明けましておめでとうございます。2025年が楽しい1年となりますように!さて、新年1記事目は年末ベルリンで宿泊したリッツカールトンがとても居心地よかったので、ホテルについて書いておきたいと思います。
<目次>
リッツカールトン ベルリン
リッツカールトン ベルリンの場所
住所:Potsdamer Platz 3, 10785 Berlin
リッツカールトン ベルリンはポツダマープラッツ駅から徒歩1分と非常に便利な場所に位置しています。同じホテル系列のマリオットホテルもすぐ隣にあります。今回はベルリンフィルハーモニーで年末コンサートを聴くために宿泊したのですが、会場まで歩いて15分ほどで到着。グランドハイアットホテルに比べるとカラヤンサーカスまで少し歩きますが、問題なく歩ける距離でした。
リッツカールトン ベルリンの料金
マリオットボンヴォイの会員サイトから2024年12月31日から2025年1月1日の素泊まり1泊を事前決済で宿泊2か月前の10月末に予約しました。クラブラウンジアクセス付きのお部屋は確か1000EUR越えだったのでちょっと手が出せず(苦笑)ラウンジ潜入はいつかまた別の機会に…(できたらいいな)!
- お部屋のタイプ:1キングベッド、デラックスゲストルーム
- 1泊2名(朝食なし)会員価格事前決済:625.8EUR(2024年10月末レートで約10万2900円)
リッツカールトン ベルリン年越しステイサプライズ
ベルリンのリッツカールトンは初めての宿泊で、予約してからずっと楽しみにしていました♪ そして大晦日当日、お高いホテルはチェックインのときに場違いな気がして緊張するのですが、フロントの担当クリストフさんにとっても気さくに対応していただき和みました。ウェルカムドリンクにシャンパンを勧められてフロントでいただきながら、初めての滞在だという話をしていたら、なんと朝食をプレゼントしますとのこと。お正月に開いているお店を探すのは大変なので、もともと朝食は追加するつもりだったのですが、にわかには信じられない申し出。ドイツの事務は信用ならないので、チェックアウト時に払うことになってもがっかりしないよう、内心喜びすぎないように自分に言い聞かせつつ、何度もお礼を言ってお部屋へ。
ゆっくり荷ほどきをして身支度をしていると、インターホンが。なんと年越しグッズのプレゼント!コーヒーマシンの調子が悪く、電話して人を呼んでもらっていたのでてっきりエンジニアの方かと思いきや、サプライズでした。いただいたシャンパンは家に持ち帰って大事に味わいました。
ルイ・ロデールのシャンパンは初めて飲んだのですが、味わい深くとても美味しかったです!
リッツカールトン ベルリンのお部屋
では今回滞在したキングサイズベッドのデラックスゲストルームというお部屋を紹介したいと思います。
玄関
写真を撮り忘れてしまったのですが、今回831号室で、玄関ドアの設えが表から見てとてもシックで素敵でした。
写真は内側から見たドア。ホテルのドアって非常口の情報とかが貼ってあったりして結構事務的な簡素な感じが多い印象ですが、リッツカールトンのエントランスは家のようにしっかりした扉!全身姿見の横には心憎い小物置があって、ハンドバッグや手袋などの小物を置くのに便利。床はヘリンボーン貼りになっていてさり気なくオシャレ。
写真に写っていませんが、クローゼットの中にはアイロン、アイロン台も完備されていました。スリッパは使い捨てですが、質が高くてあたたかい履き心地。
写真ではわかりづらいですが、濃い青色のパイピングが高級感漂うバスローブはゆったりとして着心地もよかったです。
収納は小さいながらも充実しており、(写真撮り忘れましたが)ピンチ付ハンガー、普通のハンガー、そしてドレス用のクッション付きハンガーが準備されていました。続いてバスルームとアメニティを写真でご紹介します。
バスルーム
金ぴか過ぎず、落ち着いたバスルームは私たちのお気に入りになりました。洗面台は持ってきた歯ブラシや洗面用具を置くスペースも十分にありましたし、トイレが個室になっているのも使い勝手がよかったです。難点はシャワーの出が少し弱いかなと思ったくらいでした。
寝室・リビングスペース
部屋の調度品はあたたかみのある落ち着いた色調でまとめられています。この寝具がとてもあたたかくて夫も私も非常に気に入りました。2024年の締めくくりをこのベッドで寝られて幸せでした!
お部屋の広さは40平米とゆったりしています。一見電源がどこにも見当たりませんが、実はソファの右端に電源ステーションが備えられていて、とても機能的。テーブルの上にはコンプリメンタリーのお水が用意されています。コンサートへ行く前に1本開けて少し飲んだところ、帰ってから見たら1本補充されていました。ターンダウンサービスのときに追加してくださったみたいです。ベッドサイドに別のチョコレートも置いてありました。
カードは切り離してポストカードとして使えるようになっており、ホテルに頼むと郵送代を負担してくれるみたいです。チョコレートの1つ(白い方)は梱包が半分解けてましたが、味はナッツ系のガナッシュのトリュフでとっても美味しかったです。
ベッドの向かいにはテレビが設えてあり、その下には冷蔵庫や食器類が収納された棚が置いてあります。写真はアルコール類が置いてある大人のコーナー。
常温のお酒が置かれた反対側の端には有料の炭酸水などお水が。ルームサービスのメニューが見られるQRコードも置いてありました。
冷蔵庫の中にはお酒とソフトドリンクがぎっしり冷やされていました。いずれも有料です。
引き出しにはお菓子類が!こんなにたくさん種類があるヨーロッパのホテルはあまり見たことがありません。こちらも有料です。
棚の真ん中にはコーヒーマシンが収納された引き出せる台がありました。紅茶類はロンネフェルト、コーヒーはネスプレッソです。ここには紙パック入りのお水が2本置いてありました。
コーヒーマシントラブル
ネスプレッソがずっと点滅したままで一向に抽出してくれないため、電話でヘルプを要請。エンジニアの方が見てくれた結果、電気系統のトラブルで、機械自体は壊れていないようでした。ただ、別の電源につなげないとマシンが動いてくれないということで、10分ほどして代わりのコーヒーが運ばれてきました。
トラブル対応に時間を割かれましたが、ポットにたっぷり入った熱々のコーヒーを楽しめたので結果ちょっとお得だった気がします。
ジム・スパ
地下1階にフィットネス(24時間)とサウナ、プール(午前6時から午後10時)がありますが、エリア内撮影禁止だったのでエントランスのみ写真に収めてきました。サウナは今回入りませんでしたが、ホットストーンの部屋とサウナがあるそう。プールは小さいながらプール端にジャグジー機能がついているなど工夫がされていて、あまり見たことがないタイプでした。
男性用は確認していませんが、女性用チェンジルームにはシャワー室の前にシャワーキャップやボディクリームなどお部屋にあるものと同様のアメニティ類が置いてありました。(化粧水や乳液等の基礎化粧品はありませんので、持参が必要です)ドライヤーも2,3台置いてあったと思います。
朝食会場 レストランPOTS
大晦日はコンサートの帰りに食事をしてグランドハイアットのバーで年越しをし、さんざん夜更かしをして朝起きてから湯舟にゆっくり浸かりました。1月1日の朝食は新年の朝のため、14時までOKとフロントで案内されていたのですが、こちらのホテルはチェックアウトが12時。チェックアウトしてから朝食を食べても大丈夫かどうか念のため電話で問い合わせ、問題ないこと(&朝食が無料でいただけること)が確認できたので、フロントでチェックアウトを済ませて荷物を預けて12時20分くらいに朝食会場のレストランPOTSへ入店。私たちは食事をゆっくり楽しもうと思って先にチェックアウトしましたが、レイトチェックアウトもお願いしたらできたと思います。
着席して少し待つと、飲み物の注文を取りにきていただけたので、カプチーノと一緒にチーズ、玉ねぎ、マッシュルーム入りのオムレツをオーダー。予想はしていましたが、ビュッフェコーナーは嵐の後のようにほとんど食事が残っておらず、オレンジジュースもグラスが全然残っていなかったのでレストランの一角から持ってきてセルフミモザ(シャンパン×オレンジジュース)作成コーナーのジュース瓶から拝借。
ピークは過ぎていたようで、オムレツや飲み物は想定よりも早く提供され、スピードはちょうど良かったです。オムレツのお味は普通だったものの、ケチャップが自家製のようでとても美味しかったです。コーヒーはカプチーノとラテマキアートを注文し、いずれも非常に美味でした。
はちみつが巣ごと置いてあったり、フルーツが豊富だったりと高級ホテルらしいメニューだったんですが、荒れ果てたビュッフェコーナーを載せるのは忍びないのでほんの少しだけ撮影してきたものを載せますね。
朝は8時から開いていたみたいなので、4時間も経ってから行ったら量も質もピークに比べて見劣りするのは当たり前ですよね。でも14時までオープンという太っ腹なサービスに驚かされ、そしてなにより今回無料でいただけたということに感謝感激でした。
まとめ(2024年年末宿泊時)
- 大晦日のリッツカールトン ベルリンはウェルカムドリンクのシャンパンなど特別感を演出するプチギフトがある
- 1月1日は午前8時から午後14時まで朝食が食べられる(ただし、12時頃にはお皿やグラス、食べ物の補充が十分に追い付いていなかった)
- フロント、ルームサービス、エンジニアまで、全てのスタッフがフレンドリーでホスピタリティを感じる
- 羽毛布団が至福の暖かさ
- ポツダマープラッツという立地が観光にもコンサート鑑賞にもうってつけ
ベルリンのリッツカールトンは1年頑張ったご褒美として奮発して予約したのですが、結果そのホスピタリティと居心地の良さに非常に満足。ちょっと背伸びしてみてよかったと思えるステイでした。2025年もまたお仕事頑張ろう、と思えた素敵な滞在になりました。今回の記事も最後まで読んでくださり、ありがとうございます。またぜひ遊びにきてください~!今年もよろしくお願いいたします。