週末にドレスデンから109キロ離れたゲルリッツに行ってきました。アウトバーンで1時間ほど。この街は映画『グランド・ブダペスト・ホテル』のロケ地にもなった場所です。(ロケで使われたデパートは今回行かなかったのですが。。)また、ドイツ最東端の街で国境を流れる川に掛けられた橋を渡るとポーランドに徒歩で入国できます。
車を停めた駐車場です。ここからペーター教会やポーランドとの国境まで歩いて散策します。
さっそくメインストリートらしい道を歩いてみます。
手回しオルガン?ちょうど鳴らし終わって移動するところ。
この仔、大人しく待っていると思いきや、前を通りかかった犬にかごが揺れるほど吠えてた。。
ゲルリッツはポーランド食器も売っていますが、この地方の素朴な食器もたくさんお店がありました。
子供用の食器。イラストがかわいい。
素朴であたたかみのある食器たち。
歯ブラシホルダー こんな大きいやつ日本の洗面所には置けませんね。。あ、うちだけか?
ポップなピアス
古そうなキャッシャー。アンティークのものを今も使っているんですね。
小径に入ると素敵なカフェがオープン準備中。天気が良いのでテラス席はとっても気持ちが良いです。
こちらも小径にあったお店。ガラスのオブジェが素敵な看板。
広場に出てきました。
上を見上げるとこんな感じ。
ここは市庁舎のようで、この日も結婚式が複数組行われていました。ここから出てくる新郎新婦を花吹雪でお祝いしていたり、街中でシューティングを行うカップルがいたりとこちらもつい微笑んでしまうようなシーンがたくさんありました。
市庁舎の時計。派手すぎない飾りが美しい。
アンティークショップがあったので入ってみることに。
細い通路からスタートした店内は思いのほか広く、
食堂のようなお部屋
アンティークのマイセン食器?
数段のステップがある小さな物置
中庭
昔の天秤!などなど骨董品が所狭しに陳列してありました。
こちらはまた違う道にあったクリスマスグッズを扱うお店。ここは年中クリスマスです。
ドイツ伝統的なクリスマスピラミッド。左の電気がついているもの、900€近くします。年に一度の飾りですが、とても高級ですね。。
窓辺に飾る切り絵のような木製の飾り。非常に細かい細工が施してあってびっくり。
クリスマス柄のランプ。
くるみ割り人形もありました。木製の人形がたくさん置いてあってドイツを感じます。ウィンドウショッピングも楽しいものです。
こちらはペーター教会。中央の広場から歩いて15分ほどでした。この日はたまたまコンサートが行われていて終わるまで待っていた人たちで行列ができていました。
薄いグリーンのパイプオルガンがとてもきれいでした!体験ツアーが行われていたのか、一般の人と思われる人たちが試奏していて聴こえてくる音が面白かったです。
聖堂内はとても広く、天井も高くてなんだか包容感を覚えました。
ペーター教会の裏の坂から見上げたところです。
坂を下りていきます。
下りたところでちょっと一休み。家から持ってきたピーナツバターサンド♪
橋の向こう側がポーランドです。
いざドイツ国外へ
橋からの眺め
川沿いには眺めを楽しめるカフェやレストランがずらり。こちらは木漏れ日の中で食事ができるよう。
ポーランド側にあった昔の看板たち。レトロです。
ポーランド側にはお土産もののカゴを売るお店が2店舗ほどあるだけだったので今回は足を伸ばすことはしませんでした。
ドイツ側に戻ってきました。
ゲルリッツを歩いてみて思いましたが、ほかの街に比べて石畳がきれい。目が揃っています。
市庁舎の方に戻ってきました。おまちかね、カフェの時間です。
入ったカフェは カフェグロリア。広場に面したテラス席です。メニューに年季が入っています。
席からの眺め。
ケーキがたくさん。今回はモーンケーキをいただきます。
ポットコーヒー3.5€ モーントルトテ3.5€
ポットコーヒーはポットに入ってくると思ったのですが、ちょっと大きいカップに入ってきました。
こちらは本日のおすすめのバニラアイスとベリーソース クリーム添え4.5€
ケーキもアイスもとっても美味しかったです!
帰り道。結婚式の後に新郎・新婦が乗り込むと思われる可愛らしい車。この日は5組くらい結婚式を目にしました。
ゲルリッツは『地球の歩き方』には1/3頁くらいしか紙幅が割かれていないのですが、とってもきれいな町並みがあり、おしゃれなカフェがたくさんあってそぞろ歩きにぴったりな場所でした。ぜひとも訪れてみてください。