先週水曜日に小さなカフェでバロック古楽器の演奏会があり、お邪魔してきました。夜8時半からでしたが少し早めに到着。隣の駐車場に車を停めさせてもらい、お店に入ります。
café luke
ここのカフェは初めて訪れたのですが、雰囲気がとてもよいところでした。普段は夕方で閉まるのですが、今回はイベントのために特別に夜もオープン。ミルクコーヒーを頼み、あたたまりながら演奏会の始まりを待ちます。
壁にはなんだか可愛らしい絵が描かれていて、森のような自然の中にいる雰囲気。
演奏会が始まりました。チェンバロの音がバロックの雰囲気をしっかり醸し出していました。バロックヴァイオリンは現代のものと違って素朴でまっすぐな音。チェロより小さく、足で支えて弾くヴィオラ・ダ・ガンバもヴィヴラートなしの音でベースを支えます。フラウト・トラベルソ(バロックフルート)はあたたかみのある丸い音でありながら華やかさを失わずにメロディを奏でます。
こちらはリコーダーと一緒に。奏者の方々は顔を見合わせながらアンサンブルを非常に楽しんでいました。5人全員で演奏したり、途中バロックフルートとリコーダーが代る代る出たりと、曲によって楽器の構成を変えながらスペインやイタリアの曲を次々に演奏。趣味でやっている人からプロまで楽器の経験はそれぞれながら、音楽をともに楽しむという共通の目的を分かち合っている姿は聴いているこちらにもリラックスをもたらします。
名残惜しみながらも途中21:30過ぎにお暇しましたが、演奏会は奏者のノリで終わる時間がまちまちとか。贅沢な水曜日の夜でした。