ドイツ生活 徒然記

ドイツでの生活も6年目がスタート。日々体験したことや感じたことを書いていきます。

語学タンデムをする上で大事なこと

少し前から語学タンデムを始めました。タンデムとは、簡単に言うと私が日本語を教えて、相手にドイツ語を教えてもらう、というもの。ランゲージエクスチェンジ(language exchange)とも言います。以前通っていた語学学校のクラスメイトがドレスデン大学の院生で、彼の大学の友人にドイツ人父と日本人母を持つドイツ人がいると。彼女が日本語を話したがっているからどうかな?と聞かれて速攻「JA!」と答えました。

 

今日はタンデムの進め方や、タンデムをする上で大事なことを私の視点で書いてみたいと思います。

 

<目次>

 

 

タンデムの進め方

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タンデムを今までやったことがないと、「はて、どうやってやっていったらいいんだろう?」と思いますよね。実際私も会う前に進め方をいろいろと頭の中で考えました。

 

そして、私たちの場合は「ドイツ語の記事を読んで、それについて話し合う」というやり方で進めることになりました。

 

前日にタンデムパートナーから記事のURLを送ってもらい、読んでおきます。当日はその記事の感想やわからなかったこと、質問などをざっくばらんにドイツ語・日本語交えて話し合います。

 

記事以外にそれが短い動画でも良いと思います。また、お互いの趣味に沿ったテーマだと話が盛り上がるので、歌詞や映画、読んだ本について話し合ってもいいかもしれません。

 

タンデムをする上で大事なこと

タンデムをしよう!ということになったはいいけれど、できればお互いの語学が上達するまで長く続けていきたいですよね。継続は力なり!次はそのために大事なことをまとめてみました。

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1:共通点を見つける

タンデムパートナーの趣味やバックグラウンドを理解して自分との共通点を探します。例えば、兄弟姉妹がいるかどうか、一人暮らしなのか、時間があるときは何をしているか、好きな食べ物はなにか、どんな国へ行ったことがあるのか....などなど。

 

趣味が重なればなおよいですが、共通の趣味がない場合は別の部分で共感できるところ、共通のものを探します。そうすることで、タンデムパートナーと仲良くなり、「もっと話したい」という気持ちが出てくるんです。そうなったら独学のモチベーションもあがりますし、タンデムを継続しやすくなります。

 

2:居心地のよい場所を見つける

タンデムをする際、あまり人が多すぎて騒がしい場所だと会話をするときにストレスになってしまいます。また、静か過ぎても話しづらいのでちょうど良いカフェや休憩スペースを見つけます。一度、ドレスデンの図書館の休憩所で語学タンデムをしている人を見かけたこともあります。私のタンデムパートナーはリサちゃんというのですが、彼女が友人におすすめカフェを聞いてくれて、いつもそのカフェで会うことにしています。この記事に載せたカプチーノの写真はいずれもそのお店で飲んだもので、私たちのお気に入りです。

 

3:負担にならない程度にする

私たちの場合、週に1回カフェで会っていますが、タンデムパートナーのお仕事や学業の都合に合わせてお互いに負担のかからない頻度で会いましょう。また、現在私たちはリサちゃんに読む記事を探してもらっていますが、今後は私も話題を提供しようと考えています。どちらか一方が少しでもしんどいなぁと感じるタンデムは継続が難しいです。

 

以上が私が考える語学タンデムをする上で大事なことです。でも、やっぱり人と人の交流なので、相性もあると思います。相手の気持ちを考えつつ、自分も負担しすぎないちょうど良いバランスを見つけて、楽しいタンデムを!

ドレスデンでもタピオカミルクティー&抹茶が飲める!?

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Centrum Galerie Dresden

週末にショッピングモールへ行ってきました。ちょっと前から気になっていたのですが、ここのフードコートに若者に人気のタピオカドリンク屋さんがあるんです。

 

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The Fresh Tea Shop

 

 

ドレスデンの中央駅からショッピングモールのCentrum Galerieまでは歩いて行くことができます。

 

The Fresh Tea Shopは2011年にドイツで生まれ、国内に5店舗、ウクライナに1店舗、そしてカナダに1店舗を構えています。

ホームページはこちら(英・独)↓

www.thefreshteashop.com

 

ここのお店は2013年にオープンしたそうですが、お店の前を通るといつも若者でいっぱい。私が行った日にも10代~20代のグループやカップルが訪れていました。

 

15分くらい並んで購入したのがこちら

 

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左:抹茶ラテのマカダミアフレイバー3.95€(約475円)

右:ブラックハニーミルクティー4.7€(約565円)

 

抹茶ラテには茶筅(ちゃせん)を使って実際に点てたお抹茶を使っており、驚きました。味はフレイバーを選ばなくてはいけなかったのでマカダミアにしたのですが、抹茶の香りがするものの、なんだかナッツを食べたときのように口全体が粉っぽくなるようなそんな味がしました。ドイツにしては味が薄くて甘さ控えめな印象です。

ブラックハニーミルクティーにはトッピングでタピオカを追加しました。氷が多いのか、若干水っぽく薄いですが、まあまあ美味しかったです。

 

今年(2019年)の6月に日本に一時帰国した際、多くのカフェでタピオカミルクティーを売っていました。地元の名古屋にもいくつかタピオカのお店ができていて流行りとは不思議なものだなぁとしみじみ。日本の流行りに乗じて私もちょっと興味をそそられていたこのドレスデンのお店ですが、正直言って味は普通。やはり台湾のタピオカミルクティーが一番だと思います。

しかし、ドイツでどうしてもタピオカミルクティーが飲みたい!というタピオカホリックの方がもしいれば、飲んでみてください(ちなみにドイツ語で依存性があることをsüchtig(ズィヒティヒ)といいます)。

グローサーガルテンのレストラン Wachstube

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Wachstube

この日はグローサーガルテン内でピクニック&ミニ列車に乗り、帰る前に少しお茶しようということでこのWachstubeに15時頃入店しました。

ちなみにミニ列車についてはこちらを読んでみてください↓

www.et-chandon.com

 お店のホームページはこちら↓

www.torwirtschaft-dresden.de

 

地図はドレスデン中央駅からの路面電車経由の線を表しています。トラムで行ったことは今までなかったのですが、割と中央駅から近いところにありますね。

グローサーガルテンの入り口向かって左手にあるのがWachstubeです。右手にも同じような建物がありますが、そちらはビアガーデンです。

 

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この日店内で食事をしている人は一人もおらず、みんな庭で秋晴れの空を楽しんでいました。

 

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Wachstubeメニュー

メニューには英語もあるのでドイツ語がわからなくても大丈夫です。今回はパンケーキ 5.4€(約650円)を頼むことにしました。

 

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プラムソースが甘酸っぱくて美味しかったです。パンケーキはなんとなくじゃがいもの風味がして、想像していたものよりもしっとりしていました。

 

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ちなみに夫が頼んだコーラ(大)は4.8€(約580円)、ビール(小)は2.9€(約350円)とコーラが思いのほか高く感じました。

とにかく天気が良いのは本当に気持ちがいいです。テラス席で頂くビールは最高でした!

 

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お店の前では子どもたちがポニーや馬に乗っていました。すぐ横に動物園があるのでもしかしたら施設のアトラクションかもしれません。

 

ドレスデンでは週末多くの人が散歩をしているので、グローサーガルテンは多くの人が歩いたり気晴らしをする場所になっているんだなぁとしみじみ思いました。ということで私も段々とドイツに馴染みはじめているのかも?

 

公園の中を走るミニトレイン パークアイゼンバーンに乗ってみた

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Grosser Garten

 

先々週末にグローサーガルテンという大きな公園に行ってきました。家族連れでピクニックや犬の散歩をする人、ローラーブレードで走り回る子どもたち、ベンチに座って読書をする人など、ドレスデンには公園好きな人がたくさんいます。

Grosser Gartenのホームページはこちら↓

www.grosser-garten-dresden.de

 

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久しぶりのピクニック♪ 目的は紅葉を見るためだったのですが、なにやら可愛い列車が走っているのが目に留まりました。

 

 
 
 
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公園内のミニ列車!お天気もよくてたくさんの人が楽しんでました〜! #GroßerGarten #zug #train #ドイツ #deutschland #germany

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これは乗るしかない!

 

 

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この公園は動物園に隣接していて、散歩していたら動物園の横まで来ていました。ちょうどパークアイゼンバーンの駅があったのでここから乗りたいと思います。

 

パークアイゼンバーン(Dresdner Parkeisenbahn)

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2019年今後の運行予定

10月 第1火・水・木・金・土・日曜日 10時~18時

    第2~4 火・水・木・金・土・日曜日 10時~17時

    ※但し27日(日)は運休

11月 30日(土)10時~16時 のみ

12月 1日(日)・7日(土)・8日(日)10時~16時

    5日(木)・6日(金)9時~16時

 

詳細はこちら(ドイツ語のみ)↓    

www.parkeisenbahn-dresden.de

運行ルート

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赤色になっている駅がここ「Zoo駅」です。右周りに走ってぐるっと一周し、またもとの駅に戻ってきます。途中には湖や小さなお城などがあり、そういった公園のスポットで降りることもできます。

チケット

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大人2人分ください、と言ったら1人6€でした。

パンフレットによると、大人1人+子ども2人までは9€、大人2人+子ども4人までは15€でチケットが買えるようです。

 

子ども車掌!?

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ホームに入ろうとしたら小さい男の子に制止されました!切符を拝見、というわけです。どうやら子どもたちが運行に携わっている模様。

 

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100人を越える少年少女がこの公園列車で活動しているようです。もちろん、指導してくれるおじさんたちや少し大きな中学生や高校生らしき子たちの姿も見えました。

 

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彼らはきちんと制服に身を包んで各自の役目をこなしていました。小さい人たちが真剣に笛を吹いたり手を挙げて合図を交わしている姿は見ていて健気であたたかい気持ちになります。

 

列車の乗り心地は?

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列車は大人だったら4人が入れそうなくらいの小さなコンパートメントで、ワンちゃんも口輪をすれば乗っていいようです。

 

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私たちが乗った車両は屋根付きでしたが、屋根がないものもありました。この日は天気がとても良かったので、乗っていて非常に気持ちが良かったです。時速20キロほどの速さで走るため、色づく木々を眺めながらゆっくり公園の景色を楽しむことができました。

 

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所要時間は35分くらいと書いてあったのですが、Zoo駅を出て戻ってくるまで20分くらいだったと思います。そしてタイムテーブルはないものの、頻繁に運行されている様子でした。

 

まとめ

・運賃は6€/大人

・子どもたちが運行している様子が微笑ましい

・屋根がある車両とない車両がある

・犬と一緒でも乗れる

・もちろん禁煙

 

紅葉を見ながら列車に乗るのはとても素敵な体験でした。初夏の新緑を眺めながらというのも良さそうですね。 残念ながら来年の運行予定はまだWebサイトに掲載されていませんでした。今年は4月~10月に主に運行されているようだったので、おそらく来年もそんな感じじゃないでしょうか。気になる方はぜひ乗ってみてください。

日本の家族がハマったドイツのチョコレート Ritter Sport ハニーソルトアーモンド

来月家の事情で日本に一時帰国する予定なのですが、帰るときに毎回ドイツで買っていくチョコレートがあります。

 Ritter Sport

Ritter Sportは1912年設立のドイツの老舗チョコレート屋さんです。長方形のチョコレートが一般的な中、1932年からジャケットのポケットに入るように重さはそのままで正方形にしたチョコレートがヒットし、看板商品となりました。

 

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100グラムのシリーズは現在32種類あり、その価格は1.19€(約145円)~1.39€(約167円)と手頃です。

 

 

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メルカリでもたまに売られているようですね。写真にもあるように、ミニサイズはドイツ土産として人気のようです。

 

日本にいる家族が気に入っているのは「ハニーソルトアーモンド」という種類で、輸入食品やコーヒーを扱うカルディで見つけて、美味しさに目覚めたようです。

 

昨日REWEというスーパーで通常1枚あたり1.39€で売られているはずが0.99€の驚愕の特価商品になっていたので文字通り買い占めてきました。

 

私がスーパーでカゴに収めていると、ドイツ人のご婦人が「そんなに美味しいの?」と聞くので「家族が大好きなんです」と返すと、興味津々の様子。全部買い占める気満々だったのですが、1つ彼女に渡しました。(←何様?)

 

買い占めた結果はこちら↓

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 実は半年前に一時帰国した際に25枚買って帰ったのですが、家族からもうそろそろ無くなりそうだとの連絡が。それだけあれば飽きるんじゃないかと内心思っていた私はびっくり。相当お気に入りみたいです。

「ハニーソルトアーモンド」の一口目は「甘い!」と叫ぶくらい非常に甘味が強いのですが、2口目には魔法のようにその甘さに慣れてしまう不思議なチョコレート。やはりアーモンドとのコンビは最強です。適度な塩加減とはちみつのまろやかさがやみつきになるこのチョコレートは、家族を糖尿病にしてしまうのではないかという私の新たな悩みの種を育みます。

 

個人的にはホワイトチョコレートにコーンフレークが入ったちょっとジャンキーな「ホワイト+クリスプ」が好み。

 

日本で購入すると3倍以上するようなので、ドイツに来たらぜひ食べてみてください。

ドレスデンのラーメン屋さん Ramen 1974

以前にチェコのラーメン屋さんについて記事を書いたことがあるのですが、ドレスデンには今まで美味しいラーメン屋さんはないと言われてきました。しかし、この度気合の入ったお店が2019年10月2日にオープン!先週末、ラーメンを食べる時間ではない夜21時頃に行ってきました!

 <目次>

ドレスデンのラーメン Ramen 1974の場所

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Ramen 1974

 

 住所:Ramen1974, Alaunstraße 23, 01099 Dresden

Ramen1974の営業時間

月~金:11時30分~15時、17時~23時

土・日・祝:11時30分~23時

実際にRamen1974に行ってみました f:id:minamoe0529:20191017005134j:plain

 

のれんには「入り口」と書いてあります!ちょうちんが雰囲気出していますね。

 

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店内にはラーメンカウンターもあって世界観にこだわった造り。日本語のポスターや看板もどこから集めてきたのかたくさん貼られていました。

夫は豚骨ラーメン、私は味噌ラーメンを注文しました。BGMはなんとJ-POP!お店のこだわりを感じます。

 

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日本のビールはサッポロとキリンの2種類メニューにありましたがサッポロは売り切れでした。お店で瓶直飲みは初めてです(グラスが運ばれてこなかったのでこれがここでは普通なのかも)。夫は運転手だったので烏龍茶でした。しかし、味が甘くて烏龍茶もどきだったようです。

 

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カウンターの裏ではイケメンのお兄さんが作っていました!従業員の方はいずれも日本人ではなく、ベトナムの方だとか。

 

そしてついにラーメンが到着。

 

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豚骨ラーメン10.5€(約1260円) 思いのほかあっさりしていました。見た目は日本ですが、チンゲンサイだけドイツサイズ。

 

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角煮かと思う大きなチャーシューがごろごろ入っていて夫もお腹いっぱいになったようです。そして、(お腹いっぱいで)苦しそうにしながら採算が取れるのかを心配していました。それほどお肉たっぷりなんです。

 

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こちらは味噌ラーメンです(お値段は9€か9.5€だったか…ちょっと失念してしまいました)。味が思いのほか濃くてちょっとびっくり。味噌と醤油が同じくらい感じられ、胡椒もきいていました。煮玉子も本格的な味で日本のものと遜色ありません。

 

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チャーシューは鶏肉か豚肉か選べたので鶏にしてみました。スープが濃いので、お肉の味はちゃんとわかりませんでしたが、美味しかったです。鶏チャーシューが下にも沈んでごろごろ入っていました。

 

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麺はけっこうゆるい。もう少し早めにあげてもらえたら言うことないです。卵の風味が甘くて私はけっこう好きな味。

 

Ramen1974の特徴まとめ

・世界観が造りこまれていてお店の熱意を感じる

・採算度外視!?お肉たっぷり

・お値段はラーメン1杯9€~10.5€とそんなに高くない

・ラーメンの種類は 味噌/醤油/豚骨/坦々麺 の4種類

・ランチはお好きなラーメン+ソフトドリンクで9€

 

期待を裏切らない、いいお店でした! 麺が柔らかめなのが残念ですが、それ以外は大満足。ボリュームもすごくて、足りなかったらサイドメニューで餃子を頼もうと思っていたのですが、お腹がぱんぱんでラーメン以外食べられませんでした。今度はぜひランチに行きたいなと思います。

以上、ドレスデンのRamen 1974についてでした!

 

 

ドイツでトラブル。。。シンクの詰まり

いやぁ参りました。。。キッチンの流しが詰まりました。。。

 

先週の木曜日の朝から雲行きが怪しくて、夜には完全に流れなくなったため、翌日の朝10時前頃にハウスマイスターを探しに行きました。ドイツではアパートなどの建物にハウスマイスターという管理人さんがいます。なにかトラブルがあったらまずその人に相談すれば間違いないというわけ。とはいうものの、渡独してからこのかたハウスマイスターとお話するようなトラブルに見舞われたのは初めて。早速隣の棟にいるハウスマイスターを尋ねることにしました。

 

ジリリリリ…

 

呼び出し鈴が虚しく響く。。。

 

え!?ハウスマイスター不在!?

 

何度か鳴らすもやはり不在のようです。諦めかけて家に戻ろうとしたら、ハウスマイスターと同じ会社の業者さんのユニフォームを着たおじさんを発見!事情を説明すると家に来てくれました。水道の様子を見て「○○○(おじさんとは別の会社)に電話しないといけないな」と言われ、「え、どこに?」と聞き返すと、そのおじさんは私が不安そうなのを見て取ったのか、「僕が電話しておいてあげるから名前の綴りと電話番号を教えて」と代わりに電話をかけてくれることに。「折り返しアポを取るための電話がかかってくるけど、今日来てくれるかどうかはわからないよ。」とそのおじさんは玄関を出たところにある掲示板を指差して「ここに今からかけるからね」と次にトラブったときのことを心配したのか窓口の電話番号を教えてくれました。

 

とりあえず解決の糸口が見つかったので、いつ電話がかかってきてもいいように家の中でスマホを常に携帯して着信を待っていました。

 

・・・

 

金曜日終了。。。

 

予想はしていたけれど、やっぱりかかってこなかった。。。ドイツは金曜日は早めに仕事を終えるところが多く(15時とか)、もちろん土日も動いていないと考えたほうがよいです。次に電話がかかってくるとしたら週明け月曜日ですね。。。

 

ということで金土日はなるべくフライパンやお皿を汚さないようにアルミホイルを敷いて調理したり、皿の上にクッキングシートを引いて食べ物を置いたりして過ごしました。ご飯もお茶碗には入れずにおにぎりにしてシートに載せてちょっとしたピクニック気分(笑)

 

そして待ちに待った月曜日。自分から電話するかメールを送るかしようか迷い始めた午前11時半頃にやっとアポ取りの電話が業者からかかってきました!あのおじさんは仕事をしてくれたみたいです!今日は無理だけど明日の午後行くね、ということで話はまとまりました。

 

火曜日13時頃、タトゥーをたくさん入れた強面のお兄さんが来てくれました!電話が女性だったのでその人が来てくれるかと思いきや、ちょっとびっくり。

 

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私がすぐ後ろでじっと見ていても特に気にする様子はなく、手際よく作業を進めていきます。そして、なにやら手前の黄色の機械から長いドリルのようなものを伸ばしてどんどん水道管の奥へ入れていきました。一通り入れ終わったら今度は逆回しで戻ってきます。この作業5分ほど!(今回の金額は)いくらかわかりますか?と作業終了の紙にサインしながら聞くと、お代は家のオーナーさんが払うらしくて、あなたは何も払う必要はないよ、とのこと。家にあがってもらってから10分経つかどうかくらいでお兄さんは帰って行きました。

 

詰まった場所やアパートによって費用負担は変わってくると思いますが、シンクの詰まりはうちの場合はオーナー負担でした。作業者のお兄さんは帰る前に、他の場所で問題はない?と聞いてくれたのですが、今のところ大丈夫だったのでそのまま帰ってもらいました。ただ、おそらくこれも無料で見てくれたのだと思います。

 

もしシンクが詰まったら金額などはこの際気にせずハウスマイスターか関連業者に連絡して早めにストレスを解消したいですね。今回電話の翌日には来てくれたのでとてもほっとしました。今はシンクに水を流せる喜びでいっぱいです!

 

クラクフ旅行最終回 クラクフ空港で購入したお土産

クラクフへ出かけたのはちょうど一ヶ月前でした。ブログを書きながら写真を見返していると、いいところだったなぁと改めて思い出します。物価は安いし、街を行き交う人たちはおしゃれだし、美男美女が(ドレスデンより)多いし、なにより人の感じが良いので、またぜひとも行きたいと思っています。

さて、最終回の今回はクラクフの空港で購入したお土産について紹介したいと思います。

 

<目次> 

 

バリツェ空港のお土産屋さん

空港のホームページによると、手荷物検査前のエリアに6店舗、制限エリア内に9店舗あり、今回は制限エリア内で私が行ったお店を紹介したいと思います。

 

aelia duty free

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Aelia Duty Freeは比較的大きな店舗で化粧品とお酒が充実していました。お菓子類も置いてありましたが、雑貨は少ない印象でした。

 

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こんな小さなお酒類も。ポーランドウォッカズブロッカ」もありました。もちろん普通サイズのお酒もたくさん置いてあり、ポーランドのお土産として有名な蜂蜜酒もありました。ちょっと狙っていたのですが、木箱に入った最高級品らしきものしかなく、高価すぎて諦めました。

ちなみにお酒は最終目的地(EU圏もしくは圏外)によってお値段が変わるものがありましたので表示価格に2つある場合(日本に帰る方)はEU外を見てくださいね。なお、レジで航空券を提示するのですが、経由地ではなく、最終目的地(日本)に行く飛行機のチケットを必ず提示するようにしてください。

 

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化粧品・香水は様々置いてありましたが、私が気になっていたのは「Ziaja」というポーランドナチュラルコスメ。実は今回バックパック旅行なので預入荷物なし。Ziajaの基礎化粧品を試したいと思っていて、あわよくば免税店で買って機内に持ち込めたら、なんて思っていました。

 

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一生懸命探したのですが、Ziaja製品はわずかしか置いてありませんでした。そこで見つけたのがこちら。なにかわからなかったので、化粧品部門のスタッフの方に尋ねたら、左がボディジェル、右がシャンプーだとのこと。せっかくなので購入してみました。

 

 Ziajaシャンプー&ボディジェルの使用感は?

ボディジェルはちょっと粒が入っているので好みが分かれそうです。どちらも同じような清潔感ある自然な香りで、シャンプーは洗い上がりのドライヤーの櫛通りが以前使っていたものよりよくて気に入りました!お値段はいずれも75mlで13ズロチ(約360円)でした。空港で購入したために通常価格の倍くらいしますー!

 

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制限エリア内でお化粧品や香水を探される方はぜひ行ってみてください。

 

discover krakow

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discover krakowは主に雑貨を扱うお土産屋さん。discover poland が制限エリアに入る前にあったようなので、そちらの方が品揃えが多いかもしれません。でもここのショップでも十分買い物は楽しめました。

 

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ポーランドポッタリーもありました。わぁーきれい!と思わず駆け寄ってしまったほどこの食器たちを見るのは好きです。ポーランド食器の中でも絵柄が細かく美しいものが取り揃えられていました。

 

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しかしながらお値段を見てびっくり!このカップ4700円くらいします。。。ボレスワヴィエツで購入したら半額くらいじゃないでしょうか。買えない。。。

ちなみに、ボレスワヴィエツの食器めぐりについてはこちらをご参照ください↓

www.et-chandon.com

 

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次に私が注目したのはこちらの紙ナプキンたち。ポーランドの伝統的な柄が入っているものや、ポーランド食器の柄を模したものも。どれにしようか本当に迷います。

 

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買ってきたのはこの3つ。いずれも刺繍がされた布のナプキンのように見えるほどきれいに印刷されています。お値段は1つ大体350円くらいだったと思います。おそらくですが、これで空港価格なので街中で購入するともっと安いはずです。

 

以上の2店舗でお土産を買いました。制限エリア内のお土産屋さんにはZiaja製品は残念ながら数種類しかありませんでしたので、確実に購入されたい方はクラクフ市内のドラッグストアもしくはZiajaの店舗に行かれることをおすすめします。なお、ポーランド内で売られているZiaja製品はポーランド語のみが記載されているため、店頭で販売員さんに聞くか、事前に調べてからお店に行かれると良いと思います。

 

おまけ(お店の名前失念しました…) 

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ちなみに買い物はしなかったのですが、もう1店舗訪問しました。トラベルグッズやお土産を売っていて、ポーランド食器も置いてありました。ここのポーランドポッタリーはシンプルな水玉模様のものが多く、陳列方法も簡素で先ほどのdiscover krakowよりもお安い印象を受けました。aelia duty freeの近くにあるので、ポーランド食器が気になる方はこちらのお店も見てみてください。

 

空港(制限エリア内)お土産屋さんについて気づいたことまとめ

・思いのほかお店がたくさんある

・販売価格は通常価格の2倍くらいすると心構えする

蜂蜜酒は木箱入。。。

ズブロッカは複数種あり

・Ziaja製品は少ない!

ポーランド食器は可愛いもの揃い(だけど高い)

 

お土産屋さんが思いのほかあるので、飛行機まで時間がある方は早めに制限エリア内に入っても楽しめると思います。私たちは弾丸旅行で街歩き中にほとんどお土産を見る時間がなかったため、空港でじっくり1時間ほど買い物をしました。

 

実は旧市街のコスメショップに立ち寄った際、Ziajaのコスメをいろいろと見たのですが機内持ち込みできる100mlのものがなかなかありませんでした。今度バックパック旅行する際は空の容器を持っていき、移し替えて持って機内に持ち込もうかと考えていたらこんなものがスーパーに。 

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お土産で液体を買うときに使えそうな容器セット

写真は先日REWEで購入したもの。100mlボトルが3本とクリーム入れ3つが入った容器セットが3€ほどでした。今度旅行する際には持っていこうかと思っています。日本にいれば真っ先に100円均一に買いに行くんですけどねー。

 

以上、長くなってしまいましたがお読みいただきありがとうございました!参考になれば幸いです。

 

クラクフ旅行 #11 おすすめ!空港で食べたイタリアン Boccone Trattoria

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Boccone Trattoria

 

 

Bccone Trattoria

営業時間:7:00~23:00

※保安検査後のエリアに位置しています

 

クラクフ旧市街では感じはいいものの、あまり美味しいレストランを見つけられませんでした。帰りの空港でたまたま入ったイタリアンレストランがとても美味しかったので書いておきたいと思います。

 

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ちょうどお昼だったのでたくさんの人で賑わっていました。店内にはソファ席もあり、おしゃれな雰囲気。

 

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マルゲリータは薄い生地のローマンスタイル。ポーランドビールと一緒に頂きました。ビールはKslazece IPAというものを頼みました。フルーティー&爽やかで美味しい!

 

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おすすめはズッキーニとエビのトマトクリームニョッキ。クリームが濃厚でまた食べたいと思わせる味でした!ポーランド料理は割と油っぽいものが多く、ちょっと胃が疲れる感じがしましたが、この一品はそんな疲れたお腹でもどんどん入りました(笑)旅の最後の締めくくりに非常に美味しい思い出ができました。

 

1つ1つのお値段は残念ながら覚えていないのですが、ビール(小)2つ、ピザ、ニョッキで約3600円でした。空港のレストランだけあって街中よりもだいぶお値段が高いと感じました。ただ、味は美味しいのでバリツェ空港に来たらぜひ入ってみてください。

クラクフ旅行 #10 クラクフ街歩き!バルバカンと織物会館

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クラクフの中央駅には駅直結でショッピングモールがあります。この出口から出て旧市街までは徒歩5分強くらい。今回は旧市街にある織物会館を見に行きたいと思います。

 

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数店舗だけですが、こんな半地下にお店が。なにか理由があってこんな造りになったんでしょうね。

 

バルバカンとフロリアンスカ門

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バルバカン

これはかつてこのあたりを守る砦として1300年頃に建てられたもの。ヨーロッパに数箇所しか残されておらず、クラクフのバルバカンはその中で最大規模。城壁は取り壊されたものの、このバルバカンと15世紀に建造されたフロリアンスカ門は当時の姿をとどめています。

 

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このフロリアンスカ門をくぐると、

 

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旧市街に入ります。写真は入って左手を見た様子。壁際で絵を売っている人がいます。

門をくぐって正面をまっすぐフロリアンスカ通りを進むと、織物会館がある中央市場広場に出ます。

 

織物会館

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織物会館

 

中央広場市場はヨーロッパで最も広い広場の1つとして知られています。その中央に建っているのがこの織物会館。1階は手工芸品などを扱う土産物屋さんが長さ100メートルの建物にずらりと並んでいます。2階は博物館となっていますが、今回はこの1階を覗いてみました。

 

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建物は天井が高く、シンプルな造りです。

 

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宗教的な絵画イコンやレース、刺繍製品など色鮮やかな手工芸品が並んでいます。

 

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ポーランドのグダンスクは琥珀の名産地として知られています。ここクラクフでもたくさんの琥珀アクセサリーが売られていました。

 

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ボレスワヴィエツの食器もありました。細かい絵柄で特に可愛いものばかり。売っているスタッフの方も綺麗♡

 

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ポーランドは革製品のイメージがあまりなかったのですが、バッグにお財布、ベルトを売っているお店をいくつか見かけました。なかなか使い勝手が良さそうな小ぶりのハンドバッグやショルダーバッグなどが置いてあって思わず目を留めてしまいました。

 

他にも毛糸の靴下や細工が施された小さな木箱、マトリョーシカなど様々なお土産品が売られていました。いくつかの店舗は閉まっていて、ちょっと寂しい気持ちになりました。

 

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夜は小雨が降っていましたがとても美しい夜景でした。右手に見えるのは聖マリア教会で、内装が非常に美しいのですが、あいにく修理中だったのか一部しか見ることができませんでした。写真撮影ができなかったので、機会があれば実際に足を運んでみてください。