ドイツ生活 徒然記

ドイツでの生活も6年目がスタート。日々体験したことや感じたことを書いていきます。

ドレスデンの訛り ザクセッシュ

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B2-1も3週目となり来週はモジュールテストです。B1までの難易度は例えて言うなら中学英語のようなイメージなのですが、B2に入っていきなり大学受験英語の対策をするようなレベルになりました。。宿題をこなすのに精一杯で予習復習に時間が割けないせいか、自分の勉強不足がダイレクトに響きます。でも、クラスメイトが色々な事情を抱えながら頑張っているので、私も負けていられません。

 

今日は授業の中でアクセントの話題になりました。ほぼ標準ドイツ語が話されているところはハノーファーらしいのですが、私の住んでいるドレスデンは標準のドイツ語に比べてかなり訛っています。「ザクセッシュ」と呼ばれる方言が話されているんです。普段の生活においてそんなにドイツ語で現地の人と会話をする機会がないのですが、クラスメイトはWG(シェアハウス)に住んでいたり、婚約者がドイツ人だったりするのでよく耳にするようです。方言とは言っても言葉がまるきり異なるわけではなく、発音やアクセントが標準ドイツ語と違っています。

先生が例に出して教えてくれたので少し紹介したいと思います。

 

標準ドイツ語で「私はペーターです。」

Ich bin Peter. 「イッヒ ビン ペーター」と聞こえます。

 

これがザクセッシュだと「イッシュ ビン ベェーダー」と聞こえます。

(文字に起こすならば Isch bin Bäder. )

 

標準ドイツ語で「私はカスリンです。」

Ich bin Kathrin. 「イッヒ ビン カスリン」と聞こえます。

 

ザクセッシュでは「イッシュ ビン ガドゥリン」になります。

(文字で表わすならば Isch bin Gadrin. )

 

音のイメージとしてはアイリッシュイングリッシュのような感じでしょうか。

ザクセッシュはドイツ人の中で「頭が悪い」とか「劣っている」ようなイメージが沸くらしく、あまりよい印象を与えないそうです。

私は通常ドイツ語もザクセッシュも話せていませんが、果たしてどんな風に聞こえているのでしょうか。。正しい発音にはトレーニングが必要だとのことですが、まずははっきり喋ることを意識していこうと思いました。