前回はクラクフで泊まって後悔した、とあるアパートホテルの様子と料金・立地についてをご紹介しました。今回は本題である、失敗ポイントと今後同じ過ちを繰り返さないための覚え書きをみなさんと共有したいと思っています。
前編を読まれていない方はこちらからどうぞ↓
さて、問題のアパートホテルは
・2泊2名で約12,300円
・駅から徒歩5分
・掃除が行き届いており清潔
・クチコミサイト8.8点(満点10点)
と申し分ない条件でしたが、ここにしなければ…と後悔してしまいました。
アパートの問題点
それでは、何が問題だったのか、箇条書きにしてみたいと思います。
・アパートの鍵の受け渡しや部屋について事前に説明がなかった
・住所が記載されていたものと微妙に違った
・到着後スタッフがアパートに来るまで30分待ちぼうけ
・ソファベッド用のリネンがなく、要請しなければならなかった
・ソファベッドの使い方の説明がなかった
・ドライヤーが1日目夜に故障。要請するも代替品は届かず
・シャワーカーテンのポールとシャワーヘッド台がすぐ取れる
・部屋の中のビデオを放映してよいかと聞かれた
私がここに泊まらなければよかったな、、、と思ってしまったのは、到着後にスタッフとのやり取りを頻繁に行わなければならなくなったことと、必要な情報(もの)がなかなか手に入らなかったこと、想定外の事象(ドライヤーが壊れるなど)が起きたことが理由です。今回対応してくれたスタッフは若い男性の方で感じはよかったのですが、必要な情報はこちらから引き出す必要がありました。特に1日目はソファベッドの取り扱いがわからず(単に大きなソファだと思っていた)、ソファの中にブランケットが収納されているなど想像もしていなくてクッションをお腹に乗せて寝ました。。。翌日、リネンは届けてあったけれど、ブランケットがまだ届いていないとメッセージを送ると、ソファの中にあるよ!と。先に伝えておいてほしかった。。
最後のビデオに関しては想定外過ぎてちょっと何言っているのかよくわからず。。実際にきたメッセージはこちら↓
リネンがないことに気がついてメッセージを送信し、やり取りしていた際にビデオを放映してよいかという質問がきたわけですが、全く意図がつかめず、ごめんなさい、言っている意味がわかりません、と言って通しました。文字通り受け取るとなんだか気味が悪いですよね。これが本当にストレスでした。
アパートホテルに宿泊する際の注意点
アパートホテルにはキッチンがついていて連泊する際や複数人での節約旅行、またはファミリーでの観光に便利です。しかし、たいていは表に看板が出ておらず、住所のみで探し出さなければならなかったり、オーナーと電話でのやり取りが必要であったりするなど、慣れない土地ではストレスも大きく感じます。今回の経験も踏まえて私が感じた注意すべき点をまとめました。
・予約時には直近の高評価クチコミがあるかどうかを確認する
・当日通話のできる携帯電話必携
・事前にメールなどで明確な施設の場所や鍵の受け渡しについて確認する
・チェックインの時間について変更があればすぐ連絡する
・壊れている箇所や物品がないかどうかアパートに入室したらすぐに確認する
・初秋~春は暖房が使えるかどうか確認する
・なるべく貴重品は部屋に置いて外出しない
いつもクチコミはあまり読まずに総合評価しか見ていませんでしたが、直近でよい評価をしているクチコミを確認すべきだと学びました。オープン当時は設備も新しく、評価も高いと想像がつきますが、現在は古くなっている可能性があるからです。
そして、今回の私の反省は受身だったこと。どのようにチェックインすればよいのかこちらから確認すべきでした。当日行けばなんとかなる!と思っていたら30分も待たされることになりました。また、滞在中にいろいろと不備が発覚したのですが、できればスタッフの方とチェックインの際に一緒に部屋を回って物品の状態を確認したいところです。やっとホテルに着いてチェックインができた!とほっとしたいところですが、一息つく前に不備がないか確認するのがベストです。壊れていなくて当たり前、と思うのはやめたほうがよいです。元々壊れていたのに自分たちが壊したことにされるリスクもあります。そして、最後に普通のホテルよりも貴重品に警戒することをおすすめします。セキュリティボックスが置いてあれば別ですが、オーナー以外に何人の人が合鍵を持っているかわからないので用心するに越したことはありません。
まとめ
私もそうですが、なかなか予算の都合でよいホテルに泊まれないことも多々あります。そういった場合でも、自分の事前準備や心構えによってある程度快適に過ごすことは可能です。特に海外での旅行では文化の違いや人の気質の違いもあるため、心をいつもの2、3倍は広く、余裕を持たせた状態で臨むと予期せぬことが起こっても楽しむことができるのではないかと思います。今回はこんな宿泊先を選択してしまって同行した義母に申し訳なく思いましたが、義母が不満の素振りも見せずに旅行を楽しんでくれたのでその点 非常に助かりました。
今回の記事がみなさんが一緒に旅行する仲間や家族とよい時間を過ごすための一助になれば幸いです。