先週末はライプツィヒに行ってきました。
ライプツィヒはドレスデンから100キロ強離れており、アウトバーンで1時間ほどです。
バッハが活躍したトーマス教会で土曜日は15時からコンサートがあるということでお昼すぎに家を出てライプツィヒへ。
市庁舎のすぐ近くに駐車場があったのでそこに停めました。(橋の下に地下駐車場があります)
最寄りの路面電車乗り場からは1駅で目当てのトーマス教会に着くという素晴らしいロケーションだったのですが、どうやら工事中でトラムがちょうど走っていない区間だったよう。。
10分ほど歩いてトーマス教会に着きました。
コンサートのチケットは教会入口に向かって左手のショップで購入しました。
ガイドブックにはプログラム費として2€とあったのですが、どうやらイレギュラーな音楽祭らしく、一人13€でした。
教会の入口にあった看板。
トーマス教会には少年合唱団がいて、彼らの演奏会かと思って来たのですがどうやら雰囲気が違う様子。
お客さんはたくさん入っていて修学旅行なのか、アジア系の中学生?の集団が見られました。真ん中で話している人が開会の挨拶。
その後パイプオルガンが鳴り響き、ゴシックな短調の調べが教会全体を震わせました。てっきりコーラスが聴けると思っていたのでちょっとびっくりしましたが、その後もずっとパイプオルガンの演奏が1時間ほど続きました。
トーマス教会にはパイプオルガンが2台あり、始めは壁沿い横に備えられている少し小さめのオルガン、その後演奏者と譜めくり&補助の3人が移動し、正面の大きなオルガンを演奏しました。
パイプオルガンの演奏は今まで1回くらいしか聴いたことがありませんでしたが、そのときの印象とも違い、大迫力の音量でした。また、フルートやホルンのような音が聞こえたり、低音で鈍く蠢くようなざわめきが表現されたりと音色の違いに感動しました。
ただ、終始上から聞こえる音に目のやり場に困りました(笑)周りの人々は目を閉じて聞き入っている様子。演奏している様子がモニターで見られたらなぁ、と正直思いました。
演奏者の女性を見上げる図。スタンディングオベーションも起こりました。
終わって教会を出るとゼクト(スパークリングワイン)が振舞われました。
後ろにみえる像がバッハ像です。
演奏会が終わったので教会内部を鑑賞。
こちらはトーマス教会内部にあるバッハのお墓。バッハは1723年~1750年の間この教会の音楽監督を務めたとのこと。
少し見にくいですが、真ん中がバッハのステンドグラスです。
この日はとても天気がよく、広場ではワイン祭りも行われて人も多かったです。
とても明るいですが16時です。
ニコライ教会。民主化要求デモがここから始まり、ベルリンの壁崩壊の一歩となったそうです。(地球の歩き方参照)
パサージュ。ゲーテが通っていたという居酒屋があるショッピング街。
パサージュ内のグルメ屋さん。店員さんがイケメンだったので外からのぞきました(笑)
お散歩の最後にブルスト。2.5€
ブルスト(ソーセージ)はどこで食べても美味しいです。
ライプツィヒは大学や歴史が残る街でありながら古い建物と新しいテナントが融合されておしゃれで、歩いていてとても楽しかったです。
次回来るときにはトーマス教会少年合唱団の歌声を聴きたいです(笑)