先週末は久しぶりにベルリンへ行ってきました。絶対行こうと決めていたお店がいくつかあったのですが、折しもこの夏一番の暑さのとき。そんなわけでベルリンで唯一のかき氷屋さんを訪ねました。
<目次>
かき氷屋さん Tenzan Labの立地
住所:Wörtherstr. 22 10405 Berlin Germany
ベルリン Tenzan Labの特徴
2018年にオープンしたかき氷と和菓子のお店、Tenzan Lab。かき氷はゆっくりと48時間以上かけて凍らせた氷を一つ一つ手で削って提供するという本格派です。シロップは全て自家製で、その材料は旬のオーガニックのものを使い、健康かつ美味しいものを届けたいという思いが込められています。
Tenzan Labでかき氷を注文
15時頃に到着しましたが、既に満席(屋外席のみ)+受け取り待ち&注文待ちの人で大賑わい。メニューはかき氷以外にお団子や羊羹も販売されています。
現在コロナウイルス対策のためか、店内に席はありませんでした。特別に暑い日だったので、店内は大忙しです。
季節のメニューもありましたが、ひとまず定番の抹茶系を注文しました。抹茶マスカルポーネと宇治金時!それぞれ6.8€(約820円)でした。
次から次へとお客さんがやってきて列を作ります。私が注文の列に10分ほど並んで会計を済ませると、夫が空いた席を素早く確保してくれていました。隣のブティックは日曜日のためお休みで、その店先にもTenzan Labのテーブルが並べられていましたが、それでは足りずにベンチやブティックの入り口階段で食べている人がいたり、持ち帰りの人がいたりとみんな工夫しています。お客さんは日本人や韓国人、中華系のアジア人が多かったですが、子供を連れたドイツ人も結構いました。見ていると、日本人のお客さんは食べ終わった食器を店内に運んで自ら片付けをし、少しでも待っている人が早く座れるよう貢献している様子。ちょっとやりすぎ、と思ったのは、日本人家族のお父さんが「待っている人がいるから早く食べなさい」と子供に言っているのが聞こえたとき。一方で、ドイツ人カップルが食べ終わった食器をそのままにして、そこに新たにドイツ人のカップルが腰をおろすと下げてもらえるのを待つ、という場面も。こんなに人間観察していたのにはわけがあって、なんと40分も待っていたからなんです。さあ、やっとかき氷が到着しました。
実食!Tenzan Labのかき氷
まずは宇治金時です!練乳とあんこと抹茶の織りなす味はまさしく本物。思った以上に本格的なかき氷でした。ドイツベルリンでこんなに美味しいかき氷が食べられるなんて、6.8€がむしろ安いと感じられるほど。掘っていくと中にもあんこ。氷はふわふわで、夢中で食べているうちにあの懐かしい頭がキーンとなる感覚に襲われました。2人で半分ほど食べ終えた頃にもう1品が到着。
抹茶味のマスカルポーネクリームはほんのり苦味を残し、それでいてクリーミーな味わいがかき氷にとっても合います!中にもクリームが入っていて贅沢な気分。
季節のメニューが他にもいろいろたくさんあって、フルーツ系のかき氷ももちろんありました。かなり並びましたが、味は日本で食べるかき氷そのもので、また訪れたいと思いました!
かき氷屋さんの情報はこちら
ホームページにはそこまで情報が掲載されていません。そこからインスタグラムにとべるので、その日の営業時間などは行く前にチェックしたほうがよさそうです。
<参照記事>