ドイツ生活 徒然記

ドイツでの生活も6年目がスタート。日々体験したことや感じたことを書いていきます。

2020年の振り返りと2021年の抱負

2020年も残りわずかとなりました。今年はコロナウイルスの影響でいつもとはひと味もふた味も違った年でしたね。昨年同様、今年の振り返りと来年に向けて抱負を書いておこうと思います。

 

さて、昨年の抱負に書いたことがどれだけ達成できたのか?ということで、昨年の抱負はこちらです。

☆達成したいこと
  • ドイツ語B2合格
  • 独検2級合格
  • 旅サイトで記事を4つ執筆
  • 筋トレを継続して行う
  • バイトできる場所をもう1つ見つける
  • ドイツ語の本を1ヶ月に1冊読む
  • ブログの他に情報発信できるチャネルを持つ
  • TOEICを受ける
  • タンデムを継続
  • 楽器を吹ける場所をドレスデンで見つける

 

 はい、残念ながら1つしか達成できていませんでした。。。なかなか難しいものですね。。。達成できたものは…

 

・楽器を吹ける場所をドレスデンで見つける

 

これについては今年の年明けに記事を書いております↓

www.et-chandon.com

 

吹ける場所は見つけたものの、コロナウイルスが流行りだしてからは大人数で集まる場所になかなか行きづらい状況になってしまいました。

 

気を取り直して、昨年の抱負に掲げたもの以外で達成できたことを振り返って見たいと思います。

 

<2020年>

☆達成できたこと

 

今年は幸運なことに、2月からドレスデンで仕事に就くことができたので、それだけでかなりお腹いっぱいに。しかし、自分で収入を得ることができるようになったことは我が家にとっても私にとっても大きな成長でした。その成長によって今まで行ったことがなかったレストランにも思い切って行くことができたり、高いと思って手が出なかった魚を料理に取り入れることができるようになり、食生活にも広がりが出ました。さらに、職場でドイツ人と関わることによって、ドイツの文化を今までよりも感じることができるようになりました。

 

<2021年>

☆達成したいこと

  • 健康を維持し、コロナウイルスに感染しない
  • 独語検定2級もしくはB2に合格する
  • IELTSもしくはTOEICを受験する
  • 体重を5キロ落とす
  • ミシンを購入して洋服や小物を自分で作る
  • 日本に一時帰国する
  • ドイツでの貯金方法、運用などを学ぶ
  • 写真加工や撮影技術を向上させる
  • ロームブックの活用方法を学ぶ

今年はコロナウイルスの流行により、人の動き方や経済活動が著しく変化した年になりました。来年も依然として感染対策が必要になると思うので、家の中での時間を充実させる方向に意識を向けることに。そして、もう一つ、今年はマスクを手作りしたことで、忘れていたハンドクラフトの楽しさを思い出し、現在ミシンの購入を検討しています。さらに、コロナウイルスのような天災がまたいつ起こるかもわからないので、未曾有の事態に備えて貯金や運用についても勉強していきたいなと思います。語学に関してはずっと掲げ続けることになるような気がしていますが、気長に続けていきたいです。

 

以上、私の個人的な振り返りと来年に向けての抱負でした。残り僅かな2020年ですが、体調を崩さずに仕事を納めて走り抜けたいです。みなさんもどうぞ身体に気をつけてよいお年をお過ごしください。

ドイツビールのアドベントカレンダー 2020年

いよいよクリスマスは今週ですね!我が家にあるアドベントカレンダーも窓がたくさん開いてカウントダウンらしい様相を呈してきました。今日はまだ紹介していなかったドイツビールのアドベントカレンダーについてです。

<目次>

ドイツビールのアドベントカレンダー

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ドイツビールのアドベントカレンダー 2020年版

昨年初めて同じ製造元のビールのアドベントカレンダーをスーパーで購入したのですが、今年はなんだか箱のサイズが大きくてちょっと持ち運びづらい。。。絵柄はビール醸造所での工程を表しているようです。丸く窓がうっすらと見えるでしょうか。ビールは横に寝た状態で入っています。(ちなみに去年のビールのアドベントカレンダーの記事はこちらです↓)

 

www.et-chandon.com

 

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ドイツビールアドベントカレンダーの箱の大きさ

わかりやすいように1.5リットルの水と比べてみました。内容量は330ミリリットル×24本です。瓶の重さが1本あたり300グラムくらいなので、総重量は15キロくらいですね。(運びづらいからか、去年より売れ行きがよくなさそうでした。)

 

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ドイツビールアドベントカレンダー裏面には商品内容

ドイツのクラフトビール醸造所のビールが24種類楽しめます。330ミリリットルと小ぶりなので、テイスティングにはぴったりの大きさ。我が家は夫があまりお酒を飲むほうではないので、もっぱら私が頂いていますが、2人で1口ずつ飲んだりするのも楽しいです。今回一番アルコール度数が高いものは7.3%ですね。ドイツに来てから知りましたが、ドイツビールはアルコール度数が高いものほど飲みやすくて、どんどん飲めてしまうんです。

 

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初日のビールのジャケットにびっくり

12月1日の窓を開けたときの様子です。瓶の首に女性のイラストがプリントされていて引っ張り出したときに目が合ってしまいました(笑)

 

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テイスティングメモ付き

昨年同様、ビールの感想を付けられるテイスティングメモと豆知識などが印刷された小冊子が初日の窓にビールと一緒に入っていました。昨年おまけで付いていた試飲用グラスは今回は付属していません。

ドイツビールアドベントカレンダーのお値段

330ミリリットルの瓶24本で38.98ユーロ(瓶代1.92ユーロを含む)なので、約4700円ほどです。1本あたり195円くらいですね。ドイツでは500ミリリットルの瓶ビールが一本1ユーロ以下から買えます。ただ、小さな醸造所のクラフトビールはなかなか買えないものや、お値段が高いものもあるのでこのようにテイスティングサイズで様々な種類を楽しむことができるのはお得に感じます。

 

ワインのアドベントカレンダーもあるらしい!?

パリに住む友人が今年ワインのアドベントカレンダーを買ったと聞いたので、ドイツにも存在するかどうか調べてみると、いくつか出てきました。大体60ユーロから80ユーロ、日本円だと約7200円〜9600円とビールに比べるとお値段が張りますね。日本のアマゾンだと3万円超えのこちらしかヒットしませんでした↓

 

 

最近ワインをちょこちょこ買うことがあるので、来年はワインのアドベントカレンダーを狙ってみたいと思います。 

 

 

 

クリスマスまであと数日ですが、みなさんが健康でリラックスしたおうち時間を過ごせますようドイツから願っています!

ドイツ ロックダウンとショッピングモール

ドイツは今週月曜日からロックダウンが再び始まりました。今日はそのロックダウンについてとドレスデンのショッピングモールの様子を少しご紹介できたらと思います。

<目次>

ドイツドレスデンのロックダウン概要

今回のドレスデンのロックダウンはざっくり言うとこんな感じです。

 

期間:2020年12月14日〜2021年1月10日

  • マスク着用の強化(公共交通機関、職場、店舗内に加えて路上でもマスク!)
  • 私的な集まりの人数制限強化(最大5人まで)
  • クリスマス期間(12月24日〜12月26日)の集まりの人数制限強化(自らの世帯+4人まで)
  • スーパー、薬局、ドラッグストア、その他生活に必要な最低限の店舗以外は営業停止
  • 学校、保育施設のクローズ
  • 過去1週間の人口10万人あたりの新規感染者数が5日以上連続で200を超えた市郡では夜10時から朝6時までの外出制限強化
  • 企業はできる限りホームオフィス、もしくは会社を休みとすることが強く要請される
  • 晦日前の花火の販売禁止

 

我が家ではクリスマスに総勢8名で小さなホームパーティーを計画していたのですが、人数オーバーのため泣く泣く中止にしました。夫の通う語学学校はオンラインへ移行したものの、職場から「学校ないんだったら働けるのでは」と要請が。結果オンライン授業がない冬休みの期間だけ逆に職場に戻ることに。私の職場は前回同様テレワークができないので相変わらず通勤していますが、職場内でもマスクを着ける人※が増えてきました。

※職場では1.5メートルの間隔が保てる場合にマスク着用は必須ではありません。

 

ドイツ ロックダウン後のショッピングモールの様子

先日お昼頃にトイレットペーパーを買いにショッピングモールへ行ってきたのですが、その時の様子を少し紹介したいと思います。

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ショッピングモール前のスタンドは全てクローズ

 

私達が気に入っていたカレー屋さんやチュロス屋さんも全てクローズされていました。ちなみにロックダウン前の様子はこんな感じです。

 

 

 
 
 
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ショッピングモール内に入るとすぐこの立て看板が。

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ロックダウンについての案内板

食料品店、薬局、ドラッグストア、ペット用品ショップは引き続き営業を行っていると書かれています。

 

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閑散としたモール内

お昼に行ったせいもありますが、広いショッピングモールに人影はまばらです。

 

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クリスマスの飾り付けの店内

クリスマスの商品や飾り付けが残ったままのショーウィンドウ。

 

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店舗の電気が消えて薄暗い2階

2階のフードコートはもちろん閉鎖され、設備の清掃・点検が行われていました。本屋さんも閉まっていました。

 

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オンラインへの誘導張り紙

対面販売ができないので、オンラインでのセール告知が店舗のガラスに貼ってありました。

 

ドレスデンのショッピングモールではスーパー、ドラッグストア、薬局、ペット用品ショップの他に、眼鏡屋さん、クッキー&チョコレート屋さん、クリーニング店、パン屋さんが営業を続けていました。2階の店舗の中には完全に閉店したジュエリーショップもあって、普段親子連れで賑わっているモールを知っている私としては、かなり寂しい様子に感じました。

 

ザクセン州はドイツの中でも罹患率が高く、過去7日間の数字を見ても、人口10万人あたりの新規感染者数は415、ドレスデンだけでも295です。アドベント期間に教会に毎週出かける人もこの地域は多いそうなので、宗教的な習慣が感染拡大を助長しているのかもしれません。。。我が家では最近毎晩鍋を食べて、免疫力の向上に努めています。みなさんも無理をせず、残り少ない2020年を一緒に乗り切りましょう!

ドイツのホットワイン 自宅での楽しみかた

ドイツでは来週から再びロックダウンが始まります。私が住んでいるザクセン州はドイツの州平均の2倍のコロナ罹患率となっており、感染が広がるドイツの中でもホットスポットと化しています。そんな状況下のドレスデンのショッピングモールに今日行ってきたのですが、ロックダウン前の最後の買い物を楽しむ人で店内は密に近い混雑具合でした。

 

ドイツのショッピングモール前の出店

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出店のチュロス(シナモンシュガー味)

毎年ショッピングモールの前にいくつか出店が立ち並ぶのですが、今年はインドカレーが出店していて、結構美味しくて何回か利用しました。それを購入したついでに今日はチュロスを買ってみました!大きなチュロスが6本入って5ユーロ(約600円)とお値打ち。さらに生地にふんわりと味が付いていて、かつもっちりとした食感が非常に美味しい!カレーを食べたばかりなのに、夫と二人で平らげてしまいました。

 

ドイツの市販のグリューワイン(ホットワイン

他に出店していたのはドレスデン地元のサッカーチームであるディナモ・ドレスデンのグッズショップ、ランゴスと呼ばれる揚げパン(ピザ)、チョコレートやアーモンドなどを取り扱うスイーツショップ、クリスマスオーナメント屋さん、そしてホットドリンクのお店。ここでグリューワインを飲んで雰囲気に浸りたかったのですが、車で来ていたので断念。ここの小さなマルクトは日曜日は開かれていないので、もう本日が最後です。くー。。。ホットワインを諦めきれない私達は、代わりにスーパーで市販のグリューワインを初めて買ってみました。それがこちら。

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市販のグリューワイン

”おばあちゃんのホットワイン”という名前が付けられたこの紙パック入ワイン。お値段は1リットルで1.15ユーロ(約138円)とかなり手に取りやすい価格です。ふと隣の買い物客のカゴを見たら2パック入れていたので、地元民からも支持されているようです。市販のグリューワインはいくつかありますが、その中ではこれが一番安いかと。

 

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風味が付けられたクリスマスの飲み物、と書いてあります。原材料は赤ワイン、水飴、砂糖、香料、クローブエキス、シナモン、レモン、オレンジの皮、酸化防止剤(二酸化硫黄)、防腐剤、保存料(ソルビン酸カリウム)。味付け済みなのでそのまま温めるだけでホットワインが飲めます。

 

ドイツの市販のホットワインのお味は

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紙パックのホットワインを温めてみました

小さな片手鍋に注ぎ、沸騰直前くらいに温めると、表面に泡みたいな細かい気泡が出ました。気にせずマグに入れちゃいます。一昨年クリスマスマーケットで持ち帰った(購入した)カップに入れて、雰囲気を楽しもうかと。お味はそんなに期待していなかった割にマーケットで飲むのとほとんど変わらず、(むしろそのまま!?)美味しいので大満足。アルコールは温めるときに多少飛ぶと思いますが、8.7%と記載があるので、お酒弱い方はお気をつけくださいね。

 

日本でも既に調味された瓶入りのグリューワインがいくつか売られているようなので、気になる方はぜひお試しください。きっとヨーロッパのクリスマスを感じてもらえると思います。

 

コロナウイルス影響下のドレスデンクリスマスマーケット会場 現在の様子

ドレスデンのクリスマスマーケットはコロナウイルスの影響で今年は開催されないことが決定しましたが、通常シュトリーツェルマルクトというメイン会場に設置されるモニュメントが見られると聞き、今日散歩がてら行ってきました。

ちなみにクリスマスマーケット中止についての記事はこちらをご参照ください↓

www.et-chandon.com

通常のドレスデンクリスマスマーケット会場の様子

現在の様子を見る前に、いつものクリスマスマーケットはどのような感じだったかというと、こんな感じです。

 

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通常のドレスデンクリスマスマーケット

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向かい側から見たクリスマスマーケット

毎年200万人が訪れるドレスデンのクリスマスマーケットは、写真のように多くの人でごった返します。そして、食べ物やお土産のスタンドの他、多くの催し物が行われます。

 

中止となったドレスデンクリスマスマーケット会場は現在どのような状況?

お昼間に散歩がてら行ってきたクリスマスマーケット会場はこちらです。

 

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ドレスデンクリスマスマーケット会場の様子

クリスマスツリーにシュベベボーゲンと呼ばれる窓辺に置く飾りを模したモニュメント、そしてピラミッドがぽつんぽつんと並んでいます。

 

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いつもだったら救護所やスタッフの常駐室が併設されるメインの売店は今年も建っていました。観光客向けなのですが、今年はなんだか寂しい雰囲気。

 

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クリスマスツリーとページェント

クリスマスツリーの下にはキリスト生誕の場面が人形で表されています。まばらですが、写真を撮影している人も見られました。

 

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クリスマスピラミッド

ろうそくを灯すことにより、その熱でくるくると回るクリスマスピラミッド。毎年背の高いこのモニュメントはクリスマスマーケットの中で存在感を放っていますが、なにもお店がないこの状況ではやっぱり寂しそう。奥に見えるシュベベボーゲンは例年通り登れるように階段が設置されています。登っても寂しい広場が見渡せるだけですが。。。

 

クリスマスマーケットと言えばグリューワイン

出店は今年ありませんが、テイクアウト営業のみ許されている周辺のレストランやカフェがあたたかい飲み物を提供してくれていました。

 

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窓ガラスに「GLÜH WEIN」(ホットワイン)と貼って営業していることをアピールしていますね。日曜日のお昼でしたが、人はまばらでした。

 

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こちらのお店もレストランで、テイクアウトの食事メニューも書いてありました。ちなみに店内の様子は以前こちらで紹介したことがあるので、よかったら見てみてください↓

www.et-chandon.com

 

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紙コップのグリューワイン

赤・白(いずれも3.5ユーロ:約420円)のホットワインを両方買ってみました。クリスマスマーケットではそのマーケット独自のマグカップで提供されますが、残念ながら今年は紙コップで我慢。風物詩のようなものなので、売っているだけでも感謝です!味は例年クリスマスマーケットで飲むものよりもちょっと薄い気がしますが、温かくて甘くてほっとします。個人的には赤のほうが飲みやすく、美味しかったです。

 

中止となったドレスデンのクリスマスマーケット会場はクリスマスマーケットが終わって撤収された後と同じくらい寂しさが漂っていました。大通り沿いの店舗も撤退したところがたくさん見受けられ、ドレスデンの中心地にコロナウイルスがもたらした影響は非常に大きいことを改めて確認した散歩となりました。

ドイツ職場のアドベントカレンダー その2

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ショッピングモールに毎年来るサンタさん

昨日ショッピングモールに行ったらサンタさんが来ていました。アシスタントの女性はマスク着用でしたが、サンタさんはマスクなし。例年どおりであれば、子どもたちと一緒に写真を撮ったりするのでサンタさんは感染リスクが高いお仕事なんですよね。サンタさんも無事にクリスマスを迎えられますように。

 

というわけで、クリスマスマーケットが中止になっても街中では徐々にクリスマスの雰囲気が感じられるようになってきました。職場の同僚によると、毎年仕事の最終日に会社が従業員を労うため、会社の全員(強制ではありません)でレストランへ行って食事をするのが恒例とのこと。しかし、今年はレストランもテイクアウトのみの営業ですし、クリスマス期間も10人までしか集まることができないということもあって、恒例行事はもちろん中止。おそらくその代わりだろうというみんなの予想ですが、先週月曜日に出社したら一人ひとりにアドベントカレンダーが配られていました。それがこちら。

 

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職場で配られたアドベントカレンダー

同時にトップの名前で、日頃の感謝を表すためにささやかなものを贈ります、と全員にメールが。私は例年の様子を知らないので、なにかをもらえるということだけで嬉しくなったのですが(←単純)、同僚たちは、「私チョコレートそんなに好きじゃないし」とか「レストランの代わりがこれか」みたいな感じで結構手厳しい(苦笑)。周りの声を聞いた後、ちょっと複雑な気持ちになってから初日の窓を開けるとプラリネチョコレートが入っていました。一口頬張ってびっくり!これが結構アルコールきつい(苦笑)大体アドベントカレンダーって朝開けると思うんですけど、これは終業後に食べるべきでしたね。。。

 

この時期はスーパーでもちょっとした贈り物用に様々なパッケージのチョコレートが大量に販売されています。アドベントカレンダーは主に子ども用だと思っていましたが、こうやって職場で配られるということは大人も結構楽しんでおり、贈り物としても選択されるものなんだなと体感しました。日本でもドイツで人気のリンツアドベントカレンダーが販売されているようなので、興味のある方はぜひ見てみてください↓

 

ドイツの職場のアドベントカレンダー

いよいよ2020年も最後の月がやってきますね。毎年12月はオフィスが忙しくなるそうですが、育休明けで職場に戻ってきた同僚以外に新しい人は投入されておらず、慢性的な人手不足が続いている毎日。もともと私は英語と日本語がつかえればよいという条件で採用されたのですが、ドイツ語でコミュニケーションしなければならないクライアントもいずれは対応できるようにならなければいけない雰囲気に。仕事が回る最低限の人数で休暇予定を組んでいるのですが、コロナウイルスの陽性者が周りに出たり、体調不良になったりして休む人ももちろん発生します。ということで、結局少ない人数の中、みんな必死で働いています(白目)。そんなサバイバルな雰囲気を和らげようと、同僚の一人がサプライズで職場にアドベントカレンダーを設置してくれました。それがこちら。

 

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アドベントカレンダー

左側のボックスは紅茶のアドベントカレンダー。右のサンタさんにはスキンケア用品のボトルのようなものが見え隠れしています。

 

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サンタさんを模した小袋

職場のみんなの名前を1つ1つに貼ってくれています!その日付になったら貼られた名前の人が袋に入ったプレゼントをもらえるという仕組み。大変で辛い時期にみんなを気遣う彼女の優しさが詰まったアドベントカレンダーで感動しました!

 

さて、来週は1週間病欠が決定した同僚がいて、人員不足での12月が始まります。アドベントカレンダーに癒やされつつ、みんなで乗り越えられるように気合を入れて頑張ろうと思いますが、果たして無事にクリスマスは迎えられるのか!?とにかく体調管理に気をつけて乗り切りたいと思います。みなさんもどうぞご自愛ください。

ドレスデンの2020年クリスマスマーケット中止

昨日知人のお店に行った際、ドレスデンのクリスマスマーケットメイン会場が中止されるという話を聞きました。予想はしていたけれど、やっぱりショック。。。毎年開催されているドレスデンのシュトリーツェルマルクトが中止になったのは75年前の第二次世界大戦以来だそう。近隣のライプツィヒケムニッツは既に中止を発表していましたが、ドレスデンもぎりぎりまで決断を遅らせた結果、一昨日に中止が発表されました。ドレスデンは11月22日時点で4842人の感染者が出ており、直近7日間で10万人あたりの感染者数が133.6人となっています。ただ、検査数が出ている統計を探したのですが見つからず。。。

シュトリーツェルマルクト以外のクリスマスマーケットについては中止決定の報道がされていませんが、今年はドレスデンにとって経済的に厳しい冬となりそうです。

 

<参考URL>

Wegen zu hoher Corona-Zahlen: Striezelmarkt 2020 offiziell abgesagt | Regional | BILD.de

Coronavirus | Infektionsschutz | Landeshauptstadt Dresden

 

 

 

ドイツで働く コロナ禍のウアラオプ(長期休暇)で感じたこと

コロナ禍でいろいろと思うようにならない毎日だと思いますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。わたしは10月26日から3週間の休暇を過ごしていたのですが、必需品の買い物以外はずっと家におりました。今週からはまた頑張って働きます。ということで、今日は休暇を通して感じたことを記録しておこうと思います。

<目次>

ドイツの有給休暇と日本の有給休暇

日本で営業として働いていたときは、有給休暇は「消化する」ものだった気がします。有給休暇を取得している日なのに、得意先での打ち合わせに出ている同僚や上司はざらにいましたし、そもそも仕事のことを一切考えずに休暇を過ごすことをみんな諦めていたような。。。有給休暇の日数は以前の職場での記憶がなく、比較ができませんが、現在働いている職場では、入社する際の労働契約で初年度26日の有給休暇がもらえました(その日数は入社した月によって変わってきます。)。試用期間の6ヶ月間は様子見で利用しなかったものの、2020年中にほぼ全ての有給休暇を使い切らねばならず、周りの休暇との兼ね合いを考えてひとまず10月は3週間取ることに。一方、日本で勤務していたときは残った有給休暇を翌年に繰越することが可能でした。ドイツも日本も同じなのは、休暇の予定を催促されること。私の現在の職場ではドレスデンオフィスのトップから、全体メールで9月末には年内の休暇予定を連絡するようにとお達しがあり、急いで同僚と日程を相談しました。

 

しかし、年内に有給休暇を使い切らなければならないというのがなかなか悩ましい場合があります。2年前に育児休暇に入り、先月10月に職場復帰した同僚がいるのですが、復帰日に出勤、翌日から子どもの体調不良でその週はお休み。翌週は自らの体調不良で1週間お休み。(再び顔を合わせる前に私は自分の休暇に入ったのですが、)その後体調が回復して出勤したものの、再度子どもの体調不良、自身の体調不良で2週間ほどお休み。今日は復活して戻ってきていましたが、彼女も有給休暇をとらないといけないということで来月2週間の休暇を申請するということでした。実質働き始めてまだ3日しか来ていないらしいのですが、それだけ有給休暇をもらえるというわけなんですね。日本では試用期間終了前に2週間の有給休暇が付与されるということは産休を除いてほぼ無いかと思います。なお、有給休暇は前もって承認してもらわなければならないため、病欠に利用している人は私の職場では見たことがありません。それが日本と違ってちょっと不便に感じるところです。ちなみに、念の為付け加えておきますが、上記の同僚の勤務状況に関してはドイツ人もあまりいい印象を持っていないようなので、できれば同じような状況にならないようにすることをおすすめします。。。

ドイツ人の有給休暇に対する考え方

ドイツ人にとって長期休暇は非常に重要です。彼らは仕事で良いパフォーマンスを上げ、またモチベーションを保つためにも「長期の」休暇が絶対に必要だと考えています。8月、日本のクライアントが動かないお盆に私もお休みを1週間取ったのですが、そのときも「もっと休みが必要でしょう?いつ(長期)休暇を取るの?」と同僚に心配されました。1週間ではウアラオプとしてカウントされないのでしょうか。そして、休みに入る前には「私達のことを一切考えずに休みを満喫してね」と念を押されました。個人的には休み中にわからないことができたら連絡してもらってもよいのに、と思っていたのですが、問題外のようです。もちろん、上の立場に立つ人たちは話は別で、彼らは休み中でもメールを確認しますし、緊急の場合に電話も通じるようにしています。そのような人たちを除くと、休みの人の仕事を埋めることは周りの人の仕事である、という意識が非常に強いです。

 

実際コロナ禍のドイツに居て何をして過ごしたか

せっかく3週間休みを取ったはいいものの、コロナウイルスの影響でドレスデンからは出られません。気分転換にと予約したドレスデン内のホテルも、結局ビジネス利用者以外は泊まることは叶わず。11月2日からはカフェ・レストランはテイクアウト営業のみとなり、外食も不可。その制限が発布される前まではドレスデンのカフェを開拓したり、美術館に行ったり、まだ行ったことのなかった博物館に行ったりしようとあれこれ思いを巡らせていましたが、あえなく断念。。。飲食店以外の店舗は感染対策を行った上で営業が許可されていたので、唯一できることといえば(ウィンドウ)ショッピングくらい。そして、規制が始まる前に予定していたささやかなホームパーティーを終えると、やることがなくなってしまいました。結局私は専業主婦の生活を3週間したのですが、夫が語学学校へ行っている午前中はひたすら寝るかYoutubeを観て過ごすかのぐうたらを極めた休暇となりました。ただ、だらだら過ごしつつも、全くしていなかった筋トレを少し始めたり、怠っていたドイツ語の勉強をしたり、自分でヘアカットに挑戦したりするなど、微々たることではありますが、個人的には外に出られない長期休暇をなんとか満喫できたかなと思っています。

ドイツで3週間休みを取って気がついたこと

最初聞いたときは、3週間も休めるなんて!と正直思いました。でも、それくらいないと日本に一時帰国できないなと気が付いたんです。つまり、ドイツ人にとっては、海外に行ってゆっくり過ごせるくらいの時間ということ。周りが許せば1ヶ月まるまるお休みを取ることも可能です。今回休暇を取るに当たり、語学学校に通うことも一瞬考えましたが、コロナウイルスのこともあったのでそれはやめました。しかし、そうでなければ転職活動や自己投資の時間として十分な時間が取れることは間違いありません。ウアラオプでは仕事から離れ、太陽の下で何もせずにリラックスするというイメージがありますが、この時間を利用してスキルアップする人も少なからずいるんじゃないでしょうか。

 

長々と書いてしまいましたが、ドイツの働き方とウアラオプがどのような感じか少しでも伝われば幸いです。コロナウイルスの影響で今年は旅行も思うようにできませんでしたが、来年休暇を取るときは日本に一時帰国したいなぁ。今年の冬は日本にいる家族に送ってもらった鍋セット(マロニーちゃん、スライス餅、ラーメン鍋、もみじおろしなどの感涙セレクト)を食べて日本に思いを馳せようと思います。みなさん、お会いできるときまでお元気で!

 

IKEAアドベントカレンダー2020

本来なら毎年9月頃にアドベントカレンダーが売り出され、すぐにここで紹介していたのですが、気がつけばもう今年も残り日数わずか。コロナウイルスの影響でIKEAに行くのが遅れてしまいました。でも2020年もIKEAアドベントカレンダーを手に入れたので紹介します!

<目次>

2020年IKEAアドベントカレンダーデザイン

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IKEAアドベントカレンダー 2020年


今年のIKEAアドベントカレンダーのデザインはクリスマスの飾り付けられた室内がモチーフになっています。昨年はIKA商品を組み合わせてクリスマスツリーをデザインしたシックなデザインでしたが、今回は、暮らしに寄り添い、IKEA製品とのクリスマスがイメージできるようなデザインとなっています。

ちなみに昨年、一昨年のデザインはこちら↓

 

www.et-chandon.com

 

 

www.et-chandon.com

 

IKEAアドベントカレンダー中身

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IKEAアドベントカレンダー 2020年

アドベントカレンダーは12月1日から25日までのカレンダーで、日付が書かれた窓を開けるとお菓子が取り出せる仕組みになっています。今年もイケアのアドベントカレンダーはチョコレートが入っています。

 

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2019年&2020年IKEAアドベントカレンダー

少し見づらいですが、昨年のもの(左)と比較してみました。間違い探しみたいですね(笑)3種類のチョコレートが変わっていますが、ほとんど昨年と同じのようです。グラム数は3グラム減っていますが、毎年多くの人がこのアドベントカレンダーを買うことを考えると、それだけでも材料費の節約になったのかもしれません。あっ、段々と現実的な寒い話になってしまってすみません。。

 

IKEAアドベントカレンダーくじ要素

では、気を取り直してIKEAアドベントカレンダーの最大(?)の売りであるくじについて見てみましょう!

 

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イケアアドベントカレンダーの当たりくじ(金券)

毎年同じシステムになっているのですが、アドベントカレンダーには12月前半に1枚、12月24日に1枚とチョコレートの他に金券が入っています。最低5ユーロの金券となっていて、運が良ければ1000ユーロの金券が入っているかも!?

 

IKEAアドベントカレンダーのお値段

今年のイケアアドベントカレンダーのお値段は12.99ユーロ(約1560円)で、先程ホームページを確認したところ、IKEAファミリーメンバーはカード提示で10.99ユーロ(約1320円)で購入できるということでした。我が家が購入した当時はまだ後者の値段で売られていなかったのでちょっと悔しい(苦笑)

最低5ユーロの金券が2枚入ったこのIKEAアドベントカレンダーはその金券の額を差し引きするとだいぶお得な値段となっています。さらに、中身のチョコレートも安定して美味しいためとても魅力的な商品だと個人的には感じています。

 

IKEAは北欧の会社ではありますが、ドイツには2020年現在54もの店舗があり、ドイツ人から高い支持を得ています。もちろん、週末のイケアは子供連れのファミリーが集まるスポットになっています。今回少しイケアについても調べてみたのですが、ドイツ人ファミリーの心を掴んだイケアならではのアドベントカレンダーなんだなと納得しました。今年のクリスマスはバイナハツマルクトも開催が危ういですが、家の中でこのカレンダーを眺めて少しでもクリスマス気分を味わいたいと思います。