ドイツ生活 徒然記

ドイツでの生活も6年目がスタート。日々体験したことや感じたことを書いていきます。

語学タンデムをする上で大事なこと

少し前から語学タンデムを始めました。タンデムとは、簡単に言うと私が日本語を教えて、相手にドイツ語を教えてもらう、というもの。ランゲージエクスチェンジ(language exchange)とも言います。以前通っていた語学学校のクラスメイトがドレスデン大学の院生で、彼の大学の友人にドイツ人父と日本人母を持つドイツ人がいると。彼女が日本語を話したがっているからどうかな?と聞かれて速攻「JA!」と答えました。

 

今日はタンデムの進め方や、タンデムをする上で大事なことを私の視点で書いてみたいと思います。

 

<目次>

 

 

タンデムの進め方

f:id:minamoe0529:20191022220551j:plain


タンデムを今までやったことがないと、「はて、どうやってやっていったらいいんだろう?」と思いますよね。実際私も会う前に進め方をいろいろと頭の中で考えました。

 

そして、私たちの場合は「ドイツ語の記事を読んで、それについて話し合う」というやり方で進めることになりました。

 

前日にタンデムパートナーから記事のURLを送ってもらい、読んでおきます。当日はその記事の感想やわからなかったこと、質問などをざっくばらんにドイツ語・日本語交えて話し合います。

 

記事以外にそれが短い動画でも良いと思います。また、お互いの趣味に沿ったテーマだと話が盛り上がるので、歌詞や映画、読んだ本について話し合ってもいいかもしれません。

 

タンデムをする上で大事なこと

タンデムをしよう!ということになったはいいけれど、できればお互いの語学が上達するまで長く続けていきたいですよね。継続は力なり!次はそのために大事なことをまとめてみました。

f:id:minamoe0529:20191022222303j:plain

1:共通点を見つける

タンデムパートナーの趣味やバックグラウンドを理解して自分との共通点を探します。例えば、兄弟姉妹がいるかどうか、一人暮らしなのか、時間があるときは何をしているか、好きな食べ物はなにか、どんな国へ行ったことがあるのか....などなど。

 

趣味が重なればなおよいですが、共通の趣味がない場合は別の部分で共感できるところ、共通のものを探します。そうすることで、タンデムパートナーと仲良くなり、「もっと話したい」という気持ちが出てくるんです。そうなったら独学のモチベーションもあがりますし、タンデムを継続しやすくなります。

 

2:居心地のよい場所を見つける

タンデムをする際、あまり人が多すぎて騒がしい場所だと会話をするときにストレスになってしまいます。また、静か過ぎても話しづらいのでちょうど良いカフェや休憩スペースを見つけます。一度、ドレスデンの図書館の休憩所で語学タンデムをしている人を見かけたこともあります。私のタンデムパートナーはリサちゃんというのですが、彼女が友人におすすめカフェを聞いてくれて、いつもそのカフェで会うことにしています。この記事に載せたカプチーノの写真はいずれもそのお店で飲んだもので、私たちのお気に入りです。

 

3:負担にならない程度にする

私たちの場合、週に1回カフェで会っていますが、タンデムパートナーのお仕事や学業の都合に合わせてお互いに負担のかからない頻度で会いましょう。また、現在私たちはリサちゃんに読む記事を探してもらっていますが、今後は私も話題を提供しようと考えています。どちらか一方が少しでもしんどいなぁと感じるタンデムは継続が難しいです。

 

以上が私が考える語学タンデムをする上で大事なことです。でも、やっぱり人と人の交流なので、相性もあると思います。相手の気持ちを考えつつ、自分も負担しすぎないちょうど良いバランスを見つけて、楽しいタンデムを!