突然ですが、今日あなたはなにか嬉しいことや幸せに感じることはありましたか?先日たまたまネットを見ていたときに「ミーニングノート」という手帳を知りました。簡単に言うとその日あったチャンス(幸せ)を書き連ねてそれらを次のチャンスに繋げていくというもの。
私が読んだ記事を貼り付けておきます↓
人生最大の危機を救った「手書きノート術」 | PRESIDENT WOMAN Online(プレジデント ウーマン オンライン) | “女性リーダーをつくる”
その記事を読んでから自分がチャンス(幸せ・嬉しい)と思ったことを夜思い返すようになりました。そうすると、私は人に優しくされたときに幸せだなと感じることがわかったのです。
今日はタンデムの日だったのですが、ドイツ語ではなく英語を教えてもらいました。その際、英語の話からカナダの話になり、ドイツ人のリサちゃんいわく、カナダ人はフェイクかと思うほど「優しい」という話が出ました。彼女にとってカナダ人は優しすぎて逆に本心なのか疑ってしまうというのです。私もカナダにワーキングホリデービザで滞在したことがあり、そのとき受けた印象は非常にポジティブなものでした。人々はあたたかく、当時路上で楽器だけの小さなバンドをしていたのですが、どんなに下手くそでも通りすがる人たちは笑顔でお金を入れてくれましたし、声を掛けてくれる人も多くいました。私にとって初めての海外がカナダだったことはとても幸運でした。そのおかげで海外移住に抵抗がなかったと言っても過言ではありません。
一方、ドレスデンの人々はアジア人に慣れていないので、あまり話しかけてきませんし少し距離を置いてじっと見てくる人が多いように思います。もちろん外見から私がドイツ語をすらすらしゃべるような風ではないとわかるからだと思いますが、ドイツ語でないと受け答えしてくれなかったり、「これだから外国人は」と言わんばかりの表情で言葉が返ってきて悔しい思いをすることがこれまで多々ありました。
そんな冷たい印象のドイツだったのですが、その日の「優しさ」の記憶を思い返すようになってからドイツ人の心遣いに触れることが多くなったのです。
今日もスーパーでリサちゃんと歩いているときに私が靴紐がほどけたまま歩いていると、おじいちゃんが通りすがりに教えてくれたり、スーパーでたくさん荷物を持ったままビール瓶を取ろうとしていたらまた別のおじいちゃんが「取れるかい?」と声を掛けてくれたり。私の海外イメージを崩してきたドイツですが、少しずつ印象が好転してきました。しかも、東西分断時代を生きたおじいちゃん・おばあちゃんがそうやって外国人である私に親切にしてくれるのですからなおさらです。私にとっては結構な変化です。
ミーニングノートについては書籍を読んだことがないので、また機会があれば読んでみたいと思っています。
読んだことのない私が言うのも恐縮ですが、気になる方はアマゾンのリンクを貼っておきますのでチェックしてみてください。