるでしょうか、たくさんの種類があっても希少な日本茶中国茶ばかり頼んでしまいます(苦笑)ちなみにポットは余裕で3杯くらい飲めるので、頑張って3種類くらいしか頼めませんでした。

朝食ブッフェでお腹いっぱいだったのでお昼ご飯はスキップした私たち。アフタヌーンティーで出てきた軽食とスイーツがこちら。

リッツカールトンのアフタヌーンティー

ふぉぉー!!ドイツらしからぬ繊細な見た目をしています!!

セイボリー:サーモンタルタルオレンジクリームのブリオッシュ載せ、キュウリとディルのオープンサンド、シーザーサンド

スコーン:トンカ豆とオレンジのスコーン、ホワイトチョコレートとオート麦のスコーン

スイーツ:レッドベルベットフランボワーズ、ブルーベリーとレモンのムース、ココナツとライムのムース

小さいながらも味は全部美味しくて、ぺろっと平らげてしまいました。スコーンはジャムとクロテッドクリームが添えてありましたが、そのまま食べて十分に味が付いています。結構甘めのスイーツ系スコーンでした。

ムースの断面図

何度も言うようですが、ドレスデンにはこんなに美しく繊細なお菓子は売っていないため、東ドイツでこのような見目麗しいスイーツが食べられたことにとても感動しました!

お茶飲み放題でさんざんお腹をたぽたぽにした割には食べ物が足りなかった食いしん坊の私たち。紅茶を追加せずに普通のメニューを見せてもらうことに。

飲み物メニュー

アルコールメニュー

食べ物メニュー

通常メニューでお茶はポットで頼むと9.5€(約1500円)するみたいです。アフタヌーンティーはそれが飲み放題なのでお得ではありますね。

そしてお腹が物足りなかった私たちが頼んだのがこちら。

サンドウィッチ24€

もちろん2人で半分こしましたが、かなりのボリュームでした!手作り感のある美味しいサンドウィッチでした。

 

リッツカールトン滞在記 まとめ

  • ヴォルフスブルクフォルクスワーゲンもしくはスタジアムに用事がある人は至近のリッツカールトン宿泊がおすすめ
  • マリオット系列のポータル、ボンヴォイにて会員価格&事前支払いだと公式価格より安く宿泊できる
  • 夏場はサウナが空いているのでねらい目
  • アフタヌーンティーは要予約
  • ホテル内にミシュラン3つ星レストラン Aquaがあり、ウェブサイトから予約可能
  • 宿泊者はフォルクスワーゲン博物館入場無料
  • ホテルのスパスタッフは英語苦手な人も

リッツカールトンは初めての宿泊でしたが、スタッフの感じが良いのと調度品の落ち着いたスタイリングが好印象でした。また、お部屋は1泊だけなのがもったいないほど過ごしやすい素敵な空間で大満足でした。窓が広くて借景が楽しめるのも気に入りました。自分へのご褒美や記念日など特別な日に宿泊するのもいいのではないでしょうか。

 

リッツカールトンでの滞在は私にとって思い出深い素敵な1日だったので、新年初回に書かせてもらいました。ヴォルフスブルクへ行く機会があればぜひ泊まってみてください。