昨日からイースター休暇に入ったドイツは天候に恵まれ、非常にあたたかく気持ちの良いお天気が続いています。さて、先日会社からマスク1枚が支給されたという話を書いたのですが、その後追加支給はなく、家にあったマスクも使い果たしてしまいました。そんなとき、上司から一斉メールで「うちの夫がボランティアでマスクを縫ってくれるのでほしい人はいますかー?」という内容のオファーが!一瞬もらおうかと思いましたが、上司(男性)自身が着けている手作りマスクはかなりビッグサイズで、他に縫ってもらった同僚(女性)のものを見てもちょっと大きい。しかも日本人のために縫うとしたら結構小さめにしないと合わないかも…と思って自分で縫うことにしました。
今回は2種類の型紙をネットからダウンロードして手縫いしてみました!みなさんもよかったら参考にしてみてください。
<目次>
1つ目のマスク型紙:オカダヤさん
まずはこちら。オカダヤさんの型紙です。
<参考記事(型紙と作り方動画)>
立体マスク、30分で作れます! 型紙+布+ゴムで簡単 着なくなった服も材料に | 子育て世代がつながる | 東京すくすく ― 東京新聞
ひっくり返してまつり縫いをするなどもう一つの型紙より工程が多いです。
ちなみに、私は縫い目を細かくしてしまったので1時間強作成にかかりましたが、記事の中で紹介されている動画では(手縫いで)30分ほどで作っていました!
2つ目のマスク型紙:nunocoto fabricさん
2つ目の型紙はこちらです。
参照元:nunocoto fabric
【無料型紙あり】20分で完成!立体マスクの作り方 | nunocoto fabric
実はこちらを1番始めに作りました。作成途中で若干小さいかなと思ったので(私は丸顔なんです。。)先程1つ目にご紹介した型紙に切り替えて量産を始めたのですが、紐を通して実際に着けてみたら意外とフィットしてよかったです。こちらの型紙で作る方がきれいに仕上がりやすいですが、リバーシブルにしたい方はオカダヤさんの型紙と作り方を参考にしてみてください。20分で完成とありますが、私は初めて(そして手縫い)作ったのでかなり時間がかかりました。慣れればこちらも1時間くらいでできそうです。(縫い目を粗目にすればもっと早くできるかも)
マスク布地について
布はテーブルウェアを手作りしようと思って日本から持ってきていたものを使いました。昔京都を旅行したときにSOU SOUという布地屋さんで買った手ぬぐい生地の端切れです。ランチョンマットにちょうどいいくらいのサイズで250円〜で売っていたと思います。手ぬぐい生地なので、肌触りもよくてマスクにぴったりでした。ただ、洗濯することによって縮んでしまうこともあるため、その点注意が必要です。
マスクゴム紐について
ゴム紐については今回2種類採用しています。
スーパーでゴム紐を探したのですが、ヘアゴムは販売されているものの、紐の状態で売っているものがありませんでした。日本だったら100円均一で束で売っているあれです。仕方がないので写真のヘアバンド(2.5€:約300円)を購入して片耳分30センチほどに切り、結ばずに縫って輪っかにしました。
そしてもう1種類はこちら。
タイツを細長く切ると端がくるくるっと丸まってちょうどいい感じの紐に!私の場合片耳分26センチに切ってマスクに通してから端を縫って輪っかにしました。
ストッキングをマスク用の紐に使えるという動画を見てタイツでやってみましたが問題なく使えました。ちなみに厚み(デニール)は中程度くらいだと思います。
ヘアゴムに比べると強度はもちろん劣りますが、低コスト&替えがきくという点でおすすめです。
<参考にした動画>
まとめ
- マスクは手縫いで作業する場合30分〜1時間強ほどかかる
- オカダヤの型紙のマスクはリバーシブルタイプ
- nunocoto fabricの型紙のマスクは仕上がりがきれい
- SOU SOUの手ぬぐい生地はマスクにぴったり
- マスク紐はいらないタイツでも作れる
個人的にはタイツでマスク紐を作れたことにとても感動しました(笑)触り心地がふんわりして優しいので耳も痛くなりにくいそうです。
今はスーパーしか材料を調達することができないのですが、幸いにも家にあった布でマスクを作ることができました。SOU SOUのテキスタイルは雑誌で見てかわいいなと思って数年前にお店に行ったのですが、まさかマスクを作ることになるとは。。全体的に絵柄が大きいので小物にはもったいない生地なんですが、ポップで気分が上がるのでおすすめです。私が使った生地はもう売られていませんが、ネットでも様々な柄が買えるので気になる方は見てみてください↓
SOU・SOUテキスタイル計り売り(伊勢木綿) − 生地の染色は京都で行っております。