ドイツ生活 徒然記

ドイツでの生活も6年目がスタート。日々体験したことや感じたことを書いていきます。

トミーの英会話レッスン #2 面接編

今日は、水曜日の仕事の面接に向けて、アメリカ人の友人、トミーが約2時間、練習に付き合ってくれました。彼自身は面接を受けたことがないということでしたが、文法・言い回し以外にもコミュニケーションの方法や想定される質問などたくさんのアドバイスをくれました。

 

英語におけるフォーマルとインフォーマル

ドイツ語では「du」が「君」、「Sie」が「あなた」を指し、親しい間柄では「du」を使い、初めて会ったり、見知らぬ人に話しかけたりする場合に「Sie」で呼びかけます。英語においてはそんな使い分けはなく、全て「you」です。じゃあどうやってフォーマルとインフォーマルを使い分けるんだ、という話ですが、トミーいわく、大きな違いはフォーマルで話すときに「I'm~」や「I've~」、「I'd~」などの縮約形(contraction)を使わず、「I am~」「I have~」「I would~」と全て縮めないで話すことだそうです。私は全く知らなかったので、既に送ってしまっていたカバーレターにいくつか縮約形を使ってしまっていました。。なんとなく縮約された形の方が英語っぽくてかっこいいなと思っていたのですが、公式の場で話すときには気をつけなければ。また、聞き取れなかった際に「もう一度言ってください。」と言うときは「Could you repeat, please?」でいいみたいです。おそらく平成生まれの人は教科書で習ったと思うのですが、「I beg your pardon?」は使わないほうがよいとのこと。トミーはアメリカ人なので、イギリス英語ではまたニュアンスが違うと思うけど、と前置きをした上で、「I beg your pardon?」はなんとなく怪訝そうに聞き返す際使うとのこと。なにか文句でもある?みたいな感じでしょうか。。

 

英語の面接で想定される質問

以下の質問は想定されると思って考えておいてね、とトミーに聞かれた質問です。

 

①Why do you want this job?

②How would you help this company grow?

③What role do you see yourself in, in this company?

 

①は志望動機です。私は英語・日本語・ドイツ語の3つの言語を使える仕事で多様な文化に触れたい、という内容を考えていました。「…feel the culture」と言ったら、違和感を感じたようです。スピリチュアルぽく聞こえる、と言われました。多様な文化にオープンであるということはポジティブに聞こえるので、別の言い方にしてみてねとのこと。また、将来家族を増やし、長期的スパンで働きながら暮らしたい、という内容を話したところ、「build the life」のみで詳細(こども云々)を語る必要はないというアドバイスをもらいました。

 

②は自分が関わることで会社の成長にどう貢献できるか。会社にとって自分を採用することでどのような利益が生まれるか。これを具体的に話すこと。今回未経験の職種への応募で、将来像がなかなか思い描けなかったのですが、前職での経験をもっと盛り込んで、そこからjob descriptionの内容と擦り合せるようにするとよいよ、ということでした。ここはもう少し練る必要があります。

 

③については②と被ってくるところですが、将来どのような働きを会社でしたいか、ということ。長く働きたいということが私の一番のポイントですが、それ以外にももっと具体的に明確にするようにというアドバイスをもらいました。

 

自然&洗練された英語を目指して

以下は私の使った単語をトミーが直してくれたのでシェアしたいと思います。

・「hear the customers」→「listen to the customers」

・「enough」→「sufficient」

…意味は同じですが後者の方がベター

・「make some ideas」→「develop some ideas」

・「prepare the drinks」→「prepare the refreshments」

…前者は単純に飲み物を指す。後者は休憩時間につまむもの&飲み物を指す。

・「fix the schedules」→「coardinate the schedules」

…fixは誰かが作ったものが間違っているので直す、というニュアンス。後者は方方に都合を聞いてスケジュールを作る、というニュアンスを含む。

 

とにかく英語をネイティブの人と話すのが久しぶりで、スピードについていけずに他のアドバイスをたくさん聞き漏らしている気がします。。録音しておけばよかった。。

 

まとめ

・縮約形はフォーマルでは使わない

・「I beg your pardon?」は使わない

・(全てにおいて)具体的に話すこと。どのように?の問いに返せるように。

・自分を雇うことでメリットになることを具体的に相手に納得させる。

 

以上が本日のレッスン内容でした。忘れないうちにと思って思いつくまま書いています。読みにくくてうまく伝えられているかわかりませんが、参考になれば幸いです!