ドイツ生活 徒然記

ドイツでの生活も6年目がスタート。日々体験したことや感じたことを書いていきます。

春物を求めて古着屋さんへ

今日の最高気温は14度ですっかり春の陽気が感じられるようになりました。学校の裏にある公園では楽器や綱渡りを練習する人、ハンモックを張る人、犬と戯れる人、ピクニックシートを敷いて語らう人たちで賑わっていました。日光がとても貴重なので、ドイツの人々は少しでも日が出ていて暖かいとすかさず外に出てきます。日本のようにカラオケがあるわけではないので、若者は飲み物を持参して公園に行くようです。

そして、暖かくなったので、洋服を楽しみたいなという気持ちが生まれました。冬服は機能性が重視されるのでおしゃれしていなくてもここでは全く問題ありません。ですが、春に季節が変わりつつあるということで気持ちもウキウキと洋服を買いに行くことにしました。

日本では営業職をしていましたがスーツというよりはジャケットとボトムスを別で買って着回すことが多く、ほとんど古着を購入していました。(エンゲル係数が高い暮らしをしていたので服にあまりお金を掛けていませんでした苦笑)

そして、ドイツの古着屋さんにももちろん興味があったので今回はセカンドハンドショップに行ってきました。

 

お店の雰囲気は日本の古着屋さんと同じで、サイズ・種類・性別によってソートされた服が並び、試着できるようにカーテンで囲われた小さな1人用の試着室が4つ並んで店の奥に設えられていました。1度に試着できるのは10着まで、と注意書きが書いてあった他は特にルールはなさそうでした。ただ、試着室の中にはマットが敷いてあるのですが、みなさん土足で上がっていました。

そして、1時間ほどじっくり品定めをしまして、3着購入しました。

 

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ジーンズ 5.9€

サマーニット 3.9€

レーストップス 3.9€

 

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このニット、無地ではなく、波模様が編みこまれておりさり気ない個性が気に入りました。男性物ですが、ちょっとダボっとしたシルエットになって着心地もよいです。また、1番気になったのは生産場所。

 

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実はこれ「西ドイツ」で生産されたものなんです。このブランドを調べてみたら、もともと1923年に靴下などを作る会社として設立され、その後紳士のニット服を生産していたようです。このニットは白地にも関わらず、染み一つない状態でとてもきれいに扱われていたことが想像できます。

 

私は古着店での探索を宝探しのように捉えて毎回服との出会いを楽しんできました。今回も歴史を感じる1着に出会えて帰り道一人でにこにこしてしまいました。もちろんよくチェックしないと壊れていたりするので購入する際は気をつける必要はありますが、ウィンドウショッピングだけでも楽しいです。また時間を見つけて行ってみようと思います!