ドイツ生活 徒然記

ドイツでの生活も6年目がスタート。日々体験したことや感じたことを書いていきます。

ドイツの健康保険について

今日はドイツ在住者が必ず入らなければならない保険について書こうと思います。

健康保険に加入していないとビザの申請ができないので、こちらに来てから「(日本語で)健康保険」と名のつくサイト・ブログはほぼ見尽くすくらい調べました。

日本にいたときは働いていたので会社を通して健康保険料を払っており、あまり気に留めたことがありませんでした。

ドイツでは公的保険と民間保険があり、それぞれ複数社保険会社があります。働いている人は公的保険に加入することになり、会社と被雇用者で保険料を負担します。また、配偶者及び子供は公的保険に加入している人の扶養に入っていれば保険料を支払う必要がありません。一方、民間保険はプライベート保険と呼ばれ、公的保険に入っている人が手当を厚くしたいとき、または公的保険に入れない人が選択します。

 

さて、自分に適する保険を調べるとき、配偶者の保険が重要なことがわかりました。夫は自営業者にあたり、self-employmentと言って会社に属していないのでプライベート保険に入っています。なにもわからなかった当初は「自営業者の妻」が入るべき保険に全く見当がつきませんでした。

 

実際に私が入った保険は民間保険です。260€(学生は130€)/月なのでお高い印象です。当初は夫が委託している税理事務所の方のアドバイスで5年間は旅行保険に入ることになり、105€/月でよいはずでした。しかし、その後移民局から「(夫が)長期滞在者なので旅行保険では(配偶者)ビザがおりない」とよくわからない理由で却下され、しぶしぶ民間保険に入ったという流れです。夫の同業者でこちらに来て2~3年の人たちの奥様は旅行保険でビザがおりたと聞いていたため、とてもがっかりしました。フライベルクドレスデンという住んでいる都市が違うからだろうということでしたが、なんだか納得いかない。。しかも、人によって言うことが違うということがしばしば起こるドイツ。移民局の担当者が違えば旅行保険でビザがもらえた可能性もあります。語学学校に行くということを保険代理店の人に話してその期間学生料金で、ということにできたものの不満は残ります。。

 

まだビザ自体はもらえておらず、週末初めて外国人局に出向く予定なので今の保険でよいかどうかまだ安心はできない状況。もうあとは祈るくらいしかできません。人によって基準がさまざまというのはドイツ在住ブロガーの多くの方が書いていたことなんですが、現地に来て実感するまでは信じられませんでした。おそらく今読んで頂いている方々にも理解されないと思っていますが、現地在住先輩方いわく、外国人局のそれはもうあきらめるしかないみたいです。なんとネガティブ。。ドイツ語が理解できるようになったら今後少しは抵抗できるようになるかなぁ、と希望を捨てずに日々生活しています(笑)