先々週だったと思います。ドイツのスーパーで悲しい光景を目にしました。。ワールドカップグッズが全て赤札。Tシャツが5€とかだったのでけっこう売れていたみたいですけどね(笑)
さて、今日はスーパーマーケットで日本と違って戸惑ったこと下記3つについて書いてみようと思います。
①カートがコイン制
②パント
③量り売り
①カートがコイン制
カートに向かって正面のところにコインを挿入するところがあります。ここにコインを入れると前のカートとつながっているチェーンが外れる仕組みになっています。
初めてこれに遭遇したときはもとあった場所に戻すように促しているんだなぁと関心しました。対応硬貨は50¢、1€、2€コインです。
売り場がとても広く歩き疲れてしまうこともあるため、私はかごを持つよりカートを押して回っています。一番大きいサイズのカートは3歳くらいの子供が二人くらい乗っていても余裕があり、実際に載せている親をけっこう見ます。
返却するときはカート置き場に持っていき、前のカートから垂れているチェーンの頭を自分のカートにつなげます。自分の入れたコインが押し出されてくるのでこれで完了です。
②パント
缶、瓶、ペットボトルの飲み物には大抵「パント」というデポジットがかかっていて、容器をお店に返却するとデポジット分が返金されます。写真は缶ビールと瓶ビール、そして瓶入りヨーグルトです。これらを例にパントの表記を確認してみます。
赤い矢印で示しているマークがパントがついている表示です。
「Pfandflasche」の文字があるのでパント付きの瓶であることがわかります。
こちらも「Pfandglas」と書かれています。
デポジットの金額は0.08€~0.25€くらいです。次は、お店での回収方法についてです。
スーパーに行くとこのような缶・瓶を回収するマシーンが置いてあります。左側の丸い穴に入れるとバーコードを認識してパントの金額が表示されます。(入れたものはコンベアに乗って奥に回収されます)
入れたものの本数と金額が表示されています。ケースごと回収もしてくれます。全て入れ終わったら左下に見える緑のボタンを押します。
このようなレシートが発行されました。これを買い物ついでにレジに持っていくと、デポジット分を差し引いて買い物ができます。
実際に買い物をしてみました。
「3.06」の横にマイナスがついています。これが引いてくれたという証です。その下にあるのがパントの金額です。こちらへ来た当初は、瓶の飲み物とデポジットが分かれてレシート表記されることを知らなかったため、購入点数よりも多くレシートに書かれている!と慌てました。今回は瓶ビール3本と瓶入りヨーグルト2個を購入したので合計0.54€のデポジットを払っています。
今でこそパントの回収作業をスムーズにできていますが、渡独当初は現地民に教えてもらうまでシステムがまったくわかりませんでした。
③量り売り
野菜売り場です。このネギは1かたまりで0.59€です。日本の多くのスーパーと違って、ドイツでは物によってひとかたまりで金額がついていたり、重さで金額が設定されていたりします。
なす大好きです。いつもより安いです!これは1キロあたり1.49€なので量ってみます。
この量りは絵がわかりやすくて好きです。なすの絵をタッチすると右からシールラベルが発行されます。私が選び抜いたなすは0.61€でした。果物を量るときは画面下部のオレンジ色の横長のボタンをタッチすると果物画面に切り替わります。
ドイツのスーパーは商品名と商品が近くに設置されているのでわかりやすいです。以前イタリアのスーパーでトマトの種類が多すぎてどのトマトがどの名前なんだ!!!???とパニックになったことがありましたが、ここではそんなことはありません。。
以上が日本と違って戸惑ったこと3点です。
番外編 犬たち
ショッピングモール内のスーパーによく行くのですが、ドイツ人は普通にモールをわんこ連れで歩いています。お店の中には入って来られないので入口で彼らは大人しく待っています。慣れている様子で興奮することもなく、犬たちはとても可愛いです。
以上、ヨーロッパに行った際はスーパーに行ってぜひ体感してみてください。