ドイツ生活 徒然記

ドイツでの生活も6年目がスタート。日々体験したことや感じたことを書いていきます。

ドイツで働く 夏の職場の服装は?

ドレスデンに来てからというもの、「おしゃれ」とは縁無く生活してきた私。先日も小さな悩みとしてここでも吐露したばかりです。そのときの記事はこちら↓

www.et-chandon.com

 

今日は私の職場の「服装」について書いてみたいと思います。

<目次>

ドイツでは貴重な太陽光と風を感じられるワンピース 

 最近気候が暑く感じられるにつれて周りの女子(同僚)たちに変化が。ブラウスにジーンズというラフな格好だった人たちが、今や夏らしい短いワンピースやマキシ丈のワンピースなど涼しげな格好で出勤するように。たまにキャミソールで闊歩している強者も。もっぱら20代が多いのですが、年齢はあまり関係なくワンピースの裾をひらひらとさせて歩く姿はヨーロッパだなぁと感じます。というのも、冬が長いドイツでは、夏の時期の太陽光が非常に貴重で、家に閉じこもる期間が長い人たちにとってはやっと開放される素晴らしい季節なんです。老いも若きも関係なく1年分の太陽光を集中して楽しみます。そんな気候にぴったりなのがワンピースというわけです。

ドイツの職場の空調について

ドイツの職場でキャミソールで仕事をしている人がいるのにはもう一つ理由があります。それはクーラーがないからです。基本的には乾燥して涼しいドイツの夏には、空調設備があっても扇風機くらいが主流。小さなレストランやお店、語学学校にもクーラーはありません。日本だったら職場でキャミソールなんか着ていたら空調にやられて即風邪を引いてしまいますが、ここドイツではそんなことは起きません。

結構見られている!?自分の服装

さて、私がこんな記事を書くきっかけになったお話です。先日ランチタイムに「minamoはワンピース来てこないよねー?」と同僚に言われ、正直びっくり(笑)職場での身なりは清潔感が大事だと思っているので、ひどい格好はしていないつもりですが大抵ジャケットにジーンズの私。そんなにチェックされていたとは思いも寄らず!本格的に夏になったらやっぱりワンピースがいいと思う、とそのときはお茶を濁すにとどめました。一応私の勤め先には「オフィスカジュアル」という規定があるのですが、まぁみんなそれぞれ勝手に解釈していますよね。こうなったらいっそ、長いものに巻かれてみようということで私もワンピースを購入することに。

ドイツでよく売られているワンピース

久しぶりに1人で街へ出かけてじっくり洋服を選んだり試着したりしてきました。結果、コロナウイルスの影響でようやく再開された洋服店にはセール品がたくさんあり、なかなか楽しい買い物となりました。セールではないものの、私が買ったワンピースはこちら。

 

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H&Mのワンピース

H&Mで20€(約2400円)ほど。いろいろ見ていると、伸縮性のある生地で、フロントがカシュクールのように合わせてある丈の短めのワンピースが非常に多いことに気が付きました。私は丈の長めなものを探していたので写真のものを購入したのですが、これはジャージー素材で着心地がよく、胸元も開きすぎていないのでオフィスカジュアルにも外れていないかと。仕事がしやすくて涼しくて上品、というのを基準に職場ワンピースデビューです(笑)

ドイツの男性の夏服は

私の上司(アメリカ人男性)はいつもワイシャツとチノパン(ノータイ)というクラシックな出で立ちで、たまにGジャンを着ていたりしますが一番オフィスカジュアルっぽい印象です。同僚の数少ない男性(ブラジル人)はTシャツにチノパンを合わせていることが多いですね。他部署で見かける男性陣もポロシャツもしくはTシャツにチノパンが一般的な気がします。たまにジャージを着ている人も見かけますが、それは特定の人だけなので例外的かも。。。

まとめ
  • ドイツの夏の職場はワンピース/ノースリーブなど涼し気な格好が好まれる
  • オフィスカジュアルの職場において、男性はTシャツ/ポロシャツにチノパンが主流
  • 自分の格好は思いの外見られている!

 

日本で営業職に就いていた私にとって、服装はとっても大事でした。事務職になってからというもの、そんなに気を使っていなかったのですが、今回ワンピースを着てみたら、ちょっと気分向上(笑)今月同僚が1人辞めてからというもの、頑張らなきゃなという思いでいたのですが、少しリラックスすることができた気がします。自分を鼓舞したり、気持ちを落ち着けて仕事をするために服装は結構重要だなと感じました。日本ではホームオフィスが普及してきていると思いますが、家だからとゆるゆる過ぎず、気分の上がる服をぜひ着てみてください。