ドレスデンも夏本番を迎えて気温が一段と高くなってきました。街歩きは暑くて大変だということで、先週末は郊外に行くのをお休みして語学学校の先生に教えてもらったドレスデンの市内にあるモノレールに乗ってきました。
Schwebebahnの駅です。開業1901年で、途中戦争や改修のため運休しつつ現在に至っています。
場所は赤いマーク(Pillnitzer Landstrasse 5)のところでこの辺りは大きな家が立ち並ぶお金持ちエリアとなっています。
駅の入口を登ります。
チケットはこんな感じ。トラムやバスのチケットとは違って少し大きめかつ厚手の紙です。ドレスデンにはもう一つStandseilbahnというケーブルカーがあるのですが、今回はチケットの絵の下のモノレールの方に乗車します。往復1人5€でした。
チケットに日時を打刻して入場します。
これに乗ります。
ここから上に登っていきます
客室はこんな感じ。定員は8名くらいでしょうか。空調はなく、窓があるのみです。
こちらは運転室ですが、無人で発車しました。現在は使われていないのでしょうか。
運転室の後ろのコンパートメントからの眺め。こちらが最後尾です。
快晴でとっても見晴らしがよかったです。遠くに旧市街のフラウエン教会などが臨めます。写真右側にある橋は緑色から青色に変色したために青い奇跡の橋と呼ばれています。
展望台の中腹にある博物館。入場は無料です。
入口にお土産がまず飾られています。
歴史がパネルで紹介されています。こちらはドイツ語と英語併記。
使われていた道具や服、そしてモノレールの模型などが飾られています。当時を知る手がかりになる写真も掲示されていました。
こちらは世界のケーブルカーについてのパネルです。ドレスデンのケーブルカーは世界で最も古いケーブルカーの一つだそうです。
展望台最上部からの眺め
まるでお城のような家が小高い場所に建っています。眼下にある家ももちろん巨大。写真中央あたりには木陰でティータイムを楽しめる(?)テーブルセットが見えます。この辺りに住むことは一種のステイタスになります。
展望台の外にも展示。
そんなに古いものには見えませんでした。
さらに登る道があります。住むのは不便そうですがきっとお手伝いさんが何もかもやってくれるんだろうなぁ。
展望台にカフェ!
コーヒーやソフトドリンクはもちろん、ビールも飲めます。アイスクリームも売っていました。
帰りはカフェのすぐ横に改札があります。
降りてきました。乗っている時間はだいたい5分強くらいでしょうか。空調がないので車内は暑くなります。まるでサウナ(笑)行きも帰りもドイツ語でモノレールについての解説が流れます。まだキャッチできてませんが、高さや長さなど数字について語られていたと思います(苦笑)
モノレールは地球の歩き方には記載はないのですが、二階建ての観光バスが駅前に停まったりしていたので観光名所になっているようです。なお、この駅から10分ほど歩いた先にあるバス停からバスに乗ると15分ほどでピルニッツ宮殿に行けるようです。
晴れた日には眺めは最高です!ぜひ行ってみてください。