ドイツ生活 徒然記

ドイツでの生活も6年目がスタート。日々体験したことや感じたことを書いていきます。

ドイツ ドレスデンでのコロナウイルスの影響 5

 

ドレスデンは日に日に日が長くなり、気持ちの良いお天気に恵まれるようになってきました。暗く長い冬に耐えてきたヨーロピアンにこんな天気で外に出るなと言うのが気の毒に思える、そんな素晴らしい気候です。けれどもコロナウイルスの感染者数は着実に増えており、ドレスデンでは患者数が3日の正午現在で407人。死者も4人出ているという状況に、得体のしれない恐怖が体の底に溜まっていくのを感じます。

 

来週はイースター休暇で4連休のため、スーパーにはうさぎをかたどったチョコレートやカラフルな卵たちが並び、スーパーマーケットのテレビCMでは「特別なイースターを」といったキャッチコピーも流れています。普段であれば、各地へ旅行する人が多いこの休暇ですが、先ほどLCCeasyjetから、4月は全ての運航をキャンセルするという旨の通知を受信しました。ヨーロッパの人たちにとって、ある意味特別なイースターになることは間違いありません。

 

そして、昨日会社から初めて1人1枚マスクが支給されました。それがこちら。

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耳にかける紐がゴムではなく、どうも手術用のようです。金曜日の15時に配られたので(会社の終業時間は16時半)、ちょっとタイミングが微妙ですが…ないよりはマシですね。帰宅時にこのマスクを着けたままバスに乗車したら、私の他にも2人ほどマスク着用のドイツ人がいました。ようやく予防のためのマスクの価値をアジア以外の世界の人々が認めはじめたようです。

 

日本人は衛生に対する意識が過剰とも思えるほど高いので、逆にそこに安心してしまって油断している人が多いんじゃないかと日本のニュースを見ていて思います。Youtubeニュースチャンネルで、学校が休みになり、東急ハンズで作り置き料理を保存するための容器が売れているという報道があったのですが「東急ハンズ開いてるの!?」とびっくりしてしまいました。ドレスデンでは、洋服や消耗品以外の生活雑貨などはほぼオンラインショッピングでしか買う手立てがないのが現状です。

 

この異常な事態がいつまで続くのか、不安だしストレスがかかりますが、日々小さな楽しいことや嬉しいことを集め、大事にして乗り切りましょう!