ドイツ生活 徒然記

ドイツでの生活も6年目がスタート。日々体験したことや感じたことを書いていきます。

ケーブルカーが運行休止!?スルジ山頂へ ドゥブロヴニク観光#4 

ドゥブロヴニク旧市街を見渡せるスルジ山に登ったので、そのときのことを書きたいと思います。

日曜日にインフォメーションセンターで山に登るためのケーブルカーについて聞いたところ、現在トラブルのため運行していないとのこと。歩いて登ることもできるらしいのですが、ネットで検索した限り、2時間くらいかかる模様。。友人と一緒に歩こうと思ったのですが、時間も勿体無いという結論にいたり、翌日朝にタクシーを拾うことにしました。

朝8時半頃にピレ門のタクシー乗り場に到着し、運転手のお兄さんに山の上に行きたいと伝えると、「往復+頂上で1時間滞在」というパッケージが既にあるようで350クーナだと言われました。(写真を撮影するのを失念してしまったのですが、タクシー乗り場に行き先と金額が書かれた看板が立っており、そこにもちゃんと350クーナと記載がありました。)旅行先でタクシーにあまり乗ったことがなかったのですが、規定の金額があるというのは安心しました。

乗り込んで15分ほど走り、頂上へ。道中はかなり細い譲り合いの道があったり、ヘアピンカーブがあったりと運転は上級者向け。運転手のお兄さんはボスニア・ヘルツェゴビナ出身で地元の人ではありませんでしたが、とても運転に慣れていて安心して座っていられました。

 

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9時頃に頂上に着き、運転手のお兄さんがタクシーのそばで1時間待機してくれるので探索に出かけました。写真は頂上山側の風景です。

 

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山道は石ころだらけ。。2時間登山しなくてよかったー!

 

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あざみ(?)とマルハナバチ

 

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石だらけで乾燥した大地でしたが、オリーブをはじめ様々な植物を観察しながら歩くことができました。

 

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運転手さんが、博物館があると教えてくれたのですが、どうやら昔の要塞のようでした。

 

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1991年~1995年に起きた内戦のときに使われた要塞の資料館でした。残念ながら現金を持っておらず、入場料の30クーナが払えなくて見学できませんでしたが、当時のそのままを伝える貴重な博物館だと思いました。

 

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海側を見ようと少し山を歩いてみたところ、このような石碑が見つかりました。どうやら、山道にチェックポイントのようにいくつか置いてあるようです。写真は頂上付近で13と書いてあります。

 

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写真真ん中に水色の服を着ている人が歩いているのが見えます。傾斜がきついので、緩やかに登るために山道は大きなジグザグになっているようでした。

 

そして、お待ちかねの眺望!!

 

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壁に囲まれた旧市街がまるで島のようです。友人いわく、もう少し日が昇ると海の青とレンガの赤のコントラストがはっきり鮮やかになるとのことでした。

 

 

友人と歩きながらケーブルカー運行中止のトラブルについて喋っていたところ、

 

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え!!ケーブルカー!!動いている!?

タクシー会社が結託して運行を阻止しているんではないかとか話していた矢先に。。

腑に落ちないままケーブルカー乗り場があるレストランを冷やかしに行くことに。

 

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ケーブルカー乗り場に到着しました。 ここにはレストランと小さなお土産物屋さんが入っています。また、トイレを無料で利用することができます。

 

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右手の白いパラソルがたくさんあるところがレストランのパティオです。中で食事をすることもできます。

 

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そして建物の2階にケーブルカー乗り場。先ほど動いていたケーブルカーはどうやら点検かなにかのようで、乗り場は閉まっていました。

 

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ツアリストインフォメーションのスタッフさんから今年の4月から運行されていないと聞いていたのですが、どうやらドゥブロブニクとケーブルカー運行会社の間で契約に関する問題があるようです。いつ解決にいたるかは明示されておらず、これからドゥブロブニクに行かれる方は運行状況を現地で確認されることをおすすめします。

 

お土産は定番のマグネット、ポストカード類の他、クロアチアのサッカーチームユニフォームやラベンダーを使ったポプリなどが置かれていました。それらを一通り見て、お手洗いを済ませるとちょうど10時5分前くらいになっていました。

 

帰りに運転手さんが絶景スポットに寄ってくれて写真を撮影してくれました。

 

そのときに撮った写真がこちら。

 

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こちらの絶景ポイントでは先ほどの頂上からの眺めでは見えなかった旧市街の港を見ることができました!

 

ちなみに頂上にはこんなアクティビティの案内が。

 

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確かにフォトジェニックではあるかも。。。笑

興味のある方はぜひ調べてみてください。

 

 

まとめ

・スルジ山に登るには徒歩orタクシー

・タクシーは規定額350クーナで往復&1時間滞在

・レストラン&博物館に行かなければ1時間の滞在で十分

・博物館の入場料はクレジットカード不可

・頂上から車で5分ほど下ったところに絶景ポイントあり

・探索は歩きやすい靴で!

 

以上、参考になれば幸いです✩