だんだんと寒さが薄れてドイツは春めいてきました。2月ももう後半に差し掛かってきましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。私はほんのり目がかゆくて、今年から新たな花粉(おそらくハシバミ)に反応しているようです。。。
さて、本日は先月大使館訪問のためベルリンへ行った際に宿泊したマリオットホテルについて記録しておこうと思います。
<目次>
日本大使館 に近いポツダマープラッツで宿探し
今回大使館に用事があったので、大使館から近く、そしてモールオブベルリンやユニクロ 、ソニー センターが位置しているポツダマープラッツで宿を探して金曜日から2泊滞在することにしました。
ベルリン マリオットホテル 吹き抜け
滞在したマリオットホテルの中はとてもきれいで清潔感があり、好感が持てました。この吹き抜け、迫力がありますよね!高所恐怖症の方、すみません。1階にはカフェバー、喫煙ラウンジ、レストラン(朝食会場)、パソコンスペースなどがあります。
マリオットホテル ベルリンのロケーション
住所:Inge-Beisheim-Platz 1, 10785 Berlin
ちなみにマリオットホテルから日本大使館 へはバス(200番か、M85とM29)もしくは徒歩(約20分強)で行くことができます。
マリオットホテル ベルリンで宿泊した部屋について
宿泊費用(1月の週末、2名1室2泊)
今回宿泊した部屋は広さ64平米のエグゼクティブスイートルームで、ラウンジアクセス権がついています。宿泊費は宿泊日の2週間前にネット予約をした際にオンラインで全額前払いし、2泊で622€(予約当時のレートで1泊あたり49150円)でした。現地ではチェックアウト時にホテル代(税抜き金額)の5%をベルリンのシティタックスとして支払う必要があり、27.5€(当時のレートで4350円)かかりました。
ルームキーとラウンジ利用案内
当日は朝10時頃にホテルに到着し、15時のチェックインまでなにしよう~と思っていたらすぐにチェックインさせてもらえました。ちょうどタイミングよくラウンジで朝食も確認することができてラッキーでした。ラウンジについては後程詳しく書きたいと思います。まずはお部屋の紹介からどうぞ。
リビング
エグゼクティブスイート リビング
エグゼクティブスイート リビングTV
エグゼクティブスイート リビング ランプ
特徴的なランプの光が生み出す模様がまるで水面に映る光のようでリラックスを誘います。
リビング
バウハウス とアンペルマン の本
ケトルとアイスボックス
持ち込んだ飲み物を入れられる冷蔵庫
さりげなくバウハウス の書籍が置いてあり、その隣にケトル、冷蔵庫などが設置されていました。冷蔵庫にはなにも入っていませんが、ラウンジで飲み物をいただくことができます。
ネスプレッソ
テーブルの上にはネスプレッソのカプセルと紅茶のティー バッグなどが完備されています。10時過ぎにチェックインした際はこの状態で、他にはなにも置いてありませんでした。ところが、夕方部屋に戻るとサプライズが。
チョコレートとスパークリングワイン
マリオットラベル ゼクト
わー♡ターンダウンサービスの際に持ってきてくれたのでしょうか。スパークリングワインとチョコレートがテーブルに置いてあり、テンションが上がりました!ゼクト は辛口と書いてあるものの、結構甘めで飲みやすく、チョコレートも3種類くらいあって全て美味しかったです。
夜のライト
ターンダウンでカーテンが引かれた部屋の中で輝くライトはまた違った表情で、とても素敵で気に入りました。
つづいてベッドルームを見てみましょう。
寝室
エグゼクティブスイート 寝室
炭酸なしのお水
床の絨毯やソファなど統一感があり、落ち着いたシックな雰囲気。ベッドサイドには無料のお水(どこかで見たことがある…)が置いてあります。
キングサイズベッド
ベッドの上にハリボー
ターンダウンの際に置いてくれたと思われるハリボー 。ルームサービスの札と一緒にベッドに添えてありました。ちなみに翌日はたまたま部屋に帰ってきたタイミングでターンダウンのサービスの方が来てくれて、小さなメントス を2つくれました。日本でいうところの駄菓子ですが、なにかをくれるのって、なんだか気にかけてくれてるように感じて嬉しい気持ちになりませんか。
寝室のチェスト
スリッパとバスローブは1組ずつしかなかったので、プール&サウナに行く前にフロントにもう1組ずつお願いして持ってきてもらいました。
寝室からバスルームへ
棚は完全に閉めるとこんな風にすっきりとした印象に。
つづいてバスルームへ移動します。
バスルームとアメニティ
バスタブとシャワー
写真では少し狭く見えるかもしれませんが、実際に使用してみると十分ゆったりとしてリラックスできるスペースになっていましたよ。
シャンプー・コンディショナー・シャワージェル
洗面台とトイレ
石鹸
アメニティ
アメニティはイギリスのブランドThis Worksのもの。体内時計と連動することを意識して作られたコスメで、自然由来の成分にこだわった製品として全世界展開されています。
バスルームから玄関へ
ここ、実は玄関に通ずる扉が備え付けられているので、部屋の中をぐるっと回遊することができるんです。
玄関には写真左手に写っている手袋やマフラーなどを置くのに便利な小物を置ける台、その対面には上着 などを掛けておけるチェストが配置してあります。
鏡付きチェスト
開けるとライトが点灯
お部屋はとても清潔感があって落ち着いた雰囲気があり、個人的にはとても好みのタイプでした!
さて、つづいてはいよいよラウンジに潜入してみたいと思います。
エグゼクティブラウンジ
エグゼクティブラウンジ
ラウンジ営業時間案内
ラウンジは最上階の10階にあり、ルームキーをかざして入室します。結構扉が重たくてはじめての利用時にはなかなか開けられずに中からスタッフの人に開けてもらいました(苦笑)
ソファ席エリア
テーブル席の方は人がいたので写真を撮っていませんが、2泊3日全体の滞在を通して満席になることはなく、いつ行っても気兼ねなくくつろぐことができて満足度の高いラウンジでした。
ラウンジからの景色(拡大しています)
10階とそこまで高層ではありませんが、写真のようにベルリンテレビ塔 が見えたり、景色も楽しむことができます。
朝食
電車でサンドイッチ食べましたが…ラウンジで2回目の朝食
平日は6:30から10:30、土日祝は7:00から11:00が朝食タイムです。私たちはこのラウンジの他に1階のレストランでの朝食代が宿泊代に含まれていたので、どちらで食事をしてもOK、ということでチェックインの日にラウンジの朝食をチェックできたのはかなりお得だと思いました。
ここからは写真でラウンジでの朝食について紹介したいと思います。
まるで装飾品のようなフルーツ
パンとクロワッサン、デニッシュ
冷製オードブル チーズ・ハム・生ハム・サーモン
冷製ブッフェ カット野菜・クリームチーズ
冷製ブッフェ カットフルーツ
シリアル
温かいお料理 ベーコン・ソーセージ
温かいお料理 ベイクドポテト ・スクラン ブルエッグ
食事はセルフサービスのブッフェ形式で、そんなに広さがないスペースの割にはかなり充実した内容だと感じました。
飲み物
コーヒーマシン完備
種類豊富な紅茶類
炭酸水やリンゴ・オレンジジュースはタッチパネルで
タッチパネル
アルコールの提供は17:30-23:00となっています
冷蔵庫
夜のアルコールについて写真を取り損ねてしまいましたが、17:30から23:00の間はお酒が提供されます。種類は白・赤ワイン、マリオットラベルのスパークリングワイン、セルフサーバーのビール、瓶ビールがありました。
夜ブッフェ
朝よりも人がいたのでブッフェのお皿は写真に収めていませんが、今回私がよそったものを紹介します。
前菜ブッフェ、メインに鶏むね肉とクスクスのカレー風味
1日目:チョコブラ ウニー、ベリーのクランブル
2日目:ババロア 、リンゴのコンポートとムース
今回のベルリン滞在は行きたいレストランがあってホテルの外で食事を楽しみましたが、ラウンジで食事を済ませることができそうなほど味もしっかり美味しくて、さらに前菜の種類が豊富で驚きました。デザートもとても本格的で満足でした。
12:00-17:00の間はスイーツとペイストリーが提供されるようです。私たちは残念ながら外出していたので体験する機会はありませんでした。それでも朝夕とブッフェを楽しんだり、気軽にコーヒーやジュースなどがいただけるオアシスのような場所がホテルにあることは、寒い冬の街歩きに元気を与えてくれました。ホテルに戻ってからもリフ レッシュできる空間が待っている、と思うとなんだか安心できます。
さて、初日にラウンジで朝食ブッフェを体験した私たちは2日目の朝は1階のレストランへ行きました。結果としてとても美味しかったので、2日連続で1階の朝食会場でいただきました。次はそのレストランでの朝食をご紹介します。
朝食レストラン Midtown Grill
レストランの受付で部屋番号を伝えて席に案内してもらったら、飲み物と卵料理をオーダーします。パンケーキ、ワッフルもオーダーできるので、ぜひ頼んでみてください。コーヒーは小さなサーバーを持ってきてくれます。
卵料理メニュー&スパークリングワイン
具だくさんオムレツ
エッグベネディクト
白身 のオムレツ・ワッフル
大きなパンケーキ
ワッフルはサクッとしていて、パンケーキはふんわりと軽い食べ心地が印象的でした。ドイツの粉ものは大抵ずっしりと重たいので、夫と2人で米粉 でも使われているんじゃないかと話したくらい。
ブッフェ
少し混んでいたので全ては撮影できませんでしたが、一部ブッフェコーナーを紹介します。
飲み物コーナー
パンとパンプディング
ベジタリアン コーナーとチーズたち
前菜コーナー:生ハム、各種ハム、スモークサーモン、魚の酢漬け
温かいお料理:ベーコン、ソーセージ、スクラン ブルエッグ
写真にはありませんが、カットフルーツ&ヨーグルト・シリアルコーナーが受付のすぐ後ろにあり、そこのフルーツの美味しさに感動しました。キウイは丁寧に皮をむかれてあるし、メロンは取ったもの全て甘くて、ついついたくさん食べてしまいました…。
Midtown Grill 営業時間
平日はランチもあるみたいなので、今度機会があったらぜひ行ってみたいと思う美味しさでした!ウェブサイトから予約(ランチ、ディナー)もできるので、ネット予約の気軽さもいいですね~。
平日 6:30-10:30, 12:00-15:00, 17:00-23:00
土曜日 7:00-11:00, 17:00-23:00
日曜日 7:00-11:00
Midtown Grill | Steak House Restaurant | Berlin | Potsdamer Platz
マリオットホテル ベルリン 良い点と悪い点(2024年1月滞在時)
今回の滞在で私が感じた良い点と悪い点をまとめてみたいと思います。まずは良い点から。
朝食レストランの食事が美味しい
施設・部屋が清潔かつモダンでおしゃれ
朝食レストラン、ラウンジの係員の感じが良い
ラウンジの客層が落ち着いている
ラウンジがそこまで混雑しない
ラウンジの食事が美味しい
ポツダマープラッツの駅から至近
初めてホテルのラウンジを利用したのですが、かなり居心地がよく、日本人の方のブログでレビューを拝見すると「子供連れでも利用しやすい」という声があって、実際に行ってなるほどなと思いました。朝は朝食会場のレストランより人が少ないので、落ち着いて自分のペースでゆっくり食事をとることができます。そして、ラウンジで皿の片づけをするスタッフの方々はなにか尋ねられたら丁寧に対応、それ以外はくつろいだりパソコンを広げて仕事をする宿泊客の邪魔にならないよう、黙々と仕事をこなしており、安心感がありました。さらに、食事も期待していなかったのですが、十分な質と量があって驚きました。
つづいては良くなかった点を挙げてみます。
レセプションのスタッフが感じ悪い
サウナがぬるくて出た後寒かった
なぜか、チェックインの際に「…スイートを予約しましたか?」と確認されました。若干戸惑っているような表情だったので、事前に支払いも済ませているのに不安になりました。また、受付時にデポジット として100€をカードからブロックされるシステムで、 宿泊費決済のカードではなく別のカードに変えてもらったところ、翌日に230€ほどがまた引かれており、フロントに確認しに行きました。そのときのレセプションスタッフは間違いだからすぐ戻ってくるという話でした。しかし、翌日になっても決済が解消されなかったため、チェックアウトを担当してくれた方にも聞いてみたところ、「それで問題ない。毎回起こることでよくされる質問だし、私たちにはどうしようもない。2週間経って払い戻しされない場合はここに連絡を」とメールアドレスと電話番号が書かれたカードを渡されました。レセプションスタッフの対応が人によって変わる上にやや威圧的で私の不安に寄り添ってもらえていないと感じました。そのスタッフに部屋は問題なかったか、と尋ねられて大丈夫だと答えると、当然だとでも言わんばかりの顔を返してきて終始高飛車な印象を受けました。
サウナは朝8時前にプールを利用した後入りました。全く暑くなく、単に湿気のある部屋と化していたので早々に出た私たち。部屋に戻ってから熱いシャワーを浴びたくなるほど冷えたサウナで残念。
総合的には、(サウナ好きにはおすすめできないものの、)部屋と食事にかなり満足したのでフロントスタッフの感じの悪ささえ我慢すれば素晴らしいホテルだと思います。
まとめ
ポツダマープラッツはベルリン中央駅からもアクセスしやすく、徒歩圏内にエンタメ施設や飲食店が多い上に、ショッピングモールもあるのでとてもおすすめです。さすがはドイツの首都だけあって、ベルリンは利便性が高い!2月に同じポツダマープラッツが最寄りのJWマリオットホテルに宿泊したので、比較記事を書こうかと思います。良かったらまた遊びに来てください^^