11月ラストということで、昨日に引き続きアドベントカレンダーの紹介です。今回はなんと24種類のビールが楽しめるアドベントカレンダー!
ドン!と結構な存在感。24本入っているだけあります。よく見ると白くて小さい文字でちゃんとカレンダーの日付が。ちょっと左上のマスに注目してみてください。
そう、24本だとマスが1つ余るのですが、オリジナルグラスが1つおまけで付いているんです。瓶ビール(500ml)は日本円にして60円から100円くらいでスーパーで買うことができるのですが、こちらのアドベントカレンダーのビールは330mlで1本あたり約1.6€(約190円)と結構お高め(37.98€+デポジット1.92€)。我が家では普段買わないような価格帯のビール、ということになります。
…でもまぁクリスマスなんで特別によしとしましょう。なんでも、小さな醸造所のビールが集められているとか。1つ1つ開けるのが楽しみです。
それにしても、おまけのグラス、見たいですよね〜。日付が書いていないからにはビンゴの真ん中のマスと同様開けてしまっても問題ないっ。ということで開けてみます!
瓶は横に整列させられて入っています。なので開けるとこんな感じ。
中にはちょっと薄めのガラスの、でもそれでいてしっかりしたロゴ入り透明グラスと商品や会社に関する説明冊子が入っていました。その道のエキスパートによって開発されたグラスは細身で誰でも持ちやすそう。ドイツ人は瓶に口をつけて飲むことに全く抵抗がないのですが、このグラスがあればちゃんと色や泡の様子を観察してから飲むことができますね。
冊子の裏面には味や香り、色などについてメモ及び点数をつけられる表が書かれていました。しかしテイスティングをテーマにしたアドベントカレンダーとは考えられています。このボックスを販売しているKALEAという会社は2010年からこうしたアドベントカレンダーを販売していて、Webサイトを見るとスイス版・フランス版・オーストリア版など他にも色々とバリエーションを持たせて商品開発をしているようです。
Webサイトはこちら↓
Bierkalender und Bierige Geschenke - Original Kalea
箱に戻りまして、側面です。こちらの面にはオリジナルアプリの紹介と、グラス及び会社の紹介が印刷されています。アプリには5万種類以上のビールが登録されており、手元のビールラベルをスキャニングすることによってビールの情報を見ることができたり、レビューを書いたりすることができるそう。なかなかマニアックです。
そして、会社名の「Kalea」という言葉はハワイの言葉で「喜びを贈る」という意味だそう。
こちら側には24種がずらり。注意書きを見ると、もし品切れの場合は同じ価値もしくはそれ以上のビールを代わりに入れています、とのこと。それはそれで面白いですね。しかし、全体的にアルコール度数が高めで最低4.1%ですが、最高8.2%とかあるんですけど。。。
今週水曜日からクリスマスマーケットが始まり、ついに明日から12月。宗教的に大切な月でもありますが、娯楽の少ないドイツでは12月はとっても大事な月。寒く暗い冬を耐え抜くために、こうしたアドベントカレンダーのようなささやかな楽しみが人々を支える役割を担っているのです(真剣)。
最後に、このボックスの動画を見つけたので雰囲気をお伝えするためにシェアします↓